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YAMAHA/Dynamic Guitar bS/Acoustic Guitar/1960s |
YAMAHA/Dynamic Guitar bS ヤマハのアーカイブ・データによると1961年12月発売(発売価格¥5,200)となっている。約50年前の製品となる。 通称黒ラベルは、各モデル共通使用されスタンプにより(モデル)を表記している。 |
ナット加工後 |
ナット加工後 |
ナット加工前 |
ナット欠品だった為、クラッシック(ガット)ギター用の成型プラ・ナットを使用。(中空タイプでは、無いもの) ダイナミック・ギターは、基本的にクラッシック(ガット)ギターをベースに改良されている為、 弦間ピッチは、芯〜芯で、約8.5oとなり、フォーク・タイプの平均値の7〜7.5oとの差は、約1o。 ちょっと厄介ではある。 |
| チューニング・ペグの二箇所ほどに軸の曲がりがあった為、ある程度、補正してあります。 |
トラス・ロッドは、当然、入っていません。 ネックの握りは、クラッシック・タイプより丸みのある太め。 カタログの仕様で指板は、柞(イスノキ)となっており、楽器材としても活用されている。三味線や琵琶の撥(バチ)の材等。 ネック材の表記は、無い。マホガニー系の柔らかい材である事は確か。 画像では、確認しずらいが、指板は、低音弦側からセンターにかけて木目が分かれている。公開されている画像でも同じ様なものが見受けられるので、この材の特徴なのかもしれない。 |
| ネット公開のカタログによるとフレットは、洋白と表記されており、銅、ニッケル、亜鉛による合金となっている。 *bSの正式データは、載っていませんが、1964年カタログとされるbP0.15.20あたりが価格帯的に同クラスと 考えれば仕様的には同じでは?との判断です。 |
カタログ明細からトップは、エゾ松と思われます。単板と思われます。 ブリッジは、木目から指板材と同じ柞(イスノキ)と思われます。 |
オリジナルのブリッジ・サドルは、樹脂製の丸棒が乗っかっているだけ。 (ライト・ゲージ弦) |
弦を張るとクラッキングが浮き出ます。(現在、ライトケージ)応急措置をして様子見です。 接着剤により一晩放置した結果、安定したようですが、一日の演奏終了後は、弦をゆるめた方がベストのようです。 ネックへの影響を考慮しエクストラ・ライト・ゲージ弦に交換済み。 |
| サイド&バックは、カタログでは、楓杢の表記。単板仕様に見えます。 |
比較的綺麗なトラ杢が出ています。ボディー自体は、非常に軽い。 経年により、バインディングの剥がれあり。 |
| ネック・ヒールのセンター部の線状に見えるのは、クラッキングではなく、クラッシック・タイプの 成型に見られる鋭角処理のなごりというか処理が甘い為と思われる。 |
| ネック・ブロックにスタンプされているシリアルaBこの時代のものは、年式を表すものではなく通し番号の様だ。 |
SampleSound (WMA形式)
Click or Double Click |
YAMAHA(ヤマハ)のフォーク・タイプの原点と言えるダイナミック・ギター。 クラッシック(ガット)ギターをベースに鉄弦も使用できる様に改良された物。 ダイナミック・ギターも変遷がある様子で、様々なモデルがあるようです。このモデルは、初期型モデルのようです。 発売後は、この手のギターがなかったのもあって、その後、ブランド違いの同じ様な物が数多く出現している。 リサイクル・ショップ、質屋、ネット・オークション等で結構頻繁にお目にかかれるギターではあるが、なかなか程度が良さそうな 試奏した感じとしては、演奏性は、クラッシック(ガット)ギターに準じており、フォーク・タイプの演奏性を望むには根本的に このギターの最大の特徴は、その名の通り、音のDynamicさだろう。よくバカ鳴りとの表現がされるが、音の良し悪しを言う前に サイド&バックの楓杢の影響か、バリンというかジャラゴンというのかそんな感じのある意味暴力的な音さえに感じる。 なのではないだろうか? |
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『中古ギターの隠れ家』/イージーギターズ