イエメン
〜サナア旧市街 Old Sana'a YEMEN〜

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イエメンはいろんな意味で予想外だった。

まず、全く英語が通じない。これには面食らった。

空港から旧市街に行きたいのだが、
「old city」は通じないし、
相手の言うアラビア語の行き先なんて全然わかんない。

いつまでたっても英語のわかる人は全く現れない。

一目瞭然旅行者とわかる私に、多くのドライバーが言った行き先「バーバルヤマン?」

じゃ、もうそこでいいや、ってな感じだった。

どうも多くの旅行者の目指す場所っぽいから、
そこに行ったら英語のできる人もいるかもしれないし。

(途中1度乗り換えて)乗合バスで着いてみると、
まさに目的地、旧市街の入口イエメン門(バーバルヤマン)だったのである。
当時、この門の日本語名称も知らなかった私。ラッキー。
ここが「バーバルヤマン」であることを覚える。

さて、ここからがまた一苦労。

イエメンで1番外国人が訪れるはずの、首都サナア、
で、サナアで一番外国人が訪れるはずの
「世界遺産旧市街」なのだが、「hotel」も通じない。

持ってた地球の歩き方のコピーの地図はわかりにくいし、
毎度のことながら間違ってる。
寝るゼスチャーをしたりいろいろ奮闘すると、
笑ってはくれるが、全く私の訴えたい状況は理解してくれない。

と、子供がきて、ニコニコしながら「フンドック?」。

寝るマネをすると、ウンウン「フンドック、フンドック」と言いながら
こっちこっちと合図されたのでついて行くと、
当初予定してた宿に無事着いてしまった。
その子は何かをねだるわけでもなく、
私にここだよと指し示したら、そのままいなくなってしまった。

ここで「フンドック」が宿であることを覚える。

こんな感じで、私は滞在中、ちょっとずつ、
イヤでもイエメン方言の最低限のアラビア語を覚えることになったのである。

宿には私以外に客はおらず、
旧市街内の他の宿は全く客がいなかった。

バーバルヤマン。
バーブ アル イエメン(イエメン門)だというのを知ったのは出国後。
ここをくぐるとサナア旧市街。
くぐったところ。
建物最上階からの旧市街の眺め。 とても美しく立派な建物群の旧市街。
新市街もビルが混じるだけで、この手の建物がたくさんある。城壁に囲まれていなければ、どこからが旧市街だかわからない。
6階建て前後なので、かなり高い。 ありきたりの日常風景。
イエメンにいるときは特に何も感じないくらい当たり前の光景になっていたが、今となってはお気に入りの一枚。
建物の最上階はマフラジルームと呼ばれる応接間。
建物の中で一番豪華で、とても居心地がいい。みんなここに集まってくつろぐ。
マフラジルームからの眺め。
建物の階段。
イエメン人は小柄だが、各ステップはかなり高い。サナアは高地にあるため、バックパックを背負って6階くらいまで上がったときは死にそうだった。
修業のような階段上りをしてたどり着いた部屋。
日本人にはなじみある雰囲気だが、これがイエメンスタイル。建物は外側だけでなく内側もこんな感じでとても美しい。ステンドグラスや白い壁で間接的な優しい光を取り込む。
堂々として、それがかえって可愛い男の子。
イエメンの普通の家庭の子供は、こんな感じで身ぎれいにして、民族衣装にジャンビーヤと呼ばれる半月刀をさす。
ちょうどブドウの季節で、町じゅうで売られていた。
ところで、数は多くないが、女性も物を売る。私は女性なので、女性の写真はいろいろ撮ることができたが、彼らの文化や気持ちを考えると、後姿くらいしかHPには載せられない。とっても可愛い子やキレイな人もいたけど、お見せできないのが残念。
こっちもブドウ売り。
右の男性、どこ見てんだかわかんない視線でモジモジする典型的イエメン人の一パターン。見てると気が抜けてくる。
みんなジャンビーヤをさす。
パン屋さん。
パンは中が空洞。日本でもピタパンの名で売られているタイプのものだが、イエメンの、しかも焼きたてはやっぱりオイシイ。物を詰めて食べることもできる。
ラクダを使って油を絞る油屋。 お気に入りだった食堂。
サナアで「料理」が食べられるのは昼だけ。夜は食べる所はあんまりないし、あっても油テカテカフニャフニャのフライドポテトやチキンなど、軽食系。寝坊して昼を食べそびった日は本当にひもじい。1日1回限りの真剣勝負なので、料理がマズかったりするとかなりムカツク。この店はおいしく、ローカルでいつも込んでいるので、出遅れると選択の余地がなくなる。羊の頭が丸ごとゴロンと入ったスープなどイエメン料理が楽しめる。
町中に無数にあるミナレットの1つ。
朝、日の出の礼拝を知られるアザーンは、セミが一斉に鳴き始めるような感じ。わずかに白み始めたころ第一声が競って始まり、あっという間に全てのモスクが始めるので、町じゅうその音と反響で何重にも包まれ、地の底から声が湧いているような感覚になる。他のムスリム国では体験できなかったタイプのもの。
スイカ。
日差しが強く乾燥している上に、甘すぎ・しょっぱすぎが多い飲物や料理で、グッタリしてしまったときはこれ。ホッとする。甘くてシャリッとしてて水分タップリ。
大のお気に入りとなった水タバコ「シーシャ」。
使うタバコの葉はエジプト製だが、国によって器具は大きさやデザインが違う。イエメンのものはシンプル。産油国や近東にいくと豪華になったりする。男性はオープンエア的お茶屋で吸うが、女性は高級レストランや室内でしか吸わない。アラブ的オープンエアでお茶しながら、ものを書いたり読書したりしながら、日がな一日吸ってるのが一番気持ちがいい。お気に入りはイチゴ味。
時節柄、ネット屋ではいつも彼が待っていた。
これは控えめ。普通は全画面表示。画像はいろいろだが、全部オサマ。ところで、イスラム教が強く、人々の生活もそれに基づいているイエメン(だけどこの国ではイスラム教は悪く作用してる感じがしない)、ヤフーが人為的に接続不能になることがある、と聞いた(今はどうか知らないが、かつて日本で海外で買った無修正写真などが税関で没収されるのと同じような類のこと)。
かわいいネコだったので。 アメリカのテロ以前から書かれてたっぽい落書き。
アラビア半島のこの一帯の国々では、悪いのはイギリス、が先ずある。元祖悪いのはイギリス、でも年取っちゃったから今は跡とってるのがアメリカ。で、両方悪い、そんな感じ。アメリカが悪い、悪くない、とアメリカだけに目が向いている多くの国と違うのが印象的であり、問題の根深さも同時に物語る。
私の大好きなインチキもの。
欲しくはないが、うまくやるもんだと感心したり、あまりに安易で、笑ってしまうものもある。笑う機会もあんまりない中では、貴重な存在。
最小限の手間で最大限の効果。
これだけの知恵、ほかに生かせば成功すると思うのだが。うまく出来てるのを見つけるたびに、発展途上国のたくましさとシンプルさを感じて笑ってしまう。


“イエメン”  サナア周辺
“イエメン”  サアダと武器マーケット(イエメン北部)
“イエメン”  アデン
“イエメン”  アデンからムカッラへ
“イエメン”  サユンとその周辺(イエメン東部)
“イエメン”  イエメン南部

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