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Historic Lancia Day 2003 (May 24&25 '03)
於  静岡県裾野市富士教育研修所
 
 
 今年も昨年と同じ場所での開催でしたが、今年は2日間とも晴天に恵まれました。土曜日の 富士山ツーリングも今年は最高のコンディションでした。私は事情があり、出発が遅れて 最後尾から『追い上げ』になったのですが、これがかえってラッキー。あの小林彰太郎さん(彼は ランチアクラブジャパンの会員なのです!)の ラムダの真後ろを走る事が出来たのです。(ま、ちょっと強引な事もしましたが・・ Short-Arrowサン ごめんなさい)

 何より驚きだったのが『ちゃんと走る』事。何と言っても1927年製。失礼ながら『走るのが やっと』だと思い込んでいました。彰太郎先生の技術もあるのでしょうが、現代の普通の車と比べても 全く遜色ないスピードで『軽快に』走っておられました。

Lambda&Fulvia
憧れの小林彰太郎さんとランデブー! (写真提供 Mr. Short-Arrow) 画像をクリックすると動画 (mpg形式 約1.3MB) が御覧いただけます。先行車、対向車との速度差に注目

Mr. S Kobayasi
私相手でも普通に接してくださいます。「紳士」という言葉が似合う方だと思いました (写真提供 Mr. Short-Arrow)
 目的地に到着後しばらくお話を聞かせてもらえました。ブレーキの性能は現代の車より落ちる(それでも当時の水準からすれば『異例に強力』だった)ので、 下りは気を遣うそうですが、それ以外は「全く普通に走らせる事ができます」とおっしゃっておられました。
F-skij「それは彰太郎さんだからこそ、ではないのですか」
彰太郎さん「そんな事はありません。軽いしトルクもあって乗り易いですよ」
F-skij「じゃぁドライバーが私でも、普通に走らせられますか?」
彰太郎さん「大丈夫でしょう」
 彰太郎さんの最後のお世辞は抜きにしても、 車の性能が高い事は間違い無い事実のようです。
 
 
with Lambda with Lambda Sliding Pillar
[左]隣にパーク出来たので記念撮影。彰太郎さんのLambdaは1927年製の シリーズ7です[中]後ろからもパチリ。Flaminia,037,Stratos …バックに写る他の参加車両の 豪華な事![右]Lambdaは世界で初めてモノッコク構造を採用した事で有名ですが、前輪独立懸架も 量産車では初採用(だと思う)しました。スライディングピラーという形式で、有り体に言えば 「コイルとダンパーとキングピンが同軸上にある」サスペンションです。写真の垂直に立っている 『筒』の中にコイルとダンパーが入っています。前輪もリジッドマウントが当り前だった時代ですから、 画期的な脚であったと言えるでしょう


 富士山麓を走り会場に戻ったのですが、ラッキーな事に全く一般車のいない『オールクリア』の 状態で走る事ができました。さすがは日本一の山、ワインディングのスケールも日本一(?)です。

 登り区間でも3速全開あるいは4速で抜けるコーナーが延々続きます。道幅も広くてとても走り易かったです。全開全開また全開! 30分程走ったかな? これまでに味わった事のない至福のひとときでした。 何処をどう抜けたのかルートは全く知りませんが、私が今までに走った中で、間違い無くナンバーワンの ワインディングロードです。

 ところで、今年はストラトスの生誕30周年にあたります。25日の本番ではイタリア本国に先駆けて 30th Anniversaryを祝いました。




Stratos Stratos Fulvia
[左]この日の主役たち。ストラトスは計14台のエントリーがありました。 ちなみに国内には40〜50台が存在すると言われています[中]Best Of Midshipに輝いたTさんの『G4』 [右]フルヴィアはベルリーナ1、クーペ6、スポルト4台のエントリー


Daytona Engine of Daytona Daytonas
[左]68年、本物のデイトナ [中]のエンジンルーム。排気量は1401cc[右]手前に見えるのは69年のデイトナを再現した レプリカ。現役レーサーとして活躍中


Fulvia Sr.2 Marlboro Works Lambda&Fulvia
[左]シリーズ2『モンテカルロ』[中]左は74年のサファリに出場した ワークスカーそのもの。右は72年サンレモ優勝車のレプリカ[右]ランチアタクシーでのひとコマ。 希望者を助手席に乗せて走るデモランなのですが、私のFulvia 1.3Sはいまいち人気がありません。 一緒に走るのがラムダにアウレリアにデイトナ、マルボロの両ワークスカーとくれば、当然ですが ・・。 (^^;; (写真提供 Harada氏)


 今回は『ランチア・タクシー』の様子をビデオに収めたので、紹介します。下の表の左側にある車名を クリックして下さい。(動画は全てmpg形式です)

 実はストラトスの時にも『パレード』があったそうなのですが、私はその時メイン会場の方で おしゃべりに夢中になっていて見逃してしまいました。

 車談議もある意味『メインイベント』ですししゃべっていた事自体は後悔してませんが、 代償はデカかった! まさに痛恨です・・。 (ToT)

彰太郎先生が教えてくれました
 ラムダはヴィンチェンツォ・ランチア自らの手でテストを したんだそうです。テストコースはもっぱら、会社から彼の自宅(別荘だったかな?)の往復ルート だったそうな。で、その自宅近辺の道が狭く曲がりくねっていた、と。そこを切り返したりせず スムースに走り抜けられるように、ラムダには極めて大きいステアリングの切れ角が与えられたのだ そうです。

Lambda 7th Series Torpedo
(約1.3MB)
私も乗せてもらいましたが、回転半径が驚異的に小さい事と、乗り心地が素晴らしく 良い事に驚きました。
Fulvia Sport "Daytona" (約757KB) この車が走ってるトコを見られるとは・・。 この場に居た人は幸せ者です。
Fulvia Marlboro works safari 
(約627KB)
30年モノのワークスカーでも容赦無く全開くれてます。イイ音してるなぁ。
Rally 037 works (約408KB) グループBになると速さのケタが違います。音も「ギュイ〜ィィン」って感じで 自動車とは思えない凄まじさです。
Delta S4 Works (約728KB)こちらはスタンディングスタート。下り、という事もあって037に輪をかけて速い!
Works-cars Parade (約1MB) この日のハイライト。こんなシーン、このイベントでしか見られませんゼ、お客さん!

 イベントではストラトスに泣きましたが、帰途では、それを補って余りある出来事がありました。 同道のHarada氏が愛車ストラトスのステアリングを任せて下さったのです! 私はストラトスはもちろん、ミドシップも初体験。さすがに一般道は怖いので高速道路で ドライブさせてもらいました。

 ホイールベースのかなり前方に座っている、というか後ろに重いものがある、いうか・・ 独特の運転感覚です。ハナが軽くてよく曲りそうですが、ワインディングとかで一旦テールが流れたら 私では制御不可能なんだろうなぁ。

Stratos&Fulvia
ああ、ヤベェ・・ スッゲ欲しくなってもた
 DINOユニットは5000rpm辺りからイイ音させます。サスガです。下のトルクもしっかりあって 5速2800rpmから踏んでもそれなりに加速していくのには驚きました。

 あまりに気持ちイイので、空いてるトコを見つけては3速に落として全開! というチョット品の無い 運転を繰り返してしまいました。緊張で手と背中は汗びっしょりでしたが、ホントに夢のような 40分間でした。Haradaさん、ありがとうございました。シフトミスしても笑って許してくださった、 寛大な御心にも感謝しております。m(_ _)m

 
 
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