Version latin
Version slovianski

 スロヴィアンスキー語(Slovianski)はスラブ語を中心に共通点を見出し作り上げた人口語であり、主にはスラブ民族間の意思の疎通に役立てるために考案されたが、勿論、スラブ民族以外の人々にも習い易くなっているので、国際共通語として役立てても本来の目的と異なることにはならない。

 文字はラテン文字とキリル文字の両方が使用できる。人口語を作る時の基本理念には図式主義(schematism)と自然主義(naturalism)があるが、スロヴィアンスキー語は後者の自然主義に従っている。その意味ではロマンス諸語から作ったインテルリングア語(Interlingua)と同じ路線を歩んでいることになり、図式主義をとっているエスペラント語とは一線を画している。イド語は図式主義と自然主義の間を取った言わば中庸主義の路線を取っている。

 スラブ諸語間の共通語としてスロビオ語(Slovio)があるが、これは著作権保護されており、著者が確立した文法から故意又は過失で逸脱すると著作権侵害で訴えられはしないか、どこかの有名人歌手宜しくビクビクで誰もこの共通語を利用する勇気がない。

 その点、スロヴィアンスキー語は一般公開されている共通語なので、自分の都合に合わせて利用すれば良い。小生は差し詰めスラブ諸語、特に現在はロシア語の熟達に役立てようと考えている。スロヴィアンスキー語には二つのバージョン、即ちSlovianski-P(簡略式スロヴィアンスキー語)及びSlovianski-N(自然主義スロヴィアンスキー語)がある。スラブ諸語の制覇という大望を抱く者は勿論、多少の困難は伴うものの、自然主義バージョンを選択する必要がある。

 兎に角、スロヴィアンスキー語はスラブ諸語間のfaux amis(似て非なる単語及び句)の洗い出しに大いに役立ってくれそうだ。さあ、それではこの愛すべきスロヴィアンスキー語がどれほど、ウクライナ語ベラルーシ語ポーランド語チェコ語スロバキア語スロベニア語セルビア語クロアチア語ブルガリア語等に似しているのか早速覗きに行こうではないか!



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