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             ウッドデッキ製作日誌 (5) 〜 サッシ製作・サンルーム完成 〜

<サンルーム>
ウッドデッキの上にサンルームを建てるにあたって、サッシをどのようにするか悩みました。
サンルームのサッシ設置により、奥の室内への風通しや日当たりを妨げたくなかったため、サッシは基本的に日差しをさえぎらない透明な作りとすることは決定しました。
次に風通しの点で、サッシをどのようにしたら良いか悩みました。
引き違いのサッシにすると製作は簡単ですが、全体の1/2が遮られてしまい風通しもかなり悪くなります。

悩んだ結果、折戸にし全面を開放できるようにすることで、完全に開け放った屋外状態と完全に締め切った室内状態に切り替えられるようにすることにしました。

折戸を設置するにあたって考慮したのは次の点です。
収納の問題・・・折戸は極力場所を取らないよう収納できること
重量の問題・・・折戸金具の許容している重量に耐えられること。
 ※折戸はレールとドア金具の接点が少ないため、重量が重過ぎると強度が極端に失われます。よって金具の許容している重量に耐えられる必要があります。
今回建てるサンルームは3側面がガラス張りとなりますが、3面全ての折戸を一箇所に集められれば良いと考えました。そうすると折れ戸を支えるレールがカープしたものを調達しなくてはなりませんが残念ながらそのようなレールを調達することができなかったため、やむなく右図のように2箇所に分けて折れ戸を収めることにしました。

折れ戸の折れる向きは人が庭側にいた際の使い勝手と、サンルーム上にいた際の利便性の両面から検討して次のような構成にしました。

この大きさだとウッドデッキに隣接する家の吐き出し窓の角にサッシを収納することができ邪魔になりません。
また大きさを抑えることで重量の問題も回避されます。
今回購入した折れ戸金具の限界重量が30Kgであるのに対し、今回の折れ戸がそれぞれ10Kg強のため、充分許容範囲に治めることができました。
枠の製作上最初に考慮しなくてはならないのは、木の材質です。
折戸の枠には節のないクリア材を利用します。
枠はガラスを支えるものになるため材の強度が重要になります。

またアルミサッシの場合には、影響のない日光による材質の変化についても考慮しておく必要があります。
木材は基本的に日光や雨などの影響で反りやすくなります。
木材に節がある場合、材が大きく反ってしまい、その反りによってガラスが割れてしまう原因になるのです。
実はこれは私がサッシ枠を作成した後、ガラス屋さんに持っていって指摘されたことです。
サッシに利用する材は、節のないクリア材を利用するようにする。WRC材の場合、約1.5〜2倍の価格になってしまうが、後々後悔しないよう、はじめからクリア材を利用することをお勧めします。

 <サッシの加工>
クリア材は写真のような状態で届けられました。 節のない綺麗なWRC材のクリア材です。 早速、材をサッシ枠の寸法に切り出していきます。
枠の仕口はこちらでご紹介しております。
この構造はガラスが後から簡単に交換ができるように考慮された構造です。
ガラス屋さんから聞きました。
上記の図面の通りに、ルーターのストレートビットでかまちの溝を加工していきます。 溝が彫れました。  蝶番を取り付ける溝を加工します。
 コースレッド用の穴をあけます。  いよいよ組み立てです。 この後ルーターにて面取りし、塗装します。
全部で16枚のサッシ枠は塗るにも乾かすにも場所をとります。

サッシをレールに嵌めます。 ガラスをはめ込んだら下記の鬼目ナットを枠に埋めこみ六角穴つき止ネジでガラスを固定します。
ガラスを固定した後、マスキングテープを張り雨水によって腐らないよう、コーキング加工をします。

コーキングした状態。
複雑な隙間はダンボールで正確に型を作成して材を取り嵌め込みます。

ようやくサンルームデッキが出来上がりました。

これは折戸を閉めた状態です。
これは折戸を開けた状態です。
室内・室外から見た写真です。


ウッドデッキ製作日誌
(1) デザイン作成と基礎設計
(2) 資材調達と基礎作り
(3) デッキとパーゴラ
(4) サンルーム屋根
(5) サッシ製作・サンルーム完成
付録: 木製サッシの製作