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【秩父】 宗屋敷尾根・熊倉山・聖尾根1165m峰北東支稜(谷津川 二見沢中間尾根)




恒例のアカヤシオ目当てで歩いてきましたが、
GW前だというのに花はすでに見頃を過ぎ、終期に入りつつありました。
どうやら先週の高温続きと土曜の荒天の影響が大きかったようです。

下りにとった聖尾根1165m峰北東支稜は
丸腰だと下降のしんどい岩場もあったりして、さすがは秩父の山。侮れません。

【日程】 2004.04.25 (Sun)    【天候】 晴
【山名】 熊倉山(1426.5m)
【メンバ】 komado
【地図】 1/25000  秩父、雲取山、三峰
      エアリア   '03「奥武蔵・秩父」
【コース】 武州日野駅 07:05− 取付 07:40− 836m峰 08:40− 1284m峰 09:30/09:50−
      稜線上の岩峰 11:00/12:00− 熊倉山 12:25− 1165m峰 13:40− 689m峰 14:20−
      425m峰 15:20− 白久駅 15:35

雲一つない好天の中、武州日野駅から宗屋敷尾根の全貌を見つつ
芦川の集落を通って尾根の取付に向かう。

車道が宗屋敷尾根を回り込むように乗り越すと、まもなく右に立派な林道が分岐している箇所に出る。
その先に踏み跡が延びていて、難なく尾根に取り付く。

アセビの茂る植林の中えっちら登って836m峰を過ぎると、尾根右側が伐採跡になり北側が開ける。
見下ろす品シュウをめぐる稜線や長尾根を覆う新緑と植林の濃い緑のコントラストが見事で
荒川や谷の間に浮かんだ背の低い丘陵はさながら緑の島のようだ。

1003m峰にある山の神に挨拶をして、急登をこなすと
咲き終わって地面に落ちたアカヤシオの花ガラが尾根を彩るようになる。

そんな様子に「えっお花はもう終わり?」の危惧も、登るにつれて花のついた木々が現れ一安心。
でもすでに盛りは過ぎて、前日の雨のせいなのか花も傷み気味だ。

1284m峰を過ぎると花も増え、咲いている花と落ちた花ガラで尾根は上も下もピンクに染まり
なんとも華やかになったトンネルをくぐるように先を行く。



1370m圏の岩峰に一度あがり、大黒小黒に長沢の稜線を眺めて少し休んだら
少し戻って、右側の捲き道を拾いギャップの鞍部に降り立つ。
あとはなおも鮮やかになったアカヤシオをちらちら見ながらあがると蝉笹のピークに。

さっそく南の岩峰へ向かい、ランチ。
大血川の方を覗けば、木々の緑が下へ向かうにつれ濃くなっていく。
上のピンクはアカヤシオ、下の薄いピンクはヤマザクラ。奥には巨きな和名倉山がくっきりと見える。
そんな光景をぼーっと眺めながら一時間ほど過ごした。

そろそろかな・・・と思いだした頃
意外や酉谷側から単独のハイカー氏がやってきたので、おいとまして来た道を戻る。
蝉笹を過ぎてもなお尾根伝いに北へ向い、辺りのアカヤシオが少なくなると熊倉山に着く。

さすがにお昼時だ、山頂には複数のパーティがランチの真っ最中だったので、
三角点にタッチしただけで下山開始。

まずは白久へ向かう登山道(谷津川林道)に入り、
しばらく下ると道が直角に右折して尾根を外れる箇所(高根)に着く。
ここが聖尾根の分岐で、聖尾根は通せんぼをくぐって直進する。

1307m峰直下のロープの張られた箇所を慎重に降りれば、当面は比較的緩やかな尾根歩き。
尾根上にはしつこいぐらいにマーキングがついている。

1165m峰に着き、ここでマーキングとはお別れと思っていたら
なんと降りる予定の北東支稜の方についていて、ビックリしてしまった。

ここで聖尾根と別れて地形図通りの急降をこなし
尾根が北へ向くと間もなく尾根東側が見事に伐られた伐採跡に変わる(1000mくらい)。
これがここ数年谷津川林道を止めていた理由の伐採跡。遙か下には谷津川林道らしき水平道も見える。

そんな伐採跡が東へ明瞭な尾根を分ける810m圏まで続き、ようやく新緑の美しい樹林帯に入る。
マーキングもいつの間にか消えていて、心底ホッとした。

尾根は大半が痩せていて、時折巨岩を縫うように行くところはやはり秩父の山だ。
689m峰からしばらく下った所では下降のしんどい岩場もあり、気が抜けない。

やがて二見沢の沢音が聞こえるようになり、山の神を祀ってあった430m圏峰を過ぎると
突然という感じで425m峰のだだっ広い草原状のピークに飛び出す。

ここはキャンプ場跡??らしく、広いピークの中にバンガローやら炊事場が点在していて、
草原には高木がポツポツと立ち、ヤマツツジやミツバツツジも咲いている妙に穏やかな場所だ。
というか別天地のようですらある、といったらオーバーだろうか。
とにかく綺麗に整備されたキャンプ場なんかよりも数段趣のある場所だった。

そんな様子に立ち去りがたいものを感じ、しばらくボーっとしたあと白久駅へ向かった。




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花のひかり