Language : Japanese


T折々想うこと9U

手回しオルガン (Barrel organ)


 手回しオルガンは、オルゴールのような自動演奏装置です。オルゴールは通常、一種類の音楽しか奏でられませんが、手回しオルガンは音楽を記録した部分を取り換えることで複数の曲が奏でられます。曲を記録する媒体は、連続したパンチカード様、シリンダー状、円盤状と色々あるようですが、私は写真などでパンチカード式のをよく見ます。
 手回しオルガンは、最初は教会などでオルガン演奏家がいなくても音楽を流せるように考案されたものだそうです。当初はかなり大きかったようですが、その後、簡単に持ち運びできるような小型のものが出てくると、大道芸に用いられ、Street organの名前でも呼ばれるようになりました。




【左:肩掛式 / 中:台車付き /右:移動が大変そう】


 フォークシンガーのDonovanの曲で"Hurdy gurdy man"という割と知られた曲がありますが、この曲でHurdy-gurdy (Vielle)の名前を知ったという人も結構いると思います。
しかし、Donovan自身もHurdy-gurdyと手回しオルガンを混同していたと思われるフシがあるそうです。少なくともこの曲を作った時点で、Hurdy-gurdy という楽器についての明確な知識はなかったようです。

 ところで、私の手持ちの英和辞典(三省堂 新クラウン英和辞典 第4版)で調べると、barrel organの項には右のような記述がありました。
説明は詳しく、また絵があるのも親切ですが、最後の「hurdy-gurdyなどという」というのは勘弁してもらいたいですね。



※ 本ページ中の絵・写真は以下のサイトからお借りしました。興味のある方はのぞいてみてください。
 少年少女の絵
  Musica Mecanica
 写真3葉
  Lark In The Morning


January,1999


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