富山県南砺市福野町 夜高祭  2007/05/1・2
南砺市福野の福野夜高祭は一日幕を開け、華やかな山車(だし)、釣物(つりもの)に飾られた高さ六メートルの大行燈(あんどん)をはじめ、各町が趣向を凝らした中小の行燈が柔らかな光を放ちながら優美、勇壮に街中を練り、町衆が受け継ぐ伝統の熱気が深夜まで一帯を包み込んだ。

 午前中から各町で準備された行燈は夕暮れとともに曳き出された。午後七時には七基の大行燈のほか、神輿(みこし)、縁起物を戴いた中行燈四基、漫画のキャラクターなどもあしらった小行燈十三基が、上町の通称「銀行四つ角」に集結した。

 行燈は順次、福野神明社へ参拝した後、「ヨイヤサ、ヨイヤサ」の掛け声と笛や太鼓ではやす夜高節にのせて街中を練った。通りを埋めた見物客は、御所車や宝船など精緻(せいち)な細工の山車、釣物に目を見張り、軒をかすめるように進む迫力に圧倒された。

 二日も午後七時から練り回しを行う。深夜には行燈を激しくぶつけ、互いを壊し合う呼び物の「引き合い」で祭りは最高潮を迎える。

各自宅前に掲げられた「行燈」 福野神明社 夜高行燈コンクールで最優秀賞に輝いた横町の大行燈
安宅の関で義経を打ち据える弁慶の
文久の大行燈 新町
上町の大・小行燈と太鼓連 福野神明社境内では夜高節のど
自慢コンクールが行われる
ライトアップされた上町・七津屋の
庵屋台
ライトアップされた舟形の上町・
七津屋の曳山
辰巳町の大行燈
辰巳町の大行燈 その2 子供達による夜高太鼓 新町の人形飾り