北東北ツーリング

〜今回は自転車だけじゃないのよ〜


2002年8月18日〜25日

[18][19][20][21][22][23][24][25]


それは今年の春先のことだった。近所の駅でJRの広告をふと眺めていたら、とても自分好みの風景が…。切り立った断崖がいくつも連なる海岸風景に圧倒された。陸中海岸の北山崎だった。本来、派の自分だが、こういうの景色は大好きだ。0.2秒で心は決まった。「今年の夏は東北に行こう!」

そういえば、東北はほとんど走ったことがない。野宿データも唯一ないエリアだ。どうせなら、目一杯楽しもう、と、取れる休みの長さを考えずに計画を立てる…。

タイミングよろしく今年の夏は、12月の東北新幹線八戸延伸を控え、北東北が熱い。もっとも、実際行ったら気温が低くて寒かったけど…。

(注)今回のツーリングは、最初の3日間は、自転車ではなく自動車で移動していますが、自転車日記として書いております。


8月18日(日)

盛岡〜八幡平〜田沢湖〜角館〜秋田(255 km)
(注)今日はドライブの日です。

本日の行程(クリックで拡大)

最初の3日間の足、トヨタ・Vitz 新幹線で盛岡駅に9時過ぎに到着。大宮から2駅(途中停車駅は仙台のみ)で盛岡ってスゴイ、と無駄に感動。

いつもなら、駅前で自転車を組み立てるところだが、今回はちょいと違う。駅の近くのレンタカー屋まで、自転車も含めて重い荷物を持って歩く。早くも疲れた。

そんなわけで、今回のツーリング、最初の3日間はレンタカーで距離を稼ぐことにしたのである。車の後ろに自転車を積んで出発。

しっかし、自転車ならともかく、車の運転はあまり慣れていなかったりする。運転免許を取って4年半くらい経つが、限りなくペーパードライバーに近い状態(2〜3ヶ月に1回は運転してたけど)。実は、一人で運転するのは今回が2回目だったりする。

それでいて、オートマではなくマニュアル車を選ぶというチャレンジャーな自分がここにいる。もっとも、免許を取ってからオートマの車を運転したのは1度しかないので、マニュアル車のほうが慣れているつもり。あと、「運転してる」っていう気がするので好き。

それにしても、自分の運転が怖い…。3日間生き抜くことができるのか不安。

八幡平アスピーテライン
乗り物変わってもやはり霧… てなことを考えつつも、車は八幡平アスピーテラインに入る。自転車で走りたいコースを車で走るので必然的に山道が増える。

そろそろ運転も落ち着いてきたところだが、天気が今一つ。八幡平温泉の手前あたりから霧が出てくる。自転車に乗らなくてもやっぱり自分は霧男らしい。目の前真っ白。

12時過ぎにアスピーテライン最高点の見返峠に到着。でも相変わらず霧。展望開けず。

駐車場に車をとめて、とりあえず歩いて山頂へ向かう。

いくつか湖やら沼があって、見ごたえがある景色のはずなのだが、霧でまったく見えない。

景色をとっても真っ白なので、仕方なく植物を撮り始める。別に写真とらなくてもいいのに…。

12時45分頃に山頂に到着。やはり霧。

本当は景色が撮りたい…
この流れる湯は強酸性! 駐車場まで戻ってきて、13時20分頃出発。下り始める、と皮肉にも少し霧が晴れた気がする。

R341に出るまでいくつか温泉があるのだが、とりあえず無視して先へ進む。そろそろ運転も危なげなくなってきた。

そんなわけで、14時20分頃に玉川温泉に到着。一応、本日のメイン観光スポットその2。

玉川温泉は、日本でもっとも酸性度の強い(pH 1.2)温泉である。

温泉に入る前に、温泉裏手の玉川自然研究路を歩く。地面のあちこちからガスが噴出しており異様な雰囲気。

ここ、玉川温泉では一風変わった「岩盤浴」なるものが楽しめる。遊歩道わきの岩の上に寝そべる、というもの。岩からはラジウムが発生しているらしい。夏だというのに、道のわきにゴザを敷いて毛布にくるまる人多数。専用のテントもある。

岩盤浴を楽しむ人々
一軒宿の玉川温泉 岩盤浴はとりあえずやめておいて、温泉に入る。一軒宿の玉川温泉は、日帰り入浴600円。内部はなかなか趣あるつくり。

ウワサの強酸性の湯は、源泉100%の湯、50%の湯がある。pH 1.2の湯を50%にうすめたところで、pH 1.5くらいなのでそんなに変わらない気もするが…。入ってるうちに体の一部がヒリヒリしてきた。強酸性であることを身をもって知る。

他にも、蒸気湯、蒸し風呂、…など一風変わった入浴が楽しめる。

にしても、入り口付近で、台に乗って隣の女湯をのぞいてるお兄さんがいた。そこまで堂々とやられると、こちらとしては何もいえない。

玉川温泉をあとにし、R341を田沢湖方面へ進む。

田沢湖へ行く前に左折して乳頭温泉郷方面へ向かう。ここに本日第3のメイン観光スポットがある。

山道を10kmほど進んで、16時55分に鶴の湯温泉に到着。最後の数百mはダート道だった。

秘湯ムード満点(の割には観光客が多いが…)の鶴の湯温泉は乳白色の湯。日帰り入浴400円。日帰り入浴は17時までで、すでに16時55分だったが聞いてみると、「ごゆっくり、とは申し上げられませんが、どうぞ。」と快く入れてもらえた。このへんの大らかさは都会の人も見習うべきであろう。

秘湯・鶴の湯温泉
鶴の湯温泉から田沢湖へ向かう途中 温泉に入り、さっぱりして田沢湖へ向かう。18時前に湖畔に到着。誰もいない。

湖畔沿いの道路を走るが、すれ違う車もほとんどない。まだ外は割と明るいのだけど…。途中、車を降りて写真を撮るが、油断してドア開けたまま降りたら、戻ってくる頃には車の中を虫に占拠されていた。追い払うのに一苦労する。

田沢湖のシンボルであるたつこ像を見て満足したところで、田沢湖をあとにする。

角館には19時ごろ到着。辺りはもうすでに夜。

武家屋敷の並ぶ街並みを見るのが楽しみだったのだが、暗くて今一つ。写真も撮れない。

とりあえず角館駅に行き、今後の作戦を練る。自転車でなくても自分の旅の基本は駅にあるらしい。

で、今日中に秋田市まで行くことにするが、駅から国道に復帰するのに手間取る。なんたって一方通行が多い。自転車では一切気にしなくてよかったのに。このへん車は不便だ。

さむっ…。田沢湖畔
田沢湖に生まれた伝説の美少女・たつこ 途中、コンビニで夕食を買いつつ、R46-R13と走り、秋田市内へ向かう。交通量は少ない。

夜だし、知らない道だし、何より運転ヘタッピなのであまりスピードを出したくはなかったのだが、80km/hで走ってても、他の車には許してもらえなかった。このスピードで追い抜かれることを考えると、皆オーバー100km/hくらいで走ってるっぽい。怖いよ〜。

とはいえ、なんとか秋田市内に到着。本日の宿泊地と目をつけていた一つ森公園に22時ごろ到着。車がある分、駐車場のあるところ、という制約がつくが、ここはOK。車を止めて、近くの広場にテントをはる。

次へ


ロングツーリング編メニュー 自転車日記メニュー TOP