チェロはブームらしいし、もともとわりと人気のある楽器らしい。でもみんななに弾いてるんだろう?弾く曲がない。
 もうずいぶんチェロ弾いているのだが、ぼくにも弾けて楽しめる曲って言うのがほとんどない。チェロの知り合いはほとんど市民オーケストラがらみだがオーケストラの曲以外、ほとんど弾いてるのを聞いたことがない。ピアノ伴奏してくれる人もそうそういないしね。たまーにはデュエットしたりするがあんまりおもしろくない。
 バッハの無伴奏はもちろん、ずっと弾いているけれど、何しろバッハ、何しろ無伴奏、とても人前で弾いたりはできそうもないし、3番まで行くともうあとはふうふう言う感じだ。5番はちゃんと1弦をaからgに下げなきゃ。6番は5弦の楽器は買えないけど、ピッコロか、5度下げて弾いて楽しめるのもあるけれど、、、
 ベートーベンに立派なソナタが5曲もあるのに、一曲たりとも弾けない。悲しい。死ぬまでにどれか一曲弾いて死にたい。
 白鳥?これは絶対に人前で弾かないと強く誓った。ドボルザークの協奏曲?ほとんど1フレーズも弾けない。どうして、チェロの曲ってこんなに難しいの?リコーダーだったら、たいていの曲が自分で楽しむことはできるのに。  結局マルチェロとヴィヴァルディの半ダースずつのソナタがぼくにとっては貴重な財産だ。でももうだいぶ飽きたなあ。(弾けてるわけでもないのに、、、)

 でもまだまだ埋もれている曲がたくさんあるはず。また、他の楽器の曲もチェロでも弾ける曲があるはずだ。我々アマチュアはありがたいことに、演奏効果を気にすることはない。弾いて楽しければいいのだ。プロは「いい曲だけどオリジナルのヴァイオリンのほうがよっぽど良い。チェロで弾くのを聞く必要ない。」と言われてしまえばおしまいだけれど。





目次


バッハ、カール・フィリップ・エマニュエル Bach , CPE
トリオソナタ ニ短調


バッハ、ヨハン・ゼバスチャン Bach , Johann Sebastian (1685-1750)
無伴奏チェロ組曲
ヴィオラダガンバとチェンバロの為のソナタ
ブランデンブルク協奏曲第3番
二つのヴァイオリンのための協奏曲
音楽の捧げものから、トリオソナタ ハ短調


ベートーヴェン、ルートヴィヒ・ヴァン Beethoven , Ludwig van (1770-1827)
チェロソナタ第1番 ヘ長調 Op.5-1
ホルンソナタヘ長調(チェロ版)


エグモント序曲
交響曲第1番ハ長調
交響曲第5番ハ短調
交響曲第6番ヘ長調
交響曲第7番イ長調
交響曲第9番「合唱付き」

ピアノトリオ「幽霊」



ベルリオーズ、エクトル Berlioz , Louis Hector
ローマの謝肉祭序曲



ビゼー
カルメン組曲



ボワモルティエ 、ジョゼフ・ボダン・ド Boismortier, Joseph Bodin de  (1689-1755)
バスーンまたはチェロの二重奏曲集


ブラームス、ヨハネス
弦楽六重奏曲第1番 変ロ長調 作品18
交響曲第2番 ニ長調
交響曲第3番 へ長調 作品90
交響曲第4番 ホ短調 作品98



ブリテン 、ベンジャミン
シンプル・シンフォニー



ブルックナー、ヨーゼフ・アントン Bruckner,Josef Anton
交響曲第4番「ロマンティック」



Cirri
ソナタ形式の二重奏曲 ハ長調 Op.8-4


コレルリ
クリスマス協奏曲




クープラン Couperin,Francois
コンセール第13番 ト長調



ドッツァウアー
113の練習曲


デュカス(デュカ)
魔法使いの弟子





ドヴォルザーク
交響曲第7番 ヘ長調
交響曲第9番 ホ短調 作品95「新世界より」
チェコ組曲



フォイヤール 、ルイ FEUILLARD, Louis R. (1872–1941) 
毎日の練習


フォーレ
シシリエンヌ
ペレアスとメリザンド(管弦楽組曲)


ジェミニアーニ、フランチェスコ Geminiani, Francesco (1687- 1762)
チェロソナタ 作品5


グリーグ 、エドヴァルド Grieg ,Edvard Hagerup
ペールギュント組曲




グルック
序曲「アウリスのイフィゲニア」



ハイドン、フランツ・ヨーゼフ Haydn,Franz Joseph
弦楽四重奏曲第1番 Op.1-1 変ロ長調
弦楽四重奏曲第2番 Op.1-2 変ホ長調
弦楽四重奏曲第3番 Op.1-3 ニ長調

交響曲第101番 「時計」






フンパーディンク、エンゲルベルト Humperdinck , Engelbert
ヘンゼルとグレーテル序曲




コダーイ、ゾルターン Kodály Zoltán (1882- 1967)
無伴奏チェロソナタ 作品8


クンマー Kummer,Friedrich August
チェロデュエット第4番
チェロデュエット第5番
チェロデュエット第6番



リー Lee
旋律的、発展的な練習曲



リスト、フランツ  Liszt,Franz (1811- 1886)
『前奏曲』(Les Pre'ludes(レ・プレリュード))





マーラー、グスタフ Mahler,Gustav (1860- 1911)
交響曲第1番「巨人」






マルチェロ、ベネディット Marcello,Benedetto (1686-1739)
チェロソナタ1番ヘ長調
チェロソナタ2番ト長調
チェロソナタ3番イ短調




メンデルスゾーン、フェリックス Mendelssohn Bartholdy , Jakob Ludwig Felix
交響曲第5番「宗教改革」作品107
交響曲第3番イ短調 作品56「スコットランド」




モーツァルト 、 ヴォルフガング・アマデウス Mozart,W.A.
ホルン協奏曲第1番 (をチェロで)
ディヴェルティメントKV136
アイネ・クライネ・ナハトムジーク(Eine kleine Nachtmusik)ト長調 K.525

後宮からの逃走 序曲
魔笛 序曲
交響曲第31番 ニ長調 パリ
交響曲第40番 ト短調







ムソルグスキー=ラベル  Mussorgsky=Ravel
展覧会の絵



プロコフィエフ
ピーターと狼
ロメオとジュリエット組曲からモンタギュー家とキャピュレット家






ロドリーゴ・ビドレ 、ホアキン Rodrigo Vidre , Joapin (1901-1999)
アランフェス協奏曲



ロッシーニ 、 ジョアキーノ  Rossini , Gioachino Antonio (1792- 1868)
弦楽のためのソナタ集


シューマン
交響曲第3番 ライン
ピアノ協奏曲イ短調



サン=サーンス Saint-saens
白鳥
アレグロアパッショナート


シューベルト、フランツ・ペーター Schubert,Franz Peter (1797-1828)
アルペジョーネソナタ


交響曲第7番 未完成
交響曲第8番 「ザ・グレイト」




セブシック Sevcik
School of Bowing Techniqe,Op.2


ショスタコーヴィッチ、ドミートリイ・ドミートリエヴィチ Shostakovich,Dmitrii Dmitrievich
交響曲第5番「革命」



シベリウス
アンダンテフェスティーボ
交響曲第1番 ホ短調 作品39 



スメタナ、ベドジフ(またはベドルジハまたはベトルジヒ?ドイツ名フリードリッヒ?)Smetana , Bedrich(rにチェコ語の記号)またはFriedrich(1824-1884)
交響詩「わが祖国」から モルダウ



ヨハン・シュトラウス2世(Johann Strauss II)
喜歌劇「こうもり」序曲



チャイコフスキー 、 ピョートル・イリイチ Tchaikovsky, Pyotr (1840 — 1893)
幻想序曲「ロメオとジュリエット」
バレエ音楽「白鳥の湖」
バレエ音楽「くるみ割り人形」
ピアノ協奏曲第1番
ヴァイオリン協奏曲







テレマン,ゲオルク・フィリップ Telemann, Georg Philipp(1681-1767)
ファゴットソナタ(リコーダーソナタ)4つのソナタ(忠実な音楽の師)から ヘ短調
チェロソナタニ長調 TWV 41:D6




ヴィヴァルディ Vivaldi,Antonio(1678-1741)

チェロソナタ第1番 変ロ長調
チェロソナタ第2番 ヘ長調
チェロソナタ第3番 イ短調
チェロソナタ第4番 変ロ長調
チェロソナタ第5番 ホ短調
チェロソナタ第6番 変ホ長調

 調和の霊感 作品3から3番ト長調
 調和の霊感 作品3から5番イ短調
 調和の霊感 作品3から10番
 和声と創意への試み作品8 四季から春

弦楽のための協奏曲 ハ長調 RV114

 チェロ協奏曲 イ短調 RV 422(の通奏低音)



ワーグナー、リヒャルト  Wagner
ローエングリン第1幕への前奏曲
ローエングリン第3幕への前奏曲
マイスタージンガー第1幕への前奏曲


ヴェルディ

椿姫序曲





曲集


チェロ小品集 一柳信二編

2本のチェロのための名曲選〈初級〜中級〉 中島隆久(編)

チェロ名曲31選 藤沢俊樹編


大人のスタンダード for Cello正富 一成 (監修 石黒 豪)


