www.royalbleu.jp

小学館の学習図鑑 保健と人体の図鑑

RoyalBlue logo
HOME > 理科室・図書室・放送室 > 小学館の学習図鑑 保健と人体の図鑑 サイトマップ

小学館の学習図鑑 保健と人体の図鑑


保健(と人体)の図鑑

保健(と人体)の図鑑

 小学館の学習図鑑シリーズ。今回は保健と人体の図鑑です。上の写真のように、新シリーズを含めると3種類(ただし1冊は保健の図鑑)確認できました。とりあえず、各図鑑の表紙を見てみましょう。


学習図鑑シリーズ 8  「保健と人体の図鑑」

小学館 学習図鑑シリーズ 8  「保健と人体の図鑑」
昭和41年発行 改訂版

 まずは、学習図鑑シリーズの 「保健と人体の図鑑」です。この図鑑はおなじみだと思います。古い図鑑をコレクションしている人にとっては定番?の図鑑でしょう。
なにせ、この表紙のデザインですから。小さな小学生にとってはちょっとしたホラーだと思います。人体解剖模型を前に、ふたりの小学生に授業をする白衣の先生。かなり印象的な構図です。
それで、この図鑑の内容はというと、体の構造や各器官のしくみ、病気や怪我を始め保健衛生全般いついて書かれています。


新学習図鑑シリーズ 8  「保健と人体の図鑑」

小学館 新学習図鑑シリーズ 8  「保健と人体の図鑑」
昭和50年発行

 次に、新学習図鑑シリーズの 「保健と人体の図鑑」です。この図鑑はおなじみだと思います。学習図鑑シリーズのものと比べるとかなり控えめな(でもよく見るとやっぱりインパクトがある)表紙です。おそらく頭部の断面模型のようでが、気になるところといえば、舌を「ベロ〜っ」と出しているところでしょうか。
内容的には学習図鑑シリーズのものとそれほど(全部のページを確認していませんが)変わってはいないようです。


学習図鑑シリーズ 8  「保健の図鑑」

小学館 学習図鑑シリーズ 8  「保健の図鑑」
昭和50年発行

 最後に、学習図鑑シリーズの 「保健の図鑑」です。学習図鑑シリーズが刊行された当初は、この図鑑でした。あまりなじみののない方も多いと思います。
本の題名の通り、学習図鑑シリーズが刊行された当初は「人体」がなく、単に「保健の図鑑」でした。題名に「人体」がついたからといってそれ以降の図鑑の内容に大きな変化はありません。もともと人体の構造や、臓器、器官についてかなりのページを割いて解説してありますので、「保健の図鑑」とするよりは「保健と人体の図鑑」としたほうが内容を良く表しているのではないかと思います。残念ながら私はこの図鑑を所有してはいません。写真は図書館のものを借りて写しました(図書館名を画像処理し消しています)。

 次に各図鑑の目次を見てみます。右から、学習図鑑シリーズ「保健の図鑑」、同じく「保健と人体の図鑑」、新学習図鑑シリーズ「保健の図鑑」です。


保健と人体の図鑑 目次 保健と人体の図鑑 目次 保健の図鑑 目次
新学習図鑑シリーズ
保健と人体の図鑑
学習図鑑シリーズ
保健と人体の図鑑
学習図鑑シリーズ
保健の図鑑

 ページ数はでいうと、「保健と人体の図鑑」が8ページ増えています。それで、内容はというと。
ちょっと字が小さく見にくいのですが、「保健と人体の図鑑」の2冊はあまり変化がありません。しかし「保健の図鑑」とはかなり違いが見られます。例えば、「保健の図鑑」には「運動会」というベージがありますが他の2冊にはありません。その代わりに「運動の種類」があります。また「保健と人体の図鑑」には「人間ドック」のページが新規に追加されています。これも時代の変化に対応したものなのでしょう。


