ヤングアニマルの内容&感想

YAは毎月第2、第4金曜日発売です。ここでは単行本以降の話を載せてます。コミック分は「単行本の内容紹介」に掲載。
 
第306話・幻造世界(ファンタジア) (6/26発売・13号のベルセルク)
次々と現れる幽界の住人に人々は慌てふためく。局に留まるゴッド・ハンド。ガニシュカの体は光を帯び続ける。

以下、感想。人々は現世と幽界の融合(?)した世界に立つこととなった。悪霊もいるようですが、夜は大丈夫でしょうか。
グリフィスの受肉により、世界の理が少しずつ変わり始めたことで、一部でトロールらが出没してはいましたが、
パックが以前から居た理由は?ガッツに烙印が刻まれる前から、人々に認識されてましたよね・・・。

次回の連載は3ヵ月後の19号からのようです。

 
第305話・開闢 (6/12発売・12号のベルセルク)
ガニシュカから放たれた光は世界を覆う。その光はガッツの元まで届き、地球を包みこんだ。
その影響で幽界の住人が次々と現世に現れる。世界は脅威へと変貌を遂げた。

以下、感想。幽界と現世を繋ぐメリットがいまいち分からない。幽界の住人は危険な種が多すぎる。

 
第304話・亀裂 (5/22発売・11号のベルセルク)
フェムトの背後から、喚び水の剣を振り下ろした髑髏の騎士。フェムトは口を開く。
 「待っていた」「時の接合点にゴッド・ハンドを狙う者 髑髏の騎士」 
フェムトは空間を歪め、身を守ると同時に太刀先をガニシュカに向けていた。 「この一太刀で 因果の実は結ばれた」 
喚び水の剣により斬られたガニシュカ。 「二度にわたる転生と 更なる幽界の深きに達する一太刀による」 「扉は 開かれた」 
ガニシュカが切り裂かれ、幽界と繋がる。ガニシュカの体は幽界へと引き摺りこまれる。辺りは光で包まれた。

以下、感想。二度転生したガニシュカが新世界の媒体となり、喚び水の剣の力によって、幽界の深淵と繋がった。
結果的にガニシュカを倒したのは髑髏の騎士となった。髑髏の騎士でさえ、グリフィスの手の内とは・・・。
文字通り「世界の理を終わらせるもの」となったガニシュカだが、現世がどう変わるのか見物。フェムトは何でもありのようですね・・・。

 
第303話・逆光 (5/8発売・10号のベルセルク)
ガニシュカは自らの生い立ちについて語る。ガニシュカが6歳の時、母は弟を玉座に即けるため、ガニシュカに毒を盛る。
生き延びたガニシュカは弟を殺し、それに気付いた母は身を投げた。
それでも状況は変わらず、宮殿中の王族、貴族が第一王子であるガニシュカの謀殺を企てた。
ガニシュカは彼らを抹殺することで生き延びた。王はガニシュカに対し、恐怖と猜疑に満ちた視線を向ける。
王が行幸の途上、ガニシュカは王の乗る象に毒矢を放ち、王を転落死させた。玉座についたガニシュカだったが、安らぎは無かった。
小国の若き王に対し、戦国の敵が待ち構えていた。ガニシュカは生き延びる為に全知全霊の限りを尽くして戦った。
幾度もの死地を切り抜け、隣国の王族より妻を娶り、男児をもうけた。しかし、戦に明け暮れる日々に家族を顧みる暇などなかった。
戦場から戦場へと転戦を重ね、ガニシュカは他国に比類無き王となった。いつしか天下に覇を唱える野心が取り憑いていた。
ガニシュカは数年ぶりに王宮に帰還する。宴の席にてガニシュカは息子に毒を盛られた。ガニシュカに槍を向けて取り囲む兵。
息子の目は恐れ、脅え、濁っていた。かつてのガニシュカを生き写すが如く。逃げるガニシュカの体に槍が刺さる。
ガニシュカは手を伸ばし、あるものを手に取る。それはダイバから献上されたベヘリットだった。
ガニシュカの嘆きに共鳴し、ベヘリットが異空間を開く。ガニシュカは使徒へと転生した。
ガニシュカはグリフィスに語る。 「生とは・・・ 世界とは・・・ 闇だ」 「無明・・・」 「それが 命・・・」 
ガニシュカはグリフィスを見るが、光に包まれ見る事ができない。 「眩しい・・・」 「見えぬ・・・」 
グリフィスはガニシュカに手をかざし、語りかける。 「見えるさ」 「光を背負う者が 一番濃い陰の中に在るのだから」 
その時、グリフィスの姿はフェムトへ変化していた。 「そして 闇の中でこそ 真の光は見出せる」 涙を流すガニシュカ。
直後、時空を切り裂き、髑髏の騎士が現れる。髑髏の騎士はフェムトの背後から剣を振り下ろした。

