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家相学 

 
1. 中心の選定

ここでは家相がどのようなものかを解説します。

家相判断でまず最初に行われることは家の中心を出し正確に方位を引くことです。

家の中心の出し方は流派、家相書により様々な説がありますが江戸期の家相書においては概ね主人

の居室の中心を以って方位の中心としていました。現代の家相書においては張り欠けの扱い等に若干

の違いは見られますが概ね家屋の平面形の重心を以って方位の中心としています。この中心の選定

は重要でこれがずれていると吉凶判断に影響が出ます。

ところで江戸時代の家相書は概ね主人の居室に中心を取っていたのに対して現代の家相書は殆どが

家屋の平面形の重心を取っています。これは何故でしょう。私はここに家相の問題点の一つがあると考

えています。これはつまり江戸時代の家相は広大な敷地に本宅、土蔵、納屋、厠等が点在したいわゆ

るお屋敷に適用されていたのであり現在のように建築基準法も無い時代に家相は配置、間取りを決定

する上でのひとつの目安となっていたのではないでしょうか。

現在のように狭小な土地で建築基準法の制限を受け間取りを作るのに四苦八苦する状況でさらに家相を

適用する必要があるのでしょうか。

2. 方位の決定

話が横道にそれましたが中心が決まったら次に方位を出します。

実はこの方位の決定においても少なからず問題を含んでいます。それは真北をとるか磁北を取るかと

いう問題です。真北とは地図上の北であり磁北とは磁針の指す北です。真北と磁北は日本各地で少し

ずつ違いますがおよそ6〜9°の差があります。

現代の家相書は真北を取るのか磁北を取るのか流派、先生によりまちまちです。なかには真北と磁北の違い

言及していないものもあります。(ちなみに江戸時代の家相書は真北と磁北の違いは認識していなかっ

ようです。)

私は真北方位が正解だと思っていますが家相の源流、古代中国陰陽五行説では東西南北の方位は

太陽の運行と連関したものであり太陽の南中位置の真南を南、その反対の真北を北として諸説を展開

しています。したがって真北を北とするのが正確だと思います。また磁北は時間とともに動いています。

一定していないわけです。(非常に長い時間のスパンではありますが・・・)

したがって私は真北が正解だと思います。

またまた横道にそれてしまいましたが北方位を引いたらそれを基準に東西南北各方位を引いて行きます。

この方位の引き方にもいろいろあり全方位を45°づつに分け八方位を出す方法、同じく全方位を15°

づつに分け二十四方位を出す方法さらには北ー南方位と東ー西方位を30°づつ取り、残った東北ー西南

方位、西北ー東南方位を60°づつ取るという方法もあります。

3. 方位別吉凶

中心が決まり方位を引いていよいよどの方角にどの部屋があるのが吉か凶かといった類の吉凶判断

が始まります。この吉凶判断は家相書ごとに様々な判断があり収拾がつきません。そこで最大公約数

的な見解が得られているものについて説明します。

まず家の張り欠けの吉凶ですが張りは吉、欠けは凶、張りすぎは凶、鬼門(東北)、裏鬼門(西南)に

おいては張り欠けともに凶、まれに鬼門の欠けは吉とする説もあります。また乾(西北)の方角と巽(東南)

