ゲームのテレビCMレビュー[05/8〜10]
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『ワンダと巨像』SCE 05/10/14(50万本)

巨像が倒れていくシーンと巨像が暴れ闘っているシーンが静かゆっくり流れる。
ナレーション:「この闘いに勝つことで僕は何を手に入れ、何を失ったのだろう」
巨像が倒れる。
文字:「最後の一撃は、切ない」

ゲーム画面だけでこれだけ引き込まれるものなんでしょうか。映像センスが他のゲームと一線を画しているからこそできるCMですよね。
ナレーションが女性なのも中性的でポイントかもしれません。

『ガンパレードオーケストラ 白の章〜青森ペンギン伝説〜』SCE 05/10/7(1万本)

ナレーション&文字:「ガンパレード・マーチから続く、新たな物語」
いろいろな文字が打ち出されていき、「すべての可能性が肯定される」と最後に表示。主題歌にのって主に学校内と思われる映像が流され、「無限の物語を生み出すプログラム」「ドラマ・ジェネレーター」「ガンパレードオーケストラ三部作、第一段、白の章」

完全に前作のファン向けという印象。私は前作を知らないのですが、いまいちこのタイトルの個性が伝わってきませんでした。

『ローグギャラクシー/挑戦篇』SCE 05/10/7(30万本)

「俺は宇宙に行く」宇宙に向かって拳を握る主人公。「てめぇら!出航だ!」「追いかけろ!」「いよいよか」とセリフと映像が流れます。
その後に「12月8日発売決定」「予約開始」「新しい物語まで あと、2ヶ月」の字幕。

けっこう惹かれるストレートさというか、おもしろそうって感じる構成はさすがです。2ヶ月というのが、お金を貯めるにも、期待が持続するのにもちょうどいい期間にかんじるので上手い投入ですよね。

『スクリューブレイカー 轟振どりるれろ』任天堂 05/9/25(10万本)

スケールの大きなロボットアニメ風のBGMの中で「ドリルで掘る」「ドリルで壊す」「ドリルで飛ぶ」というセリフとドリルのアップ映像の後に、各々を離れた所から見たスケールの小さな映像。
最後のタイトルのセリフでは声を震わせて、振動カートリッジを強調。

ギャップがおかしい。携帯機らしくみせる、お手軽さに繋がる演出がおもしろい。値段も手ごろなのでけっこう売れるかも。

『GAME BGOY micro/妻夫木聡篇/木村カエラ篇/宮藤宮九郎篇』 05/9/4(木村カエラ篇は100万台)

有名人の反応をCMにしています。64ゼルダみたいな方法ですね。

妻夫木聡篇/会話の内容から、妻夫木さんはアドバンスを知っているふうでしたね。ミスして悔しそう。
最後のスーパーマリオブラザーズの宣伝画面で無限1up技が使われていたのには懐かしいと同時に、任天堂のマリオに対する自信を感じました。

木村カエラ篇/ピンク色のミクロを渡されて「わっちっちゃ!」「かわいいっすね」。近くを通った人が一瞬ミクロ(当然ですが、木村さんでなくミクロを)を覗き込んだのもポイント。Dr.マリオの曲を口ずさんでいたので知っていたのかも。
3つの中では色々盛り込まれていて一番いい感じ。

宮藤宮九郎篇/「ゴルフとか野球とかテニスとか、単純なやつしかなかったでしょ? そっから(GBを)やってましたからね、全部。」「全然ノリが違うじゃないですか」「あーずごい、なんだこれ」
かなりゲーム好きみたいですね。30代らしい反応を見せてくれましたね。

『HHAPY! MARIO 20th/コントローラ篇A/そしてミクロへ篇A』任天堂 05/8/25 (全世界で4000万本以上)

FCスーパーマリオブラザーズが発売されてから、9/13日で20年になるんですね。それを記念してのCMです。
コントローラ篇/お馴染みのマリオ一面の曲が流れ、画面にはFCコントローラを持った手が映し出されています。そしてマリオの残機数画面で"2005 .9.13 マリオ×20"と出された画面に切り替わって最後に「20th」。
そしてミクロへ篇/最初は握られたコントローラが映し出され、コントローラだけ消えて、そこの中央に小さくマリオのゲーム画面。そして、それを囲むようにファミコンカラーのGBAミクロが表れ、手に収まる。9//23日発売。

私が初めて遊んだゲームはこれでした。まだ幼稚園でしたね。友達の家で初めて遊んだ時の衝撃は今でも覚えています。順番が回ってくるのが待ちどおしくてたまりませんでした。もちろん、コントローラーと一緒に手が動いてましたよ(笑)
世界で一番売れたゲームソフトとして名高く、ビデオゲームの認知度を高めた功績はあまりに大きくて、今さら私ごときがどうこう言うことでもないんですけど、とにかくおもしろい! 若い方は遊んだことのない方もいらっしゃるんでしょうね。
ゲームが好きならば、是非一度触れてみてください。アクションゲームの楽しさがよみがえる傑作です。

『ローグギャラクシー』レベルファイブ 05/8/8(10万本)

「今回〜(途中わからないです)〜レベル5の新たな挑戦です。それではご覧下さい」
の文字が黒をバックに白文字で書かれる。
その後にゲーム映像。
「発売まで4ヶ月」

気合い入ってますねぇ。かなりの自信作なんでしょうね。ドラクエを開発したことで有名になった開発メーカーですが、もう十分(ゲームファンの間で)名前も浸透していて注目されていた新作は、期待を裏切らない出来になるんでしょうか? これからの展開にも注目です。

『ワールドサッカーウイニングイレブン9』コナミ 05/8/8(100万本)

これはおもしろい! マジで! ジーコ監督と海外でプレイ中の中村俊介選手が出演してます。

(たぶん)外国で草サッカーを一緒にしているジーコ監督と中村選手。しかし連携が上手くいかない。すると観客席で段ボールのプラカードを掲げている4人の観客に目を向ける。カードには○□×△が描かれていて、△を上に突き出している。その通りに動くジーコ選手(あえて選手)。するとパスワークが上手くいき、中村選手にシュートチャンス。中村選手がプラカードに目をやると観客は□をアピール。中村選手がシュート。
「この夏、世界のサッカーと、ボクらを、つなぐもの。」
シュートは惜しくもゴールポスト。残念がる観客と中村選手。観客はお互いを責める。ジーコ選手は中村選手を慰める。

イイッ! いろいろとメッセージが込められているに違いない。
・まずは二人の出演。これは日本代表に必ず中村選手が必要だといいたいのでしょうね。僕もそう思います。まさに今日、海外でのデビュー戦も絶賛された中村選手なのでこの起用は大成功ですよね。
・観客プラカードの記号はもちろんPSコントローラーの記号。リアルな選手をリアルに操れるということを表しているのでしょう。
・最後に観客同士が責め合い、選手同士が慰めているのは、ビデオゲームではプレイヤー次第だということですよね。

今のところ僕としては今年最高のゲームCMです。
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