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                                 平成18年度 ドイツ語講座

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・「ドイツ語検定準備用単語集」を持って行ってください。 検定試験が不合格だった場合、ドイツ語の単位は認められません。

・初級の1学期の内容はどの授業も大差がないので、「平成17年度ドイツ語講座」と「初級ドイツ語12ヶ月」も合わせて読んでください。

・「情報あれこれ」の<工学部の学生のための古寺巡礼>、読んでね。

「江戸ののどごし」--江戸時代の麦酒復元
今回の「ビール文化創世記」の登場人物は、岩倉具視です。幕末の黒幕と言われる岩倉は、若き日に使節団を率いて欧州を回覧します。彼がかの地で飲んだビールはどんな味わいだったのでしょうか?      

 試験のご連絡
1学期末試験は 6月26日です。内容は「誕生日パーティー」の会話を暗記して発音する口頭試験です。無事に言えた方は、全文を書いて提出して下さい。それで試験は終了です。



■6月 Juni     Juni 6月■


              第8回 (6月5日


●<発音と綴り>
  ・eiアイ        ・euオイ   
  ・j ⇒ヤ行です      ・ ⇒ツァ、ツィ、ツ、ツェ、ツォです
  


●音声だけ、先にお届けします。何度も声に出して発音して暗記してください。

            お誕生日おめでとう!
             Alles Gute zum Geburtstag !
            Herzlichen Glückwunsch zum Geburtstag !


       登場人物: オルロフスキー公爵 Prinz Orlofsky
               ファルケ博士 Doktor Falke
               アイゼンシュタイン男爵 Baron von Eisenstein
               ロザリンデ Rosalinde
               アデーレ Adèle
               フランク Frank

alle(全員)   : Alles Gute zum Geburtstag !
Prinz Orlofsky : Vielen Dank !
Doktor Falke  : Hier ein Geschenk !
Prinz Orlofsky : Was ist das?  Das ist ja toll !  Eine CD !  Mozart... "Eine Kleine Nachtmusik !"

                    ⇒ 音声 


Rosalinde:    Guten Abend !  Herzlichen Glückwunsch zum Geburtstag ! 
Prinz Orlofsky: Rosalinde ! Hallo ! Wie geht es dir ?
Rosalinde:    Danke, gut.
Prinz Orlofsky: Ein Glas Champagner?
Rosalinde:    Gerne.
                    ⇒ 音声 


Alle:   Prost ! Prost !
      Es lebe die Freundschaft !  Es lebe die Liebe !
Adèle: Hallo, ich bin Adèle.
Frank: Und ich bin Frank.  Was machst du?
Adèle: Ich bin Grafikdesignerin.  Und du?
Frank: Ich arbeite als Maskenbildner.  Hier ein Stück Kuchen.
Adèle: Ja, gerne.  So, und jetzt tanzen wir.
Doktor Falke: Nein, nein, zuerst die Kerzen.  Puste mal !
Alle:   Ja, die Kerzen !  Puste mal !
Prinz Orlofsky: ffffffffff
Doktor Falke: Und jetzt Musik !
                    ⇒ 音声 

<和訳>
全員:      乾杯! 乾杯!
          友情万歳! 愛に乾杯!
アデーレ:    こんにちは。私はアデーレよ。
フランク:    僕はフランクです。 どんな仕事をしてるんです?
アデーレ:    グラフィックデ・ザイナーです。 あなたは?
フランク:    メイクアップ・アーティストとして働いています。 ケーキをどうぞ。
アデーレ:    有難う、頂きます。 さあ、踊りましょうよ。
ファルケ博士: だめだめ、最初は蝋燭だろ!? さあ、吹き消せよ。
全員:      そうだ、蝋燭だ! さあ、吹き消して。
オルロフスキー公爵: フーーー。
ファルケ博士: さあ、音楽だ!
               (この会話文は、大昔のNHKラジオ講座をアレンジしたものです)

       
  http://www.geocities.jp/music_yomoyama/koumori.htm



<解説>
●Es lebe die Freundschaft !  Es lebe die Liebe !
<Es lebe+1格>は「~万歳!」という表現です。
   自由万歳!⇒ Es lebe die Freiheit !(フライハイトゥ)
   国王万歳!⇒ Es lebe der König !(ケーニッヒ)

●職業名
<Was machst du?><Was machst Sie?>(仕事は何か)と聞かれて答える時、注意事項がふたつあります。

 ①職業名は無冠詞
これは、ドイツ語が英語と大きく異なる点のひとつです。
英語なら I am a teacher. のように不定冠詞を付けますが、ドイツ語では Ich bin Arzt.(医者:アールツトゥ)となり、ein は付けません。

 ②男性形と女性形がある
ドイツ語の場合、「男性の」グラフィック・デザイナーは<Grafikdesigner>、女性のそれは<Grafikdesignerin>と言います。つまり、こういうことです。

          ⇒ 女性の場合は、語末に<-in>を付ける

●Hier ein Stück Kuchen.―ーJa,gerne.
繰り返しますが、ここで<Danke schön.>と言ったら食べ損ないますよ。ご用心。

●Tanzen wir!
<動詞の原形+wir !>は、英語で言う Let's~!です。

●動詞の命令形(1)
   du で呼べる相手に対する場合 ⇒ 動詞の語幹 + e !  

