2005年9月

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9月26日(月) 晴れ

万博が終わり、と同時に夏も終わり、新しい季節へ。

先週、ロシアから、できたてほやほやの教科書が届いた。
感無量。よくやったねえ!と自画自賛。

あえて言えばカラーの教科書が作れなかったことが残念。
目指せセカンド・エディション!そのときは、きっとカラー印刷にしたい。
残っている仕事は、再度誤字脱字等のチェック、正誤表の作成と添付、
そして、日本とロシア、主にペテルでの配布・販売活動。

無事に教科書が出来上がり、本当にホッとしている。
この教科書は、私がロシアに行ったという証拠であり、ロシアで得た大切な財産である。

      
           教科書の表紙                     中表紙
                                (中央部には大学推薦の言葉が!
                                 これをもらうために出版を急ぎました。)


ということで、これにて私のペテル便りは終わります。
長い間、読んでくださって本当にありがとうございました。

いつかまたHPを再開するときはお知らせしますね。

9月16日(金) 曇り

仕事帰りに、行ってきました「愛・地球博」愛知万博2005!
夕方から行くと、普通券が二枚になる。
それに、寒いぐらい涼しくて快適だった。

今日の目的は、まだ足を踏み入れていない閉会間近の万博に
とりあえず行ってみるというものだったのだが、期待以上に楽しめた。

回ったのは世界の国々のパビリオン。
イタリア、シリア、トルコ、オランダ、ロシア、アメリカ。
3時間半の間にこれだけ回れたのだから、ラッキーだった。

ロシアでロシア人に会えなかったのは残念。
でも、ロシアの雰囲気を味わえた。懐かしくなってちょっと泣きそうになった。

9月15日(木) 晴れ

朝晩すっかり涼しくなった。今日は本当に気持ちのよい一日。
でも、一日中仕事・・・当たり前だけれど。
一日中教室の中にいて、昼休み以外は一歩も外に出ない(出られない)
という勤務体制は初めてなので、なんだか窮屈な感じがする。
今までは授業のある時間に出かけていって、授業が終わったら好きなときに教室(大学)を出ることができた。
でも今は違う。
これってわがままだあね・・・慣れるしかない。

さて、昨日、今日とまた別の新しいクラスが始まった。
初めての授業はいつも緊張する。
昨日のクラスでは、最初自分の声が裏返っているのがわかった。妙な力みがあった。

どのぐらい日本語ができるかな?相手は私をどう見るかな。
日本語の授業を楽しんでもらえるかな。気に入ってもらえるかな。色んな期待と不安で一杯になる。
念入りに準備し、授業に挑む。
緊張するけれど、この初日のクラスというのが、多分好きだと思う。
何よりも新しい出会いが楽しみでワクワクする。
お互いに緊張がほぐれてきたのがわかるといい感じで授業が終われる。
逆にクラス(相手)の反応が悪いときは、よっし、じゃ次はどうするかなと考えるのも楽しい。

今は、大学生相手ではなくて、日本に仕事で来ている研修生たちに日本語を教えている。
研修生に教えるのは初めてで、学生に教えるのとはちょっと勝手が違う。
目的としているものが異なるから、教える内容も変わってくる。

だいたい、外見が違うのだ。
ある所は会社の研修ユニフォームだし、ある所は背広・スーツ姿。
こっちの気持ちもぎゅっと引き締まる感じがする。それに、年齢も私より高い人もいる。
若くてジーンズをはいた学生を相手にしてきたので、最初はその外見だけに圧倒されてしまった。
慣れてしまえば大丈夫なのだろうけれど、私は学生に教えているのではないといつも感じていることができる。

9月13日(火)晴れ 

新しい仕事が始まり、1週間があっという間に過ぎていく。
今のままではだめだと少々焦ってもいる。早く次の新たな自分の姿を探さなければ。

先週、教科書が出来上がったというニュースをもらった。
国際標準図書番号(ISBN)もちゃんとついている!手元に届くのが楽しみだ。

昨日の夜、私の記憶からすっかり忘れ去られていた人から電話があった。
ロシアに行く数年前、地元の中学校で非常勤をしていたのだが、その時の教え子からの電話だった。

最初、名前を言われても本当に誰だかわからなくて、
「どちら様ですか。」「誰に電話ですか。」なんて言ってしまった。
彼女からのヒントで少しずつ記憶がよみがえったのだが、
ああ、あの子だ!と明確に思い出すのに5分ぐらいかかった。
担任でもなかった私に電話をしてくるということは、何かあったのだろうと思いきや、
本当に何もなく、高校で頑張っている様子を教えてくれた。

いやあ、こういう電話って本当に嬉しい。初めてだ。
何よりも、当時いろいろあった彼女が、今は頑張って生きているということ。・・・時が経てば人間変わるものね。
思い出してわざわざ電話までかけてきてくれたこと。・・・なかなかの度胸。
私の声を聞いて懐かし〜っ!!と言って、電話口で泣いてしまったこと。・・・やはり何かあったか?
離任式の時、私が言っていた言葉をよく覚えていてくれたこと。・・・私のほうが忘れていた。

あの頃、私はここで何をしているのだろう???と思いながら仕事をしていたりしたのだが、
あれは無駄な時間じゃなかったと感じさせるいい電話だった。

彼女からの電話で、ロシアの次の自分をみつけなくてはと改めて思った。


                

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