index

飛人雑記帳

 堀江 優ギャラリ-
 堀江 優という、神戸出身の画家をご存知ですか?
 私も先日淡路島へ行った時に初めて知りました。 場所は津名一宮インタ-近くの西海岸脇に建つ淡路城
内の萬翠美術館です。
 知る人は知る存在なのでしょうが、題材、画風とも異色の作品はもっと知られて良いような気がします。
 尚、神戸北野異人館のうろこの家「うろこ美術館」でも常設展示しているとのことです。

 淡路島の洲本には明治末期からの歴史のある旧鐘紡工場の赤レンガ倉庫を改造した「ミュ-ジアムパ-ク・
アルファビア」という美術館があったのですが、数年前に閉鎖されてしまいました。 
 ジュディ・オングが館長を務め、その夫(当時)のコレクションだという膨大なノ-マン・ロックウェルの作品
(サタデ-・イヴニング・ポストの全表紙)やジオラマなど、古き良き時代のアメリカ文化を中心とした「アメリカ
ンカルチャ-・ミュ-ジアム」や、クロ-ド・モネを彷彿とさせるスペイン画家:「J・トレンツ・リャド・ミュ-ジアム」、
それに玉村豊男ギャラリ-を併設し、地元の豊かな食材を使った美味な地中海風レストランや高級感ある充
実したショップなどがあり、とても好感の持てる楽しいエリアで私も家族共々何度か訪れた事がありますが、
閉鎖はまことに残念という他はありません。
 淡路城や萬翠美術館がこれに代わり得るかどうか分かりませんが、淡路島は中々文化的訴求の高い環
境であると言えるかもしれません。

 さて、堀江優画伯の作品については一度観る価値はあるように思いますが、観る人によって好き嫌いの
差はかなりあるかもしれません。 とりあえず、まずは写真でご鑑賞のほど.....。 
●堀江優
   プロフィ-ル

萬翠美術館入口
●1933.8.2  神戸市灘区に生まれる
●1946      神戸二中に進学 〜 先輩に小磯良平・田中忠雄
●1952      洗礼を受ける
●1956      神戸大学教育学部卒業 公立小学校教諭となる
●1960      水彩連盟展に風景画出品後画家として活躍
●1967      以後、主に聖書をテ-マとして描く
●1990      教職を辞し、画業に専念

◎水彩連盟展文部大臣賞、安井賞、神戸市文化賞等各賞受賞
◎淡路城萬翠美術館、神戸市北野異人館うろこの家「うろこ美術館」に専属展示
●堀江優
   ギャラリ-
 「最後の晩餐」や「最後の審判」など、
ダ・ヴィンチやミケランジェロと同じ題材
で人物像をディフォルムした画風は抵抗
を感じる人もいるかもしれないが、これ
が水彩かと驚く濃厚で活き活きしたタッ
チは一見の価値ありと思うのですが..
 大作:「最後の晩餐」は水彩画として
異色という、300号の大きさです。
 ●淡路城
 平成2年に約4万平方m(甲子園球場位)の土地に完成した
キャッスルパ-ク。
 萬翠美術館の他に、いずれも規模は小さいものだが、天守
閣には国宝級の甲冑20点が展示され、錦翠集古館には日本
仏像のル-ツとなるガンダ-ラやタイなどの古い仏陀像23点や
銅鐸などが展示されている。
 その他、日本庭園、枯れ山水のミニ庭園、城下茶屋、売店な
どがある。
●淡路点描 淡路へは明石港からたこフェリ-で渡った。
明石大橋完成によってカ-フェリ-も淘汰されてしまったが、たこフェリ-は装いも新たに
して生き残っている。 デッキには外国の観光客の集団も憩っていた。
好天気のもと、久しぶりに潮風に頬をなぶらせながら大橋を下から見上げるのも気持
良いものだ。

                                               pagetop