認定NPO「山友会」

 
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山友会とは

山谷という地域は(地図から40年ほど前地名が削られました)日雇い労働者の町と言われていました。肉体労働がほとんどで,集まるのは男だけでの町でした。

 

厳しい環境のため,酒を飲むことが日常となり,男同士の付き合いが生じてきます。おのずとその生活のルールが出来上がってきますし,また,身体を悪くする人々が多くなってきます。例えば,肝硬変やてんかん発作,高血圧,火傷や,けが等が多くみられ,口に出せずに悩んでいる方もいました

 

その社会の問題に少しでも応えるために,1984年に無料診療所をメインとして山友会がオープンしました。玉姫公園のそばの木造2階の建物を借りて,二階でクリニックの受付をしながら,100人以上の炊き出しをしておりました。その頃は,わずかな暖房設備しかなく,隙間風が入りねずみが走り回っているようなありさまでした。また,冬の間だけでしたが,浅草の古い幼稚園を借りて,約40人が宿泊できるようにもしていました。

 

1985年には三ノ輪駅の近くに別の建物を借り,高齢者が気軽に寄り合い,集まることのできる場所を設けました。次第に患者が増え,医者,看護師の人数も増えました。それと並行して炊き出しをもらいに来る人々も増えた結果,近所よりクレームが続出したため,山友会自身で場所と建物を確保せざるを得なくなりました。

 

1989年に土地を買い,形ばかりの三階鉄筋コンクリート造りの建物を建て,その中に相談室,クリニック高齢者の寄り合える場所を造り,前の借家より現在の場所へと移動しました。

 

その後,日本経済の変化とともに,日雇労働者が従事できる仕事も減り,50歳から60歳台の失業者が山谷周辺に集まってくるようになりました。さらに,隅田川沿いでテント生活,路上生活をする人々が増えてきました。厳しい環境で生活する人々は特に体力の低下が目立ちます。そのためにクリニックに来る人々も年々増え続けています。

 

このような人々が増え続け,山友会の力だけでは対応しきれず,他の団体,例えば民間の支援団体,区役所,病院,福祉施設,と連携をとるため,2002年4月NPO法人格を取得しました。

 

現在の山友会は12名のスタッフメンバーとともに約175名におよぶボランティアの協力を得て活動しています。その中には医師11名,看護師約20名も含まれております。

野宿をせざるを得ない人々が,人間らしく生きていけるために,宗教,国籍に関係なく協力してくれる人々と共に力を出し合って努力していきたいと思います