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最終改訂;2001/12/28

YAHOO登録研究会

 Yahoo!登録審査基準に関する情報の経緯
 
 前のページに示したように、1998年7月以前、Yahoo!JAPANは、「登録制」をとっており、申請すれば、全てのサイトが登録されていました。
 
 ところが、現行の「推薦制」に移行してからは、YAHOOサーファーが実際にサイトを閲覧・審査し、「Yahoo!JAPANに掲載するのにふさわしいサイト」のみを掲載するようになりました。
 このため、Yahoo!JAPANへの登録は困難となり、「何故、自分のサイトはYahoo!JAPANに登録されないのか?」という声が高まりました。
 
 そこで、まず、”事実”を”正確”に伝えるために、Yahoo!JAPANの登録審査基準に関する情報を文献等から整理してみましょう。
  
 
 Yahoo!JAPAN登録の審査基準に関する情報の経緯
 
 いずれも、データソースはYahoo!JAPAN側(雑誌等でのインタビュー等を含む)であり、噂や口コミではなく、実際に私も書籍等を購入・入手し、確認したものです。
  
 なお、順序は、年代の古い順です。
 
 
 ■1997年5月時点、「コンテンツアクセス制御サービスに関する調査 報告書」
  • 「サーファー」という職種を設けてホームページのカテゴライズを行っている。現在、10名
  • 1日で約600件の新規登録依頼の処理と変更依頼など含め、1000件程を処理している。
  • 14のカテゴリー別に担当者が決まっており、新規登録依頼に対し、カテゴリー分類、評価コメントをつける。また、サーファーが自ら情報探索する場合もある。
     
  • ヤフーアメリカで数年に渡り作成、更新されてきたガイドラインをベースに、日本の事情にあわせて「登録ガイドライン」を作成。内容は日々改訂されている。
     
  • 優れた表現、内容を持っているサイトに対し、「クールマーク」で案内する。
  • サーファーの(内部的)指標として、「クールマーク」「準ずるもの」「それ以外」に分類を行っている。
     
  • 基本的に評価するのではなく、面白い、役にたつといったユーザー感覚で判断する。
  • 登録すべきか判断に悩む内容は、原始的であるが英知を集める意味で会社全体で議論し、判断する。
 
 
 ■1999年7月時点、「ホームページで儲ける 明日香出版 中小企業インターネット協会監修」
  • 登録を審査するYAHOOサーファーは10数人であり、カテゴリ別に担当している。メンテナンスも兼ねる。
  • 登録申請(=推薦)があったサイトを審査するYAHOOサーファーは10数人であり、カテゴリ別に担当している。メンテナンスも兼ねる。
  • 1日の登録申請(=推薦)件数は1,000件以上である。
  • うち、登録されるのは、概ね20〜30%であるが、明確な「審査基準」は設けていない。
     
  • 「Yahoo!JAPANに登録するのにふさわしいサイト」を登録しており、依頼があったサイト全てがこれに該当すれば、全て登録するし、該当するものがなければ0件となる。
     
  • 登録するのにふさわしいサイト」とは次のとおりである。
     −内容が正確であり、適切であるもの
     −見る人に有益であり、便利なもの、楽しいもの
     −デザインが優れているもの
     
  • 掲載数が少ないカテゴリの方が有利


 ■2000年1月時点、「Yahoo!JAPAN Internet Guide」編集長 樋口氏の発言
 やっぱりトップページはシンプルな方がいい。スッと出てくるだけでも好感が持てる。
 
 YAHOO!に登録されないんだけど、どうしたらいいの?って話しをよく聞きますが、YAHOO!ではホームページを見る際にいくつかのポイントをチェックしているんですよ。それをクリアしていないと厳しいんですよね。(中略)
 
 とりあえず4つのポイントがあるんですが、まずひとつは更新されているホームページであること。ホームページには完成ということはないので、毎日でも毎月でも継続的に更新されていることを大切にしたい。それから、どこかにインタラクティブな要素が入っていること。そんなに難しいことではなくて、メールでも掲示板でも何でもいいんです。やっぱりホームページを見てくれた人とコミュニケーションをとれる手段があると楽しい。
 
