単行本の内容紹介

1巻

主人公、ガッツ。彼こそがベルセルク(狂戦士)である。身の丈を越す巨大な剣を背負い、鉄の義手をつけた全身黒ずくめの剣士。通称「黒い剣士」。使徒(化け物)を狩り殺す旅を続けている。彼の首には烙印が刻まれており、その烙印に反応し、魔物が彼を襲う。彼の目的は5人の守護天使「ゴッド・ハンド」とその「使徒」を倒すことである。

2巻

ゴッド・ハンドを呼び出す鍵となる「ベヘリット」。人間に対しては無敵の強さを誇るガッツだが、人智を超越した使徒に対しては苦戦を強いられる。邪教徒狩りの名の下に、領民を次々と惨殺する伯爵に、ガッツは戦いを挑む。

3巻

ゴッド・ハンドの一人「フェムト」。ガッツは「フェムト」を追い求め、旅を続けている。フェムトが人間であった頃の名は「グリフィス」。彼がガッツに烙印を刻んだ張本人である。人間がベヘリットを使い、使徒やゴッド・ハンドに転生する際に「生贄」を捧げる。生贄とは自分にとって大切な者でなければならない。グリフィスは何故、ガッツを生贄に捧げたのか?ガッツは何故、使徒と戦うのか?

4巻

黄金時代。時代はガッツの青年時代へ遡る。傭兵を生業とし、戦っていたガッツ。彼に目をつけたグリフィスは「鷹の団」へ入団するよう、ガッツを誘う。だが、ガッツはそれを拒否。2人は鷹の団への入団を賭けて戦う。勝利したグリフィス。ガッツは鷹の団に入団すると同時にグリフィスからの熱い信頼を受ける。

5巻

ガッツは使徒である「不死のゾッド」と戦う。その力の差はあまりにも激しい。だが、グリフィスの持つベヘリットのお陰でガッツ達は命を救われた。ゾッドの去り際、ガッツに預言を与える。 「この男(グリフィス)の野望が潰える時・・・・貴様に死がおとずれる!」

6巻

鷹の団はグリフィスの許、次々と武勲をあげていた。その事が気に食わない将軍ユリウス。彼はグリフィスの暗殺を企てるが、失敗に終わる。グリフィスはユリウスが暗殺を仕掛けた事をつきとめ、ガッツをユリウス暗殺に送りこむ。

7巻

ミッドランドの正規軍となった鷹の団は、チューダーとの覇権を賭け、最終決戦に突入。長い戦乱の時代に終止符を打つ、最後の戦が始まる。ガッツはキャスカを助けるが、2人は崖下へ転落。キャスカは看病をしてくれたガッツに自らの生い立ちをを語る。ガッツはグリフィスの真の友となる為、鷹の団脱退を決意する。

8巻

ミッドランドにおける最後の戦はグリフィスの策により鷹の団が勝利する。平民出の鷹の団がついに貴族となった。雪の日の夜、ガッツは鷹の団を去る。グリフィスはそれを止めるがガッツの決意は変わらない。ガッツとグリフィスは鷹の団を賭けた決闘を行う。闘いはガッツの勝利に終わる。ガッツは鷹の団を抜け、自分の道を歩み始める。

9巻

ガッツが鷹の団を去った後、精神が不安定になったグリフィスは王女シャルロットと関係をもってしまう。それを知った国王の怒りを買い、グリフィスは1年間にも渡り、牢に幽閉され、拷問を受けた。鷹の団もまた追われることとなり、キャスカの指揮のもと、逃亡生活を続ける事になる。不穏な噂を聞いたガッツは鷹の団に戻る。

10巻

ガッツ達は再生の塔へグリフィス救出に向かう。塔の最下層に辿りついた一同。そこにグリフィスは居た。だが、グリフィスの体は拷問により、酷く変わり果てていた。その姿を見て涙するガッツ。1年間にも渡る拷問の末、グリフィスはしゃべることも自分で立つ事もできなくなっていた。

11巻

国王が放った使徒ワイアルドが現れる。ガッツは修行した自分の力を確かめる為、ワイアルドと戦う。辛くも勝利したガッツ。死に直面したワイアルドはグリフィスを捕まえ、「ベヘリットで4人のゴッド・ハンドを呼び出せ」と叫ぶ。だが、拷問を受けたグリフィスはベヘリットを持っていなかった。

12巻

グリフィスが動けなくなった今、鷹の団は再起不能となった。鷹の団を抜けた事を後悔するガッツ。グリフィスは夢を諦めかけ、死まで追い込まれていた。グリフィスの心に共鳴するベヘリット。ついに「蝕」が行われる。降臨したゴッド・ハンドは「鷹の団を生贄に差し出せば魔王に転生できる」とグリフィスを誘惑する。身も心も絶望のどん底にいたグリフィスはあろうことか鷹の団、全員を生贄に捧げてしまった。

