Language : Japanese


3拍子の処理 (Triple time measure)


 まず3拍子についてですが、「強-弱-弱の3拍を基本要素とするリズム」ということにします。3/4拍子はもちろん、6/8拍子なども3拍子として扱います。シンコペーションなどはとりあえず横に置いておきましょう。
 下の図は、クランクの回転によるノブ(knob)の軌跡と、クー(coup)を出す位置を表したものです。白丸は強拍、黒丸は弱拍です。


【従来よりの3拍子パターン】
 70〜80年代フランスのHG伝統奏法では主に以下の2パターンが用いられていました。

▼1周半で3拍
triple 1




 強拍を出す位置が上下に入れ替わっていきます。3拍子パターンとしては最も一般的です。ワルツ、3拍子のブーレーなど。

▼1周で3拍
triple 2




 強拍の位置は変わりません。マーチ、一部のダンス音楽など。


【新たな3拍子パターン】
 私は04年1月の東京HG講習会で初めて見ました。このパターンは上記2つほど一般的ではないと思います。でも、おもしろい。

▼3/4周で3拍
triple 3





 強拍を出す位置が1/4周ずつずれていきます。よほど手に馴染ませないと、弾いているうちにわけがわからなくなりそう。テンポの速い3拍子の曲に向いています。この3/4周パターンは、上記「1周で3拍」より軽い感じ。アイリッシュとかフランス以外の曲も合いそうです。


【その他】
 使っているのを聞いたことはありませんが、可能性として挙げてみます。

▼よりゆっくり
triple 4
 1周1拍。もっとゆっくりなら2周1拍。




▼より速く
triple 5
 1/6周が1拍。これ以上速くは無理かと思います。





First upload : April,2004


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