・「動詞の語幹」とは、原形から -en を抜いたものです。 -e は付けなくても構いませんが、発音をはっきりさせるために付けることが多いようです。
    
    pusten(吹き消す) ⇒ Pust ! または Puste !
    sagen(言う) ⇒ Sag ! または Sage !
    schweigen(黙る) ⇒ Schweig ! または Schweige !
    hören(聞く) ⇒ Hör ! または Höre ! 
    weinen(泣く) ⇒ Weine ! ( Wein ! はあまり聞きません。これだと葡萄酒みたいになってしまうし。。。)

「さあ、~してくれ!」催促する時は malマール)を、「頼むから/お願いだから~してくれ」のような、イライラする懇願の気持ちを表面に出したい時には dochドッホ:<ホ>は喉をこする音)を付けることが、しばしばあります。

   さあ、吹き消せよ ⇒ Puste mal !
   さあ、話せよ ⇒ Sag mal !
   いい加減黙れよ ⇒ Schweige doch !
   
「~するな」という否定命令なら、nicht を付けます。
   もう泣くなよ ⇒ Weine nicht ! または Weine doch nicht !

du fährst(原形 fahren)や er spricht(原形 sprechen)のように、現在形で du と er/sie/es が不規則になる動詞がありますが、その du に対する命令形はこれとは少し違います。それは、また別の機会に。

●複数形
「蝋燭」を表わす die Kerzen は複数形。このままでは辞書で探すことが出来ません。単数形はkerze という女性名詞です。つまり、語末の -n が複数形成語尾なのです。

女性名詞の複数は、このように -n か -en をつける場合がほとんどです。
   eine Blume(花) ⇒ fünf Blumen(5本の花)
   eine Uhr(一個の時計) ⇒ zwei Uhren(2個の時計)

5月29日の課題を例に採ると、②③④がこのタイプになります。
  ②eine Tasse Kaffee ⇒ 「カップ3杯」はどうなる?   答 drei Tassen Kaffee
  ③eine Flasche Wein ⇒ 「ボトル4本」はどうなる?   答 vier Flaschen Wein
  ④eine Dose Bier ⇒ 「缶ビール5本」はどうなる?   答 fünf Dosen Bier

・では、①ein Glas Champagner ⇒ 「グラス2杯」 はどうなるのでしょうか?
Gras(グラース)の複数形は Gräser(グレーザー)。a をウムラウトさせて、-er という語尾を付けて作ります。

男性と中性名詞の多くは、ウムラウトさせて -e か -er の語尾を付けます。従って、「シャンパンをグラス2杯」は、zwei Gräser Champagner になります。
  ①ein Glas Champagner ⇒ 「グラス2杯」はどうなる?  答 zwei Gräser Champagner


・まとめると、ドイツ語の複数形は、大きく次の3種類に分けられます。
     

1.と 2.は男性と中性名詞に多く、母音がウムラウトするのが特徴です。
ですが、ウムラウトだけ起こして語尾がなかったり、語尾は付くけれどウムラウトが付かなかったりするなど、若干の変異形があります。そういうときはひとつひとつ記憶する以外に手はありません。

一方 3.は女性名詞に多く、ウムラウトは起こさないのが普通です。

・ドイツ語の複数形は s を付けてもできないのです。-S を付けてもいいのは das Auto(アオト)のような英語系の外来語だけです。
             ein Auto ⇒ zwei Autos

絶句。。。?