以下、感想。ガニシュカが使徒に転生した際、捧げたのは息子だったようだが、
畏怖していた妻子が最も大切な者であったのかが疑問。
今回の目玉、グリフィスのフェムト化ですが、正直、これは無いと思ってました。
ゴッド・ハンドは負の思念が強大であるが故、現世に肉を以って存在することができない。(18巻参照)
そこで、受肉し、人間として現世に現れた・・・即ち、本来の姿であるフェムトには変化できない、と認識していましたが・・・。
穿ち過ぎたか・・・。フェムトの姿でどのような能力があるのか見物。
現世では物質領域に限界があるので、異次元で行った空間圧縮のようなものは使えないと思うのだが・・・。

YAは恋愛物が多くなったな・・・。この雑誌って読者層が移り変わってるんですかね。

 
第302話・飛翔 (4/24発売・9号のベルセルク)
グリフィスは全軍を率い、ガニシュカ本体へ進撃する。ガニシュカは足を上げ、鷹の団を踏み潰す。
その合間にゾッドはグリフィスを乗せて、飛び立つ。ガニシュカの触手を掻い潜り、上空の頭部へ目指し、飛び続ける。
ガニシュカの頭部へ到達すると、そこには無数の顔があった。グリフィスは手を剣に添え、頭部へ降り、歩き出す。
そこにはガニシュカの本体が在った。

以下、感想。鷹の団がいる意味があったのかと思える展開。
ガニシュカの足元辺りまで行って終わりかと思っていたのですが、話の進みが意外にもスピーディーでした。
グリフィスはガニシュカを殺してしまうのでしょうか。裏切ったとはいえ、神の使徒ですから、寛大に許すのかも・・・。
ラクシャスがゾッドに張り付いてましたが、ガニシュカとの対面で危険因子となりうるのでしょうか。
ラクシャスだけグリフィスに忠誠を誓ってないのがひっかかります。

 
第301話・混沌 (12/12発売・24号のベルセルク)
アーヴァインはソーニャを乗せたまま、ガニシュカの分身に攻撃を仕掛ける。尾の毛で矢を形成し、それを放つ。
矢をうけたガニシュカの分身は次々と倒れる。人々から巻き起こる歓声。人と使徒との信頼が、波紋のように広がり始める。
兵士と使徒はいつしか自然と協力し合い、ガニシュカの分身と戦っていた。
その様子を見ていたダイバ。 「人と使徒が・・・ ありえぬ・・・!!」 使徒とは人の世の外道。
自我と欲望に極まりし者が外法により黄泉甦りし存在。それが力で従えられるのでは無く、自ら人と手を携えていた。
人と使徒が協力する様を見て、法王は呟く。 「人の世の寄方(よるべ)とは 未知が故 恐るるが故 人は他者を造る」
 「今ここには人を隔てるすべてがある」 「・・・そして それすら児戯と知らしめす 絶対なる未知が・・・」
法王は涙を流す。ここに居るすべての者が高揚に満ちていた。 「何という 赫灼たる混沌・・・!!」
グリフィスはガニシュカ本体へ向かう。

以下、感想。アーヴァインは幹部クラスとはいえ、強すぎませんかね。
他の使徒が肉弾戦を行い、兵士が複数の隊を用いて戦う中、遠隔射撃1発で1体を葬れるとは・・・。
法王による語りは、人が使徒を受け入れた理由でしょう。人は未知を恐れるが故、異教、異国語、異民族等の他者を造る。
未知の存在であり、本来、隔てられるはずの使徒だったが、それよりも強大な絶対なる未知、ガニシュカが在った為、
他者を隔てる範囲が広がったと解釈しました。

次号から休載。再開時期は不明。これについては色々意見もあるでしょうが、個人的には仕方ないと思っています。
戦争の真っ最中ですからね。兵の数も半端ではないし、描くのに相当時間がかかるでしょう。
戦争が終われば元のペースに戻るのでは?

 
第300話・鷹の巫女 (11/28発売・23号のベルセルク)
疑念を抱く人々にソーニャが一喝する。 「人 魔物 それがどうした!?」「今 血を流しているのは誰!?」
「命を擲っているのは誰!?」「グリフィスと共に戦うか戦わないかでしょ!?」「だって・・・ 鷹の団なんだから!!!」 
その発言にあっけにとられる人々。それを尻目にソーニャはガニシュカの分身に斬り込む。剣を振り上げ、突進するソーニャ。
ガニシュカの分身は口を開き、待ち構える。すると、他方からの攻撃により、ガニシュカの分身は血を噴出し、倒れかかる。
それに気付いたソーニャは馬を止めるが、間に合わない。馬が吹き飛ばされるが、ソーニャの姿はそこには無い。
ソーニャは使徒化したアーヴァインにより救出されていた。 「無茶をする」 歓声を上げる鷹の団。ソーニャの言葉は皆に届いていた。
グリフィスは全軍に告げる。戦魔兵は強力だが全ての敵は止めきれない。
掻い潜った敵は弓射、砲撃の後、騎兵二隊、槍兵四隊をもって対処する作戦にでる。
 「改めて 鷹の団全軍戦闘体勢」 鷹の団はグリフィスの作戦通り、順調に事を運ぶ。

