槍ヶ岳から北穂高岳縦走

大キレット越え
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上高地〜 槍沢〜 槍ヶ岳〜 大キレット〜 北穂高岳〜 涸沢〜 上高地

2001年(平成13年)7月27日〜30日



大キレット長谷川ピークのクサリ場を行く人とすれ違う(後方 笠ヶ岳)


7月29日

4時48分 東の空を真っ赤に染めたご来光に感動し、いよいよ大キレットへ。
滑りやすい岩稜を急下降、2ヶ所の梯子を下ると最低鞍部。一息入れる。長谷川ピークからは緊張の連続。ナイフエッジの岩を、またぎきれず苦労する。クサリを伝いA沢のコルで休憩。

逆コースの登山者は、7名もいる我々の岩場通過を、急がず慌てず、じっと待っておられ恐縮する。

見上げる北穂はあまりにも大きい。ここから北穂への登り、落石に注意する。ヒダ泣きの難所も、クサリや鉄の杭を補助に無事通過。北穂の北壁を急登し北穂高小屋に着く。

全員感動の握手。快晴で360度の大展望。南稜の下りは、疲れて足が進まない。その上、登りの人が多く待ち時間が長い。涸沢小屋に着きテラスで祝杯。生ビールの味は過去最高だった。

7月30日

上高地温泉で汗を流し、生ビールで乾杯。4日間快晴、ダイナミックな展望、美しいお花畑、北アルプスの醍醐味を十二分に満喫する。リーダーに感謝し、メンバーのチームワークに御礼。







7月29日

3時30分 起床
4時48分 ご来光


← 夜明け前の常念岳(南岳小屋より)
夜明け前の笠ヶ岳と抜戸岳(南岳小屋より)
いよいよ大キレットへの下降が始まる
  (4時55分)


 南岳小屋の看板で、いっそう身の引き締まる思いだ。
南岳小屋の横から大キレットへ急下降し、
一息つく。

西側(右手)には、笠ヶ岳と抜戸岳が大きく望まれる(5時42分)



落石に気をつけ、南岳方面を振り返る
 (5時46分)
← 大キレットの底へは長い鉄梯子が二ヶ所あり、一歩一歩慎重に下る。
   (5時55分〜6時05分)
しばらく緩やかな稜線を長谷川ピークへ
  (6時40分〜45分)


滝谷
【ドーム(中央) 長谷川ピーク(手前)】
← 長谷川ピークのナイフエッジをまたぎ、A沢のコルへ。
  (7時35分)
A沢のコルへは2mほどの木板がわたっている    

A沢のコルで少し休憩(7時50分〜8時) 

A沢のコルから北穂高岳への登りが続き、このコース最大の難所「ヒダ泣き」の嶮。

浮石の多い岩稜を通過
  (8時50分〜9時)

落石に注意して北穂北壁を急登する
  (9時53分〜10時30分)


← 北穂小屋のきれいに並んだドラム缶が見え、うれしかった。
北穂高小屋 着(10時30分)


緊張がほぐれ、ほっとする女性メンバー。

絶景! 北穂高岳(3106m)からの槍ヶ岳  手前がキレットへの下り 


小屋の売店で冷えたビールを買い、
北穂高山頂で、涙の乾杯をする。
『アリガトォ〜ッ!』


← 
北穂高岳(3106m)山頂
  (10時35分〜50分)
南稜へ下山開始 (10時50分)
北穂、奥穂の分岐(11時00分)

登りの人が多く、数回休憩をしながら涸沢小屋に着く(14時45分)

涸沢小屋のテラスでの生ビールはおいしく、やり遂げた後の充実感を味わいつつ、全員が2本目もすぐに飲みほした。
 (19時 就寝)
7月30日

起床(3時30分)
朝食の順番待ちに並ぶ(4時30分〜5時) 
朝食(5時〜17分)


 涸沢カールより前穂高岳
涸沢カールより奥穂高岳

涸沢小屋のテラスから涸沢カール。  (AM 5:30)

 涸沢小屋から涸沢ヒュッテへ
  (5時40分)

涸沢ヒュッテ(6時〜10分)

涸沢小屋と北穂高岳(中央) 


涸沢ヒュッテから長く雪渓が続いたが、ようやく終った。

後方 奥穂と涸沢
振り返ると北穂高岳は大きく 北穂小屋が見える。 
← 北穂高岳(左) 大キレット(中央) 南岳(右)
横尾大橋は平成11年6月に架け替えられる


本谷橋(7時40分〜8時10分)
横尾 (9時13分〜20分)
徳沢(10時08分〜15分)
小梨平キャンプ場(11時45分〜12時)
上高地温泉(12時20分〜13時10分)
食事(13時15分〜14時15分)

タクシーで松本へ、JRで名古屋経由大阪へ帰る。


4日間天候に恵まれ、花々も咲き乱れ、大キレットも無事に通過。
展望もすばらしく最高の山旅だった。

毎年このメンバーに会うと、「良くもまあ大変なところを歩いた」と思い出は尽きず。
                                               (2008年8月8日 記)

 

       穂高の山々    大キレット@  3000m

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