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             ウッドデッキ製作日誌 (4) 〜 サンルーム屋根 〜

<サンルーム屋根>
ウッドデッキの上にサンルームを建てるにあたって、屋根材の素材をどのようにするか検討しました。
検討した主なポイントは次のような点です。

  (1) 透過性
  (2) 安全性
  (3) 耐久性
  (4) 価格

(1) 透過性
屋根だけでなく壁も含めて透過性は、サンルームの目的には不可欠な条件になります。屋根は季節の変化や天気を感じるため、くもり加工や着色のない完全透明な素材を選択することにしました。

(2) 安全性
雨、風を避けられることは勿論ですが、雪や雹(ひょう)、霰(あられ)、地震などが起こっても、割れたりすることなく安心できる素材を選択することしました。

(3) 耐久性
紫外線を直接受ける場所になるため、経年による劣化が起こりやすくなります。
屋外での利用が考慮され、極力紫外線に強い丈夫なものを選択することを考慮しました。

(4) 価格
価格は当然より安いものを選択したいと思いました。但し価格優先ではなく上記の条件を最低限満たしたものの中でより安いものを選択しました。

図1                

さて屋根の素材を決定するにあたって、いくつかの候補をピックアップし、それぞれの特徴を比較してみました。


ガラス アクリル樹脂板 ポリカーボネイト平板
主な特徴 ・透明度が高く表面は光沢がある
・表面は硬質でキズがつきづらい
・一方柔軟性がなく衝撃に弱い。
・重量は比較的重い。
・耐久性が強くガラスの代用として用いられる。
・ガラスと比較するとキズがつきやすい
・比重はガラスの約1/2
・耐久性が強く割れては困るところにガラスの代用として用いられる。材質は柔軟で曲面にも利用可。
・ガラスと比較するとキズがつきやすい
・比重はガラスの約1/2
衝撃強度 1 15 100
主な利用個所 一般的な住宅、家具など ショーケース・車輌部品・照明器具・文具など 建築・工業製品(特に危険を伴うスポーツ・レジャー施設、船舶、カーポート屋根など)に利用


以上の結果から耐久性に最も優れ屋外での利用が想定されたポリカーボネイトを屋根に利用することにしました。
ポリカーボネイトは通常ホームセンターのリフォームコーナー等で取り寄せることができます。
私は 3000mm ×900mm × 3mm の企画のものを 4枚購入しました。

ポリカーボネートの設置には予めパーゴラに図1にあるような溝を掘っておきます。
溝は、テーブルソー等ではめ込むポリカーボネートの厚みより1〜1.5mmほど大きめに堀ます。
溝が狭いとポリカーボネートをはめ込む際に非常に苦労します。
パーゴラの垂木の間隔はポリカの幅より15mm〜20mm狭く取ります。ポリカが垂木の溝に左右7〜10mmはまるようになります。
この際の垂木の溝はパーゴラ
が落ちず、はめ込みやすいよう3〜5mm深めに取ります。(ポリカが垂木に10mm掛かるのであれば、溝の深さは13mm〜15mm)

私は溝の深さをほぼポリカの掛かり幅と同じに取ったため、非常にはめ辛く、妻と2人で首と腕がツルかと思うほど苦労しました。

ポリカは横の垂木に対してコースレッドか、エアータッカーで固定します。
次に各垂木の間にポリカを抑えるように、上から垂木を固定します。ポリカは非常に柔軟なためこの固定をしない強い風に煽られた場合、バタバタと異音が発生してしまいます。
またパーゴラの製作の際にも記載しましたが、垂木の間隔が広いとデザインバランスが悪く。
お洒落なデザインに仕上がりません。





<折戸レールの設置>
右の写真は折戸の上部のレールです。
このレールの付いた梁でパーゴラを支えます。
レールについた滑車金具に下げ振り(オモリのついた糸)をぶら下げます。
下げ振りの指す場所は確実に上部のレールの真下に位置します。
この滑車をレールに沿わせて移動させ、都度下げ振りの位置を墨付けすることで正確に下部のレールの取り付け位置に墨付けすることができます。

次に墨線に定規を合わせそれをガイドにトリマーで下部レールをはめ込む溝を掘っていきます。 下部レールは柱の近くを通るためトリマーのベースプレートが邪魔をして加工のできない個所ができました。 このような個所は右のようにノミを使って溝を掘ります。
写真のように綺麗な溝を加工することができました。
次のような専用レールをセットし固定します。




ウッドデッキ製作日誌
(1) デザイン作成と基礎設計
(2) 資材調達と基礎作り
(3) デッキとパーゴラ
(4) サンルーム屋根
(5) サッシ製作・サンルーム完成
付録: 木製サッシの製作