 

                   第9回 (6月12日

<所有冠詞>と<人称代名詞>
このふたつがこんがらがって、敢えなくドイツ語討ち死にになる人が少なくない項目です。

●<人称代名詞>
単数1格 ich du er es sie Sie
2格 meiner deiner    seiner ihrer Ihrer
3格 mir dir    ihm ihr Ihnen
4格 mich dich ihn es sie Sie

複数1格 wir ihr         sie Sie
2格 unser euer         ihrer Ihrer
3格 uns euch         ihnen Ihnen
4格 uns euch         sie Sie

・活用の点での留意点は、次の2つです。
  1.er と es は2・3格が共通。← 黄色の部分
  2.「彼女」の sie と「彼ら」「あなた様」の sie/Sie の相違は3格のみ。前者の3格は ihr、後者のそれは
     ihnen/Ihnen。← 赤とピンク色の部分

・発音に関しては、「お前達」 ihr の2・3・4格の発音は、euer「オイヤー」、euch「オイッヒ」です。
eu は<オイ>ですよ。<エウ>ではありません。


●<所有冠詞>
最も注意すべきは、ドイツ語の人称代名詞の2格は所有格としては使えないという点です。ドイツ語で my book や your father と言うには、所有冠詞を使わなければなりません。

・所有冠詞の種類
  「私の」⇒ mein マイン>
  
「あなた様(方)の」⇒ Ihr <イーア>  「お前の」⇒ dein <イン>
  
「彼の」⇒ sein <イン>         「それの」⇒ sein <イン>
  
「彼女の」は ihr <イーア>        「彼らの」「それらの」⇒ ihr <イーア>
  
「私達の」は unser <ウンザー>     「お前達の」⇒ euer <オイアー>


所有冠詞の特徴は、すべて ein と全く同様に変化
するということです。mein を例にとると、

   男性名詞ならば
    1.mein ---  2.meines ---s/es  3.meinem ---   4.meinen ---
  
中性名詞ならば
    1.mein ---  2.meines ---s/es  3.meinem ---   4.mein ---
  
女性名詞ならば
   
 1.meine ---  2.meiner ---     3.meiner ---   4.meine ---
  
複数名詞ならば die / der / den --n / die と同じ
    1.meine ---  2.meiner       3.meinen ---n  4.meine ---

のようになるのです。

mein, dein, sein は ein と語形が同じなので楽ですが、これらとは形の異なる ihr(彼女の・彼らの) を変化させて見ましょう。語尾が同じだと言われて、すぐにそうだと分かるでしょうか?

1格

ihr× Name

ihr× Haus

ihre Tasche

ihre  Taschen

ihre  Häuser

2格

ihres Namens

ihres Hauses

ihrer Tasche

ihrer Taschen

ihrer Häuser

3格

ihrem Namen

ihrem Haus

ihrer Tasche

ihren Taschen×

ihren Häusern

4格

ihren Namen

ihr×  Haus

ihre Tasche

ihre  Taschen

ihre  Häuser

  ・

男性
中性
女性
複数
  彼女の名前 彼女の家 彼女の鞄 彼女の鞄 彼女の家

der Name(ナーメ)の活用は一体何なんでしょうね。一種の変則活用です。
das Haus の複数はdie Häuser(ホイザー)。 3格に -n をつけることを忘れないで下さい。 äu の発音に注意。
die Tasche の複数 die Taschen の3格には、更なる -n は不要です。


   所有冠詞 ⇒ 詳細は Klicken Sie hier bitte!(ここをクリック)
                             ※複数形の確認も出来ます


●<今日の課題>
1.次の名詞の女性形はどうなるでしょうか?
 ①男のメイクアップ・アーティストは Maskenbildner。 女のメイクアップ・アーティストは?
 ②男の医者は Arzt(アールツトゥ)。       女の医者は?
 ③男の大学生は Student(シュトゥデントゥ)。  女の大学生は?
 ④男の警官は Polizist(ポリツィストゥ)。    女の警官は?
 ⑤男のピアニストは Pianist.           女のピアニストは?
 ⑥男の日本人は Japaner(ヤパーナー)。   女の日本人は?
 ⑦男の店員は Verkäufer(フェア・コイファー)。 女の店員は?
 ⑧男の公務員は Beamute(ベアームテ)。    女の公務員は?
 ⑨男のイタリア人は Italianer(イタリアーナー)。 女のイタリア人は?

2.5月8日に使った食べ物の単語の複数形はどうなる? あの、可愛そうなウサギのまるむけ写真があった
  所です。
 ①der Käse ⇒ 
 ②die Wurst(ソーセージ)⇒ 
 ③der Spargel(アスパラガス)⇒    
 ④das Ei (卵)⇒ 
 ⑤das Brot (パン)⇒ 
 ⑥die Baguette(フランスパンのバゲット)⇒ 
 ⑦die Gurke(きゅうり)⇒ 
 ⑧der Apfel(りんご)⇒
 ⑨der Hase(ウサギ)⇒
 ⑩das Lachsfilét(鮭の切り身)⇒                   
         
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                  (第8回を見てね)




                 第10回 (6月18日


 Davinci Code のあらすじをドイツ語で読んで見ましょう。
今は、「へ~、こんな感じなんだ」と思って下されば結構ですよ。 詳しいことは二学期やりますからね。





    




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