■ はじめに
 サッカーシューズ以上に悩ましいのがすね当ての選択ですね。
 ショップで見かけるすね当ての様々な姿カタチは、サッカーシューズの種類による違い以上に我々を困惑させます。
 「いったい、どれを買えばい〜の?」
sそこで、ここでは、すね当ての種類と選び方を紹介します。
 まず、競技規則ではすね当て(原文では"Shinguards")についてどう書かかれているか見てみましょう。
 第4条 競技者の用具
 安全
 競技者は、自分自身あるいは他の競技者に危険となるような用具やその他のもの(装身具を含む)を身につけてはならない。
 基本的な用具
 競技者が身につけなければならない基本的な用具:
 ● ・・・・・
 ● すね当て
 ● ・・・・・
 すね当て
 ● ストッキングによって完全に覆われている
 ● 適切な材質(ゴム、プラスチック、または類似のもの)で作られている
 ● それ相応の保護に役立つ
 「それ相応」とは、持って回った言い回しで、なんだかよく判らないですよね。良いシューズについてはいろいろな本やウェブサイトで解説を読むことが出来ますが、すね当てについての解説はほとんど見かけません。本ページは、欧米のウェブサイトで書かれているものをまとめ、翻訳・掲載します。

 

■ 競技規則の精神
 競技規則に書かれているとおり、公式戦のピッチに足を踏み入れる者は全員、すね当ての着用を義務づけられています。すね当てを着用していない選手は試合に出場できません。
 競技規則の根本精神は公平と安全です。すね当ては競技者の健康を守り、ゲームの安全を保証するものです。すね当てはハード・タックルによる負傷の危険から脚を守ります。
 競技者の年齢、プレー・スタイルおよびポジションによって、様々な素材・形状から最適なすね当てを選びます。

 

■ 素材
 すね当てには、衝撃をそらすタイプと吸収するタイプの2種類があります。
 すね当てはプレーの邪魔にならず、快適なものでなければなりません。
 すね当ては、グラスファイバー、スポンジゴム、ポリウレタン、プラスチックおよびEVAフォームなどの素材から作られています。
● グラスファイバーは軽量かつ堅牢で、優れた保護性能を持っています。
● スポンジゴムは軽く成形しやすい素材です。しかし、保護性能は若干劣ります。
● ポリウレタンはやや重く、また成形しにくい素材です。しかし、最強の保護性能を有しています。
● プラスチックは一般に廉価なすね当てです。
● EVAフォーム素材やライクラ素材は一般に快適さを保つためにすね当ての裏地として用いられます。

 

■ 年齢/ポジション
● 若い競技者は、優れた保護性能を有し、他の素材より軽いグラスファイバー製のすね当てを選んだほうが良いでしょう。
● いくつかのすね当ては使用者の脛の形状に合わせて成型することができます。
● ディフェンダーは重くても、より堅牢なすね当てを選ぶべきです。
● ミッドフィルダーは、堅牢さと軽さのバランスが良いものを選ぶ必要があります。
● フォワードは軽いすね当てを必要とし、かつ足首の保護性能が優れたものを捜すべきです。

 

■ 構造
【足首の保護】
● 多くのすね当てが、下部に足首を保護するプロテクション・パッドを有しています。
● それらはハードタックルから足首とアキレス腱を十分に保護しますが、それでいてプレーの邪魔にならないようソフトかつフレキシブルに出来ています。
● 足首の保護パッドは、特に12歳以下の競技者に強く推奨されます。
【すね当ての固定】
● 最も良いすね当ては脚を包み込んで後部で固定する、調整可能なマジックテープと輪状のひもが付いているものです。
● それ以外の多くのものは固定用のベルトが無く、単にストッキングの内側に差しこんでおくだけのものです。

 

■ サイズ
 すね当てが十分な保護性能および快適さを有すためには、使用者の脚にフィットすることが重要です。そして、すね当ては、足首から膝までほとんどのそのエリアをカバーする大きさであるべきです。
 まず、自分の脚のサイズを知りましょう。
● 自分のすね(シューズの上端から膝下までの長さから3cm差し引く)を測ってみましょう。
 これが自分のすね当ての最適な長さです。
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 ショップでは次のことに注意してください。
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● いくつかのメーカーの製品には、年齢によってすね当てのサイズ・ラベルが付いています。
● 大人用(あるいは単に『大』サイズ)のすね当ては、一般的に身長165cm以上の競技者のために設計されています。
● 少年用(あるいは『小』サイズ)のすね当ては、身長165cm以下の競技者のために設計されています。

 

■ 様々なすね当て(シンガード)
 実際に市販されているシンガードをいくつか見てみましょう。
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これは最新型のシンガードです。ソフトな素材とハードな素材の組み合わせで出来ていて、脛の形になじみやすいと同時に、強い衝撃から脚を守ります。また足首の保護機能も持っています。
これも最新型のシンガードです。自分の脛の形に合わせて成形するタイプです。
ソフトタイプのシンガードです。(市販品に比べ脛が細すぎる)幼稚園や低学年の場合はこのタイプが一番ズレにくく、良いようです。
ソフトタイプのシンガードですが、一部ハードな素材も使われています。
ハードタイプののシンガードです。ハードタイプの欠点は脛の形への追従性が悪く、ストッキングの中で移動しやすいというものです。写真のものはその欠点を補うために予め上下にストラップが装着されています。
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