Language : Japanese


応用2-演奏スタイル (Advanced skill 2 - Playing style)


▼Coupのカラ打ちと省略
 Coupを出すときの基本は、1音符に1Coupです。しかし、基本はあくまで基本であり、実際の演奏では、MelodyのRhythmとCoupが一致しない場合があります。これには、元のRhythmよりCoupを多く出す場合と少なく出す場合があります。これを発展させれば、左手のMelodyとは別のRhythm patternを右手で出すことも可能です。
 元のRhythmよりCoupを多く出す、つまりカラ打ちですが、私見ではこれを積極的に行なう弾き手とできるだけ避ける弾き手の2派があるように思います。省略は、どちらの派も適宜行なうので、このままではカラ打ち否定派はCoupの数が減る一方になりそうですが、実際はそうはなりません。Melodyに装飾音を入れ、それに伴ってCoupの数を増やすことができます。装飾音なしの単純なカラ打ちを否定しているというわけです。
 私自身は装飾音なしのカラ打ちをずっと避けてきたのですが、最近考えが少し変わりました。やたらテケテケと入れるのはうるさいだけですが、効果的だと思うところに時折入れる程度なら構わないのではないかと、最近はカラ打ちも使うようになりました。

▼装飾音とCoup
 Melodyに装飾音を入れる場合、Coupもそれに従って出すかどうかですが、結論から言えば弾き手のセンスに任せるべき問題だと思います。あまりCoupが多いのもうるさいし、少なすぎても寂しいです。私の場合はあまりCoupを出さないほうだと思います。よく省略するし、装飾音もCoupを出すのは(統計的な根拠はなく感覚的にですが)2割程度でしょう。

▼MelodyとCoup
 左手のMelodyと右手のCoupはある程度独立しているので、いつも両方同時に出す必要はありません。Melodyのみで演奏する、または他の楽器と合奏するときなどCoupのみを出したりします。

▼特定の部分のみCoupを出す
 一つの曲中でCoupを出したりやめたりすることもあります。次のような場合が考えられるでしょう。

・前奏、間奏、後奏、曲中の特定の小節など、一部分のみCoupを出す。あるいは、一部分のみCoupを出さない。
・一定の間隔で特定の拍のみCoupを出す。例えば、一小節おきに最初の強拍のみCoupを出すなど。

 上記のような場合、Coupを止める部分はそう問題がないのですが、Coupを出し始める部分では、Crank handleの位置とRhythmのタイミングを合わせるのに注意が必要です。

Made : July,1998


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