 そして、非常に重要なのが、ユニークなページであること。Yahoo!でもすでに登録されているページと似たようなページは登録されません他のページにないユニークさが絶対必要だと思います。
 
 最後にこれは基本的なことですが、アクセスしやすいページであること。日本では大部分のユーザーがダイヤルアップでホームページを見ています。トップページがスッと表示されると、それだけで好感が持てますよね。僕はトップページはシンプルな方がいい、できれば100K以内が望ましいと思っています。
(以下、略)
 
 
 
[参考]
 上述した情報は、1999年の@NIFTY主催のホームページグランプリで発言されていたものです。2000年版も同じく樋口氏が発言しておりますが、こちらは直接的にはYAHOO登録について謳っているわけではありませんので、あくまでも参考までに...
 
ホームページを評価する際に重視している点
 うちはYahoo!の看板を背負っているので、今年もそれに準じようかと思っています。ただ、順番は入れ替えます。(でもこの順番はYahoo!の基準の順番というわけじゃなくて個人的なものですよ!) 
 
 1:とにかくオリジナリティがあること
 2:更新頻度の高さ
 3:インタラクティブ性
 4:(軽さを含めた)インターフェース
 
 軽さをそれほど重要視しなくなったのは、最近は回線スピードが良くなってきたから、ということもあります。インターネットはそもそも常時接続が前提なので、ようやく本領が発揮できるかな、というところですよね。
 
 
 ■2000年4月25日時点、Yahoo!JAPAN公式ガイド2000
  • 登録されるサイトとは、..
    サーファーがすべてのページを確認し、Yahoo!JAPANに掲載したい/掲載すべきと判断したもの
     
  • 登録時の留意点・ポイント
    −できるだけ深い階層のカテゴリ(具体的なカテゴリ)
    −営利目的のサイトは「ビジネスと経済:企業」、
      または地域情報の下にある「ビジネスと経済」
    −地域的な特色が強いサイトは「地域情報」
    −個人的な内容は「エンターテイメント:個人」
     
  • なかなか掲載されない場合のチェックポイント
    −リンク切れ、壊れている画像、工事中の多発
    −サーファーに「もう一度来たい」と思わせること
    −自分のサイトと申請したカテゴリの不一致
    −多くのサイトがひしめき合っているカテゴリ 高いレベルが要求
    −同一、カテゴリに似たサイトが既にある場合、掲載は難しい。
     他のサイトにない特徴を作る等、内容をさらに充実させる
 
 
 ■2000年5月29日時点、「Yahoo!JAPAN Internet Guide 7月号」
  • Yahoo!JAPANでは、推薦されたホームページをすべて登録するわけではない。
  • 内容やデザインをサーファーが吟味し、掲載に値すると判断されたホームページのみが、適切なカテゴリに納められ、内容をわかりやすくまとめたコメントが付される。
     
  • 同じページの表記から判断して...
    −入会しているプロバイダは関係ない。
    −Yahoo!JAPANにバナー広告でも出しても関係ない。
     
  • 多くの掲載依頼があるために、依頼してから、登録・掲載されるまでには3週間以上かかることもある。
 
 
 ■2000年6月29日時点、「Yahoo!JAPAN Internet Guide 8月号」
  • 掲載通知のメールについて、掲載が確定するまで2〜3週間かかることもある。
     
  • カテゴリの決定権については、すべてYahoo!JAPANが決定する。推薦されたカテゴリが不適切な場合は変更したり、コメントも書き直される場合がある。どうしても変更してほしい場合、サイトの内容を見直してから、再度、推薦依頼を行う。
     
  • 依頼していなくても、さまざまなメディアで取り上げられたサイトは、掲載される場合がある。
  • なかなか掲載してもらえない人はコンセプトや内容のテコ入れを行い、アクセス数を増やす努力を!
     
  • 「.com」等、ドメインによる有利、不利はない
     
  • 下記のようなサイトは削除される場合もある
    −デッドリンクとなったサイト
    −長期間更新されないサイト(データベース等、資料的価値のあるサイトは別)
    −内容やコンテンツが変更され、登録カテゴリにふさわしくなくなったサイト
    (データベース等、資料的価値のあるサイトは別)
 
 
 ■2000年8月29日時点、「Yahoo!JAPAN Internet Guide 10月号」
  • 100%の確率で登録されるような秘訣はない
     
  • ホームページの内容が申請したときの紹介文と異なるとダメ!
  • 選んだカテゴリにふさわしくないとダメ!
     