チェロで弾く世界の名曲1 三木敬之編

スタジオジブリ作品集











バッハ、カール・フィリップ・エマニュエル Bach , CPE

トリオソナタ ニ短調
 むかーし、古い音楽は昔の楽器で演奏したほうが良いという主張が実践され始めた頃、ブリュッヘンよりも前くらいに、フランツ・フェスターFl ヤープ・シュレーダーVn ヴェロニカ・ハンペGmb アンネッケ・ウィッテンポッシュCmbがバッハの音楽の捧げもののトリオソナタと、この、エマニュエルバッハのトリオソナタを録音していて、音楽の捧げもののほうは、服部幸三さんがたびたび取り上げていた。その響きがすばらしくて、それでバロック音楽や古楽に目覚めたのだ。
 LPの裏はなんなのだろう?と思っていたのをニフティで教えてもらったのがこの曲で、NHKのバロック音楽の楽しみにリクエストはがきを出して、読んでもらった。(!)裏がかからなかったのはどうやらLPに大きな傷があったかららしい、傷がありますと言いながらかけてくれた。いまもそのエアチェックはiTunesに入れてある。
 曲はなんとJFCの安い楽譜が出ている。何度かやったことがあるが、本当に美しいメロディーで、演奏してくれた人たちはみんな気に入ってくれるのだ。すばらしい。低音がまたとても易しい!初心者向き。この曲は上のメロディーのからみを聴く曲なのだ。












バッハ、ヨハン・ゼバスチャン Bach , Johann Sebastian (1685-1750)
無伴奏チェロ組曲
 無伴奏の楽譜はベーレンライター原典版が日本語版で出ている(青い表紙のやつ)ので、これがスタンダードになっているようだ。しかしなんとこれは旧バッハ全集にもとづいている物なのだそうだ。
 その後見つけたのは、同じベーレンライターから出てものですが、すごい。この曲の原典である、4つの筆写譜のファクシミリ、作曲されて150年だかたった後に初めて出た出版譜のファクシミリ、それぞれの比較が書いてある楽譜、英語の解説、とこれだけついていて5700円で出ている。安い!。早速購入してうれしく眺めている。手にはいるなら、チェリストはアマチュアだろうとこれを買うべきだ。
  さらに、鈴木秀美の「無伴奏チェロ組曲」も、チェリストは必ず買うべきだ。品切れになっていたが、Kindle版になって出たそうだ。





組曲第1番 ト長調
  鈴木秀美の校訂楽譜を使って弾こうかなあと思っているのだが、最初の最初から、迷ってしまう。どのスラーで弾こうか?
 ガットで弾くんだから、フルニエだったかの1小節一弓(ひとゆみ)、なんてのは論外だと思うけれど、ベーレンライター(青いやつ)の3個スラーにするか、ホントに鈴木秀美の1個3個にするか。(これが、難しいんだなあ)
 残っているアンナ・マグダレーナのはご存じの通り、その通りのスラーではとてもできそうもないものだ。(写真はネット上で見つけた。)
 でもたしか、youtube上のビルスマはアンナ・マグダレーナの通りにやっている!
 鈴木秀美も校訂楽譜は1個3個だが、アンナ・マグダレーナのスラーもシロートのいい加減なスラーと見て良いのか?みたいなことを言っている。
 アンナ・マグダレーナのスラーをじっと見つめると、たしかに、脈絡無く書いてあるような気もするし、いや、1小節内は統一されているような気もするんだよなあ。つまり、最初の小節は明確にシラ、2小節目はミド、写真2段目はソソシじゃない?だから、こういうスラーもある、ああいうスラーもある、という、「スラーのカタログ」を示しているのではないか、と言う気もしないでもない。

 音楽的には三つ目の音から、シラシ、2小節目はドシド、とみっつずつスラーをつけるものではないか?それなら、ビルスマのように逆弓でぎくしゃく弾かないでもすむし。

 うーん。



 最初の部分、ベーレンライター(旧バッハ全集と言うべきか)など、ほとんどの校訂楽譜が最初の3個にスラーをつけているのはなぜかと言えば、アンナマグダレーナ以外の3つの筆写譜がみなそうなっているからだ。(写真) と言うことは、アンナマグダレーナが写しただろう元譜とは別な楽譜があって、それが、そう言うスラーになっていたのではないか。それは大バッハ自身が書いた楽譜だろうか?
 3つのうちのどれかが元で残りの二つはそのコピー、と言う可能性もあると思うのだが、どうやら、そうではないらしい。
 アンナマグダレーナはなにしろ奥さんなんだから、大バッハの自筆譜そのものを写したのではないのか?いや、チェロは弾かないらしいし、大バッハの自筆譜はチェリストかあるいは王様とかの所に行ってしまったんだろう。今どこにあるんだろう?永遠に失われてしまったのか。
 考えてもしょうがないので、どうでも良いから、さらった方が良いのか。





















バッハ、ヨハン・ゼバスチャン Bach , Johann Sebastian (1685-1750)
ヴィオラダガンバとチェンバロの為のソナタ
 バッハにヴィオラダガンバとチェンバロの為のソナタが3曲あって、チェロとピアノでよく弾かれるし、CDもたくさんあるのだけれど、やっぱりチェロのレパートリーではない、と思ってしまう。
 CDを聞いてもイマイチだし、自分で弾くには難しすぎる。音域が高すぎる。ガンバはa線の上にd線が張ってあるのだ!
 実を言えばガンバソナタとしてもこの曲はイマイチではないのか?バッハは楽器のこと、考えてねえよなあ、と思うことがしょっちゅうあって、この曲はその典型だ。バッハは音楽のことしか考えてない。だからガンバらしさ、とか、弾き易さ、効果みたいなことは眼中になかったのではないか?(いや、もちろんそんなことなくて、楽器のこともとてもよく知っていたのは、知っている けれど、なんていうか、抽象性が高いというか、、、)ガンバを聞きたいなら、マレとかコンソートのほうがずっとガンバらしい美しさが聴けると思う。

 鈴木秀美がモダンを弾いていて売り出し中の頃、バッハの無伴奏の5番、6番は練習してない、6番はオリジナル(の五弦のチェロピッコロ)で弾きたいし、モダンで弾くようなそんな難しいコトする必要ない、というようなことを言っていて、マッタクだマッタクだ、と感心した。僕も弾かないぞ。

 ガンバソナタとしてCDを聞いていても、なんというかモゴモゴしていて欲求不満だ。だからビルスマのチェロピッコロで弾いたCDを聞いたときはこれだ!と思ったものだ。チェロの方がずっと多声部のからみが聞き取りやすいし、しかもちゃんとバッハの響きだ。チェロピッコロならe線があるのだ。弾きやすい。4弦のチェロピッコロだと下の方音が出ないが、5弦でもはみ出してしまう(7弦のガンバはH線までありチェロより低い!)のだ、適当にオクターブ上げてやればよいはず。
 だからチェロピッコロのレパートリーになるのかな。ということは5度下げて普通のチェロで練習、あるいは一人楽しむと言うこともあるかも知れない。

 関係ないけど、ホルンで無伴奏チェロ組曲を吹いたCDが出ている。(一昔前はサックスだった)今度は同じ奏者がガンバソナタも出したらしい。まだ聞いてないけど、少なくとも無伴奏はホルン奏者以外には価値がないと思った。わざわざホルンで吹かれたものを聞く必要がない、という意味だ。モーリスアンドレTpがモーツァルトのフルート協奏曲を吹いた奴もすごく上手くてあきれかえったけれど、一度耳にすればもういいや。
 一方矛盾するようだが、多くの曲がオリジナルの楽器で演奏するのが一番良いのは明らかだけれど、演奏する側としては演奏できるのは一個か二個の楽器しかない。前にも書いたけれど他の楽器のための曲も楽しんで悪い道理はない、とも思う。





バッハ、ヨハン・ゼバスチャン Bach , Johann Sebastian (1685-1750)
音楽の捧げものBWV1079から トリオソナタ ハ短調
  a≒415 (ニアリイコールは機種依存文字だろうか?)であわせたーい、と、つねづね思っているのだが、なかなか機会がない。このあいだちょっとだけあわせられた。
 しかも曲は、音楽の捧げもののトリオソナタなのだ、幸福だった。(通奏低音というかチェロで。)もっとも、当然とは言え、難しい!。
 チェンバロも参加してくれて、もちろん出版譜を使ったのだが、スラーはオリジナルなのだろうか。(特にLargoの通奏低音。)オリジナルを見たい。
 この曲は、ずいぶん昔、バロック音楽の楽しみで放送された、フランツ・フェスターFl ヤープ・シュレーダーVn ヴェロニカ・ハンペGmb アンネッケ・ウィッテンボッシュCmb による演奏がともかくすばらしくて、エアチェック(死語!)してずいぶん聞いた。いまもiTunesに取り込んである。(ラジオの調子も良くなくて、音質はひどい。)そう、バロック音楽、トラベルソやガットの響きがすばらしいと思うきっかけの一つだ。
 そうだ、そのLPに入っているというもう一曲:C.P.E.バッハのニ短調のトリオソナタも次の機会にぜひやらせてもらおう。
(2013、2月)












バッハ、ヨハン・ゼバスチャン Bach , Johann Sebastian (1685-1750)
ブランデンブルク協奏曲第3番
 ブランデンブルクの3番はヴァイオリン、ヴィオラチェロ3本ずつと通奏低音で、チェンバロなしでも大丈夫だし、アマチュアにとっても割とポピュラーなレパートリーだ。さらには、ヴィオラは3本欲しいが、チェロは2本でもどうにかなる。(その場合は63小節あたりの3番チェロを補えば良い。)カルテットのように責任重大ではなく(って言うのは無責任かな(^^;))、アンサンブルを楽しめてうれしい。

