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株式会社 島津製作所

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株式会社 島津製作所


島津製作所の歩み 科学とともに100年

中村理科と並んで(というよりも島津の方が歴史も会社としての規模もある)、学校の教育用理化学機器の会社として有名なのが、これから紹介する島津製作所です。島津製作所も一般にはあまり知られていない会社だったと思います。ところが同社に勤務する田中耕一氏が、2002年にノーベル賞を受賞したことで一般にも知られることになりました。


島津製作所の歩み 科学とともに100年

「島津製作所の歩み 科学とともに100年」の表紙
昭和51年11月1日発行

 上の写真は島津製作所の創業100年を記念して作成された冊子「島津製作所の歩み 科学とともに100年」の表紙です。島津製作所の本格的な社史としては、昭和42年9月発行の「島津製作所社史」があります。その後創業100年を迎え、新たな社史の発行が検討されたようですが見送られました。しかし社史編集委員会は組織され、この年まで資料収集は行われていたとのことです。これはこの冊子のあとがきに記載されていました。

本当は古いカタログや「島津製作所社史」も欲しいのですが、なかなか入手できません。あまり流通していないのでしょう。
(古書店などでは、かなり高価な値段で販売しているところもあるようですが手が出ません)


理化器械目録表挿図 理化器械目録表挿図

理化器械目録表挿図 「島津製作所の歩み 科学とともに100年」より

 上にも書きましたが、残念ながら島津製作所の古いカタログは持っていないので紹介できません。しかし、「科学とともに100年」の見開きに明治当時の目録が載っているのでそちらを紹介します。この目録(正確には理化器械目録表挿図となっています)は明治15年(1882年)発行のもので、冊子の表紙見開きに載っていたものです。


社章と島津源蔵


島津製作所の社章

島津製作所の社章

 島津製作所の社章(マーク)についてです。島津製作所の社章は丸の中に十字という簡単なものです。そしてこれは島津家の家紋でもあります。この島津製作所の社章は、創業当時から商標として利用されてきましたが、現在はもう少し数学的に規格が決められているようです。(社章の画像は、「島津製作所の歩み 科学とともに100年」から引用)

丸の部分の円周の太さは外円の直径の8分の1、十字の部分の太さはその1割増しの太さだそうです。この値は人間の眼の錯覚を補正して均整が取れる値らしいのです。(以上は、「島津製作所の歩み 科学とともに100年」の解説から)

では島津源蔵のルーツは、

 島津製作所の創業者島津源蔵の祖先は、井上惣兵衛尉茂一といい、慶弔年間には播州姫路の城主黒田孝高の家臣として明石に住んでいました。時あたかも関が原の合戦(1600年)に敗れた薩摩の島津義弘は、一族を率いて海路国元に引きあげて参る途中、薩摩灘で海難に遭い、難じゅうをきわめたという。
 これを見た井上惣兵衛尉は、多数の船を出して、島津一族を救い、その功によって義弘から島津の性と丸に十の字(くつわ)の家紋を用いることを許されたといい伝えられています。(以上「島津製作所の歩み 科学とともに100年」の解説から引用)

島津源蔵 「島津製作所の歩み 科学とともに100年」より


島津製作所の歴史的な実験機器

 島津製作所の歴史的な実験機器を紹介したいと思います。私個人のコレクションを紹介したいところですが(たいしたものは持っていませんので期待されても困りますが)、どこかにしまい忘れてしまい紹介することができません。しまい忘れてしまう程度のものですが、もし出てきたら別の機会に紹介したいと思います。

 そこで他力本願ですが、島津製作所の「島津製作所 創業記念資料館」を紹介したいと思います。

 創業記念資料館は島津製作所創業の地である、京都市中京区木屋町二条南にあります。この資料館は、島津製作所が昭和50年(1975)創業100年を契機に、創業者である初代の島津源蔵を偲び開設したものです。資料館の建物は、初代の源蔵が居住し、また店舗としていたものを利用しているので創業当時のままの姿を残しています。

展示物には、島津の創業以来、製造してきた理化学器械や医用エックス線装置、それらに関連する文献・資料があります。

詳細はこちらをご覧ください。
島津創業記念資料館-科学の森-
URL:http://www.shimadzu.co.jp/forest/jindex.html

私自身はまだいったことがないので、京都へ行った際にはぜひ立ち寄りたいと思います。

  次ににインターネットで紹介されている、歴史的な機器を紹介したいと思います。


光探検隊が行く!!
 URL:http://hikari-joho.com/report/06/
 島津創業記念資料館を取材したものです。

島津の天びん広場
 URL:http://www.shimadzu.co.jp/balance/hiroba/index.html
 島津製作所の天秤に関するサイトです。この中に島津の天秤の歴史があります。古い化学天秤の写真などもあります。

天王寺師範学校で使われていた物理実験機器
 URL:http://www.osaka-kyoiku.ac.jp/~masako/shihan/item/item000c.htm
 天王寺師範学校(現大阪教育大学)で使われていた物理実験機器です。この中に古い島津製の機器がいくつか紹介されています。

旧制第三高等学校の物理実験機器コレクションのデータベース
 URL:http://inet.museum.kyoto-u.ac.jp/museumF/materials.html/sankoCol1/toppage.html
 旧制第三高等学校(現京都大学)の物理実験機器コレクションを検索できるデータベースです。「島津」のキーワードで検索することができます。貴重なものもあります。

 他力本願で他人のコレクションばかりを紹介してもしょうがないので、とりあえず紹介できるものを紹介したいと思います。

二号型回路試験器

島津製作所 二号型回路試験器

 まずは島津製作所製「二号型回路試験器」です。ジャンクの館に詳細?があります。見ていただくとわかると思いますが、途中で回路計のリストアもHPの作成も中断(放棄?)状態です。ところで、「回路計」ではなく「回路試験器」となっているところが気になります。


島津製作所 分銅

 もうひとつ紹介します。これは上皿天秤の分銅です。小中学校の理科室によくあるやつです。残念ながら島津の上皿天秤の本体はありませんので、分銅のみの紹介です。この手の分銅はたいがいひとつやふたつぐらいは欠品しているものですが、これは一応全部揃っています。
分銅は手で持たずにピンセットで載せるように理科の時間に教わりましたが、分銅用のピンセットも付いています。


島津製作所 URL:http://www.shimadzu.co.jp/

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