HADRON 1.1
2012世界選手権スペイン大会でHADRONのパスカルバレリーが優勝!

DudekのPlasmaの後継機として登場したコンペグライダーHADRONは、
すでにフランス選手権、ポーランド選手権、イギリス選手権、日本選手権で優勝しています。
その他多くの大会で優勝しています。
2012 French Open - Pascal Vallee - HADRON 22
2012 Polish Open - Grzegorz Krzyanowski - HADRON 20
2012 British Open - Pascal Vallee - HADRON 22
2011 Japan National -Ryoya Igarashi-HADRON 20
2012 Japan National -Ryoya Igarashi-HADRON 22




詳しくはテストパイロットのグレゴのレポートです。

「低速トリマーは38km/hで全閉です。トリマーオープンは51km/hです。トリマーオープンとアクセ
ルフットバーで59km/hです。体重によっては+アルファー

プラズマ22は、60kmの対気速度を維持することをMiniplane Top 80パラモーター(つまり約
9500rpm(毎時4,5リットル))の最大の回転に要求しました。Hadronの場合には、
わずか8500rpmでした(毎時3,5リットル)。

HADRONはライズアップが驚くほど簡単です。微風時においてさえ、あなたはリバーススタート
でそれをライズアップができます。それは軽くクイックです。
しかし、離陸では速い助走が必要です。

プレシッションタスク、飛行精度でのキックスティックやクイックターン飛行では、旋回性の良さ
がきわだっています。
正確な操縦で、さらに最小のブレク入力で急なターンを可能にしています。
旋回を終えたHADRONはすぐに上昇するので、
あなたはスピードバーで上昇を抑える必要があります。

そしてウエートシフトに非常に敏感で、
ほとんど航法ルートで、ブレークは必要でありませんでした。



HADRONは、難しい気象条件でとても安定です。私はポーランドのオープンで速度タスクの間、
一回も潰れを経験しませんでした。そして、かなりラフなコンデションで全速力で飛ばせました。

この翼で最初に飛んだとき、私は二つの物を得ました。
短いブレーク操作で意のままに操作できる。
ハドロンは快適さと安全の感覚を与えてくれました。
もう一つは経済性です、燃料消費量の少ない滑空性能です。
それを飛ばすことは、純粋な楽しみを感じました。


HADRON-size      
20
22
24
26
28
Certification
Number of cells 
59
59
59
59
59
Surface area (flat) [m2]     
20,00
22,00
24,00
 26,00
28,00
Surface area (projected) 
[m2]     
17,36
19,1
20,82
22,57
24,3
Span (flat) [m]     
10,86
11,39
11,9
12,38
12,85
Span (projected) [m]     
8,78
9,21
9,61
10,01
10,38
Aspect ratio 
5,90
Aspect ratio (projected) 
4,44
Sink rate [m/s]
 min = 1,0
Speed [km/h] 
 min = trim = 51 ; max = 62 
Distance pilot to wing [cm]    
6,96
7,29
7,62
7,93
8,23
Total lines lenght [m]      
318
334
350
364
379
Weight range [kg] (tested)[kg]
50-70 (120)
65-85 (140)
80-105 (160)
 95-120 (160)
110-140 (160) 
Load test [kg]  
1179
( ) 搭載最大荷重。注意: パラグライダーは高い翼面荷重に応じて動作が変更します。
最大荷重は、高のパイロットの技能が必要です。

  

HADRON20 Test by Ryoya I.

前縁にロッドリブが入っているので変形しにくく、
ライズアップや高速飛行で威力を発揮しているようです。
後縁は全てハーフリブが入っていてとてもクリーンな翼型にできています。

ラインは全てコンペラインなので、不用意に直射日光にさらして置くことは禁止です。
写真のようにクモの糸のように細く、ライズアップ時のゴミに注意が必要です。

ライザーはAライザーが翼端と中央の2本に分かれていて、中央の1本でライズアップします。

DUDEK ハドロンは競技会用のグライダーとして発表されました。
安全規格は強度テストと飛行特性テストを実施していますが、
安全性は全てパイロットの責任で飛行する事が必要です。
多くの競技パイロットによるフィードバックで、安全性と高性能をアップしてきました。

