立 山
2015年(平成27年)9月30日

行 程(地図) 剱御前小屋−別山−真砂岳−富士ノ折立−大汝山−雄山−一ノ越−室堂
天 候 晴れ
メ モ 昨夜は夕飯を戴いてからは例によってすることもなく7時過ぎには横になった。幸い1人分の布団を確保できてゆっくり寛ぐことが出来た。午前2時頃に目を醒ましあとは4時半ごろまでうとうと状態。5時前に小屋の外に出ると、月明かりのためそれほど多くはないが雲一つない空にオリオン座などの星々が見えた。遠くには富山方面の街灯りも眺められた。しかし寒さは厳しく、風も強くてガタガタと体が震えだしたので慌てて小屋に入り、暫し布団に潜り込んだ。あとで知ったことだが、この朝はこの秋一番の冷え込みで、氷点下10℃近くまで冷え込み、未明には雪もちらついたそうだった。
5時半ごろから朝食を戴き、支度をして小屋を6時に出発。まずは別山からの剱岳の展望を期待して登山道を進んでいった。


剱御前小屋の前からの後立山連峰と剱岳。

小屋からはご来光は見えなかったが、剱岳が赤く輝き出すのを見て朝日が昇ったことを知る。

一晩お世話になった小屋。
左後方の大日岳に朝日が当たり始めている。

 
別山目指して登って行く。天気はよいが風が強く寒い。

 
別山の手前の小ピーク(西峰?)に着く。ようやく朝日が当たってきた。
遠くに去年登った針木岳と蓮華岳の黒い影が見える。

右にはこれから向かう立山三山。その右遠くに水晶岳や薬師岳。

左には全身に朝日を受ける剱岳。その右遠くに白馬岳。剱岳の左遠くには毛勝山。
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振り返ると大日三山と剱御前。剱御前の彼方には富山湾。
左遠くには加賀の白山。

目が醒めるような景色を眺めてから別山に登る。

午前6時半に別山に到着。安全祈願をする。

別山からの眺めもそこそこにして今回の山行の目的地の一つである別山北峰に向かう。
広々としてたおやかな稜線を気分よく歩いて行く。

 
別山北峰からの剱岳。
この眺めが今回の山行の目的の一つで、達成できて感無量です。
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山頂部をアップ。

