4.耳の特性について

マイクについて

2.エフェクトについて

3.積極的な音作りについて

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【 「マスキング効果」について 】

 

 2つの音が鳴っている時、片方の音が鳴っているにも関わらず、認識されにくくなる効果を言います。具体的に、以下に示します。

 ○ 音量の差が大きいと、小さい音は、認識されにくくなる。

 ○ 2つの音程が近いほど、マスキングされやすい。また、音域が離れてる場合は、低音は高音をマスキングしやすいが、逆に、高音は低音をマスキングしない。

 ○ 時間的に先に鳴った音が、後の音をマスキングする事もあります。例えば、バス・ドラムと、ベースが同じタイミングで鳴る時、音量は同じでも、バス・ドラムのアタック音が「先」にくるため、ベースの音が小さく感じる様な場合など

 

 これを踏まえると、例えば、ギター1〜2本の時のギターの音質(イコライジング)と、バンドの中にあるギターの音質とが同じである筈がありません。一般に…、

 生ギター1〜2本の時=低音から高音まで、バランス良く。バンドの中の生ギター=高音を強調した「硬い」音。

 ※究極、臭覚で言えば、臭い匂いの不快感を消すのに、香水などの香りを強くして、嫌な匂いを分からなくしてしまう様な場合も、マスキング効果と言うらしいです。

 
     
 

【 「カクテル・パーティー効果」について  】

 

 雑然とした中で、聴こうと意識した音は、聞き分ける事ができる能力例えば、「スピーチ」などでは、周りが、少々、騒がしくても、その、スピーチの内容(目的の音)が、聞き分ける事ができる…など。

 しかし、その場では、スピーチの内容などが聞き分けられても、一旦、マイクで収録して、その録音したのを聴いても、単純に、「空気の振動」を「電気の大小」に変換されてしまい、聞き分ける事が困難になる事を指します

 

 音楽的には、例えば、ギタリストは、(無意識のうちに)ギターの音が聞き分けられ、ベーシストであれば、(無意識のうちに)低音に注意がいく様な場合も、一種の「カクテル・パーティー効果」と言えます。

 
     
 

【「聴覚」について   】

 

 例えば、最初の音量で聞いていたとします。次に、ある程度、大きくします。また、最初の音量に戻します。

 最初の音量ある程度、大きくする→また、最初の音量に戻す

 …すると、最初の音量に戻しても、その音量より、「小さく」感じます。「耳」が、大きい音で感覚が狂った状態で、例えば、「多重録音」をしていて、大きい音を聞いた後に、また、元に戻すと、実際と感じる音量に「差」が生じやすくなります。

 また、歪みを使わない音楽であっても、「ドンシャリ型(低音と高音が強調された音)」の場合、少しくらい、「歪み」があっても、違和感なく聞こえるらしいです。