貴方は、絶壁の上に立ちながら、目的地である「北の都」を見下ろした

それは、もはや人が住める処とは思えなかった
ほとんど常習的に立ち上る瘴気の為、空は昼間でも暗く
辺りに徘徊する魔物は、荒野の魔物と比べたら優に2倍はある

予想以上という言葉はあるが

まさしく予想以上の荒れようだ

果たして生きている人はいるのだろうか?



町への進入は容易であった
何しろ巨大なのだ。塀で囲むことが不可能なら、誰であれ入れよう

入ってみて驚いたのは、怪物が街中でもうろうろしているということだ
この街では、人間より怪物の地位の方が上なのだろうか



貴方が堂々と大通りを進んでいると、怪物が涎を垂らしながら近寄ってきた
貴方とおぅぃを餌とでも勘違いしたのかもしれない
怪物が襲いかかろうと、身をかがめ跳躍しようとした瞬間
貴方の剣が怪物の首を刎ねていた

いかにここの怪物が強力であろうと、今の貴方と比べるべくもない
単なるザコである。

おぅぃ「まあ、数が少なければの話だな」


一匹見れば50匹というわけではなかろうが

貴方は100匹以上の怪物に囲まれていた



10 20 30 40 50
 60  70  80 90  100

怪物が集団で襲いかかってきた

あたり一面ミートソースの大洪水
別に悪いことをしたわけではないが、罪悪感にかられる

肩で息し始めた頃には、怪物でさえ慄き、貴方の側から離れていった
気分が悪いが、戦わなくて済むのはいいことである

とにもかくにも、貴方は北の都の元締めを倒さなくてはいけない
この怪物たちをとりしきっているのだ

さぞ、悪辣で強いのだろうが・・・


しかし、そいつさえ倒せば世界に一時とはいえ平和が戻る

おぅぃ「確かに、ここを取り仕切っている男さえ倒せば・・・」

gomokuの欠片の大部分は、貴方とおぅぃの手に渡るのだ
破壊することは難しいが、封印することならおぅぃがいれば
不可能なことではない

ほぼ全てのgomokuの欠片を手に入れ、この地に封印するのだ
うまくいけば今回の戦いが最後の戦いになるだろう
だが・・・

貴方には不安がある
いま貴方の手にはgomokuの欠片があるのだ

もしも負けようものなら、ここの男が全ての欠片を手に入れてしまう
そんなことになれば、今度こそ世界は破滅してしまうだろう

だが、いまgomokuの力をなくせば、倒すことはできまい




どうすればいいのか?



その男の元へいくには、今倒した100匹以上の
怪物を倒さねば会うことすらできないだろう
出会う頃にはヘトヘトになっている

ただでさえハンデを背負っているのだ
gomokuの欠片を貴方も使っている以上
無闇に戦いを挑むこともできない


貴方とおぅぃが思案にくれていると、遠くから春雷のような響きが聞えた

それが人の悲鳴と怒号であると気づいたのは

その声の中に聞き覚えのある声が混じっていたからである













声の元を確かめる