の方角の張りは特に良いとされています。

ところで張り欠けというのは相対的なものですから建物の一辺において凹凸がある場合張っていると

見るのか欠けていると見るのかの見極めも必要になってきます。これについては一辺の3分の1の長さを

基準としてそれ以下の長さの範囲で張っている場合を張りとしています。そうでなければ欠けていると

見ます。

張りが吉、欠けが凶の根拠は張りは日が当たる(陽)、欠けは日が当たらない(陰)ということだと思いますが

現代の住宅の設計手法では“光庭”といって欠けを作って日光を呼び込むというやり方もありますし逆に

張りは日の当たらない部分を作ったりもします。張り欠けの吉凶にはそうこだわらなくても良いのではない

でしょうか。

また「家は張り欠け無きを吉とす」という見解もあります。これなどは現代の構造学に照らして構造が

シンプルな建物の方が地震に強いという考えに合っています。

次に裁判にまでなったほど有名な鬼門の便所です。

便所、浴槽、カマドは正中線上(北−南、東−西)と四隅線上(西北−東南、東北−西南)は避けるべし

とされています。特に鬼門線上(東北−西南)はその線を中心に7.5°ずつ両側に振った15°の範囲の

艮の方(鬼門)と坤の方(裏鬼門)にまで範囲を広げこれにかかると大凶とされています。

ところで何故便所が鬼門や裏鬼門にあると大凶なのか。

その根拠として東北は一年中日が当たらずじめじめしている、西南は午後の日光が強く物を腐敗させ

る、加えて冬は東北、夏は西南から吹く風が汚染された空気を家中に撒き散らすというのがありますが

もっともらしくもありますが何となくピンと来ない気もします。

現代の住宅はトイレは水洗ですのでそれほど不衛生でなくまた気密住宅ゆえトイレから入った風が家中に

吹き渡るということもなかなか無いでしょう。ゆえに説得力を失っています。

鬼門にトイレを置かない方が良い理由を私は別の視点から考えています。

これについてはここに書くと長くなりますので当サイト中の私の考える家相を参考にしてください。

次には玄関、出入り口、窓、開口部を見てみましょう。

これらも同じく正中線上、四隅線上は凶、鬼門線上は大凶とされています。但し四隅扇を避けた西北と

東南の玄関は大吉です。

“巽玄関、乾倉”という言葉がありますが東南に玄関、西北に土蔵を構えた家は大吉相とされています。

地方の旧家等確かにこうした構えの家は多く見受けられます。こうした風景を見ると家相を信じる人の

多いことを感じます。

次に家族がそれぞれ住む部屋について次のように言われています。

  主人が住む部屋は乾(西北)の方角が吉。

  妻が住む部屋は坤(西南)の方角が吉。

  長男が住む部屋は震(東)の方角が吉。

  長女が住む部屋は巽(東南)の方角が吉。

  次男が住む部屋は坎(北)の方角が吉。

  次女が住む部屋は離(南)の方角が吉。

  三男以下が住む部屋は艮(東北)の方角が吉。

  三女以下が住む部屋は兌(西)の方角が吉。

これは易の八卦から来ています。この易の八卦により各方位は次のように解釈されています。

 坎(北) 新しい生命が種子の内部で兆し始める状態です。
困難な状況を耐え忍ぶ、あるいは地道な研究が実を結ぶといった象意です。
家族では中男とされています。
 艮(東北) 安定、高尚、あるいは相続を意味します。
この方位に欠けがあると相続人が出ないといわれています。
家族では少男です。
 震(東) 事業が発展しその名がとどろく、若い力が伸びるという象意です。
家族は長男です。
巽(東南) 従順で他人に尽くす、世話をする、引き立てられるという象意で女子はこの方位が吉
といわれています。家族では長女です。
離(南) 華やかで才能がある、情熱がある、引き立てられるという象意で
すが気まぐれといった意もあります。家族では中女です。
坤(西南) 従順、忍耐、包容力のある母親、地が万物を包み育成するという象意です。
この方位が張っていると女上位になるといわれます。家族は母です。
兌(西) 若い女性の方位であり華やかさ、如才のなさといった象意があり
ます。
張りは財運に恵まれ華やかな生活が出来ますが欠けは金銭に失敗したり女の子が
おしゃべりになったりします。家族は少女です。
乾(西北) 季節的には晩秋、実りの貯蔵の象意です。
父、君主の方位であり尊厳、剛健といった意もあります。
この方位にある土蔵などは“乾倉”といわれ家運隆盛、資産家となるとされていま
す。家族は父です。

その他で方位により吉凶のあるものを箇条書きにして見ましょう。

  о土蔵の吉方向は西北、北です。(北西から北にかけて冬の北西風を遮るように倉を連ねると

      大吉とされていますが現代では考えにくい話です。)

  о老人室は北の方向が良いとされます。南にあると家の中で権勢をふるいよくないようです。

   (しかし一方で日当たりの良い南、東南が良いとする説もあります。)

  о納戸は鬼門、裏鬼門は凶、乾(西北)、巽(東南)が吉です。

  о神棚、仏壇は鬼門、裏鬼門を避け神棚は南向きに、仏壇は東向き(あるいは西向き)に置き ます。  

    о居間、応接室、書斎はどの方位でも凶相にはなりません。

  о階段は家の中央は凶とされています。(暗くなりがちで危険だからでしょう。)

  о天窓は眼病、頭痛等発生する元となるので注意が必要ですが西北、東南なら吉、鬼門(東北)、

    裏鬼門(西南)は大凶です。

4. 方位別吉凶以外の家相判断

方位別吉凶はこんなところにしておきましょう。(もっとあるのですがそれこそきりがありません。)

次に方位別吉凶以外の家相判断をいろいろと挙げてみましょう。

  о棟違いの家は凶である。

    (棟違いの家は一本棟が通っていないので構造的に脆弱なところはあります。)

  о離れが本屋より高いのは凶。

    (理由は心情的なものでしょう。)

  о大きな家に住む人が少ないのは凶。

    (バランスの問題?それとも住む人の性格の問題?掃除が大変だから?)