チェロの35小節あたりは開放弦をうまく使うとよい。

 

 1楽章、114小節め。チェロはユニゾンでテーマを弾くのだが、なかなか難しい。16分音符で動くのだが、C線からa線まで弦をふたつ飛ばないといけない。4つめのbフラットは強くなってしまいがちだが、当然強く弾いちゃあいけない。最初の3つが大切なのだ。  そこで、トップはちゃんと弾く。(名人だし。)セカンドは3つめの音を弾かず、bフラットから(けっして強くなりすぎず)弾く。サードは最初の3つをしっかり弾いてbフラットは弾かず、2拍目から弾く。  なかなか良い方法だと思う。  3楽章のチェロは終止ユニゾン。走り回るジーグだが、見た目より難しくない。








バッハ、ヨハン・ゼバスチャン Bach , Johann Sebastian (1685-1750)
ふたつのヴァイオリンのための協奏曲
 知り合いのヴァイオリン教室のH先生のアンサンブルで、2012年5月、演奏した。
 そのときにやった、モーツァルト、ヴィヴァルディに比べてバッハは音符をそのまま演奏すれば良い、と言う面があって、もちろんそれだけじゃないのだけれど、楽しく演奏できた。
 バッハはこの曲を自分で、二つのチェンバロのための協奏曲に編曲している。今回、初めて知った。





ベートーヴェン、ルートヴィヒ・ヴァン Beethoven , Ludwig van (1770-1827)
チェロソナタ第1番 ヘ長調 Op.5-1
 チェロは本当に難しい楽器だと思う。もう30年以上も弾いているのに思うように弾けない。アマチュアプレイヤーとして、市民オーケストラやアンサンブルを楽しめてはいるけれど、自分で楽しめるソロソナタなんてヴィヴァルディか、まあバッハの無伴奏(の一部)くらいか。市民オケの名人はこの間ドビュッシーなんかを弾いていたけれど、まあ、僕には一生無理だなあ。せめてベートーヴェンのチェロソナタを一曲弾けるようになって死にたいものだ、と、ずっと思ってきた。
 それが、このたび、知り合いの音楽の先生とあわせをやったのですよ。こんなうれしいことはない。なんどか小品を合わせてくれていて、じゃあ、今度はベートーヴェンを、と言うことになり、ちょっと見ておいてくれたんだろう、「面白いですね、ピアノもソナタみたいで、難しくて、学生時代を思い出す」なんて言ってくれて、最近何回か合わせてくれているのだ。チェロソナタのくせして、こちらが満足に弾けないのはまことに申し訳ないのだけれど、おせじにせよ、充分楽しめる、こちらこそ満足に弾けない、と言ってもらって、ホクホクしている。

 楽譜は、弾けもしないのに、全音(日本版は安いので最初に買った。)、ベーレンライター(鈴木秀美がオリジナルに近くて一番良いと推薦していた。)、CD Sheet Music と3種類も持っている。そして今や、IMSLPで何種類のスコアもパート譜も無料でダウンロードできる。

 第1楽章 Adagio sostenuto - Allegro
 Adagio sostenuto、今回初版らしいのを見て、曲の冒頭が32分音符なのに非常にびっくりしている。どうなっているんだ?
 Adagio sostenuto、遅くて、アンサンブルが難しい。チェロソナタなんだから、こちらがわかっていなきゃあいけないと思うのだけれど、あれ、ここどうなっているんだっけとピアノの楽譜を何度ものぞき込んで確認している、申し訳ない。
 アレグロ(だけじゃなく、全体)が本当に二重奏ソナタで、うれしい。

 2楽章Allegro vivace、難しい。まだ、ちょっと速いメヌエットくらいでやっている、でも充分楽しめる。オクターブの親指を使うところができない。どこで上の弦に移動すりゃあいいんだ?
 ピアノは1楽章の方がずっと難しいのだそうだ。
(2012年2月)







ベートーヴェン、ルートヴィヒ・ヴァン Beethoven , Ludwig van (1770-1827)
ホルンソナタヘ長調(チェロ版)
 チェロとホルンはオーケストラ曲でよくユニゾンで使われる。中音域で柔らかい音、ホルンよりチェロの方がいくら何でも早く動けるだろう、易しく弾けるかもしれない、ホルンの曲を見てみよう、と思っていたら、ベートーベンは自分でチェロ版を作っているらしい。
 このホルンソナタを某超有名プロが、バルブのないナチュラルホルンで(遊んで)吹いているのを、聴いたことがある。素晴らしかった。最初のパンパパー、パンパンパンパン、のところは、倍音列できれいなファンファーレ、そしてそのあとは、ぱらぱ、ぱーららぱーら、ぷぁーふぁ、と、手を突っ込んで詰まった音。ベートーベンはちゃんと音色まで考えて作曲しているのだ。改めて、楽器は必ずしも「進歩」しているのではなく、変化しているだけだ、と言うことを感じた。




ベートーヴェン、ルートヴィヒ・ヴァン Beethoven , Ludwig van (1770-1827)
エグモント序曲
 2013年古巣の市民オーケストラで

最初の2分音符のスタカートは、音価の3/4だそうだ。(半分では短すぎると言うこと)なるほど。
 Allegroの最初d線上で2をずらして24221とやっていたのだが、隣に聞かれて改めて考えると1でずらすものかなあ。いや、やってみると2でずらすほうがいいように思う。いや、単になれの問題か、、、
 昔教えてくれていたチェロのプロは、フィンガリングは個性があって、個人的なものだ、と言っていた。
 その後のsfpから。3434143、、、とやっているが、youtubeで見たN響の藤森亮一さんは344と4でずらしていた。






ベートーヴェン、ルートヴィヒ・ヴァン Beethoven , Ludwig van (1770-1827)
交響曲第1番ハ長調
 2011年の定期で。
 当時の練習で。4楽章、チェロに対して「そこの16分音符、ソラシドレミファは次のソに向かっていくもので、ソラシドレミファから乱暴にべらんめえ、こんちくしょう、みたいにやらないでください」先生のその歌い方、身振り、そのべらんめえなソラシドレミファの感じ、とても僕の文章では書き表せないのだが、なんともうまくて、おかしく、みんなで爆笑。

 よく似た音型の近く(写真のあたりだったか)2ndVnvlaの刻み、テンポが変わって聞こえるよう(速くなっているようだ)なので注意、16分音符でも8分音符でもテンポをキープしてください、とのこと。すると2ndVnから「チェロを聞いていると、自分らが遅く聞こえるんですけれど、、、」
 それを聞いたM先生「ああ、チェロはめちゃくちゃです」
 いやあ、まいりましたね。たしかにめちゃくちゃですとも。

 それにしても、いつもM先生の指導には感心する。毎週大笑いさせてもらえる。どこをどうすればいいのか、あるいはどこがどうだめなのか、その表現がいつもうまい。なによりそのすべての根底に我々アマチュアのへたくそを否定するのではなくうまい方向に改善する、と言うか肯定的な、あるいはネアカな感じ。もちろんすばらしい人柄なんだけれど、音楽性、技術、それらが表面的なものでなく、内面からのもの、というか、うーん、文章が下手だなあ。ともかくM先生すばらしい、とそれが言いたいのであります。








ベートーヴェン、ルートヴィヒ・ヴァン Beethoven , Ludwig van (1770-1827)
交響曲第5番ハ短調
 言わずと知れた運命。なかなか恥ずかしくて家でCDをかけられないようなものががある。でもとても良い曲だ。高揚するし。
 1楽章だけ相当何回もやったことがある。
 2楽章が難しく、ヴィオラとチェロのメロディーから始まる。チェロはあまり頑張らずにヴィオラに乗るというか、ささえると良い。練習の時にいつもヴィオラが少ない人数なので頑張ってしまう。
 3楽章はチェロバスのメロディーで始まる。アウフタクトをもっているが、指揮者が、これは厳密に言うとアウフタクトではないと言うのだ。最初の四分音符は前にはみ出しているのではなくて、四分休符が二つ隠れている。そもそもこの曲は1小節1箔と言うより、2小節ずつが組の2拍子の曲なのだ。(写真参照)なるほど。(さらに書くと、実際は2拍子と言うよりほとんど4小節フレーズだ)
 だから、ふつう指揮者は空振り1つでメロディーが出るように振るのだが、2つ空振りしたらどうだ?と指揮者が提案した。下手くそアマチュアオーケストラで、いつも参加メンバーの半分くらいは出そびれていた。2つ空振りしてくれれば出やすいだろう。一も二もなく賛成した。にー、いち、ソドミソドーミレーファソーというわけだ。
 本番当日。力強い助っ人エキストラも序曲が終わり、運命の1楽章のころにはすっかり我がオーケストラの一部になっていた。3楽章冒頭、エキストラの1人が、空振り一つのあとにしっかりとした音で弾き始めてしまった!混乱して出られなくなった者多数。修正きかずというか、打ち合わせ通り2拍の空振りのあとに出た者何人か。運命の3楽章がカノンになってしまった。