以下、感想。後はラクシャスですね。彼(?)は使徒なのでしょうか。
バーキラカ出身なのと、使徒特有のグリフィスに対する崇拝心が無いのが気になるところ。
ガニシュカのような特殊な者が、そう何人も居るとは思えないのだが・・・。
ソーニャの言葉は正にその通りなのだが、これで納得するかと言われると違和感がある。化け物の非道を知らないが故なのか・・・。

今週のYAは「3月のライオン 第2巻」と同時発売でした。
ベルセルクと同時発売だった際、セブンイレブンで店限定のおまけ(マウスパッド)が付いていたそうなので、
もしかしたら今回も・・・?と思い、足を運んだら、3月のライオンの便箋がおまけで付いてきました。
こういった告知はネットで行わないのでしょうか。とりあえず店に来いという目論見が感じられる・・・。

 
第299話・人外の戦場 (11/14発売・22号のベルセルク)
使徒化した戦魔兵は迫り来るガニシュカの分身を迎え撃つ。戦いが拮抗する中、グルンベルドが炎の塊を吐きつける。
ロクス、ゾッドは先陣を切り、ガニシュカの分身を次々と薙ぎ倒す。辺り一帯、化け物で溢れていた。
一同は戦魔兵が化け物に変わった事に驚愕する。それを見た臣下は口にする。
 「なぜ奴はあの様な魔物達を率いている・・・・・・!?」 「鷹とはいったい・・・!?」 
そして民衆はグリフィスに疑いの目を向ける。 「・・・まさか あの御方も・・・ ・・・・・・」
その時、その場に居た全ての者の頭の中で声が響く。 「愚かァ」 困惑する一同。その声を発したのはソーニャだった。

以下、感想。アーヴァインとラクシャスは一体何処へ?
ソーニャの「愚かァ」の一喝。読み方は「バかァ」ですね。「愚」の文字をよく見ると中に「バ」のルビが隠れています。

次号(23号)は11/28発売で、同時に「3月のライオン 第2巻」も発売されます。
それに合わせ、三浦建太郎先生描き下ろし
「3月のライオン 第2巻 特別カバー」が付録で付いてきます。
お見逃し無く!リンク先にサンプルがあります。作者はこんな絵も描けるんですねw

 
第298話・放魔 (10/24発売・21号のベルセルク)
無数のガニシュカの分身が地中から現れ、クシャーンを貪りながら、グリフィスを求めて前進する。
それを見たグリフィスは鷹の団を戦闘態勢にあたらせる。ミッドランド諸卿、義勇軍は法王、王女、ウインダム市民の護衛にあたる。
最前線には戦魔兵を配置。次々と押し寄せるガニシュカの分身。ついに鷹の団に襲い掛かる。
その時、グリフィスが口を開く。 「放魔」 その一言で戦魔兵は使徒へと変身。ガニシュカの分身に対抗する。

以下、感想。使徒の姿を見た民衆が彼らを受け入れられるかが気になります。

 
第297話・盲目の巨神 (6/13発売・12号のベルセルク)
ガニシュカは次々とクシャーンを踏みつける。飛獣(ガルダ)に乗ったダイバはガニシュカの頭部へ向かい、止めようとする。
だが、その声はガニシュカには届かない。 「・・・?」「耳元で・・・ 五月蠅き小虫よ」
ガニシュカはダイバに向かい、口から炎を吐きつける。ダイバは間一髪、炎をかわす。地上へ降り注ぐ炎の塊。
ダイバは嘆く。 「・・・もはやこれは ガニシュカ大帝陛下などでは御座さぬ」
「・・・これは これではまるで・・・」「世界を焼き亡ぼすという 末(シヴァ)神そのものじゃ」
辺りを見渡すガニシュカ。だが、そこには黒雲が在るだけで茫漠たる風景が広がっている。
 「誰かおらぬか?」「我が兵は?」「ダイバは?」 ガニシュカの目には何も入らない。ついにガニシュカは自我を失ってしまう。
 「・・・兵 兵とは・・・ 何だ?」「ダイバ・・・? ? ・・・・・・」「・・・我は 誰だ?」 ガニシュカは嘆き、炎を吐き続ける。
その様子はまるで世界の終わりの光景。空から人を探し続けたガニシュカは一つの光を見つける。その光はグリフィスのものだった。
ガニシュカは確信する。 「・・・そうだ 余の欲しかったもの・・・ あの光・・・・・・」「あの光こそ・・・・・・ 我の・・・・・・」

以下、感想。ガニシュカの自我が崩壊し、目的も忘れたかに思えたが、光を見た際、欲望だけは蘇ったのだろうか。
己が巨大化したことに気付かず、人を探し続ける様は哀れでもある。

次回の連載は未定。