共通テーマ「異世界」



~異世界日記~

×月△日 晴れ

ここは異世界。
でもとりあえず迷っているので近くの時計塔の裏にあるいろいろ書かれた看板を眺めていた。
南には人参畑があって、北には鼻の穴のような形の洞窟があった。
よくわからないけどとりあえず東に向かってみた。
駆け足で歩いていると、おばさんとおじさんが決闘をしていた。
決闘しているといえばさっきの広場にもいたなあそんなやつら。
とにかく僕は見ていることにした。
おばさんが剣を抜いてるときに背後からお兄さんが銃で撃ち殺したので試合は終了した。
おじさんは嬉しそうに帰って行った。意外にも足が速くてびっくりした。空にはたまねぎが浮かんでいる。難しい事を考える。


×月☆日 晴れ

半年ぶりの祝日なので、出かけた。晴れててとっても気持ちよかった。
でも寒かった。冷房が効きすぎているかもしれない。暖かくするために走った。
しばらく走っていると喫茶店が見えてきた。僕はここで休憩することにした。珈琲を注文した。非常に美味しそうだ。
でも飲んでみると味噌汁の味がした。3回注文したけど全部味噌汁の味だった。
僕は近くの椅子を投げ飛ばして逃げた。お金は払った。いいかな、お金は消えるものだ。
お札は持たない。軽いから。僕はその場を後にして、また走った。
しばらくすると橋が見えてきた。下には川が流れていない。疲れたのでもう帰る。


×月○日 晴れ

友達からくだらない電話が来た。
イルカと増税の話だった。聞いてて非常に退屈だった。
でも友達は楽しそうだった。良かった。でもこっちはつまらなかったので切った。
また一時間ほどするとまたかかってきた、今度は辞書とポストとマフラーの話だった。やっぱりつまらなかった。切った。
また一時間したらかかってきた。あまりにしつこいのでもう電話するなと言ったら今度はメールが来た。もうこいつは殺す。


○月☆日 雨

今日は雨だったので家に引きこもることにした。
引きこもると言っても一生ではない。僕だってちゃんと働いている。ドーナツの穴の意義を考える仕事だ。
そして今日は一つ楽しみがある。それは先日注文した高級ビールが今目の前にあるのだ。
たしかいくらしたっけな。8万円くらいした。このビールはとてつもなく美味いらしい。
それだけではない。このビール瓶自体もかなり高い物と聞いている。
なんと瓶だけで7万9800円するというから驚きだ。
これはビールには期待できる。飲んでみた。味噌汁だった。


○月△日 晴れ

出かけよう。と思った。でも特に決めていない。でも外に出た。
目の前でクラゲが浮かんでいたので捕まえた。図書館に行こうと決めた。
ここから歩いて行ける。距離は東京からブラジルくらいの距離だ。45分で着いた。
さてどの本を読もうか。そうだな。いっぱいあってどれにしようか悩む。ほんとにいっぱいあって困るくらいだ。
よしこれにしよう、「どこからくるの、わたぼこり」、これは恐らく面白い。200ページ以上の長編小説らしい。
「へっへっへ、おいらはわたぼこり、灰色のもふもふした愛らしい見た目だろい?」
ここは机の裏。わたぼこりが集まる場所だ。でもな、そんな場所での平和は長くは続かなかったんだ。あいつらが来た時から。
「おいてめーここは今から俺達のテリトリーだザコはどいてろ。」
最近この辺で恐れられているとっても大きいわたぼこり達だ。
こいつらに刃向ったら最後巻き込まれて糧にされちまう。
「待てあんたらに刃向うつもりはない。今どくから待ってくれ。」
「さっさと動けのろま野郎俺ぁ気が短けえんだ。」
「こわいよー」「うえーん。」
周りから小さなわたぼこり達の声が聞こえた。
おいらはひとまず

飽きた。


☆月☆日 晴れ

異世界に来て早30年が経った。
でもそろそろ現世に帰って母親の面倒を見てやらなくてはならない。
30円のガム。あああ。布団にもぐってじっとしてる。
帰り道どこだっけ。30年も前だから覚えていない。仕方がないので近所の人に聞いた。
「あの、ここから現世に帰るにはどうしたらいいですか。」
「死ねばいいよ。死ねば帰れるよ。でももうここには戻って来れないよ。」
困る。ここの世界には僕が育てたじゃがいもと後輩がいる。そんな簡単には見捨てられない。
「どうしたんだ?帰りたいんじゃないのか。」
「いや帰りたいけど帰れない。」
「・・・・じれったいやつだな。」
僕の異世界日記はこれで最後。



☆自問自答コーナー☆

Q.意味が分かりません!

A.「テキストプレイ」ってやつで書きました。手を止めずに文字を打ち続けるといったもの。
ただ、書いた文章を後で改行入れたりの編集など、ちょっとルールとは逸れたところもあります。
明らかに時間稼ぎしている部分もあって、後で自分で読んでみると変な文章です。
一番身近な異世界っていうのは自分の中にあるのさ。(キリッ


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