ベートーヴェン、ルートヴィヒ・ヴァン Beethoven , Ludwig van (1770-1827)
交響曲第6番ヘ長調

「田園」の4楽章は「雷雨、嵐」だ。コントラバスは16分音符で、チェロの方は5連符になっていて、なんだこりゃ、これじゃあ、あうはずもないけど、まあ、嵐だ、ごうごう言ってりゃあいいんだろう、だけれど、弾けやしない。
 地元のオーケストラにエキストラを頼まれて弾きに行ったとき、ゲネプロが終わって、本番1時間前、軽食を食べながら、そこのチェロのトップが
「嵐んとこ、俺は弾けない。5連符は、エキストラの方に任せた。俺はコントラバスと一緒に16分音符で演奏する。」
 と、高らかに宣言した。
 弾けないのは僕もおんなじだ。即座に快諾した。
「わかりました。そうして下さい。それでは僕は、(ドレミファソ、ドレミファソ、、ではなく)ドーソドーソドー、と弾きます。」
 するとそのトップは
「うーん、なるほど、それは音楽的だ」
 と、ほめてくれた。




   運命と田園についてと言うか、指揮者とコンサートマスターとどっちか偉いか、ということついてこういうエピソードがある。ある時、田園、運命というプログラムの演奏会があった。どっちを先にやるか、ということでちょっとモメたというか、議論があったが、田園、運命という順番になった。ところが舞台に乗ってみると、登場した指揮者はその顔に「運命をやる」と書いてある。団員は全員、コンサートマスターを見た。コンサートマスターの顔には「田園」と書いてある。渾身のエネルギーを込めて指揮者は「運命」の棒を振りおろした。一糸乱れず、田園のメロディーが流れ、指揮者はひっくり返りそうになった。かようにコンサートマスターは偉いのだ。
 できすぎたような話で(運命も田園も指揮者の振る最初の半拍がない(よね?)というのが、実に良いと思うんだけれど)、実話かどうかも知らなかったけれど、岩城宏之の「音の影」にちょっと違った形で紹介されている。












ベートーヴェン、ルートヴィヒ・ヴァン Beethoven , Ludwig van (1770-1827)
交響曲第7番イ長調
 このまえ、ベト7をやったとき、1楽章だったか、たしかにチェロは2人しかいなかったし、オーケストラ全体に負けじと、一生懸命大きな音を出すよう、強く、駒の近くを圧力をかけて弾いたんだけれど、指揮者に「バルトークみたいな音してますよ」と言われたのはショックだったなあ。そうか、バルトークみたいな音だったか。バルトークのカルテットはとても好きだが。
 もっとももっとショックだったこともある。バルトーク事件よりもさらにずいぶん昔だが、たまたまアマオケの練習場に早くついてしまって、少し椅子を並べて1人でさらっていた。二番に来たメンバーが言ったのが、「あれ?なんでサックスの音がしてるのかと思ったら、チェロだったのかあ。」これはショックでしたね。しばらく立ち直れなかった。


 2楽章はやはり、ベートーヴェンが書いたとおりにひいた方が良い、と思うが、4楽章の付点は逆弓でなく、普通に弓順なのだ(ヴァイオリンも!)、うーん、なるほど。確かに拍の頭はダウンが良いのだ、当たり前だけれど。付点を厳しくやらなきゃあ。
 4楽章、333小節目(写真)から、弾けない。(^^;)日曜の練習でボウイングが変更された。ずいぶん弾きやすくなった、とエキストラの名人はおっしゃるが、、弾けない。名人は親指を使っていたが、その前から続けて弾けない。1121 4221 4221 4243 1121 、、で弾いているのだが、良いフィンガリングがあったら、どなたでも教えて下さい。









ベートーヴェン、ルートヴィヒ・ヴァン Beethoven , Ludwig van (1770-1827)
交響曲第9番 「合唱付き」
 2016年の1月、第九くらいやっておかなければならないなあと思って、隣町の市民オーケストラに乗せてもらった。
  第九は1楽章が良いとかってに思っている。
 年末のNHKパーヴォ・ヤルヴィは、ベートーヴェンはちゃんと指示している、四分音符=88だと強調していたけれど、そんなに速いわけねーよなあ。
 最初の6連譜が難しい。18小節め、最後も変わらず32分音符なので「出」はやや早くなるイメージなのだが、まわりと完全に一致していないような気がするんだよなあ。難しい。





ベートーヴェン、ルートヴィヒ・ヴァン Beethoven , Ludwig van (1770-1827)
ピアノトリオ「幽霊」
 ベートーヴェンのピアノトリオといえば、大公ということになるのだろうけれど、この曲ばかり有名でみんな知ってるから、ちょっとへたくそだと下手が目立つ。
僕など、有名曲を全然知らないので、しょっちゅう笑われている(ような気がする)。
 幽霊も初めてやったけれど、最初からチェロが目立つし、それほど難しくなく、いやいや、うまくやるにはとても難しいけれど、おいしいところも盛りだくさん、すばらしい曲だ。
 名著「クヮルテットのたのしみ」には「幽霊と言う名の2楽章で有名だが、やや期待はずれ」とある。しかし、それは幽霊っぽくないというだけの話で、美しい曲だ。ゆっくりの八分音符で数えるべきなのかもしれないが、十六分音符のアンダンテくらいで感じたほうが、無難だと思う。
 まだ1楽章しかあわせてない。次の機会にやる2、3楽章の練習もしなくちゃ。














ベルリオーズ、エクトル Berlioz , Louis Hector
ローマの謝肉祭序曲

自分の経験では、オーケストラのチェロパートで一番難しいのは「魔法使いの弟子」だが、この曲は2番目に難しい。ともかく速くて。
 総譜もパート譜も IMSLPで手にはいる。うちのオケで使っているものも同じで、ブライトコプフのものだ。
   チェロは練習番号7の5小節目と練習番号16の3小節目付点四分音符に旗がない!もう何ヶ月も見て練習しているのに、今週指摘されて初めて気づいた。なんていい加減に楽譜を見ているんだろう。練習番号12の4小節目は旗があるので本当ににそうなのか、単なるミスなのかわからなくなる。でも総譜を見るとやっぱり八分音符らしい。

 19の前、ともかく速くてアップだかダウンだかわからなくなってしまう。下手だなあ。ちゃんと拍の頭を意識して(アクセントの意識で)やらないと。
 (写真の)4段目。4 2 2 と書いた。前は1 2 3 で弾いてた。こっちの方が良いと思うのだが。
 下から5段目5小節目からは小節の頭をみんな11でやると良いようだ。
 下から2段目の2小節目後半はg線、次の小節のaはc線で1。ここら辺、
ともかく速くてどうせ弾けやしないのだから、ちょっと哀しい。








ビゼー
カルメン組曲

 ビゼーは歌劇「カルメン」が不評に終わって、初演後すぐ死んでしまったので、その歌劇の組曲なんぞ作ってない。ビゼーの死後、人気の出た歌劇の組曲(第一組曲)が作られ、さらに第2組曲が作られたそうだ。だから曲順がメチャクチャなんだね。CDなどでも全曲でなく、適当にピックアップされて取り上げられる事が多いようだ。

 チェロパートを中心に。
第1組曲第2曲アラゴネーズはピチカートばかり、こう続くと腕のスネって言うのも変な言い方だけれど、肘の先手首より上のあたり筋肉痛になり、つりそうになる。第3曲インテルメッツォはおいしいメロディーがあるが、上のレまで出てきて高い。第5曲闘牛士もメロディーがたのしい。途中、アーティキレーションが変わるので注意。第8曲夜想曲(ミカエラのアリア)難しいアルペジオの練習。ppだから霞もう。第9曲闘牛士の歌はヘ短調の音階練習が必要。






ボワモルティエ 、ジョゼフ・ボダン・ド Boismortier, Joseph Bodin de  (1689-1755)
バスーンまたはチェロの二重奏曲集
 フュゾーからボアモルティエのバスーンまたはチェロの二重奏曲集が出ている。作品14、40、66がセットで数千円で手に入る。だいたい易しくて,お手軽。ただし、スチールを張ったモダンでは面白くないのだ。ガットで弾くと一人で弾いていても楽しい。不思議だ。いや、あたりまえなのかな、低いと言うか,中音域で豊かな響きなのだと思う。


















ブラームス 、ヨハネス 
弦楽六重奏曲第1番 変ロ長調 作品18
 セカンドチェロは弾いたことがある。遊び以外に本番もある。ブラームスのゼクステットを演奏会で弾くなんて、めったにないことで、貴重な体験だった。もっともいやなというか不快な思いもたくさんした。まあ、それも貴重な体験と言えば貴重な体験だ。



 ブラームス特有のグニャグニャした書き方がしてあってまいる。たとえばここなんかも、上が3連譜のしかもスラーのかかったメロディーで、下は8分音符、どうやりゃあいいんだ。でもこれもどうにかメロディーを聴きながらあわせることができるようになった。(ちゃんとは弾けてなかったけどね。)





 4楽章ロンド、たぶん初めて合わせたときだと思うのだが、
「最初のピチカート、遅いです」
 と言われたのは、後から考えたら、すごい話だなあ。だってアウフタクトの後の最初の音なんだよ。最初はチェロ1の合図というか、アウフタクトの音を聴いて出るのだ。それが遅いとしたら、そっちの合図、あるいはテンポの指示が悪いのだろう。あるいは百歩譲って打ち合わせ不足。
 それを「遅いです」と断定するその神経がすごい。














ブラームス
交響曲第2番ニ長調
 ブラームスの2番は大学のオーケストラで2年生の時にやった思い出深い曲だ。ブラームスの中ではもっともアマチュアに取り上げられる機会の多い曲ではないか。
 冒頭のテーマをチェロで弾くのだが、ダウンで始めるか、アップで始めるかですごく悩んだ。手にはいるだけのビデオを全て見てくれた先輩の報告によると、プロのうち半分がダウンで、半分がアップで始めているそうだ。いろいろ試行錯誤して、結局「しっかり出よう」とダウンで始めた。
 音楽的に言えば、この曲の冒頭は4小節フレーズで最初はアウフタクトだから、当然アップから始めるものだ。でも当時の選択は間違っていなかったと思う。あの時のへたくそ大学オケのチェロのレベルではアップではしっかりした音が出せなかったのだ。

 日曜の練習で、後ろの中級(と思うのだが、)が4分音符の動きだけとても強く弾いていて、何度も繰り返すので、なんだ、わかってないのかと思って、振り向いて指摘してしまった。
「3小節分の伸ばしの後の4分音符動きの1小節は何も考えないと3倍の音量になっちゃうんですよ。相当抜いてください。」
 すると、本当にわかっていなかったらしくて「そうか、弓が3倍の速さで動くという意味か、そんなこと考えたことなかったよ。」と言う風に言っていて、いや、感心してしまった。
 まあ、確かに、弓の技術と言うのはとても難しい。あまり他人のことは言えない。自分も気づかないことがたくさんあるに違いない。気をつけないと。

 2楽章がロ長調で書いてある。シャープ5個。シから始まる音階って、つまり7個フラットの変ハ長調と同じじゃん、うー、半音低く調弦してやろうか、と思った。ブラームスのやつ、何考えているんだ。でも、実に美しく、おいしいメロディーだなあ。
 写真は数年前にやったとき、元チェロ奏者だという指揮者が提案してくれたボウイングで、なかなか合理的だと思うのだが、どうだろう?