  • ホームページの内容が作成途中のコンテンツばかりではダメ!
  • 更新が滞っているものはダメ!
     
  • 他のホームページと似たり寄ったりのものはダメ!
  • より具体的なカテゴリへの申請と充実したホームページづくりが必要!
 
 
 ■2000年9月25日時点、「別冊宝島 ホームページ繁盛の法則 2000年秋版」
  • 「繁盛の法則」の編集者が、青山にあるYahoo!JAPAN本社を訪ねたそうです。
  • 当該雑誌の特集は「ヤフー・ジャパンサーフ部隊を直撃!登録作業の舞台裏」というもの。
  • インタビューに応えたYAHOOサーファーは、チーフサーファーの「小野澤 忠仁」氏。
    1. サーフチームは常に20数名〜数10名。
    2. 役割は、「デッドリンクのチェック」や「初期の頃に登録したホームページの内容の確認」、その他
    3. 登録済みのホームページの削除もあり得る。(よっぽどの場合だけど..)
  • 登録される秘訣は...
    1. キーワードは「斬新さ」と「情報価値」。
    2. 同様のサイトと比べ、操作性や視認性に優れていることも大切。
    3. 競合の少ない「ジャンル性の高さ」
    4. 「ユニーク」 = 「面白い」、「二つと無い」
    5. 斬新かつマニアックな情報は重宝される。
      例)愛車のスペックの掲載ではダメ。
         実際に乗った経験則からトラブルQ&A等があるならOK。
    6. 基本的に「落とそう、落とそう」と思ってチェックしているのではない。
       
  • ホームページのタイトルは登録には関係ない。
  • 一つのジャンル性に特化しないと登録されづらいというのはデマ。いろんなジャンルごった煮のホームページであっても、各コンテンツに直リンクを張ってくることが多いので、まったく問題にならない。
     
    <管理人の補足>
  • 一番、最後の記述は意味がわかりにくいと思いますが、つまり、簡単に言うと、一つのホームページに...
    1. GLAYのページ
    2. 釣りのページ
    3. ゲームのページ
  • という、いろんなジャンルが詰まったホームページでも、結局、登録申請を出す人は、GLAYのページのサイトアドレスを、Yahoo!JAPANの「GLAY」というカテゴリに申請するため、特に問題はない、とサーファーがお答えしています。
  • 雑誌では、この部分の記述が、大変、誤解を招く表現になっていますが、主旨はこのような内容です。
  
  
 ■2000年11月10日時点、「アスキーネットJ 11月24日号 (株)アスキー」
  • YAHOO!のリード・サーファー「惹句」さんへのインタビュー結果だそうです。
  • Yahoo!JAPANへの登録に....
    • タイトルは関係なし
    • 複数の題材を詰め込んだサイトでも、それぞれ個別のページが充実していれば、そのページがYahoo!JAPANに登録されることがあるため、特に問題ない
    • 推薦フォームで判断することはない
    • カウンターの数、関係ない。
    • 更新については、ニュースサイト等、更新が求められる性質のサイトで、更新を怠っている場合、登録は不利。
    • ページの軽さについては、極端に重くなければ大丈夫
    • 第一印象で登録の可否を判断するのではなく、内容で勝負!
    • 自薦・他薦は関係なし

  • 雑誌の方には、もっと詳しく情報が掲載されていますが、著作権の問題がありますので、ここでの詳述は避けます。
     
  • できれば、Yahoo!JAPANへの登録を目指している方は、この号は買ってほしい!!
  • このサイトのはじめ「本サイトの目的とねらい」にも書いたように、いろんなところで、いろんなことを言う人がいるため、情報が錯綜していますが、そんな口コミによるデマに振り回されず、YAHOO!サーファー自らの発言に重点を置いた方が絶対に得ですし、サイト登録に有利です。
  
