空冷VWクラッチ、フライホイル、スターター交換6V→12Vとミッションの削り


12V化してありましたが、スターターは6Vのままだったため、
回転も速くこれも原因で、フライホイルが削れてしまったと思われる。
フライホイルが削れているため、スターターがうまく回らない症状が頻発!(から周り)
思いきって、交換することにしました。ついでにクラッチも新品に!

まず、エンジンを降ろします。







◆フライホイル、クラッチ交換



プレッシャープレート、クラッチディスク(200ミリ)



シムを入れて、ホイルのガタを調整します。
(ガタ厚+赤い紙のシール厚)−(シム厚)=クリアランス

許容クリアランス0.07〜0.13。シム通常3枚(異種サイズ)
フライホイルを仮締めしてガタ測定→シム入れて→同様に仮締めして測定→許容値まで繰り返す



紙のシール、薄くシリコンシールを塗布



ゴム製のシール、周辺にシリコンシールをしてオイル漏防止
矢印部分は、特に漏れやすいので要注意



フライホイル(新品)をセット(矢印部分の内側にゴムのOリングが入ります。)
クラッチディスクの当たる面を、紙ヤスリなどで軽く粗します。



36ミリボルトで締めます。左上は、ホイルロック(130歯、109歯両用)



ガイドを使って、クラッチディスクをセット



最後にプレッシャープレートをセット
矢印部分6箇所をトルクレンチで(2.5キロ)均等に締めます。重要工程です。
平均されてないと、ジャダーが出ます。
(ジャダー:クラッチを繋ぎときガタガタとノッキングのような現象を起こす)



◆なぜミッションケースを削るか?

6Vから12Vスターターに変更すると、ギア数が異なるため、
フライホイルのギア数も109歯から130歯に変わります。
そのとき、外周が2,3ミリ大きくなるため、ケースを削るのです。

削りカスが目に入らないように、保護メガネ等着用のこと、
このとき、フェイスマスク、防塵マスク、メガネ、手袋、帽子、長袖長ズボン着用しました。
カスはチクチクするので、肌の露出は避けること

マグネシウムアロイのため、削りすぎに注意!!穴があきます。
ドリルは、先端の丸いものより、角張った方がお薦め!(エンドミルドリル)

粉塵爆発の注意!

マグネシウム単体は、第2類危険物です。
酸、アルカリ、温水と反応して、水素を発生します。
湿気のある空気中でも、水素を発生して、自然爆発の危険もあります。
粉末は、空気中に飛散すると、粉じん爆発にもつながります。

湿気の多い日、また静電気の発生しやすい時期は、避けたいですね。

今考えると、ドリルの選択にも注意ですね。
あまり、細かい粉が出そうなドリルは避けたほうが良いかもしれません。
作業には、重々注意して行ってください。




削る前のケース



削った後、クリーナーで洗浄したケース



◆ブッシュ交換



スターターのブッシュ交換、抜き替えは、簡単です。叩くだけ!12Vの方が6Vより内径が細いです。
エンジン載せて、プーリー回して1週すれば削りは完成!
だめなら再度エンジン降ろしてやりなおし(T_T)
クラッチ調整して、ジャダー確認して完成!!

ブッシュの詳細説明はこちら!


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