|
ヤン・シェンファ(台湾-中国文化大学)のライジングフォアハンド。これは練習中(ウォーミングアップラリー)のものである。グリップはセミウエスタン(厚めのイースタングリップ)。ただ彼の握り方はすこし変わっているので要研究。
このヤンにかぎらず台湾選手はボールがよくとぶ、その秘密をみるようなリラックスしきった力の抜け切ったフォームになっている。これができそうでなかなかできないのは御承知の通りだ。
こういう風にボールがあつかえたらどれだけしあわせだろう(管理者嘆息)。
打点の高さは腰の高さぐらいで、ほぼレベルスイング、インパクト後もフェースがクローズせずフラット面を維持している。ラケット軌道はわずかに上向きであり、これがナチュラルなドライブ回転(トップスピン)を与えている。もちろん、いうまでもないが、これはラケットの使い方の一つの方法であり全てではない。例えばもっと意識的にスピンをかけるような動き(使い方)もあるし、できなければならない。しかしここで示した打ち方こそが基本。
 |
| 2005年4月、中山杯での楊勝發のテイクバック。これはゲーム中である。極めてユニーク、他に類例がない、と考えていたが、最近思わぬところに類例を発見し、驚いている。近いうちにアップ予定、 |
話が前後するがやはりテイクバック(の型)について触れねばなるまい。A.純氏が『牙』でふれたようにかなり特異である。ユニークである。もっとも私は全然そう感じなくなっている。でもはじめて見る人はぎょっとするのでないだろうか。そこに目を奪われて大事なところを見落とさないでいただきたい。
といいながらこのテイクバックをこのサイトのテーマ画像にしてしまったが
ライジングとわざわざ書いたが、男子一流、特に台湾は、むしろこれぐらいのタイミングで打つのがあたりまえであり、おそいタイミング(打点を落として)で打つことのほうが特殊である。
**ライジング グラウンドストロークにおいてバウンドの頂点の前後という早いタイミングで打つことを『ライジング打法』、慣用的に『ライジング』という。
この新SITE--VIRTUOSO--を立ち上げるにあたり、第一回に何をもってくるか、誰をもってくるか、は大いに迷うところであった。日頃、海外の強豪を積極的に紹介する、というスタンスを"Soft-tennis-Website"ではとっているので、韓国か台湾の選手を、と考え、思い入れの深さから、廖南凱(リャウ・ナンカイ)、劉永東(ユゥ・ヨンドン)が候補にあがり、検討の末、ほぼ劉永東に決まり画像も作成した。が、よく考えると、いや、よく考えなくとも劉永東はすでに引退。タイトル「新世代・・・」(最初は「新世紀・・・」だった)にいかにもふさわしくない。いや引退した選手の画像も紹介するつもりなのだが、第一回にはふさわしくないのではないか、という意見がでた。私としてはおおいに劉永東にこだわりたいところであったのだが、その意見ももっともだったので再考し、その結果候補にあがったのがこのヤン・シェンファである。
ヤンをはじめてみたのが2003年10月の台湾国体。このページの熱心な読者ならお気付きのとおり、以来、管理者はこの選手にいれこんでいる。とにかく強烈な印象だった。今思い出したがこの連載のタイトル「新世代」という言葉が彼をみた最初の印象である。彼はその旗手となる予感があったのである。
|