  о廊下がいたずらに長いのは良くない。

    (これは現代のプランニングにおいてもいえます。)

  о廊下が部屋を隔てるのは住者間に骨肉の争いを生む。

    (これは何故でしょう。心情的なものでしょうか。)

  о居室の床に段差を設けるのは凶。

    (これは現代のバリアフリー思想のさきがけです。)

  о竿天井の竿が床の間をさすのは凶。同じく畳の縁が床の間をさすのは凶。

  о柱の逆木、接木は凶。

    (山で生えていたときの向きで立てるほうが良いということです。また柱の途中で継ぐのは構造的

       に脆弱です。)

  о基礎のない上に建物を立てるのは凶。

    (これはつまりカンチレバー構造を戒めているわけです。)

  о廊下の突き当たりに便所があるのは凶。

    (これも心情的なもの?それとも通風採光が取れないからか?)

  о屋根が鋭くとがっているのは凶。

    (見た目に奇異を感じさせるデザインは良くないということです。また施工も大変。)

  оガレージを取り込むのは凶である。

    (排気ガスが家中に充満するから?構造的にも脆弱になります。)

5. 外構の吉凶判断

次は外構に目を向けて見ましょう。

  о門の施工においては吉寸を用いると良い。

    (昔は吉寸が入った物差しで作っていたそうです。)

  о門と玄関がまっすぐになっているのは凶である。

    (門から玄関がまっすぐに見えないように工夫しましょう。)

  о庭に池を作るのは凶である。

    (池の水は動かないので凶であるらしい。一方で吉とする説もあります。)

  о敷地内に大木があるのは凶。

    (根が張って基礎に影響を与えるから?一説には困に通ずるという駄洒落もあります。

    …江戸期の家相書。)

  о敷地内に築山するのは凶。敷地内に宮を構えるのは凶。

    (恐れ多いということでしょうか?)

6. 土地の吉凶判断

次に土地に付いての吉凶を見てみましょう。

  о原則として張り欠けのない、間口より奥行きの長い土地が吉。

  о三角形の土地(あるいは建物)に住むのは凶。

   眼病、あるいは脳、神経系統の病にかかるというものですが方形の土地(あるいは建物)に比べて

      日常的に視覚の感覚が狂うということでしょうか。?また火災の難もあるといわれます。

  о“尾先、谷口、宮ノ前”という言葉があります。これはそれぞれ山裾、谷の入り口、社寺と向かい合っ

       たところをいいこれらは住居を構えるにふさわしくないといわれます。

    山裾は崖崩れの危険、谷の入り口は軟弱で湿潤な地盤の上に鉄砲水の危険があります。

    社寺と向かい合ったところは恐れ多いといったような情緒的な理由があるのでしょうか。

  о因縁のある土地は凶。

    (社寺の跡地、墓所の跡地、焼け跡や合戦上の跡地等です。)

  о四方とも道路に囲まれた土地は凶。

    (このような土地は車が危ないし騒音がうるさい。ただ江戸時代はどうだったのでしょう?)

  о隣の建物の角と向き合うのは凶。

    (なんとなく違和感は感じます。心情的なものです。香港の中国銀行がすぐ隣の上海銀行の

    勢いを止めるために建物の角を向けて建てたという有名な話があります。)

7. 着工時期の判断

最後に着工の時期に関する吉凶を二つほど挙げます。

  о土用の時期(立春、立夏、立秋、立冬のそれぞれ前18日間を言う。)に土をなぶってはいけない。

      すなわち基礎着工等を避けるべきとしています。これは土用の時期は季節の変化に対応して土の

      中で準備が行われているデリケートな時期だということです。

  о八方塞の年は着工しないほうが良い。

    (八方塞とは九星での自分の生まれ年の星が中央に来る年です。この年は何をやってもだめで

       建築を先に延ばすべきということです。)

おまけ

後もう一つ最後に畳数の吉凶判断がありますがこれは江戸時代の家相書では盛んに取り上げられて

いましたが現代ではあまり気にされません。畳の部屋が少なくなった影響でしょうか。畳数の吉凶判断

の根拠はその数字を木・火・土・金・水に配当しそれぞれの相性で吉凶を論ずるといったものでまことに

たわいないお遊びです。

四畳半の間が忌み嫌われるのは有名ですがこれは千利休が切腹させられた間ということから来ているよう

です。
  

 

                 
   

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