成住壊空
じょう じゅう え くう

 生命とは何か?を仏法では次のように定義しています。

仏法では釈迦が3000年前に以下のように教えています。

『生命とは成住壊空(じょう じゅう え くう)を繰り返すもの。』
言い換えると生命は永遠に続く物です、始まりや終わりは無いのです。

これが答えです。これを解説します。

項目 読み方 内  容
『成』 じょう 生まれることに当たります
この世に生を受けることで、成長する過程も含みます。
『住』 じゅう 我々のように活動する状態です。
『壊』 死を意味します。死に至る病気の
過程なども含まれると思います。
『空』 くう 死んでいる間?とも言うべきでしょうか、
宇宙にとけ込んでいる間です。

この過程を繰り返す物が生命と言われています。
例えば宇宙、星などは生命です。(成住壊空は本来、星の営みを説いた物です)

  1. 『成』宇宙空間にあるガスや塵が集まって塊となりやがて星となって輝き始めます。
  2. 『住』太陽となって周りの星や宇宙を照らし生命を育みます。
  3. 『壊』次第に寿命が尽き赤色歪星等になってゆきついに大爆発して塵やガスになって宇宙に散らばります。
  4. 『空』塵やガスの状態でまた徐々に集まり始めて星になるまでの状態。

まさに太陽や地球も生命です。その上にはありとあらゆる生命が育まれるのです。

また、我々の1日で言うと

  1. 『成』朝、起きるのが相当します。
  2. 『住』昼間、仕事や遊びでの時間を費やします。
  3. 『壊』疲れて眠くなってくることです。
  4. 『空』眠っている間に相当します。

私たちは死んでもまた、生まれてくると仏法は説いています。
もっとも、どこに、何に生まれてくるかはその人の境涯に依るのです。
必ずしも人間に生まれるとは限りません。

『成住壊空』が私たちにとって意味すること。

  1. 過去・現在・未来と人生を1日1日のように繰り返してゆくのです。
  2. 過去(世)に偉大な科学者になった人が今度の人生でエジソンやフランクリンといった天才として生まれたかも知れません。
  3. 前の晩(過去世)に夜更かしをすれば次の日は寝不足になります。 => つまり 宿命があるのです。
  4. 過去世に頑張ればその結果は今世(今度の人生)に反映してくるはずです。
  5. 私たちは偶然、恵まれた環境に生まれたりそうでは無い環境に生まれてくるのでは無いのです。
  6. 自分がまいた種はいつの日か必ず自分で刈り取らなければなりません。
  7. 仏法は因果応報を説きます。原因があれば必ずふさわしい結果があるのです。
  8. 誰も気付かなければ悪いことをしてもかまわないと思いがちですが自分の命の中にはすべてが記録されているのです。それは次の日(人生)の宿命として反映されることでしょう。
  9. 人間とは思えないような行為は当然それにふさわしい姿に生まれてくるでしょう。

さて、あなたの明日の人生(来世)は今、あなたの振るまいで築かれています。
充実の人生(個人的な物だけではなく)は充実の明日(来世)が、そうでなければそれなりに、、、、