ラボルト
石膏デッサンの大基本がこのラボルト。
美術勉強してるのにこれをデッサンしてない人探すのは難しいぐらい誰でも書いてると思うんだけどね。


パルテノン神殿の破風を飾る彫刻の一つ。
パルテノン神殿の遺跡から発見されたんだけど、レオン・ド・ラボルト伯爵が破風の彫刻と結びつけたことからラボルトと呼ばれるようになったけど、実際は海の神のポセイドンの奥さんで、アンピトリテとゆう名前。
ポセイドンはアンピトリテの気を惹くためにイルカを作ったとゆうお話もあります。
マルス
マルスの首だけのこの像もラボルト同様かなり基本中の基本で描く回数は多いと思います。兜??の面がとらえにくいかな?少し。マルスはこれとは違って兜に柄のある立像が元のトルソもあるんですが、それは画像が見つからなかった。でも主に書かされるのはこちらが多い気がします。冷酷な戦いの神様だけあって表情ゼロで基礎としては書きやすいかもしれない。


闘神マルス。
ミロのヴィーナス

ヴィーナスはトルソーで描くことよりもどちらかとゆうと立像で描いた気がするな。顔だけ見るとヴィーナスらしい美しさ感じないんだけど(笑)立像はやっぱり綺麗よね。
立像は両手を失われてますが、右手は腰から落ちそうな布を抑えてて、左手にはリンゴをもってるとか、マルスの楯を鏡がわりにして顔を写してるとかいわれてるみたい。ちなみにこれはミロのヴィーナス。

左からベンナのヴィーナス・カッパのヴィーナスです。ベンナのヴィーナスは水浴びをするヴィ-ナスの姿なので、右手は水をかけるしぐさ、左手は膝の上で横を向いていると思われる。
ヘルメス
欠落した右手が上に上がっていること、その肩と反対方向に顔が向いているのでバランスは取りやすいが意外と描きにくい。


この人も立像が元でこれはトルソです。詳しくはギリシアの神々参照。
アポロ
アポロンは描いてないんだけど、良い男だけど、髪の毛描くのめんどうそうです(笑)


アポロンも立像が元です。ギリシアの神々参照。
武装する女神
この人は敢えて避けていたというか描いた事ありません。描きたくありません(笑)何せ大きな兜をかぶっているので、画面のバランスは取りにくいしうつむいた影の部分とかとにかくめんどくさいの(笑)でもこうゆうのをいっぱい書かないとうまくはなれないのかもしれない…


戦いの女神アテナ。この人も立像。パルテノン神殿に高さ11メートルの立像が立っていたんだそうだけど、見てみたいよねぇ。
アマゾン

アリアス
髪の毛の長い石膏像は嫌われる(笑)この人はとてもべっぴんさんだけど、実に微妙な表情をしている上に、髪の毛が長くて複雑なので意外と嫌われてます。


クレタ島ラビリンスのお話は有名。ミノタウロス(ミノス王の奥さんのパシパエさんが牛と浮気してできた子(笑))を倒そうとしてたテセウスに、糸巻持ってってほどきながら行けば出られるよって教えてあげたのこの人です。そんでテセウスと駆け落ちしたんだけど、テセウスがヤな奴で彼女をどっかの島に置き去りにして行っちゃうの。だけどそこで酒神ディオニュソス(バッカスと言えばおわかりの方も??)に見初められて結婚して幸せになったみたいよ。
ちなみにこの人が死んでからその冠が夜空に掲げられたのが冠座のいわれです。
パジャント
パジャントも教材になりやすく、描く機会の多い石膏像だけど、この人が何者で、男なのか女なのかすら知らないんだよねぇ。
メディチ
これまた基本として割に多くの回数書いた気がする。石膏デッサンで書かされるトルソーの中では男前度1ぐらい??表情は取りやすいけど、実は首が長く動きが大きいために意外とバランスが取りづらく難しい。


ジュリアーノ・デ・メディチ
メディチ家豪華王ロレンツォの3男坊。
一応立像を製作したのはミケランジェロなんですけど、彼はメディチ家があんまりお好きでなかったようで、本人には全く似てないわ、黒目は彫られてないわ(ミケランジェロにしたら珍しいこと)、元々はメディチ家墓廟の一部なんだけど、ほとんど作らないで途中で投げ出してるわで結構散々です(笑)この人のことは石膏像を知らずとも、まぁメディチ家の名前ぐらいは歴史で勉強して知ってる人も多いでしょう。
ブルータス
頭のてっぺんが平らで、肩幅がでかくて、最も構図が取りにくい石膏像ではなかろうか??どこで切って画面に入れるかとか何度描いてもうまくいったためしがねぇ(笑)って感じです。



マルクス・ブルータス
カエサル(シーザー)を暗殺したグループのリーダーですが、この人はあの有名な「ブルータスおまえもか」の人ではありません。それをいわれたのはマルクスの従兄のデキウス・ブルータスさんで、この人はカエサルに目をかけてもらってたんでいわれたみたいよ。この彫刻もミケランジェロ作ですが、やっぱり彼のクセで途中で投げ出してるらしい。しかも本人には似てないそうだ。
アグリッパ