ライズアップは驚異的です。
キャノピーが軽量化されているために、ほとんど無風でもクロスハンドができます。
頭上に上がってからも、そんなに先走りしないので余裕でテイクオフできます。
離陸時のトリムは全閉から1cm伸ばした所で行います、全閉でも軽く上がりますが。

ブレーク操作はクイックで、短いストロークで旋回ができます。
また、翼端のコントロールラインがブレークラインとミックスされているので、
独特な旋回が可能です。
たとえば、ブレークを持った手を左右に移動しただけで、クイックな旋回が始まります。
つまり、チップコントロールをいつでもできるコントロールシステムなのです。
これに慣れると旋回のバンクコントロールが楽なのでついつい
ハイバンク旋回をしたくなります。
旋回中も速度は落ないのでキレのある旋回が病みつきになります。
グレゴのレポートにもあったように、
旋回後半で不用意にブレークを当てすぎると、旋回中のスピードが落ないので
お釣りが来て上昇してしまいます。
空気抵抗が少ないので、旋回しても減速しないのです。

また、高性能の翼なので、加速とその伸びには驚かされます、
速度に慣れないと着陸には要注意です。
トリムの位置は必ず全閉か3cm伸ばした所までで行います。
それ以上伸ばしての着陸は速度が速いので注意が必要です。


特に小さい翼面積で飛行する場合の着陸は、
地面を足で磨るように浅い侵入角で着陸しなければなりません。
ブレークコードを引きすぎて低速アプローチ着陸すると失速着陸になります。
必ず地面と平行に進入して、接地するようにします。

片翼潰しをやろうとしましたが、素手では潰せませんでした。
リフレックスウイングなので、とても潰れにくく出来ています。
フルストールは途中までやってみましたが、馬蹄型になった時の
チップどうしのからみに注意が必要です。
エアインテークのロッドがラインにからむと外れなくなる可能性があるので、
注意が必要です。
リカバリーはクイックですが、旋回性が良いのでオーバーコントロールに
注意する必要があります。

全体的には安全性の高いグライダーだと思います、今までの飛行で潰された事はスペインの
世界選手権で一度だけです、この時の気象コンデションは強力なサーマルでスペインの選手
が落ちるほどでしたが、私のHADRONは瞬時にリカバリーしてくれました。また片翼潰しになっ
てもほとんど直線的に飛行が続けられるので、リカバリーが楽でした。

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五十嵐はHADRON20で飛行中、投影で17.36uなのですごく小さい。
ほとんどハンググライダーと同じ感覚のスピードです。
トリムを全て伸ばして飛ぶと51km/hくらいです。

メーカーの説明ではトリムライザーは70%まで伸ばして、アクセルをフルで使用可能ですが、
トリムをフルオープンでアクセルもフルアクセルでは潰れが発生するそうです。
つぶれが発生するのはグライダーがヨーイングを始めた時なので、
特にヨーイングには注意するべきです。

最近は慣れてきたので、ヨーイングを起こさないで最大速度を維持できるようになった。
TSTの使い方がポイントで、アクセルとトリムを最大速度に使う時はブレーク操作は禁物です。
設計者のDUDEK氏も言っていますが、高速飛行時にブレーク操作をすると
逆操舵になってヨーイングが発生しやすくなります。
この現象はリフレックスウイングで高速飛行する時に起きる現象なのですが、
ちょうど飛行機のエルロンのように翼が作用するために発生する現象です。
そのためにTSTで微調整を行います、これが習得できていればフルスピードが使えます。
高速飛行している時は特に気持ち良いです。
通常の飛行では100kmの飛行は2時間程度で終了できるので、
気軽に長距離飛行ができるようになった。
詳しくは五十嵐まで。



滑空比が良いのでスピード感覚が今までのパラグライダーへとは異なります。
ちょっとスピードアップしても、沈下しないので、アプローチが難しくなりました。
ターゲットやスラロームは慣れが必要です。
まだまだ使い方を研究しないと、パイロットが追いついていけない感じの奥深さを感じます。

時々山で飛びますが、ソアリング性能も一級品です、
高度を取ったら山飛びグライダーには負けない高速飛行で
広範囲を飛行できるので、素晴らしい体験ができました。




HADRONのレポート2014.2.3は技術ページへ

スラローム世界選手権者のグレゴッシュ選手の飛行です。
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