八峰の岩峰群。

剱岳の右遠くには後立山連峰の白馬三山、唐松、五竜、鹿島槍が行儀よく並んでいる。

鹿島槍、爺ヶ岳から赤沢岳方面。遠くに浅間山。

鹿島槍をアップ。絵になる山です。

針ノ木、蓮華方面。遠くには八ヶ岳、富士山、南アルプス。

 
 富士山を望遠で。

西南の方向には加賀の白山。

西北遠くには富山湾。

 
素晴らしい展望の北峰をあとにして別山に戻る。

次は真砂岳に向かう。

 
真砂岳へはまず別山を急降下。岩の道を振り返る。

  砂に覆われた道を真砂岳に向かう。

 
雪が残る真砂沢の彼方に後立山の峰々が続く。

稜線を挟んでその反対側の室堂の眺め。

 
内蔵助小屋への分岐。真っ直ぐ山頂を目指して行く。

  真砂岳山頂はもうすぐ。

なだらかな真砂岳の山頂部。後ろには威圧するかのように富士ノ折立が聳える。
見通しが悪いときは迷いやすいため沢山のケルンが設けられている。

真砂岳からの室堂、雷鳥沢、そして大日三山。右端に剱御前。
昨日歩いた道が一望の下です。

振り返れば別山と剱岳。

午前8時に真砂岳着。

ケルンの立ち並ぶ道を立山三山に向かう。

今日のコースでの一番の難所である富士ノ折立への登り。
このような道は下りよりも登りの方が歩きやすいと思います。

 
馬ノ背のような細い道を登って行く。

  そのあとはゴロゴロ岩道の急登。

8時50分に富士ノ折立に到着。頂上への登頂はパス。

 
富士ノ折立と後立山連峰。

 
行く手には最高峰の大汝山。左遠くには槍・穂高も見える。

  富士ノ折立から大汝山に向かう。三千メートルの稜線だけあって岩に覆われた道が続く。44年前にはこの逆コースを歩いているが全く記憶にありません。

大汝山への途中で富士ノ折立を振り返る。
後ろには剱岳と後立山連峰。

 
大汝休憩所と大汝山。休憩所は既に閉まっていた。

  岩に覆われた道なき道を一登りで9時10分に大汝山に到着。標高は3015mで日本最北の三千メートル峰です。

立山の最高峰だけあって眺めがよいのでここでも山岳展望を開始。
北には辿ってきた別山、真砂岳、富士ノ折立。遠くに毛勝三山、剱岳、白馬三山。

剱岳、別山、真砂岳。左遠くに毛勝山。

 
白馬岳から鹿島槍にかけての後立山。
その向こうには妙高、火打などの頸城山塊と高妻山。

 
針ノ木岳と蓮華岳。眼下には黒部湖。
遠くに浅間山や八ヶ岳、富士山、南アルプス。

 
南には北アルプス中南部の山々。
そして右手前に雄山。

槍・穂高を望遠で。
手前は裏銀座の野口五郎岳。

水晶岳、笠ヶ岳、黒部五郎岳。遠くに乗鞍や御嶽も見えます。

 
薬師岳とその手前に雄山。
 
西には大日三山と富山湾。その彼方には能登半島。

 
今日最後の360度の展望を満喫してから雄山に向かう。

  9時45分に雄山山頂を巻いて社務所の前に出る。折からヘリコプターで荷物の運搬中でした。

 
ヘリコプターの来る前にヘリポートの下から今日の最後の山岳展望。
と言っても既に眺め渡した山ばかりですが、まずは御前谷を隔てた後立山。

 
次に北ア中南部の山々。説明は省略します。

 
裏銀座、槍・穂高、水晶方面。

 五色ヶ原の向こうに薬師岳と黒部五郎岳。

 
最後の展望を見収めて10時15分に下山開始。
一ノ越からは雄山への参拝登山者がひっきりなしに登ってきていた。

 
下ること30分ほどで一ノ越に近づいてきた。この道を登りに使うのは本当に大変そう。

 
下ってきた道を振り仰ぐ。

  10時45分に一ノ越に到着。あとは室堂まで散策気分の下りが続くのみだが、もう少しなので気を引き締めて行こう。

 
大日岳を正面に見ながら石畳の歩きにくい道を下って行く。

緩い下りも終わって平坦な道を室堂に向かって歩いて行く。

途中室堂に寄る。日本最古の山小屋らしい。

11時30分に室堂ターミナルに到着。二日間の山歩きはこれで終了です。
まだ昼前のためか、あるいは平日のためか、11時50分発の美女平行きのバスは比較的空いていた。

室堂から天狗平、弥陀ヶ原にかけての雄大な景色を眺めながら美女平には11時35分頃に到着。11時40分のケーブルカーで立山駅に下り、駐車場には午後1時に戻ってきた。昨日よりも車は増えており、ほぼ満車状態だった。

 
立山駅から立山ICに向かう途中で右手に剱岳から毛勝山にかけての山々が見えてきた。
これは剱岳西面。荒々しい岩の稜線が続いている。

 
毛勝三山。毛勝山は左のピーク。

 
僧ヶ岳と駒ヶ岳。
剱岳北方稜線北端のこれらの山は未踏です。

 
最後にもう一度剱岳。一直線に続く早月尾根の様子がよく分かる。
かくして天気に恵まれ紅葉や展望を楽しむことが出来た山歩きは無事終了し、
枚方に向かって380kmの道のりを戻って行きました。


コースタイム
剱御前小屋(6:00)−別山北峰(6:40-7:00)−真砂岳(8:00)−富士ノ折立(8:50)−大汝山(9:10-9:25)
−雄山(9:45-10:15)−一ノ越(10:45)−室堂(11:30)    

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