100円マイコンATtiny2313でArduino

ArduinoでATtiny2313

 ATtiny2313は下の表の通り、Arduinoで使われているATmegaシリーズと比べるととても非力なスペックです。
 プログラムメモリ2KBは、Arduinoのコマンドでプログラムすると、意外とすぐにオーバーしてしまいます。 

 しかしクロックを内蔵していること、1個100円で入手できることなどの利点もあるので、使い方次第ではおおいに役立つと思います。

ATtyny2313とATmega328Pの比較

  ATtiny2313 ATmega328P
プログラムメモリ 2KB 32KB
SRAM 128B 2KB
デジタル入出力PIN/PWM 17/1 14/6
アナログ入力 なし
クロック 内蔵 別途必要

※ ArduinoIDEでanalogWriteを使った場合

 このマイコンにプログラムを書き込む場合、一般的には専用の書き込み装置とソフトが必要なようですが、Arduinoで使うATmega328Pと同じAVRマイコンなので、USBシリアル変換モジュールを使って書き込むことができます。

 Arduino互換マイコンの場合、avrdude-GUIでブートローダーを書き込んでからArduinoIDEでプログラムを書き込んでいましたが、このマイコンの場合は逆で、ArduinoIDEで組んだプログラムをavrdude-GUIで書き込みます。

 はじめにArduinoIDEをATtiny2313にも対応できるよう設定を変更します。

ArduinoIDEのATtiny2313対応化

※Arduino-IDE 1.03では動作しませんでした。
また、Windows8の場合、ArduinoフォルダがProgram Filesフォルダ以下に置いあるとアクセス権の関係でビルドできません。

 Arduno-IDEの「\arduino-1.0\hardware\arduino」にある「board.txt」を開き、末尾に以下の行を追加します。

############################################

attiny2313-8.name=ATtiny2313 (internal 8 MHz clock)
attiny2313-8.bootloader.low_fuses=0xE4
attiny2313-8.bootloader.high_fuses=0xDF
attiny2313-8.bootloader.extended_fuses=0xff
attiny2313-8.upload.maximum_size=2048
attiny2313-8.build.mcu=attiny2313
attiny2313-8.build.f_cpu=8000000L
attiny2313-8.build.core=arduino:arduino
attiny2313-8.build.variant=tn2313

############################################

 リンク先を保存し展開、tn2313フォルダを「\arduino-1.xx\hardware\arduino\variants」に保存します。

 「\arduino-1.xx\lib」の「preferences.txt」を開き、「#build.path=build」を「build.path=build」に変更。

 「\arduino-1.xx」に「build」フォルダを作ります。

Arduinoでのスケッチ

 Arduino-IDEを起動し、 「ツール」から「マイコンボード」の「ATtiny2313」を選択します。

 Tiny2313のピン配置を参考にスケッチを作製してください。

 完成したら「検証」ボタンでコンパイルします。

 コンパイルされた「.hex」ファイルは、先程Arduino直下に作った「build」フォルダに入ります。

 このフォルダはArduinoを閉じると消えてしまうので気をつけてください。

FT-232RとATtiny2313 書き込み時の結線、及びPINの配置

avrdude-GUIで書き込み

 RaMoninoのところで「互換マイコンを作る」で使用したavrdude-GUIを開きます。  

※Portはお使いのパソコンに合わせて設定してください。

 1 DeviceからATtiny2313を選択し、Commandline Optionに「-P ft0 -B9600」を入れます。

 2 Fuseの「READ」を押して値が読み込まれるのを確認します。

 3 Fuseにそれぞれ値を入れます h:DF L:E4 e:FF  (内蔵8MHz使用)

 4 Fuseを書き込みます。

 5 プログラムを書き換えるときも、いちど「ChipErase」を実行しから書き込んでください。

 6 書き込むファイル、Arduino直下の「build」フォルダを開き、対象のhexファイルを選択します。

 7 「Write」を押してプログラムの書き込み完了です。

参考サイト

  http://hello-world.blog.so-net.ne.jp/archive/c2301599445-1

  http://creatornote.blog87.fc2.com/blog-entry-47.html

  http://www.geocities.jp/arduino_diecimila/avr-writer/

 

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