●概要

 相知町は、佐賀県の北西部に位置し、山々に囲まれ盆地的地形を成し、その中央で松浦川と厳木川が合流し唐津湾へ注いでいます。耕地はその水系の河川に沿って圃場が広がり、総面積65.08平方キロメートルのうち、15.7%を農地、64.8%を山林が占める農山村です。「相知」の地名には、昔、河川を交通手段としていた頃、交通の要地、宿場として栄え、人々が出逢い親しく語らう処として、逢う地(あうち)、相知(おうち)と呼ばれるようになったとの由来が残っています。

 蕨野地区は、町の南端にあり、伊万里市、多久市、及び武雄市の境にある八幡岳(標高764m)の裾野から中腹に位置しています。蕨野(わらびの)という地名が示すとおり、春には蕨が群生する山間の集落で、農地は標高が150〜420メートルの急傾地にあり、山の谷間を昭和初期まで開墾しながら拡大された石積みの棚田が1050枚、40ヘクタールの面積を有しています。

 蕨野棚田の景観は平成11年7月26日に「日本の棚田百選」に選ばれ、平成14年度には、「日本遊歩百選」にも選ばれています。また、平成14年度佐賀県農業賞『活力ある「むら」づくり』部門において「佐賀県農業賞」を、蕨野棚田保存会の活動も「佐賀新聞社賞」を受賞し、平成15年度は農林水産祭、むらづくり部門で「九州農政局長賞」を受賞しています。


●認定・賞暦
平成11年7月 日本の棚田百選に認定(農林水産省)
平成13年11月 九州米サミット・普通作部門最優秀賞受賞
平成14年7月 佐賀新聞 社会大賞受賞
平成14年9月 日本の遊歩百選に認定(読売新聞社)
平成15年3月 佐賀農業賞受賞(活力ある「むら」づくり部門・蕨野棚田保存会)
平成15年10月 農林水産祭むらづくり部門 九州農政局長賞受賞


●蕨野の棚田の農作業
3月下旬
菜の花
4月中旬
春田起こし(菜の花をすき込む)
5月上旬
くれがえし
代かき
畔ぬり
地ならし
苗取り
田植え
6月上旬
水管理
石積の草刈り
9月中旬
稲刈り
10月中旬
菜の花の種まき

石積み棚田で日本一の高さ
米づくり
棚田での活動
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全国棚田(千枚田)サミット
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