2004.6.21.更新

田舎家(松本市)
   かみしめたときが大好き。なんてすてきな食感。こどもの口にも合うみたい。
店名
田舎家

住所
390-0305
長野県松本市
惣社500

電話番号
0263-39-4157

営業時間
11:30〜14:00
17:00〜20:00

定休日
なし

最寄りIC
1.長野道・松本
2.長野道・豊科
3.長野道・塩尻

目印
惣社交差点はY字になってる。ここを右手に向かい、交差店内の右手。つい行き過ぎてしまいそうになる。

行き方
松本城の北側の道を美ヶ原方面に東に。桜橋を渡って5分で惣社交差点。この信号の右手。

─香りの高さが際立っています。毎年冬が近づく頃、数人のアルバイトを雇って収穫したそばの実1年分を引き取りに開田高原まで行くんだそうです。─

 
かみしめた瞬間に口の中にじわっとおいしさがひろがります。「そばはのどごし」といいますけどね、ぼくはこのそば、おいしさをしっかりかみしめます。

 ご主人はとても大柄で、空手もするらしい。背が高いだけじゃなくて、横幅があり強そう。こういう人が打つとこうなるんだなあと、合点してます。


渋めの店内。冬は薪ストーブに火が入ります。

 そばはやわらかく、ふんわりとしています。それなのに食べてみるとコシがしっかりしてます。ん、腰がしっかり?力持ちのが打つとこういう風にできるのかなあと、そう思っちゃうでしょう。

  女の人、とくにおばあちゃんが打つ店が信州にはたくさんあって、もちろんおいしい店も多い。だけれど、このように「ふんわり感」と「コシの強さ」という、反対側に位置するふたつのものがいっしょになった食感は、たぶん男の人の得意技ですね。

入るとすぐ右手に石臼。開店直前までここでそばを打つ姿を見ることができます。

 ところで、そばが四季のうちでいつがいちばんおいしいのかという話題をしましょう。
 夏は収穫から日が経ったソバを使わなくてはならず、条件がよくありません。秋はまだソバは収穫されず畑で自然乾燥の最中。真正直なこのお店で新そばが出るのは冬近い11月末か12月です。じゃあ12月が一番うまい時期か。まあまたれい。
 ソバの実は、年を越して一番寒くなる1月末からだんだん味がよくなり、粉にしても打ちやすくなります。この寒い期間こそ、待ち遠しいそばの食べ時なんですよ!

 ところがですね、いちばんおいしいこの時期に、このお店が、いちばん静かになっちゃうんですって。
 県外の観光客は夏にばっかり来ます。冬の間はあまりいません。
「もったいねえなあ。」
とご主人ひとこと。うん、もったいない。

田舎家の巻おわり

ぼくのお気に入り
せいろ
価格700円
そば湯までしっかりいただこう。すごくうまいそば湯。

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