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【権現山稜】 大洞岩・百蔵山・コタラ山北西尾根 + 葛野川左岸の径路




百蔵山の南西にある大洞岩。南側の中央線から見るとその姿は単に尾根の肩といった感じですが、
2年前、セイメイバンの帰りしなに北側からその三角錐状の立派な姿を見てからは、ずっと気になる存在でした。

今回はまずその大洞岩に寄ってから、907m峰南西尾根を通る地形図の破線路を辿って百蔵山に上がり、
コタラ山北西尾根(コタラ尾根)を下降。そこからすぐ北の浅川を渡るのではなく、
地形図につけられている葛野川左岸を通る破線路を南へ辿って葛野に出るというコースを組んでみました。

【日程】 2005.03.21 (Mon)    【天候】 快晴
【山名】 大洞岩(徳巌山・503m)、百蔵山(1003.4m)、コタラ山(849m)
【メンバ】 komado
【地図】 1/25000  大月
      エアリア  '05「高尾・陣馬」
【コース】 猿橋駅 07:35− 大洞岩 08:30/08:40− 取付 09:05− 百蔵山 10:30/11:30− コタラ山 12:05−
      695m峰 12:35− 上平 13:15− 葛野 14:15

7時半に猿橋駅を降りても、7時台の上和田行きバスはとっくに廃止されているので、
今は大洞岩の取付まで歩かなければいけない。

少々気が重かったのだが、実際に歩き出してみると目の前に百蔵山や大洞岩が聳え、
歩く予定の尾根も手に取るように見えて、意外やなかなか愉しい道のり。
葛野ぐらいまでだったら何の問題もなく歩けそうなことが
今更ながらにわかったのは収穫というか少々間抜けな話だ。

葛野川沿いの県道を大洞岩の南西尾根末端を乗り越すところまで歩き、
取り付けそうな箇所を探して右手の斜面に適当に取り付く(石仏?あり)。

灌木に笹がわずかに被る斜面をゆるゆる詰めていくと、やがて尾根に乗る。
松食い虫にやられたのであろう倒されたアカマツの倒木を乗り越えながら先を行くと
尾根上に突然という感じで大岩が立ち塞がった。

パッと見直登も可能そうだったが、なんとなく日の当たる右側へ捲いてしまった。
でも尾根左自体へ向いているのだから、ここは左へ捲くか直登した方がよかったかも知れない。

尾根に戻ってひと登りで大洞岩とのジャンクションである470m圏峰にあがり、
ここで左の吊り尾根を捉えて登り返すと大洞岩の山頂に出た。



山頂は南北二つの岩塊からなって、北側の方が眺望が優れておりほとんど360°の展望。
前道志から道志丹沢、富士、御坂、大菩薩の山々、そして行く先の百蔵山に扇山と
ぐるぐる廻りながらしばらく展望を楽しんだ。
葉の茂る前だったら大洞岩だけのショートコースでも充分に楽しめるかも知れない。

一番最初の山がこの日一番のメインでもあったが、先はまだまだ長い。
名残惜しいが、適当なところで切り上げて先を行くことにする。

先程の470m圏峰まで、戻り尾根を東へ行くと15分ほどで林道に降り立ち、
その林道をなおも奥へ行くとまもなく葛野と下和田を結ぶ鉢巻道路に出た。

地形図の破線路はその鉢巻道路を少し東へ行ってから山道に入るように記してあるが、
実際にはなかったので、その鉢巻道路を突っ切るような感じですぐ先の山道に入る。

天文施設を過ぎると、植林帯に入り破線路の記してある尾根に出たが踏跡が薄い。
とりあえず尾根を辿ると道筋が現れ、マーキングもちらほらでてきた。

尾根は暗い植林に灌木帯の境になっており、意外に明るいが、急で若干歩き辛い。
途中、明瞭な道筋が二度ほど尾根を横切ったが、
その道筋を辿ろうとすると道筋に灌木が茂りだし非常に歩きづらいので、尾根を忠実に辿った。

やがて幾分かすっきりしたアカマツ林に変わると、尾根も広がり歩きやすくなる。
そして830m圏峰で下和田からの登山道が合わさると、ようやく雑木林変わり雰囲気の良い尾根道に。
が、まもなく西尾根からの登山道が合わさる907m峰(大同山)にでてしまう。

ここまでくればもう百蔵山はすぐ先なので、さっそく山頂へ向かうとなんと満開のマンサクがお出迎え。
今年になってようやく逢えたことに小躍りしつつ、百蔵山の山頂に着く。
山頂には先客さんが数人いたものの、まだ静かだったのでランチもここでとることにした。

のんびりお昼をとってボーっと富士を眺めていると、さすがに人気の山。
後から後からハイカーがやってきたので、そそくさと後かたづけをして再出発。

雑木帯の急降下をこなし、登山道と別れて登り返したコタラ山は植林に囲まれた暗い山頂。
ほとんど素通りする感じで北西尾根に入る。

その北西尾根も最初はそんな暗い植林下の尾根だったが、
右に枝尾根を分けると尾根右側が雑木林に変わり、自然と尾根の右側を通るようになっていた。

尾根も広がりゆるゆる歩いているとやがて明瞭な道筋も現れ、それを辿って尾根を順調に降りていたのだが、
枝尾根に入ってしばらくするといつの間にかその道筋をロスト。
しょうがないので枝尾根をそのまま降りると、尾根末端の畑に飛び出した。

普通はここで北側の浅川を渡って車道に出るのだが、まだ時間もあることだし
南へ延びているであろう葛野川左岸の径路を歩くことにしてコタラ沢へ降りると、
少し上流へいった対岸にそれらしき踏み跡が延びていたのでさっそく入ってみることに。

入ってみると道はしっかりとしており、
植林に入って、やや登り気味に先を行くと最初の沢の手前で道は平衡になる。

基本的には植林下の道だが、時おり畑跡と思われる明るい箇所を通りがかる事もあり
里道の風情もそれなりにはある感じだ。

想像以上に歩きやすい道のおかげでスムーズに行けてホッとしていたら、
突然スズタケが被ってしんどい箇所もあったがそれも数十mと云ったところ。

△800.1m峰の北西尾根の末端を乗り越す箇所はおそらく現在位置を一番確認しやすい箇所だろう。
やがて竹林が現れ、道ばたに石像を見るようになると山道も終わりで葛野の集落に入った。

すると辺りが開けて、行く先に朝方登った大洞岩の姿が目に入る。
梅や福寿草、蕗など花々が咲く、春真っ盛りといった集落の中を通って葛野のバス停へ向かった。




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花のひかり