13巻

グリフィスはゴッド・ハンド「フェムト」に転生。蝕により鷹の団はガッツとキャスカを残し全員死亡。命からがら逃げたガッツだったが左手と右目を失ってしまう。キャスカは気がふれ、幼児期の精神に戻ってしまう。生贄として捧げられたガッツとキャスカは現世と異次元の世界の狭間に生きなければならない。ガッツは殺された仲間の為に復讐を誓う。

14巻

ガッツは大砲を仕込んだ鉄の義手とドラゴンころしを身に付け武装。使徒に対する恐怖が殺意に変わり、ゴッド・ハンドとその使徒への復讐の旅に出る。鷹の団全滅となった「蝕」から2年が過ぎた。妖精パックと共に使徒を狩る旅を続けるうち、使徒ロシーヌと出会う。

15巻

聖鉄鎖騎士団とその団長、ファルネーゼの任務はガッツを捕縛する事である。ガッツは使徒ロシーヌを殺す為、霧の谷に足を運ぶ。ロシーヌの幼なじみのジルはガッツに惹かれ、ガッツについて行く。ガッツはロシーヌと遭遇し生死を賭けて戦う。憎悪、怒りに満ち溢れたガッツを見たジル。「なぜだろう 一瞬 火の手に揺らぐ あの人の姿のほうが 私の目には 恐ろしい怪物の様に映った」

16巻

ロシーヌに勝利したが、彼を追う聖鉄鎖騎士団と戦闘に突入。ロシーヌとの戦いで満身創痍のガッツは捕縛されてしまう。武器、防具を全てとられたガッツは牢に入れられる。そして魔が蠢く夜が近づく・・・・。

17巻

生誕祭の章。ミッドランドで疫病が流行る中、人々は同じ夢を見た。「光の鷹」が出現する夢である。鷹を象徴する者は、ただ一人をおいて他にない。ガッツはキャスカが捕らえられ火あぶりにされる夢を見る。キャスカの身を案じたガッツは鉱洞に戻るが既に居なくなった後だった。「なくしてしまってから気がつく」、その事を繰り返してしまった事を嘆き、後悔するガッツ。ガッツは失踪したキャスカの後を追う為、断罪の塔に向かう。

18巻

キャスカは邪教徒達の中に紛れ込んでいた。烙印に呼び寄せられた悪霊が、邪教徒達にとり憑きキャスカを襲う。そこへキャスカが生んだ赤子が現れ悪霊を追い払う。その様を見た邪教徒はキャスカを「魔女」だと祭り上げた。ガッツの前に髑髏の騎士が現れ、聖地で「触」が模されると預言する。キャスカを救う事が最優先だと言うガッツ。その決意を胸に秘め、断罪の塔へと向かった。

19巻

ガッツはキャスカの居場所をつきとめるが既に邪教徒に連れさられた後だった。邪教徒に崇められるキャスカ。パックに居場所を聞いたガッツはキャスカの元へ駆けつける。謎の使徒により山羊の化け物にされた邪教徒は、キャスカを連れ去ろうとするガッツに攻撃を仕掛ける。パック達にキャスカを任せるが聖鉄鎖騎士団に見つかり断罪の塔へ連行される。ガッツはキャスカを追う為、断罪の塔へと乗り込んだ。

20巻 YAで掲載中の感想はこちら

異端審問官であるモズグスは魔女であるキャスカを火刑に処す為、連れ去ろうとする。そこへガッツが駆けつけ、モズグスの弟子達と戦闘。その一方で謎の使徒は髑髏の騎士に追われ、自分の住処に身を潜める。使徒の姿はベヘリットそのものだった。悪霊に襲われ断罪の塔へ逃げ込んだ難民は助かりたいが為、モズグスの指示の元、キャスカを焼こうとする。

21巻 YAで掲載中の感想はこちら

ガッツとモズグスの闘いが始まる。一方、使徒に飲み込まれた赤子の体に変化が現れる。ガッツ達の健闘によりキャスカは守られたが、事態は最悪の方向に向かう。模された「蝕」から生き延びようと、ガッツ達は必死に足掻き続ける。夜明けになり、塔が崩れ去ると「求めしもの」が現れた。グリフィスの出現である。グリフィスによってこの世界にもたらされるものとは・・・?

22巻 YAで掲載中の感想はこちら

千年帝国の鷹篇。ガッツ達は烙印の宿命から逃れる為、ゴドーの鉱洞に向かう。そこでガッツが出会ったのは復活したグリフィスだった。ゾッドと一戦交えた後、ガッツ達はエルフの里へ向かう。一方、グリフィスは軍を率いて、クシャーンに蹂躙されたミッドランドを解放してまわっていた。ファルネーゼとセルピコの過去物語、特別篇が収録。

23巻 YAで掲載中の感想はこちら

エルフヘルムへの旅に出たガッツ。キャスカを魔物から守りながらの戦いに次第に疲労の色を濃くしてゆく。そしてガッツはキャスカに対し、決定的な行動をとってしまう。ファルネーゼ、セルピコ、イシドロ達が旅に加わる。一方、グリフィスは鷹の団を再び形成し、クシャーン軍に対し猛攻を加えていた。しかし鷹の団の形容は人外の者達で溢れていた。

24巻 YAで掲載中の感想はこちら

森の中でトロールに出くわすイシドロ達。その危機を救ったのは魔女、シールケだった。ガッツ一行は山中で霊樹の館に辿り付く。そこに居たのはシールケの師匠である魔女、フローラ。フローラはガッツ達を待っていたと語る。ガッツは悪霊から身を守る護符と引き換えに、村に現れるトロールを退治する事を約束する。村に押し寄せるトロールの大群にガッツ一行はどう対処するのか?

