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【奥多摩】 岩茸オキ尾根・サワラノ平・雲取山・ヨモギ尾根




直前になって天気予報が良い方に変わり、久しぶりにロングを歩きたくなったので、
大雲取谷をめぐる尾根群の未踏だった岩茸オキ尾根を歩いてきました。

ちなみに岩茸オキ尾根とは権衛谷と岩茸谷に挟まれた尾根・・・
わかりやすく云うと野陣尾根上にあるサワラノ平の北東尾根になります。

この日は運のいいことに歩きだし早々車に拾われ(深謝)
東日原から10km先の大ダワ林道入口発が7時半前と余裕綽々の山行き。
雲取に上がった後は久しぶりにヨモギ尾根を下りました。

【日程】 2004.09.11 (Sat)    【天候】 曇 のち 霧(雲取山頂のみ 晴)
【山名】 サワラノ平(1708m)、雲取山(2017.1m)、奥後山(1466.4m)
【メンバ】 komado
【地図】 1/25000  雲取山、丹波
      エアリア  '02「奥多摩」
【コース】 大ダワ林道入口 07:20− 岩茸オキ尾根取付 08:05/08:15− 1415m峰 08:50−
      サワラノ平 09:55− 雲取山 10:45/12:15− 奥多摩小屋 12:40−
      奥後山 13:30/13:35− 塩沢橋 14:50− お祭 15:55

このあたりも気がつけば4ヶ月ぶり。
前は新緑の頃だったが、今はみどりも盛りを過ぎ微妙に黄色かがってもう秋の様相だ。

二軒小屋尾根を乗越し、まもなく左手から大雲取谷が近づいてきた所で登山道を離れ河床に降りる。
予定ではここから目星のつくところまで水線通しに下るつもりだったが、
水量が多くて靴を濡らさずに歩くのはちょっと無理な話のよう。

しょうがないので、ここで少し上流へ行き、飛び石で何とか徒渉。対岸の権衛尾根の枝尾根
(地形図でゴンエ谷「谷」の字右隣の広葉樹林記号から北へぴょこんと延びている尾根)に取付き、
しばらく上がって、権衛谷出合から延びている尾根と合流した所で
その尾根を下降する、という大回りルートをとった。

権衛谷出合からの尾根も下るにつれ傾斜が緩み、
尾根下部はミズナラやクリ、ブナなどの美しい自然林の緩斜面。
その心地よさに、歩き出したばかりなのに思わず休憩してしまった。
でも、こんな気ままな事をできるのも車で送ってもらったからこそだ。

ここで小滝連なる権衛谷に降り、ようやく目的の岩茸オキ尾根に取り付く。
グズグスの急斜面を慎重に登り尾根上にあがって一安心。あとは毎度のごとく尾根を詰めるだけ。
辺りはコメツガやヒノキなど黒木の目立つ落ち着いた佇まいで、お隣の権衛尾根にそっくり。

しばらく行くと犬がこちらを見ているのに気がついたので猟犬の訓練か?と思っていたら、
まもなくキノコ取りのおじさんと出くわした。コレにはお互いびっくり。
こんな所で・・・って感じで唖然としているおじさんを後目に「登山ですから〜」と云いつつ先を行った。



尾根はいつの間にかブナ、ミズナラの広葉樹林になっていて、1415m峰を過ぎるとスズタケが現れる。
枯れているかと思っていたスズタケは若い葉が顔を出していて、これはスズタケ復活の兆しであろうか?
藪の中には明瞭な切り開きがあり、権衛尾根よりも藪は多いが歩きやすいかもしれない。

やがて苔むしたコメツガの自然林に変わると、藪に倒木も絡んでくるがさほどの事はない。
この黒木帯が苔も綺麗でしっとりとしたなんとも佳い雰囲気。
もうちょっと歩いていたいなぁ、と思っていたらあっけなく登山道の通るサワラノ平に飛び出してしまった。
まだ10時前、当たり前だが予定よりかなり早い。当然のごとく雲取を目指す。

ガスの中を小一時間ほど歩くと雲取山に着く。時間は早いし天気のせいか人出もまばらだ。
でもここですぐに下山しても時間を余らすだけなので早めのランチをとっていたら、
なんと辺りのガスが切れて、晴れてきた。

そしてふと気がつくと目の前には雲海が広がっていた。
低い山山は雲の下。どうやら雲取だけ晴れているようだ。
あまりに意外な光景に半ば呆気にとられつつ
そんな光景を眺めていたらいつの間にか一時間以上経っていた。

でも、日差しがあまりに強烈で暑くなってしまたったので、そろそろ・・・と腰をあげて下山開始。
小雲の手前からは再びガスの中。奥多摩小屋の右手にある「水場」の標識がヨモギ尾根の入口だ。

そこだけ花に囲まれた水場で顔を洗い、なおも先を行くとじきにヨモギ尾根に乗る。
尾根に乗ればあとはブナ、ミズナラの美しい自然林が延々と続く素晴らしき尾根道。

そんな自然林を愛でつつお気楽に歩いていたら、
奥後山を過ぎて尾根が広がったところでいきなり濃霧に巻き込まれ、
慌ててコンパスを出す場面もあったが、なんとか尾根下部の沢道・捲き道分岐に出た。

分岐からは捲き道(西回り)を選んで西へ下り、10分ほど下ると東へ折り返す。
まもなく三條の湯、後山林道への下降路を立て続けに分け、
以前崩落していた箇所もすっかり改修されて、大して気を使うことなく塩沢橋に降り立つことが出来た。

あとは林道を歩いてお祭に向かうだけ。
しかし一時間ほどでお祭に着いてしまい、バスの時間に余裕があったので
ビールを求めて結局留浦まで歩いてしまった。


・・・・・☆

岩茸オキ尾根について・・・

尾根名称については「奥多摩」(宮内敏雄)に準じました。
なお、エアリア「大菩薩嶺」や「奥武蔵・秩父」などでは権衛尾根のところに「岩茸オキ尾根」と
名前が振られていますが、名前が岩茸谷の奥(オキ)の尾根という意味なのだとしたら
やはり「奥多摩」に準じるのが妥当ではないかと思っています。

とはいえあのエアリアの事ですから、なにか明確な理由があるのでしょう。
できたらそこを知りたいですねぇ。。。




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