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             ウッドデッキ製作日誌 (1) 〜 デザイン作成と基礎設計 〜

<製作経緯とデザイン>
−ウッドデッキ製作の経緯−
ウッドデッキの製作に着手したきっかけは、庭をもっと有効に使いたいというのが理由です。
今までも庭は何度かデザインを変更しましたが、あまり庭にでて何かをすることがなかったためです。その割に庭の雑草はよく育ち、雑草の手入れだけで手を焼いていた状態でもありました。(雑草の手入れなどは全て妻がやっていたが。。。)
そこで庭をもっと有効に使おうとウッドデッキを製作を決意しました。
製作するにあたって次の点を考慮しました。

−デザインの設計−
考慮点
(1)雨を避けられること
(2)蚊などの虫を避けられること
(3)家に入る日光・風通しを妨げないこと
(4)1年を通して利用できること
(5)家全体のデザイン性を損なわないこと
(6)デッキにはテーブルを製作し使わないときは
   収納できるようにすること


                           
季節に関係なくウッドデッキを活用したいという要件と虫を避けたいという要件から、最終的にウッドデッキ上に部屋部屋のように壁で囲んでしまうことにしました。  
その際、製作する部屋は家への光を妨げないようにするため、屋根、壁の全面をガラス張りにすることにしました。
   (いわゆるサンルーム。以下サンルーム)    ※ 右上イメージ図

ガラス張りのサンルームは市販のものも多く発売されていますが、どれも骨組みや窓枠がステンレス製のサッシで出来ており、私はデザイン上、ウッドデッキと合わない気がして、結局自分で木で製作することにしました。
 またこのサンルームの全ての壁は、母屋への風通しを妨げないよう、フルオープンに開閉できるように考慮し、全てのガラス窓を履きだしの折戸形式にすることにしました。


 設計

アマチュアでは下調べの時間がないことや、実際の製作後の完成イメージを設計段階から詳細に描くことができないこと、また設計上・人間工学上の定石とされている予備知識などが不足しているという状況を考えると、実際の材料や現場を目にして、実際の利用時をイメージし、寸法を照合しながら設計していくほうが返って効率が良いと私は考えます。

そういった理由から私は予め大まかな寸法をデザインから起こし必要な木材を購入し、実際に購入してきた材の実際の寸法を測りながら、詳細な寸法を入れて設計図面を完成させていくという手順で設計をすすめました。


ただ設計する際、念頭においたほうが良いのが材の木取りです。
購入した材から、利用する材をどのように切り出すか、また効率よく切り出すためにどのサイズの材を購入すれば良いかということは、「材料を無駄にしない」・「予算を有効に使う」という点で非常に重要だからです。

今回、購入したWRCは全て12フィート(3670mm前後×幅89mm)ですが、ノコギリのアサリ溝(切りる際に失われるノコギリの幅)を考慮し、履きだし窓の枠材の寸法を木取りの効率性から1833mm×43mmとしました。これだと1本の材から4本の窓枠材(窓2枚分)を作り出すことができ、材にまったく余りがでません。気持ちとしては高さは、もう少し取りたいところでしたが、ほとんどの材が6フィートの倍数で売られているため、これより長くしようとすると材に無駄な余りが多くでてしまい、その結果予算も大きく変わってしまします。そのような理由から結局このサイズで落ち着きました。

このように、設計する際は予算、利便性、デザイン性等をトータル的に考慮した上で設計することも大切だと思います。



基礎設計
まず、基礎の設計からの開始です。
基礎の設計する上で最重要考慮事項は、安定性と耐久性の維持です。
ウッドデッキの基礎は次の3つの部材からなります。

 ・根太(ねぶと)  
 ・束柱(つかばしら) 
 ・束石(つかいし) 



<設計手順>
(1)基礎を設計する場合、デッキを上から見た平面図を書くところから始めます。
この段階で実際に現場に立ちデッキの寸法、建物との間隔など測ってみます。

(2)次に根太の設置位置を平面図に記載していきます。
ただ必ず設置しなくてはならない柱などあれば、この段階で最初から図面上に配置しておきます。
私の場合は、最終的にサンルームを製作する予定ですのでサンルームを支える柱を最初に配置してみました。(下図
の柱)


 寝太の設置、その他考慮点

   考慮点
     ・デッキ板の切れ目(端)に設置する
             ・・・デッキ板の切れ目は過重が掛かったときに、不安定になります。
               そのため、この位置には寝太は設置しておいたほうがデッキがより安定するためです。


     ・デッキ板の貼る方向と直角に
             ・・・ 寝太はデッキ板を支える役目をします。デッキを安定して支えるために
                デッキ板の方向と直角に位置するように設置します。

     ・根太は太いほど安定する
             ・・・ 根太には一番過重がかかります。そのため寝太に用いる材は2×4材より、
                 2×6材のほうがより幅が広いため、安定します。


     ・根太で柱を安定させる
             ・・・ ウッドデッキ上にパーゴラなどを取り付ける場合、柱を立てることになります。
                その際、寝太の設置位置を決める段階で柱との接合も意識しておきます。
                柱は根太と接合することでより安定性を増すためです。


(3)束柱の配置を検討します。
   束柱は基本的に根太と接合し、根太を支え根太を水平に保ちます。
   デッキの過重のかかる部分は寝太に負荷が掛かります。
   かかる重さで寝太が反ってしまったり、それによってデッキ不安定にならないように束柱を配置することが必要です。

   そのため束柱の設置する間隔は重要です。
   色々な参考資料を読んだ結果、私は束柱の間隔は1m以内としました。

   以上を考慮して図面上に根太、束柱の位置を決めていきます。


ウッドデッキ製作日誌
(1) デザイン作成と基礎設計
(2) 資材調達と基礎作り
(3) デッキとパーゴラ
(4) サンルーム屋根
(5) サッシ製作・サンルーム完成
付録: 木製サッシの製作