この人は微妙にハッキリとしない顔をしておるので、面が取りづらく書きにくいのが難点です。首から胸にかけてものっぺりとしているので立体感出すのに非常に苦労してました。


マルクス・ヴィプサニウス・アグリッパ
ローマの初代皇帝アウグストゥスを支えた将軍さんです。この人はあのシーザーに見出された人で、シーザー亡きあとのアウグストゥスの統治はこの人のおかげで出来たってゆうぐらいスゴイ人。アウグストゥスが後継者に困って娘婿になったぐらい(奥さんいたのよ)尽くした人です。都市整備とか水道整備もした人です。


面取りと呼ばれる形ですが、石膏デッサンをする時にあたっては、このような面取りではなくとも、面取りを見るかのように影の位置などを見極めることが大事です。どの面が一番暗いのかとか奥行きとか平面で描くけれどいかに立体感を出すかが重要なので、面取りで練習するとゆうのも大事なこと。面取りは私がアグリッパとヴィーナスしか見たことないんですけど、他の石膏像にもあるんだろうか??
カラカラ
実はカラカラは描いた事ないんです。でもこのこわーい顔が昔っから気になってた(笑)実際描くとしたら睨みつけるような表情の取り方とか、クリクリのヘアを描くのが難点かなぁー。


ユリウス・バッシアヌス
カラカラっつうのはマントのことで、それを好んで着てたからあだ名がカラカラなんだそうだ。同じく石膏像になってるゲタが弟なんだけど、お父さんの後を兄弟で継いだのに、ゲタ殺して独裁者になった怖い人です。実際怖い顔してるし(笑)ゲタの石膏像は柔らかい顔してます。でもね、ゲタ側にもカラカラを暗殺する計画はあったらしいですぜ(笑)
ゲタ


この人がゲタ。上の人の弟。どっちが先かで殺されちゃったのはこっちだったのね。
ジョルジョ
この人も描いたことないけど、気になる一人。マントがかかっているので、向って右側から描くと顔の表情は取りやすいけど、体は描きづらいし、左側から描くと体の奥行きは出しやすいけど表情が取りにくいかもね。意外と胸板が厚いのです。


ゲオルギウス
ジョルジョはフランス語名
ローマの軍人ですけど、キリスト教徒で、かみんぐアウトして首はねられたと思われるんだけど、その後尾ひれがたくさんついて、竜退治してお姫様救ったとか十字軍とイスラム勢の戦いに白い甲冑を着て登場したとか聖人化されてます。ボーイスカウトの保護聖人でもあるらしいですよ。
モリエール
先ほどアリアスのとこでも書いたけど、この人も髪の毛長いしボサボサなんで嫌われ者です。しかも厄介なことに髭まであるしね。高校の時の友人がモリエールに激似でした(笑)(そんなには似てないのホントは。雰囲気がね…)


ジャン・バティスト・ポクラン
モリエールはペンネーム
この人は劇作家です。皆前からの彼しか見たことがないから知らないかもしれませんが、この髪の毛カツラの疑惑があるのです(笑)後頭部に丸いザビエルみたいなとこがあるんですが、当時のカツラは帽子かぶりやすいようにそんな加工がされていたらしいので、おそらくカツラであろうと…(笑)舞台上で演じきった後に倒れて絶命したとゆう演劇人の鑑です。
円盤投げ
この立像をA1??忘れたけどすっごい大きい画面でデッサンした授業で、先生に認めてもらえたのを憶えています。大きいものをましてや大きな画面に書くというのは非常に苦痛です。難しいんだこれが…。円盤投げは首や手足のないトルソを描くことが多いんだけど、その場合はどちら側に体重がかかっているのかとか考えながら書かなくてはならず更に倍率ドンに難しいのです。
ちなみにこういったマッチョメン見て育ってきてるので筋肉好きなのかもしれません(笑)
瀕死の奴隷
奴隷像は私が円盤投げを書かされた課題の時に書いてた友人がおりました。これは動きがややこしいので私は絶対ヤダった(笑)奴隷像もトルソを描くことが多いです。なかなか立像を置けるスペースを持っているところは少ないですから。


教皇ユリウス二世の墓廟を飾る彫像として制作されたもの。だけど途中で計画が大幅に変わって使われなかったのね。だからこの人も途中です(笑)他にも何体か奴隷像があるので区別するために瀕死の奴隷と呼ばれてます。
サモトラケのニケ
これまた美術に興味がなくとも姿を見たことがある人はたくさんいると思いますが、残念ながらこれをデッサンしたことはありません。ってゆうかしたくありません(笑)


ニケ勝利の女神
サモトラケ島の廃墟で見つかったことからサモトラケのニケと呼ばれてます。
ニケはNIKE(ナイキ)の語源でございますね。
ラオコーン
悶えるおっさんではありません(笑)この人は大蛇に締め付けられていて戦っているのでこんな姿です。全体像としては二人の子供を大蛇から守ろうと必死に戦ってる姿です。でもおっさんなのにやたら鍛えられた腹筋が気になって仕方がありません(笑)