3楽章、ピチカートが続くが、右腕のすね?ってなんて言うんだろう?(「右手前腕」か)痛くなってだんだん弾けなくなってしまう。
 チェロのピチカートは普通中指ばかり使うと思うのだが、僕だけじゃないよね。どういうわけか、ヴァイオリンは人差し指を使うことが多いらしい。ヴァイオリンはチェロと違って、ピチカートの時、弓が立っていて、重さを指で支えなくていいからだと思う。チェロが中指を立てているからっていっても、別に変な意味はない。
 中指ばかりでピチカートをやっていると筋肉がおかしくなってしまうので、親指を積極的に使うことにした。Gの解放はすべて、それから、Cの解放、Dと下はできるだけ親指を使う。難しいが、これだけで中指の疲労が違うのだ。練習しなきゃ。





ブラームス
交響曲第3番へ長調作品90
古巣のアマチュアオーケストラと地元のオーケストラでやった。難しい。難しいが、他の3曲と同じレベルという感じ。3番が一番難しくて、なかには「アマチュアの手には負えない」というようなことが言われているようだが、それほどでもなく感じる。でもコンミスはやっぱり次元の違う難しさ、と感じていたようだ。ま、僕の場合、チェロだけ、それも譜面面(づら)がそれらしく聞こえるように弾けるかどうかだけしか考えてないけれど。
 何年か前に、別のオーケストラで弾いていたときのことだが、1楽章の冒頭、こういうのは書いてなくてもディヴィジで弾くもんだと 思っていたら、そこのトップが弾いて聞かせながら、ブラームスはディヴィジのこういうクリアな音ではなくて、重音のくすんだ音をイメージしていたのではないだろうか?というのだ。確かにそんな感じがして、感心したのだった。









ブラームス、ヨハネス
交響曲第4番 ホ短調 作品98








ベンジャミン・ブリテン
シンプルシンフォニー

 ブリテンのシンプルシンフォニーは、大学オケに入って、まだ全然弾けない頃、先輩たちが弾いていて、いいなあ、やりたいなあと思った思い出の曲だ。へっぽこ大学オケだったので、先輩たち(特にチェロ)の技術もたいした事なくて、そのうち絶対弾けると思ったのだが、いまだにやったことがない。実は古巣の市民オケで、20年近く前にやったのだが、その時は
次女 のことでそれどころじゃなくて、休団していた。いまだにときどきやりたいなあと思う。
 今聞いてもメロディー、声部のからみきれいだし、3楽章のピチカートも実に良い感じだ。
 ブリテンは1976年に亡くなったばかりで、著作権 は当然切れてなくて、IMSLPでも手に入らない。






ブルックナー、ヨーゼフ・アントン Bruckner,Josef Anton
交響曲第4番「ロマンティック」
 ロマンティックは2005年だったか、一度やったことがある。
 ブルックナーなんてホルン(と他の金管)に任せておけば、弦は適当にトレモロしてればいいのかと思ったのに、全然違っていて、参ったことだけ覚えている。。

 1楽章、最初は例の「ブルックナー開始」。弦は弓の先10cmとの指示があった、確かにそうかもしれないけれど、緊張している曲の始まりに、腕、指を弛緩させてpppのトレモロをする自信がない。アマチュアは真ん中より先、1/3くらいでやるもんじゃないかね。
 Aから3連譜のフレーズ、これが全曲にわたってこの曲を特徴付けているが、こんなのでもボウイングに迷う。弓は行きか帰りか、双方向にしか行けないんだ、3連譜は禁止して欲しい。弦楽器で相談して、基本は弓順、3連譜に続くフレーズがダウンから始める必要のあるところはダウンアップアップと言うことになった。もちろん全てダウンアップアップでやるという方法もあるんだろうけれど。
 gezogen、というのがやたらに出てくる。大学の時買った独和辞典を引くと「引っ張られた」と言う意味らしい、これはテヌートの意味なのか、それともリタルダンドの意味なのか、それとも両方混ざっているのか、、、別の場所にritard.はあるから、テヌートなのかな?ネットで検索すると

http://www.med.niigata-u.ac.jp/pub/memorial/Br5/Germany.htm
 なんてのが出てきたのだが、今は見えないようだ。
 Rから(もうここらへん、弾けやしないのだけれど)フィンガリングは241 214 24,2小節後は231 21413かな?521小節目は親指を使うもんだろうか?
 全然弾けないが、変ホ長調、変ホ短調の音階練習しよう。むずかしい、、、。




 4楽章の336小節目からはいったいどうやりゃあいいんだ?弾いてるひといるのか、と思ってしまう。アンダンテだって弾けない。
 下のGisを親指で取って、213、、、とやって、次の小節は半音ずつあげる( f はそのまま!)、かい?まあぼくには弾けない。









Cirri
ソナタ形式の二重奏曲 ハ長調 Op.8-4
 解説にはチルリのルが小さいフォントで印刷されているが、イタリア語ではもしかしたらチッリと跳ねるのかな?
 確かチルリはフルートとヴァイオリンとギター(もしかしたらギターでなくて通奏低音かも)の曲をリコーダー2本とギターにして編曲したものが、日本の出版社(全音か音友)ででていたものを、大学時代に演奏会でやった。ギター部の人を紹介してもらって、何回か合わせて演奏会に臨んだのだが、演奏会の後、楽譜を回収し損ねて、以来会える機会がなく、リコーダー2本のパート譜しか手元にない。もう絶版で手に入れることもできない。困ったことだ。  曲は軽くてあまり内容のないようなものだが、深刻でなくてとても良かった記憶がある。
 ソナタ形式の二重奏曲 ハ長調 Op.8-4 のほうは 2本のチェロのための名曲選〈初級〜中級〉 中島隆久(編)レッスンの友社 に納められているものだが、これも軽くていい感じだ。実はまだちゃんとあわせたことはない。












コレルリ
クリスマス協奏曲
 日曜日に隣町の「サマーコンサート」に参加した。毎年頼まれているヴァイオリン教室の発表会には日程があわなくて参加できなかったのだが、生徒さん中心のアンサンブルの一員として、サマーコンサートには声をかけてもらって参加させてもらった。
 曲はコレルリのクリスマスコンチェルト。(なぜこの季節に?) コレルリの合奏協奏曲(コンチェルトグロッソ)はヴァイオリン2とチェロによる独走楽器群(コンチェルティーノ)と弦楽合奏(リピエーノ)が対比されている。この曲は最後にパストラーレになっていて、それがこの時代のクリスマスのための曲の定石だそうだ。
 Vivace-Grave 、チェロが終始走り回るAllegro 、遅い速い遅いの対比の楽章に続いてメヌエットみたいな3拍子、はっきりガヴォットのAllegro(休みのの表記が変だ)に続くパストラーレ、と言う構成。
 いくつも間違った音を出してしまったが、全体としてきれいだった。(2007jul.)





クープラン 、 フランソワ Couperin,Francois
コンセール第13番 ト長調
 クープラン(Couperin,Francois)の王宮のコンセールの13番(正確には?「趣味の融合、または新しいコンセール Les Gouts reunis ou Nouveaux Concerts」 のほう)は二つの低音楽器のためのもので、バスヴィオール(ヴィオラダガンバ)でやるべきものだろう。
 当然、チェロのデュエットでもできそうで、たとえばショットの5491として出版されているようだ。今やimslpでファクシミリがダウンロードできる。音域は下がCまでしか出てこないようなので、すべて原典どおり弾ける。ところが、今見てみたら恐ろしいことに上のパートはヘ音記号が下に一個ずれて(フランス式ト音記号のように)いるのだ!これじゃあ、ファクシミリでは弾けないなあ。
 そもそもチェロ、しかもモダンチェロでは感じが出にくいだろうなあと思う。どうせならバスリコーダーでやるほうがむしろ感じが出しやすいかもしれない、リコーダーのほうが軽い低音なのだ。もっとも当然音域が足りないので上げ下げしなければならない。
 Vivement,Air Agre'ablement,Sarabande Tendrement,Chaconne le'gre`re の4楽章







ドッツァウアー
113の練習曲
 鈴木秀美のバッハの無伴奏の解説本はともかくとてもおもしろいのだが、ドッツァウアーの113の練習曲のことがこんな風に書いてあって、びっくりした。
 彼はなかなかユーモアもあり、味わい豊かな音楽を多く書いた人なのです。数あるエチュードも元々は「6曲のエチュード」とか、「12曲のなんとか」というふうに、毛色の違う物が集められていて、人が楽器に対して興味を失わないように工夫されていました。6曲なら「ちょっと練習しようか」という気になりませんか?しかし、クリンゲンベルクという、彼の弟子でユーモアのセンスを解さない人が練習曲を全部集めてきて、「これは難しい」「これは簡単」と仕分けし、《113のエチュード》というでっかい本にしてしまったものですから、誰も勉強したくなくなってしまった!

