『太陽の塔』特別内覧!見学記念弁当付きツアーを発見した。
太陽の塔とは,1970年に開催された大阪EXPOで芸術家 岡本太郎氏が万博協会から「テーマ館」のプロデューサーを引き受けて創りあげたもの。「ベラボウなものを作る」といってできあがったのが太陽の塔で岡本太郎氏の代表的な作品のひとつ。
30年以上経って今でも色あせることなく大衆のシンボルとして万博記念公園立ち続けている。実は,老朽化のため取り壊しの話もでたが撤去反対の署名運動が起きて1975年に永久保存が決まっている。
太陽の塔は,万博閉幕後,内部の見学は一般非公開となって長い間みることができなかった。
しかし2003年以降は,不定期に一般公開されるようになり旅行会社等を通じて内部観覧の可能に。
そこで,内部見学ツアーを探したところ名鉄観光サービスので●●万博『太陽の塔』特別内覧!見学記念弁当付き●● というツアーが企画されているのを発見!さっそく申し込んでみた。
太陽の塔を見ながら見学記念弁当を完食
受付で,万博公園自然文化園入場券と太陽の塔特別内覧証,太陽の塔見学記念弁当をもらい万博公園自然文化園に入場。真っ正面に太陽の塔がお出迎え。赤い稲妻と空に突き出した2本の腕とが迫力を感じさせる。
太陽の塔には4つの太陽がありてっぺんに輝く黄金の顔「未来の太陽」,真ん中にある太陽の顔「現在の太陽」。背後にある黒い太陽の顔「過去の太陽」がある。そして地下には現在,行方不明の地底の太陽の顔」があった。
見学開始までまだ時間があるので見学記念弁当を食べる。
中身は,普通のお弁当だったけど太陽の塔を見ながら美味しく頂きました。ごちそーさま。
集合場所は太陽の塔の裏側にある広場みたいなとこ。
集合前に,近いとこから背後にある黒い太陽の顔を見てみた。緑の炎(ガラス・モザイク貼り)で縁取られた通称「過去の顔」と呼ばれる直径8mの黒い顔は信楽焼の陶板(縦10cm×横20cm)約3000枚で作られた。表とは違ったダークな印象を受けたけど実は,神聖な祭りの守護神らしい。そこまでは感じ取れなかったぜ。やっぱすげーな太陽の塔。
いよいよ内覧です。
内覧の集合場所は,当時の写真がパネルで飾られていた。会場全体に人が溢れものすごい活気に満ちている様子が分かる。
70年代のウェーブが見て分かる。勢いあるなぁ。
時間になって係員が注意事項を説明したあとにいよいよ内覧の始まり。ここからは撮影禁止となる。
太陽の塔までの通路にもパネルがたくさんのパネルが飾られていた。
どのパネルも盛り上がっている様子がうかがえる。最高来場者数 83万人,総入場者数 6500万人。愛地球博を越えまくっているのがひとめでわかる写真。塔内への入館者は900万人を越えたそいうだ。
太陽の塔の高さは65m。アメリカの自由の女神(45m)を凌ぐ高さ。丹下健三氏(フジテレビ,東京都庁舎の設計者)が設計した高さ30メートルの大屋根をぶち抜き屋根の上に黄金の太陽の顔が飛び出す。
太陽の塔の内部へ。
塔の内部はひんやりとしていて薄暗いが赤・青・黄・緑のドギツイ色彩が飛び込んでくる。壁は真っ赤でサイケデリックな雰囲気・。まんなかにある生命の樹が天高くうねうねと伸びていたて赤,青,黄,緑に彩られれている。枝には年代を代表する生物の模型が取り巻いてる。
上を見上げると生命の進化の過程がわかる。公開時は,生命の樹の枝には約300体の模型が取付けられていたという。これらの模型は円谷プロの制作。驚いたことに,生命の樹は30年前の姿そのままであるという。(枝に巻いている生物の数は少なくなっている。)
見学は,ここの1階だけ。消防法の関係で残念ながら上層階にのぼることはできない。上に見えるエスカレータがうらめしい。
内覧は,ビデオ説明の時間も含めて20分ほど。係の人が質問にも答えてくれる。アンモナイトなどの模型がいたるとこにある。発泡スチロールで作られているという。痛みも目立ってきていた。
当時のパンフレットには,『太陽の塔の内部につくられている高さ45メートルの「生命の樹」は、生命 を支えるエネルギーの象徴であり、未来に向かって伸びてゆく生命の力強さを表現している。』とある。30数年の年月を経て,うっすらと埃をかぶっていても生命の樹は,生命の力強さは色あせていない。900万人が目にした太陽の塔を内部から見て岡本太郎氏が伝えたかったことがすこしはわかった気がする。
真下からの撮影はいいみたい。

過去の太陽,真下から撮影
20分の内覧時間はあっという間に過ぎて名残惜しいが退塔。20分でも十分楽しめる。写真撮りたいと思っていたら,塔の真下からはいいらしい。そこでかなりのローアングルだけどパシャリ。何枚か撮っているうちに扉を閉められた。意外と普通の扉。
パネルの通路を戻りそこで解散となる。
芸術は爆発なのだ。

現在の太陽の顔。泣いているように見える。

未来は黄金に輝いているのだ。
太陽の塔を間近に見学して結構,感激した。一度は,実物を見てみることをオススメ。
アートなことはわからないけど単純にスゴイと感じることができる。
中に入らなくても公園を散歩気分で見学してみてはどうでしょうか?
近くの売店でケータイストラップと太陽の塔(1/500)サイズミニチュアを思わず購入。気に入ってしまった。ほかにも色々とオカモトグッツが販売されてた。岡本太郎美術館にもいきたくなってきた。