25巻 YAで掲載中の感想はこちら

イーノック村を舞台にガッツ達はトロールら魔物との戦いに突入した。無数のトロール相手にガッツは大剣を思う存分奮う。霊樹の森で出会った魔女・シールケは”魔術”を発動し、仲間の危機を救う。魔術を目にしたガッツはその効果に驚嘆するが、魔物達の攻勢はすさまじく、事態は簡単には収束しないのだった。

26巻 YAで掲載中の感想はこちら

イーノック村を 魔物から守りきったガッツ達だったが、騒ぎの中、キャスカとファルネーゼがトロールによって幽界の闇の領域に連れ去られてしまった。救出に向かったガッツはトロールと凄まじい戦闘に突入する。そこに現れたのは思いもかけない者。辛くもその場から脱出するも、魔女の館はゾッド率いる戦魔兵により焼き討ちにあっていた。そこでガッツが身に付けた物は・・・。

27巻 YAで掲載中の感想はこちら

狂戦士の甲冑に取り込まれてしまったガッツ。グルンベルドとの戦闘は人間の領域を超え、ガッツの身体を破壊し始める。シールケはガッツを救うべく、彼の気に深く潜入する。一方、王都ウインダムはガニシュカ率いるクシャーン軍によって蹂躙されていた。ガニシュカの魔城へ攻め込む鷹の団。ガニシュカは鬼兵、妖獣兵を用いて対抗。グリフィスはシャルロットを救う為、再生の塔へ足を運ぶ。

28巻 YAで掲載中の感想はこちら

ヴリタニス目前の海岸でガッツ達は一時の休息を得、謎の少年と出会う。クシャーンの妖術部隊の進軍に巻き込まれた一行。ガッツは狂戦士の甲冑を駆使し、妖獣兵を迎え撃つ。だが思わぬ強敵の出現により甲冑は暴走を始める。敵、味方問わず斬り伏せると言われる狂戦士を止める者は?ヴリタニスに辿り着いた一行。軍隊が集まり賑わいをみせる。イシドロと喧嘩をしたシールケは一人で人気の無い場所へと向かう。

29巻 YAで掲載中の感想はこちら

ガッツ一行はエルフヘルムへの船の調達に苦心していた。港に立ち寄ったシールケは海賊に追われるクシャーンの子供達を庇い、危機に陥る。彼女らを助けようとするイシドロ、ミュールは海賊と大立ち回りを演じる。船を調達すべく、ファルネーゼはセルピコを連れ、ヴァンディミオン家の屋敷へと向かう。ファルネーゼは兄に親友との婚約を持ちかけられる。それを知ったガッツ達。ファルネーゼの真意を確かめるべく、屋敷へと向かう。

30巻 YAで掲載中の感想はこちら

対クシャーン決戦への出陣式前日、ヴリタニス市庁で催される舞踏会。その舞台にクシャーン妖獣兵が先手を打つ。次々に血祭りにあげられる人々。地獄と化した舞踏会の中にファルネーゼはいた。駆けつけるガッツ達。その場を凌ぐと、ファルネーゼの婚約相手であるロデリックの船に乗り込む為、港へ向かう。そこに待ち受けていたのは、またしても、クシャーンの妖獣兵だった。

31巻 YAで掲載中の感想はこちら

ガッツ達は艀へ搭乗する為、港へと急ぐ。だが、港はクシャーンの軍勢、ダーカが群れをなしていた。シールケの魔術でダーカを蹴散らすも、魔術師ダイバが現れ、ガッツ達の行く手を阻む。狂戦士の甲冑に取り込まれたガッツだったが、シールケの援護で己の意思を取り戻す。ついに甲冑の力だけを引き出す事に成功した。

32巻 YAで掲載中の感想はこちら

クシャーンの大帝、ガニシュカが現れ、ガッツに雷撃を落とす。ガニシュカはガッツに自らの配下に加わるよう提案。ゾッド率いる鷹の団の使徒がガニシュカに襲い掛かるが、霧のガニシュカに対し、なす術が無い。混戦の中、ガッツとゾッドはガニシュカを倒す為、手を組む。

33巻 YAで掲載中の感想はこちら

ガッツ達一行はエルフヘルムへ向け船出した。船旅の最中、海賊船の追跡を受けてしまう。1隻対3隻の不利な状況ながら、艦長ロデリックの指揮のもと、海戦が始まった。一方、グリフィスとの力の差を痛感したガニシュカは力を得る為、更なる転生を試みる。