  そうだったのか、もともとの6曲とか、12曲のセット(の並び)を見てみたいなあ。(その後、IMSLPにオリジナルらしい、いくつかのセットがアップロードされている。素晴らしい。だが、「ちょっと練習しようか」という気分にはなっても実行していない。すみません。)
 いつも見ている(見てくださっている)
isisさんのHP 内にドッツァー記念館がある。









ドヴォルザーク 、アントニン・レオポルト Dvořák , Antonín Leopold
交響曲第7番 ヘ長調
 宮本文昭は長いことケルンだかにいたはずだが、向こうのオケでは新世界なんてめったにやらないけれど、7番8番はよくやるんだそうだ。へえ。
 僕自身、あまりなんでも聞く方ではないけれど、この曲は今回初めてまじめに聞き、練習もした。少なくとも聞くにはとても良い曲だと思うなあ。弾くのは難しい。「ヘミオラだらけ」。日曜に新世界の方の楽譜も配られたが、新人(名人)は初見?でパラパラ弾きながら、7番と違ってやさしいねえ!と感心していた。やさしくなんかねえよ!と思うけれど、7番が難しいのはたしかだ。









ドヴォルザーク 、アントニン・レオポルト Dvořák , Antonín Leopold
交響曲第9番 ホ短調 作品95「新世界より」
 新世界は3回やった事がある。(30年かかって3回か。)
 冒頭、最初にやった時はもちろんa線で。2回目にやった時はd線で頑張ったが、d線でやる意味があったかどうか、、、3回目は2010年。もう少し余裕があったかな、アップから始めた。(3回ともスラーは1小節の半分で切れていたと思うのだが、、、)


 練習で教えられた事で面白かったのは、1楽章の200小節目あたり、デクレシェンドが書いてあるが、どうやら、これは2拍目のfisとか、fとかに付いているアクセントじゃないかというのだ。たしかにそういわれればそういう気がする。
 岩城宏之の「楽譜の風景」によれば、シューベルトのデクレシェンドはほとんどアクセントだとのこと。それにも書いてあるが、たしかにデクレシェンドの記号とアクセントは似ている。このドヴォルザークも自筆譜が見てみたいなあ。




















ドヴォルザーク Dvořák , Antonín Leopold
チェコ組曲

 2013年のさわやかコンサートで。全然知らなかったが、なかなか良い曲のようだ。ドヴォルザークらしさ、は薄くて、普通のクラシックオーケストラ曲のような感じもする。それであまり人気がないのか、、、でもすぐれた曲だと思うし、もっと演奏されても良い感じがするなあ。 前奏曲、ポルカ、メヌエット、ロマンス、フィナーレ(フリアント)の5曲
  2曲目のポルカ。繰り返しの後、ヴィオラーチェロと裸のメロディーがあって、そんなに難しいものじゃないのだが、そのとき、初めての練習だったし、準備不足だった(特に気持ちの面で、というのは言い訳か、、、)。すかさずというか、待ち構えていたのか、M先生、メロディーにのって「ヴィオラが♪どーにかひけた♪で、チェロが♪やっぱりダメだったー♪」と歌うのだ。まいった。(写真を見て歌ってみてください。)
 これが実にうまい!。リズムにぴったりなのはもちろんなのだが、メロディーが実にぴったりだ。言わずもがなではあるが、そもそも音高と気分は実にうまくあっていて、音が高いのを音符でも高く書くというのは実に不思議にその通リだと思う。音が高くなれば高揚し、低くなれば気分も落ちていくのだ。蛇足だし、ギャグの解説をするようだけれど、ヴィオラの♪どーにかひけた♪はちょっと落ちかかって、でも上向きで終わっているのに対して、チェロの♪やっぱりダメだったー♪はちょっと頑張ったけどダメだったー♪と落っこちている。M先生、天才!だ。


















ドヴォルザーク Dvořák , Antonín Leopold
 スラブ舞曲 8番
 快速(いや、僕には快くないくらい速い)。最初からヘミオラで、どうしてみんなヘミオラ好きなんだ。



 大きな3拍だからといってその3拍を同じように強く弾いてはいけない。3拍の中に強さ、あるいは重さがある。楽譜にも書いてある。最初は(大きな3拍の中の)3拍目が4分音符なんだから軽くなるし、その後に出て来るときにはデクレシェンドが書いてあったり、pがわざわざ書いてあったりするのだ。意識しないといけない。

 

  







ドヴォルザーク Dvořák , Antonín Leopold
スラブ舞曲第10番(Op.76-2)
スラブ舞曲は2集あり、この曲は「2」とあるが、通し番号で10番ということのほうが多いらしい。
 最初の小節のような2拍目の裏が休みのパターンでは、3拍目が必ず走るので注意。3小節めでGが解放弦だろうから、この音だけ響いてしまうので注意。本当は最初のE、つぎのfisの方を1小節間ずっと押さえっぱなしにすべきなのだと思うのだが、これもなかなか難しい。
 繰り返しの直前のアルコは間に合わないので、表が先取り、裏は居残り、最後まで。ここにテヌートがついているけれど、これは右手ではなく左手でつける(?)もので「押し」てはいけないと思う。
 Bのピツィカートは最初の音(下のE)が拍頭とのこと。メロディーを聴いて、絶対先に出ないように。




















デュカス(デュカ) 魔法使いの弟子
 ともかく難しい。エキストラのプロも難しいと言っていた。
 出だしのハーモニックスは親指でasを押さえてdesを軽く触って弾けば、asの2オクターブ上のasが鳴る。書いてある通り。G線でもC線でもできるが、僕は手も小さいし実のないというか、倍音の少ない音で良いと思って、C線でやった。これはpの指示で、ppでもpppでもない。ハーモニックスなんだし、ある程度大きな音で良いと思う。またきれいな音を出すためにも弓のスピードが必要だと思う。pの長ーい音だからと言って、2小節以上もひと弓で弾くのでは弓のスピードが足りないと思う。指揮者も適当にどんどん返せと言っていた。
 練習番号3の2小節前の休符は3拍子でとって、1拍の休みだ。注意。


















フォイヤール 、ルイ FEUILLARD, Louis R. (1872–1941) 
 「毎日の練習」
 リコーダーなら「漸進的毎日の練習」だけれど、チェロはLouis R.Feuillard の「毎日の練習」ということになるのかな。どちらも僕にとっては「一生の練習」という感じになってしまう。それでもリコーダーの方はどうにか練習する気になれるのだが、チェロの方のは全然弾けないところが多くて、嫌になってしまう。弾けそうな中では、2オクターブの音階練習(全ての調で)とか、アルペジオはずいぶん役に立ったような気がする。






フォーレ
シシリエンヌ
フォレ(フォーレはフォレが正しいそうだ。)のシシリエンヌ(シチリアーノ)はほんとうのオリジナルはよくわからないが、チェロとピアノのためのものが作曲者自身の手で書かれている。
 僕の腕でもなんとか楽しめるし、何しろとても美しいのでうれしい。フルートでもきれいだけれど、フルートにはピチカートは出来ないし、ミュート(音を小さくすると言うより、音色を変える効果)もないだろう。チェロでもやはり伴奏のピアノ(何度も書くけど、ピアノじゃなくてフォルテ)はチェロを聞いて、終始小さめの音でお願いします。







フォーレ
ペレアスとメリザンド(管弦楽組曲)
   ペレアスとメリザンドというのは、よほど作曲家を刺激するらしく、ドビュッシーがオペラを書き、フォーレとシベリウスが劇付随音楽と管弦楽組曲を書き、シェーンベルクは交響詩を書いているらしい。シェーンベルクは聞いた覚えもない。シベリウスはCDを持っているが、あまり印象に残っていない。ドビュッシーはNHKで見たことがあるが、なんて美しいオペラなんだろうと、印象強く覚えている。でも自分が演奏することは考えられないなあ。
 この春、古巣のアマオケでフォーレの組曲を演奏した。歌の入っている、メリザンドの歌は演奏しなかったが、そういうやり方はよくあることのようだ。
 美しい組曲だと思うのだが、演奏する側としてはあまり面白くなかったかなあ。いや、美しいフルートやヴァイオリン、ハープなど演奏しながら聴くという楽しみはとても大きかった。演奏する楽しみは自分がメロディーを演奏することだけじゃない。もちろんそうなのだが、シシリエンヌだって、チェロ独奏が念頭にあって、きれいだなあ、きれいだなあ、いいなあ、と思いながら、チェロの間の手(あいのて)だって、トップのソロなのだ、自分は縁の下の力持ちだ。
そういうわけで、この曲はプロが演奏するための曲だと思う。(暴論f^_^;)
(2012,june)