新学習図鑑シリーズ
保健と人体の図鑑
学習図鑑シリーズ
保健と人体の図鑑
学習図鑑シリーズ
保健の図鑑

 各図鑑のとびらの部分です。この図鑑は、見返しの裏側が目次になっており、その次がとびらの部分です。「保健の図鑑」はモノクロですがそれ以降はカラー印刷になっていまkす。


新学習図鑑シリーズ
保健と人体の図鑑
学習図鑑シリーズ
保健の図鑑

 比較するために特徴的なページを抜粋してみました。全部のページを比較するわけににもいけませんし、その気もありませんので、面白そうなページを比較してみたいと思います。

 上に載せたのは、「内臓」の部分のページです。左側が「保険の図鑑」、右側が「保健と人体の図鑑」(学習図鑑シリーズと新学習図鑑シリーズでの違いはありません)です。何が面白いのかというと、モデルになっている男の子の顔立ちです。これは挿絵の作者の画風の問題なのか、それとも日本人の顔立ちが変わったことなのか。
 保健の図鑑風の男の子は昔は結構いたような気がします。それで最近はというと、保健と人体の図鑑風の男の子なんでしょうかね。そういえばかなり前に、「しょうゆ顔」とか「ソース顔」なんて言葉がはやりました。「しょうゆ顔」とはあっさりした日本風の顔立ちのことをいい、「ソース顔」とは彫りの深い西洋風の顔立ちのことを言います。保健と人体の図鑑風の顔は「しょうゆ顔」で問題ないでしょう。一方、保健の図鑑風の顔は「ソース顔」????
堀が深くて西洋的?何かしっくりきませんね。「ソース顔」には少し暑苦しさを感じることもあるようですが、そこはあてはまりそうです。
 そこで調べてみたら、「ケッチャップ顔」もあるそうです。造りが濃く親しみのある顔をそう呼ぶらしいのです。保健の図鑑風の顔は「ケッチャップ顔」といえるかもしれません。

話が脱線してしまいましたが、この違いは日本人の顔立ちの変化と、顔立ちに対する好みの変化の両方を表しているのではないでしょうか。ところで私自身はどちらなのでしょう?どう見ても「保健の図鑑」風の顔立ちにしか見えません。

 保健の図鑑はかなりレアな部類に入ると思いますので、何ページか面白いページを紹介します。結構レトロな感じがいいですね。



小学館 保健の図鑑 P39
「胎児の発育」

 「胎児の発育」のページ。ちょっと宇宙人ぽい感じがします。「保健と人体の図鑑」になるとこのページは絵の感じが少し違うものに変わっています。


小学館 保健の図鑑 P50からP51
「事故の原因」

 「事故の原因」。当時のの事故の原因として、犬にかまれることが多かったのでしょうか。また、小学生が銃(たぶん空気銃だとおもいますが)で撃たれることがおおかったのでしょうか。かなり危険です。


小学館 保健の図鑑 P70からP71
「住居と清潔」

 「居住と清潔」のページ。なにより驚くのが、ごみを庭先に埋めてしまっていること。もっとも当時は、自分の所のごみは自分のところで処分するのが当たり前のようなところもありましたので、驚くにはあたらないかもしれません。


保健と人体の図鑑 表紙 保健と人体の図鑑 表紙 保健の図鑑 表紙
新学習図鑑シリーズ
保健と人体の図鑑
学習図鑑シリーズ
保健と人体の図鑑
学習図鑑シリーズ
保健の図鑑

 最後におまけとして、後ろの表紙を並べて見ました。「保健の図鑑」が、はん登棒を登る児童の写真、学習図鑑の「保健と人体の図鑑」は手術の様子、新学習図鑑の「保健と人体の図鑑」が何かの細胞の顕微鏡写真です。これも手術をする様子の写真は何か怖さを感じるところがあります。しかもなんとなくレトロ感じが怖さを倍増させます(この辺は私の個人的感想です)。


戻る HOME TOP
[著作権について][免責事項][このサイトについて] [Mail]
Copyright(C) 2003,2007 OGARIN All Rights Reserved