「お熱いのがお好き」(1959)
出演/ジャック・レモン トニー・カーティス マリリン・モンロー ジョージ・ラフトお熱いのはお好きですか?はい、大好きです。Yes, I do!
禁酒法時代のアメリカ。もぐりのバーでジャズバンドの一員として働くジャック・レモンとトニー・カーティス。が、警察の手入れがあって職を失ってしまう。そこで別の街に行こうとなったときに、ガレージで殺人を目撃してしまう。犯人に見られてしまった二人は、女装して女性オンリーのバンドに潜入。一路マイアミに向う・・・しかし、ここでトニー・カーティスがバンドのヴォーカル、マリリン・モンローにヒトメボレ。しかしカーティスは女装しているから思いを打ち明けることはできないし、マリリンはマリリンで、昔何度もサックス奏者との恋に失敗している、という暗い過去が。あ、カーティスはサックス奏者だ?どうなるどうなる・・・
と始まるお話。で、カーティスはなんとかマリリンと甘い時間を過ごしたい・・・ということで、変装してマリリンに接近。しかも開き直って「お金持ちと結婚したい」と言っているマリリンにうってつけの青年実業家として。マリリンは変装カーティスに惚れて、「恋は芸のこやし」か?と思わせる抜群の歌唱力を披露。サイドストーリーとも言える、ジャック・レモンと老紳士の恋も爆笑モノ。「おいおいめっちゃ男だよそいつ」と突っ込みたくなる女装のレモンに、なぜか惚れてしまう老紳士w しかも開き直ってレモンも一緒にダンスをしちゃうし。さあ、ホントにどうなるんだ?w まあどうなるかは書かないとしても、最後のオチ「完全な人間なんて誰もいやしない」に爆笑しました。ジャック・レモンもこの老紳士もサイコーだ!w
レモンの饒舌な演技も笑えるし、マリリンのコメディエンヌぶりもイイ。いや、でもやっぱりこの作品での一番の見所は、マリリンが歌うシーンじゃないかな。「あいわなびーらぶばいゆー・・・」ですよ。ぷぷっぴどぅ!キャーw(←アホかお前は)アホと言われてもいいですからホントこのマリリンの歌のシーンは最高に魅力的。列車の中でのウクレレを弾きながら歌うシーンもいいです。マリリン、単なるセクシーさ、じゃなくてね、一言で言うと「輝いてる」ってのが一番マッチすると思う。ホントに、この作品のマリリンはきらきらと輝いていました。それはオードリー・ヘップバーンやシャーリー・マクレーンみたいに、ワイルダーの作品だからこそ・・・の活き活きとした魅力です。彼女の輝きの前では、ジャック・レモンの抜群の演技すらかすんで見えます。私はこの作品、マリリン・モンローあってこその作品だと思っています。「Goodbye Norma Jean, From the young man in the 22nd row who sees you
as something more than sexual, more than just our Marilyn Monroe...」(「Candle in the Wind」 singed by Elton John)
マリリン・モンローよ、永遠なれ!