三ノ峰・別山
2001年(平成13年)6月

メ モ
新緑と残雪と展望とを求めて白山連峰南部の三ノ峰と別山に登る。
早朝に家を立ち、鳩ヶ湯経由で上小池の登山口に午後1時頃着。避難小屋泊まりのために少し重たくなった荷物を背負って山道を登る。山越跡を過ぎ、新緑の樹林帯に咲くニリンソウやイワカガミを見ながらつづら折れの道を登って六本桧に着く。見渡せば流れゆく雲の間に目指す三ノ峰が聳えている。今日は寒気の影響で昼前に雨が降ったがその後天気は回復傾向にある。樹林帯を抜けて見晴らしがよくなった道をまず剣ヶ岩目指して登る。登り着いた剣ヶ岩から眺めた三ノ峰は、スケールは違ってはいるが西黒尾根から見上げた谷川岳に似た雰囲気があった。三ノ峰への最後の登りにかかる頃は午後も遅くなり、稜線付近は折から湧き出した雲に覆われてくる。霧の中の三ノ峰避難小屋に着いたのは6時頃だった。暗くなりかけていたので急いで夕食をとる。日没ごろになって立ちこめていた霧も晴れてきたが風が強くなり夜はかなり冷え込んだ。
明くる朝は快晴で明ける。5時頃に薄暗い小屋から外に出ると6月の目映い日差しに一瞬目が眩んだ。一晩中吹き荒れた風も止んで今日は絶好の登山日和だ。小屋から一登りで三ノ峰に着くと行く手に別山が大きく迫ってくる。振り返れば願教寺山から続く白山の支脈や打波川の渓谷の彼方に荒島岳の姿も見えた。三ノ峰から一旦下って登り返し、別山平に着くと残雪の主峰御前ヶ峰が目の前に現れた。御前ヶ峰を左手に眺めながら尾根を登って小さな祠のある別山山頂に着く。一昨年にチブリ尾根を登って来た時は霧に包まれて全く展望はなかったが、今日は目の前の白山主峰はもとより、北アルプス、御嶽、中央アルプス、南アルプス南部の中部山岳や、この5月に登った大日ヶ岳から能郷白山を経て伊吹山へと続く奥美濃の山々などが360度のパノラマで展開している素晴らしい景色を得ることが出来た。御前ヶ峰の全貌を見るためにさらに御舎利山まで足を延ばし、そこから心ゆくまでその美しい姿を眺めていた。

行 程  
上小池登山口−六本桧−三ノ峰避難小屋(泊)−三ノ峰−別山−御舎利山(往復)

天 候 2日:曇り時々晴れ 3日:快晴


上小池から少し歩いて登山口に着く 登山口から20分ほどで山越跡に着く。以前は民家があったところらしい

ニリンソウが咲く新緑の山道を行く つづら折りの道を登って六本桧に着く
願教寺山を眺めながら一休み 六本桧から見た三ノ峰。昼頃に雨が降った後天気は回復に向かっている

三ノ峰を目指して行く。中央に剣ヶ岩が見える。三ノ峰は中央のピークに隠れていてここからは見えない
三ノ峰避難小屋で一夜を過ごした明くる朝、小屋の近くから別山と北アルプス、御嶽を見る
三ノ峰避難小屋をあとにして別山に向かう
三ノ峰からの南側の眺め。中央に願教寺山から野伏ヶ岳へと続く白山支脈が見える。
その後ろは平家岳から能郷白山へと続く奥美濃の山々。右端には荒島岳も見える

三ノ峰から別山を望む。左後ろに御前ヶ峰が見える
三ノ峰から別山を目指す 三ノ峰を振り返る
別山平からの白山主峰群(右から御前ヶ峰、大汝峰、七倉山、四塚山)

別山平を振り返る
別山頂上からの白山主峰群
別山から白山主脈南部を見る。右から二ノ峰、一ノ峰、銚子ヶ峰、丸山、芦倉山、大日ヶ岳。
この山並みはこのあと能郷白山を経て延々と伊吹山まで続く

別山から三ノ峰と別山平を見る。中央遠くに荒島岳、その左遠くに能郷白山、右に赤兎山と経ヶ岳が見える
別山からの荒島岳(右)と能郷白山(左)。能郷白山の右遠くに奥美濃の蕎麦粒山と金糞岳が見える
別山から北アルプスを望む
白馬、剣、立山遠望
槍・穂高遠望
御嶽。左に見えるのは甲斐駒ヶ岳 中央アルプスの右には南アルプスの荒川三山、赤石岳、聖岳も見えた

御舎利山から別山を振り返る。左の登山道のそばに岩室がある 御舎利山からチブリ尾根を見る。避難小屋も小さく見える。二年前に霧の中を登ってきた道だ

御舎利山からの白山。その堂々たる山容には文句のつけようがない
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帰途、別山平の御手洗ノ池による。未だ半ば雪に覆われている
戻ってきた三ノ峰から別山を眺める
三ノ峰避難小屋で少し休憩し、荷物をまとめて帰途につく。
前方に赤兎山、経ヶ岳、大長山(右)が見える。これらの越前の山々にもいつか登ってみたい

三ノ峰(左)を振り返る。避難小屋は三ノ峰と右のピークとの鞍部にある

荒島岳や赤兎山などを眺めながら下る
六本桧から懐かしき三ノ峰を見てお別れをする 鳩ヶ湯温泉に寄って二日間の疲れを癒す
鳩ヶ湯温泉から三ノ峰を望む。左に別山の頂きも見える

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