ジェミニアーニ、フランチェスコ Geminiani, Francesco (1687- 1762)
チェロソナタ 作品5
 フランチェスコ・ジェミニアーニ(Francesco Geminiani, 1687- 1762)はチェロソナタを半ダース残してくれている。ペータース版を引っ張り出して、弾いているのだが、なんだか難しい。ウィキペディアではコレッリとヘンデルをつなぐ存在、なんて書いてあるけれど、コレッリのすっきりした、見通しの通った構造、ヘンデルのおおらかさ、みたいのとは対極のなんだか、ぐにゃぐにゃした感じだ。初見で1番を弾いたのだが、なんだよ、これなに調だかさっぱりわかんない、という感じ。
 いや、僕には絶対音感はもちろん、相対音感だって怪しい感じだ。もちろん調性感があるわけではない。聴いてても弾いてても今何調かとか、主音はこれだとかも全然わかんない、すみません。
 でも、1小節でも弾いてみて、途中シャープやフラットを落としてしまったり、変な臨時記号がついていれば、まあ、たいてい気づくものだ。(いや、そうでもないかな、自信がなくなってきた。シャープ落としたまんま弾いていて、いきなり短調で弾くなよ、と笑われたりするからなあ。)
 ともかく、なんだかよくわからない、つまらなく感じてしまう。2番の方がましかな。






グリーグ 、エドヴァルド Grieg ,Edvard Hagerup
ペールギュント組曲
 古巣の市民オケで1999年にやり、2017年5月のさわやかコンサートで演奏する予定。今回は第2組曲のアラビアの踊りは(打楽器というか特殊楽器の関係で?)やらないそうだ。
 ●第1組曲
  第1曲「朝」第2曲「オーセの死」第3曲「アニトラの踊り」第4曲「山の魔王の宮殿にて」
 ●第2組曲
  第1曲「イングリッドの嘆き」第2曲「アラビアの踊り」第3曲「ペール・ギュントの帰郷」第4曲「ソルヴェイグの歌」
 「朝」はやさしく見えるが、音程が難しい。チェロはシャープがたくさんあるのは苦手なのだ。全体を通してメロディが親しみやすく楽しい。










グルック
序曲「アウリスのイフィゲニア」
 アウリスとイフィゲニア、なんて書いてあるところもあるようだけれど,「アウリス島のイフィゲニア」と書いてある所もあり,そちらのほうがそれらしいが,原典にも当たってなくてわからない。不勉強ですみません。
 少なくともチェロは適当に易しく,メロディーもあり,オーケストラの一員としてとても楽しめる。でも夕べは練習中眠くなってしまった。(^^;) 反省。 一曲の中にはどんな曲だって,延ばしとか,トレモロとか、初心者だって弾ける場所がある。そこはそこで、眠くなる必要はない。やることはある。全体の一部としてそのバランスはどうか?延ばしはどれだけの長さか?(アーノンクールの言うように楽譜はどこまで延ばすか厳密には何も表してない)そもそもボウイングがちゃんと弦に直角にあたってまっすぐ弾けているのか?チェックは必要だ。ほかのパートを聞くという耳というか意識の練習にもなる。あわせは勉強になる。



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ハイドン、フランツ・ヨーゼフ・ハイドン Haydn,Franz Joseph
弦楽四重奏曲第1番 Op.1-1 変ロ長調

  前から「カラじゃないオケ」を楽しもうと思っていたのだが、意外にほとんどやったことはない。思い立って、せっかくだからハイドンの1番(弦楽四重奏)をやってみた。
 ハイドンの弦楽四重奏曲第1番は作品Op.1-1 B(フラット)ホーボーケン番号III.1(♭は機種依存文字だっけ?ローマ数字は間違いないからI(アルファベットのアイ)を三つにした。名著「クワルテットのたのしみ」には「ノットルノおよびカッサシオン」だとあるのだが、今は?「狩」と言われているようだ。
 楽譜は前に買ったCDのPDFの楽譜。今ではIMSLPにもパート譜もスコアもある。あわせたのはコダーイカルテットのCDをipodで。
 Presto,Menuetto,Adadio,Menuetto,Presto の5楽章
 ハイドンの最初のほうだから?、チェロは別においしいメロディーがあるわけでもなくまあバス(ふたつめのメヌエットは対位法的に書いてあるけれどそれもヴィオラとほぼユニゾン)だけれど、でもあわせるのは楽しい、たとえCDでも。自分も弾いていると集中しているし、美しいメロディーが自分のバスの上に乗っている。何もしないでCD聴いていると、すぐ寝ちゃうんだよなあ。弾きながらなら絶対寝ないし(^^;)、良いCDの聴き方かもしれない。
 Adadioはほんとになんにもないけれど、聴く方はこの楽章が一番良いなんて評もあるようだ。そういうもんか。CDでも実際にあわせるにせよ、スコアを見ておかないと最初の伸ばしがわけがわからない。
 全体として、楽しめた。ぜひ少しずつやってみよう。










ハイドン、フランツ・ヨーゼフ・ハイドン Haydn,Franz Joseph
弦楽四重奏曲第2番 変ホ長調 Op.1-2
「クワルテットのたのしみ」には「このグループの最初の2作からはあまり多くの楽しみは得られず退屈してしまった。」とあるが、いやいや楽しい。終楽章などチェロにとってはちょっとしたトリック(というほどでもなく、ただ上とズレて弾くだけのことだが、それが掛け合いでなく、なんというか微妙な感じ)で楽しかった。








ハイドン、フランツ・ヨーゼフ・ハイドン Haydn,Franz Joseph
弦楽四重奏曲第1番 ニ長調 Op.1-3
 Adagio、Menuetto、Presto (Scherzo)、Menuetto、Finale (Presto)の5楽章で、ハイドン自身はディヴィルティメントと書いているらしい。
 最初のAdagioは八分音符で刻むだけでこれはいくらなんでも飽きた。長いし。Menuettoは二つともトリオが掛け合いになっていて、ちょっと楽しい。Prestoもふたつとも快速で楽しかった。















ハイドン、フランツ・ヨーゼフ・ハイドン Haydn,Franz Joseph
交響曲第101番 「時計」

 2012年5月に古巣でやった。
 最初に配られた楽譜が指揮者の考えている版ではなくて、配布され直した。ライブラリアンの方、ご苦労様でした。IMSLPにはその2種類ともあってすぐ見える。すごい。
  片方は左の写真のような小さなスラーがついているところがいくつかあって、とても難しい。後から配られ演奏に採用した楽譜は全部デタッシュで、ありがたかった。あのスラーでは速くてはとても弾けない。そういえばこの曲は昔やったことがある。その時もデタッシュで弾いたが、指揮者はプロのチェロ弾きで、あのスラーでも実に鮮やかに弾いてみせてくれ、でも難しいから、スラーなしで、と言ってくれたのだった。
 まあ、基本的に難しいスラーがついていると速くは弾けないものだと思うが、でもこのスラーをつけるとスピード感が出て多少遅くても感じが出るような気もする。僕も(も?)こういうボーイングは苦手だ。基礎練習しなけりゃなあ。
 2楽章が有名な時計のリズムだが、実は誰もメトロノーム=60では演奏しない。それでは遅すぎるのだそうだ。チェロは最初、d線上でやるのではなく、第一ポジションでd線a線でやり、響きを残すべきだと思うが、あくまでピアノで。付点のところ、もう少し鋭くやりたいのだが、これも苦手だ。フィンガリングと言うか、頭の問題で、16分音符ー付点8分のつながりで考えなければいけないのだけれど、なかなかうまくいかないんだよなあ。
 















フンパーディンク、エンゲルベルト Humperdinck , Engelbert
ヘンゼルとグレーテル序曲
 2014年初夏に古巣の市民オケで。
  Hから。前に同じようなフレーズが出てくるが、さらに難しい。スラーの切れ目が同じ音なのだと思い込んで、写真の所、disでなくeをずっと弾いてた。違うのだと、たしか本番直前に気づいた。自分にあきれかえった。



















コダーイ、ゾルターン Kodály Zoltán (1882- 1967)
無伴奏チェロソナタ 作品8
 庄司薫が、若者には無限の可能性がある、と言うが、可能性と言うのは実は不可能性のことなのだ、と書いていて実に鋭いなあと思ったものだ。結局自分にはノーベル賞は取れそうもないし、いや第一線の研究者にすらなれないし、もちろん王にも長島にもなれない。
 最近の風潮で「夢は必ずかなう」みたいなことを安易に言いやがってまったく不愉快だ。
 そうしたら今度は、夢は職業にはできないかもしれないが、たとえば趣味で楽しむと言うことだってできるじゃないか、と若者に説教しているのを聞いてしまった。何を言う、趣味だって楽しむには技術がいるし、夢はかなわない、まあいいけどさ。
 アマチュアがプロのオーケストラと協奏曲を共演、なんてほとんどの人にとっては夢にすぎない。だが、CDと共演すればヴィーンフィルとでもさらにはヴィーンフィル、ロストロポーヴィッチとだって、同時に(!)共演できるのだ。すごい。これも庄司薫なのだが、うまくいけば(あるいはうまく弾けないところは)腕組みしていて、それでもあたかも自分がホロヴィッチになって弾いたかもしれないような満足感を味わえる。
 コダーイの無伴奏は無伴奏チェロ組曲なのだが、一部2段譜で書いてあるらしい。(左手によるピチカートの伴奏(リズム)と旋律)。G線とC線を半音下げて調弦するよう(本来C-G-d-aに対しH¹-Ges-d-a)になっていると言うし、5オクターブに及ぶ音域。とてもアマチュアの手に負えるものではない。
 でもこれだって、からじゃないオケはできるだろうか。シュタルケルの左手に伴奏してもらって、シュタルケルと一緒に旋律をほんの少し弾けるだろうか。ガットは415で調弦してあるのだ、モダンのH¹-Gesじゃないか。伴奏させてもらえるかな。
 だが、まだパブリックドメインではなくて、楽譜はネット上にない。3000円で簡単に手に入るが、3000円の価値は(僕にとって)ないだろうなあ。
 聴くのはとても好きだ。最初に耳にしたのはペレーニだったはずで、LPはもちろんシュタルケルを買った。ヨヨマも聴いたが、やっぱりシュタルケルがすばらしくて、「松脂の飛ぶ音が聴こえる」かどうかは知らないが、他はあまり印象に残っていない。









