綾辻行人と云えば、やはり「館シリーズ」。

ここは、館に関するいろいろなことを
紹介するページです。

お暇な時、ごゆっくりお楽しみ下さい。

参考文献

『明治の西洋館 I・II』
(写真:さとうつねお 文:鈴木喜一・佐奈芳勇/毎日新聞社)

『明治の学舎』
(中村哲夫・「サライ」編集部 編/小学館)

『西洋館 明治・大正の建築散歩』
(写真・文:中村哲夫/淡交社)

『たてもの野外博物館探見』
(広岡祐/JTB)

『江戸から明治へ 近代の美術 I 』
(日本美術全集21/講談社)

『建築とデザイン 近代の美術IV』
(日本美術全集24/講談社)

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前口上

綾辻行人の「館」

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   前口上   

 発端はこれでした、「館をこの眼で見てみたい」。

 綾辻さんのメインワークとも云える「館シリーズ」、本格ミステリの連作です。奇才と謳われた建築家、中村青司が各地に遺した風変わりな「館」がモチーフとなっています。2001年現在6作発表されています(7作目は連載中)が、それぞれ実に魅力的な館が登場します(現実的‥かどうかはともかく)。

 冒頭の願いをある程度叶えてくれたのが、ゲーム「YAKATA」でした。十角館から時計館まで、CGの絵となって眼の前に現れた館たち。私はゲームの主人公として、それらの館を訪問し、そして中を自由に歩き回ることができました。嬉しかったです。

 さて、望みは一応は叶えられたものの、さらなる欲求が(笑)。

「霧越邸もこの眼で見てみたい‥」

 綾辻さんの代表作とも云える『霧越邸殺人事件』。この舞台は、信州の山奥にひっそりと佇む、大正時代に建てられたアール・ヌーヴォー調の洋館でした。
 誰かこの霧越邸を眼に見える形で再現してはくれないだろうか。CGの画像か、或いはTVチャンピオンで見たドールハウスのように‥。想いは募り、ついには「誰もやってくれないのなら自分で作ってしまおう」と(笑・無理だろうけどね)。

 で、いわゆる「西洋館」なるものを調べ始めたのでした。
 よくよく考えると、中村青司はれっきとした現代人(昭和14年生まれ)ですから、明治や大正の古い建物と彼の造った館とは、ちょっと趣が違うのかもしれません。
 でも、私の中では既に「館=西洋館」という図式が出来上がってしまっていて。

 はっきり云って、ハマってます(笑)。だから、このコーナーは完璧に私個人の趣味のページです(他もそうだけど)。あまり興味のない方は、ゴメンなさい。なお、登場する西洋館の多くは公共の建造物(役所や警察、銀行、学校など)で、個人の館とはかけ離れたものなのですが、もう見るからに素晴らしいので、この際一切合切詰め込んでみました。
 特に「◯◯館」と名のつく建物には反応してしまう、綾辻ファンの性でしょうか(笑)。

 霧越邸の絵、いつの日か完成させたいものですが、どうなることやら‥(まずはCGの勉強から始めなくては)。

(2001/3/16)

(追記:2009/05/11)このページを作って八年。なんと、ほとんどのページがリンク切れになってしまいました(涙)。個人サイトではなく自治体のページにリンクすれば、将来的になくなることはないだろうと思ったんだけど、平成大合併やらなにやらで、URLが変わりまくり。ちまちま直していますので、しばしお待ちを。

洋館自体がなくなってしまうケースも、しばしば見受けられます。老朽化が進み、不況で改修もままならない。美術館や店舗として再スタートしても、結局閉鎖されてしまった。そんな例が少なからずあるようで。維持にはお金がかかりますから致し方ないとしても、寂しい限りです。せめて写真だけでも、しっかり残しておいていただきたいなあ。

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