 
 ■2001年6月29日時点、「Yahoo!JAPAN Internet Guide 8月号」
  • YAHOO!のチーフ・サーファー「小野澤」さんが語る「サイト登録の極意」です。
    • 重視するのは内容のオリジナリティです。
    • ユーザーの「知りたい」と思う要求を応えるが目的であるため、登録が少ないカテゴリ類似サイトがなく独自性が高いサイトは登録されやすい傾向があります。
       
    • 逆にすでに多数の登録があるカテゴリ、仮に人気バンドのファンサイトだとしたら、他の人があまり載せていない情報、例えばライブリポートに的を絞る等して、自分なりの切り口で見せることが大事。
       
    • 法人独自ドメインが登録されやすい、といったことはありません。個人も法人も平等です。
  
   
 ■2001年7月時点、「意外にかんたん!ホームページデビュー2001 インプレス社」
  • YAHOO!のチーフ・サーファー「小野澤」さんへのインタビュー結果
    • ユーザーの立場になって登録を選択
    • 登録は一個人の判断ではなく、会議制
    • 登録基準を数値化するようなリスト等はなく、アナログ的
    • ある程度完成されてから推薦
    • 日記や掲示板等の成長型ホームページは作ってすぐ申請しても登録は困難
    • テーマを絞り、言いたいことを明確にすることも大切
       
    • 推薦のあったサイトの10〜15%くらいが登録
  
  
 ■2001年12月時点、「Yahoo!JAPAN Internet Guide 1月号」
  • Yahoo! JAPANにリンクを張るとホームページが登録されやすくなるというのは全くのデマ。ホームページの内容や個性などを重視。
  
  
 「登録」ではなく「推薦」の理由(Yahoo!JAPAN公式ガイド2000)
 
  • ロボット型と異なり、Yahoo!JAPANでは申請すれば必ず掲載されるとは限らない。
  • プロのサーファーが一つ一つサイトの内容を見てチェックし、Yahoo!JAPANに掲載するのにふさわしいと判断したものだけを取り上げている。
  • そのため、Yahoo!JAPANでは、「登録」という言葉を使わず、「サイトを推薦する」という表現にしている。
  • 人の目を通してサイトを内容をチェックしているからこそ、Yahoo!JAPANはユーザーから信頼され、絶大な人気を誇っている。
 
 
 よく見るYahoo!JAPANへの批判だが... ”何故、Yahoo!JAPANばかりが悪者になるのか?”
 
  • 上の記述を、正確に、勝手に解釈せずに読んだ上で、以下を読んでいただければと思います。
  • 審査基準を明確にしろ」とか、「Yahoo!JAPANはサーファーが独断と偏見でサイトを選んでいるのではないか!」、「既に登録されているサイトより自分のサイトの方が充実している」等の批判が、いかにナンセンスであるかがよくわかると思います。
     
  • なぜなら、Yahoo!JAPAN自らが「明確な審査基準はなく、自社(=Yahoo!JAPAN)のサイトにリンクを張る(=登録する)サイトは、サーファーの判断で決める!既存サイトと似た内容のサイトは登録が困難」と言っているのだから..
  • Yahoo!JAPANに登録されたいのであれば、上述した要件を満足するようなサイトを作成すればいいし、このYahoo!JAPANの考えが嫌いならば登録しなければいいのです。
     
  • 「既存サイトよりも内容が充実している」というのも、甚だしい勘違いです。「誰よりも早くそのサイトを作り上げた」という点が評価されるのです。
     
  • このサイトに、初めて来られた方で、この部分の記述を読んで、不愉快に思った方がいるかもしれません。しかし、あえて批判覚悟で記述したのには理由があります。
    • 私のYAHOO対戦成績」のページにも書いたように、私もYahoo!JAPANの登録に12回(約1年間)失敗し、この長い期間、身をもって苦痛を味わいました。
       (ちなみに、このサイトは1発登録でした)
    • 登録されない辛さは十分、知っています。この同じ辛さを味わってほしくありません。
    • それならば!空回りすることなく、Yahoo!JAPANの登録に関する方針に従ったやり方で、Yahoo!JAPANへの登録を実現した方がいい、ということを伝えたかったためです。ご了承ください。