クンマー Kummer,Friedrich August
チェロデュエット(Op.156)4番
 楽譜はInternational Music company 下巻しか持ってない。

 4番は、3楽章がタランテラ
 タランテラというのは、イタリア舞曲?。「タランチュラ?に刺されて踊り狂う」と言われると、スペインかどこかの感じがしてしまう。
 ブルクミュラーから始まっていろいろ有名曲があるらしいが、不勉強で頭に浮かびません。
 最初どうしてこういうボウイングなんだろう?どちらにしても、速く、歯切れ良く。



クンマー Kummer,Friedrich August
チェロデュエット(Op.156)5番
 1楽章のアレグレッ トと3楽章がヘンデルの水上の音楽からテーマが取られているとのこと。確かに聞き 覚えがあるけれど、この「マカベウスのユダ」の有名なテーマ(例の表彰の音楽ね)っ て、水上の音楽にもあったっけ?変奏が5つもある立派な変奏曲だ。易しい重音も 随所に使われていて、一人で弾いてもなかなか響きが美しい。
 2楽章はセカンドの為の曲。でもピアノで。
 3楽章、アレグロヴィヴォ。歯切れ良く!



クンマー Kummer,Friedrich August
チェロデュエット(Op.156)6番
 易しい重音が美しい。重音のシンコペーションが良いなあ。1楽章が長い、長すぎる。2楽章はピチカート上のROMANCE、Tempo di Polacca は相当早く弾かないと感じが出ないと思う。難しい。割と弾きやすく書いてあると思うのだけれど、こちらの技術が追いつかない。これが鮮やかに弾けたらかっこいいだろうなあ。












リー Lee
旋律的、発展的な練習曲
チェロのプロの知り合い(なんて言い方は失礼かな)がむかし、現代のチェロは歌えなくてはダメだからリーを教えている、と言っていた。昨日は 40 Melodic Progressive Exercises for Cello, Op.31(IMSLPにある)の16番から3曲遊んだ。気づいたら30分経っていた。ほんとはもうちょっと骨のあるものをちゃんとさらわなければいけないのだろうけれど、、

16番 トリルの導入
 16番はIMSLPのはmordentの転回の練習、とあるけれど、僕の持っている楽譜にはトリルの導入と書いてある。そっちほうが良いと思う。














リスト、フランツ  Liszt,Franz (1811- 1886)
『前奏曲』(Les Pre'ludes(レ・プレリュード))
 2012年の古巣の市民オーケストラで。
 4/4と12/8のように8分音符2つの1拍と8分音符3つの1拍がめまぐるしく変わって、昨日の練習では自信満々で間違えてしまった。
 ブフシュターべKからがとても難しい。面白いことに、昨日は全然できなかったのだが、それこそメヌエットくらいのテンポで練習し、それでもできない。ところが一日経つとただ時間が経っただけなのに昨日よりはましなのだ。練習の成果が出るにはむやみに練習するだけでなく、「発酵」する時間が必要なのだ。


 
 本番前日の練習で、トップ(前にコメントくれたシュモルクさん)がフィンガリングを教えてくれた。レ・プレの166小節あたり、親指を使うものではないか、と言うのだ。なるほど。どこから親指を使うかも難しいが、例えば166小節、2回目のasはその前のcを押さえている間に親指にするのはどうだろうか。あるいはその後のesから、ということもあるのか、、、
 こういうのがなかなか自分で発見できない。教えてもらってありがたかったが、なにしろ本番前日なのだ。結局ろくに練習できなかったので、本番はうまく行かなかった。直前に教えてくれるなんて、槇村さとるの「ダンシングジェネレーション」みたいだ。まいった。










マーラー、グスタフ Mahler,Gustav (1860- 1911)
交響曲第1番「巨人」
 2011年、古巣の市民オーケストラが、常任指揮者が見てくれているもう一つのアマオケ(隣の県(!))と合同演奏会を、あちらとこちらの両方で開催した。だから、タイタン?ええ、二回やったことがあります。(^^ゞ
 聞くのは割りと好きだった(今も)。たまに思い出したように聞く。2番以降はそれほど感じなくて、1番がいちばん性に合うなあ。
 自分が演奏するなんて考えられなかったけれど、むかし楽譜を立ち読みして、最初のハーモニックスを見て、恐れをなして、ちゃんと見ようともしなかった。今や、パート譜がネットで見えてしまうんだから、何度でも書くけれど、すごい時代だ。(「IMSLP」で検索)
 実際やってみて、確かに難しいけれど、チェロ奏者の立場で言えば、弾けないところはそれほどたくさん無い。やはり、古典のものをきちんと弾くのが難しいのだと実感した。
 合同演奏会は、同じ指揮者があっちとこっちで同じ指導をしてくれるので、合同演奏会だからといって特別難しくはなかった(と思う)、合宿ともう一回合同で練習し、あとはゲネプロ本番。それより、こちらの演奏会場の市民会館(文化会館)のステージが狭くて、全員乗るのがたいへんだった。山台をセッティングすることを放棄し、ほとんど全員同じ平面に乗った。

 最初のハーモニックスは開放弦の3オクターブ上だから、弦長で1/8。(僕の楽器では)指板の少し先だ。第一ポジションのcの近くでも出ると思うんだけれど、音色、音程、安定性の問題で、やっぱり指板の先で弾くんだろう。だが、プロのヴィオラ奏者が言うことには、真ん中の普通のハーモニックスのところと弦長で1/8さらに先の両方を軽く押さえるのだそうだ。だが、僕は両方ちゃんとしたところを抑えるのが難しい。もっとも僕自身は3rdだったので普通のハーモニックスのaで楽ちんだった。トップはやはり指板の先を押さえていたようだ。




マルチェッロ、ベネデット Marcello , Benedetto(1686-1739)
チェロソナタ
 Petersから6曲セットで出ていて、余計なことが書いて無くてこれが一番良い。ハ音記号が多すぎる気がするけれど。  アマチュアチェロ奏者が何か弾こうとすると、ブレーバル、ヴィヴァルディ、マルチェロ、ということなるのかな。やさしく、手頃だ。でもどうもチェロ用なのか、ヴィオラダガンバ用なのか、あやしいらしい。確かに不思議に弾きにくい所がたくさんある。

マルチェロのチェロソナタ1番ヘ長調
 マルチェロのチェロソナタは全て緩急緩急の4楽章。1楽章Largo f(la seconda volta p)と言うのはオリジナルなのかな?限りなく怪しい。ダイナミクスは何も書いて無くて、バロックの習慣だからと編集者が書いたんじゃないかな。8小節目(後半の2小節目)の4拍目休符の後は当然短く、32分音符で。
 2楽章Allegro 6小節目のアウフタクトからは確かにエコー的だしpかな。2つのフィンガリングの提案があって、確かにこのどちらかだろうか、なんでこんな簡単なフレーズが弾きにくいのかな。
 3楽章Largo は装飾を付けるべきかも知れないけれど、Largoだし、このままでも美しいと思う。4楽章Allegro 3連譜があるのでテンポに気を付けないと速くなったり遅くなったりしてしまう。



マルチェッロ、ベネデット Marcello , Benedetto(1686-1739)
チェロソナタ2番ト長調
 1楽章Adagio がマルチェロの中で一番有名なのではないか?とても美しいメロディー。昔、ビルスマのリサイタルをNHKで放送したときに、幕間に(ビルスマじゃなくて日本人奏者だったけど)この曲のモダンやピリオド楽器での弾き比べがあって面白かった。ピリオド楽器(ガット弦)になると、自然にか装飾が付いてとても感じが出てた。大きな付点を鋭くするかどうか、微妙。
 2楽章Allegro 後半難しい。4楽章Andante はメヌエットの感じかな。ほとんど全部8分音符なのでメロディーはきれいなのだけれど、曲の構成(演奏)は難しい。



マルチェッロ、ベネデット Marcello , Benedetto(1686-1739)
チェロソナタ3番イ短調
Adagio Allegro Largo Allegro の4楽章。1楽章アレグロは付点の音楽で、たとえば4小節目の2拍目は続く付点に合わせて鋭く。(こういうのを「複付点ですか、と聞く人がいるが、バロックに複付点という考え方はない。」とは鈴木秀美のガットカフェでの受け売り。ともかく後ろに合わせて鋭く短く弾く、と言うことらしい)5小節目の4拍目、6、7、8、10小節目の4拍目も同様。2楽章が意外に難しい。3楽章はこの曲を譜面通り弾くなんてのは考えられない。絶対装飾をすること。4楽章はマルチェロらしい3/8の音楽で、深みなんかないけれど、好き。定型のヘミオラをきちんとヘミオラで。










メンデルスゾーン、フェリックス Mendelssohn Bartholdy , Jakob Ludwig Felix
交響曲第5番「宗教改革」作品107

 今年2013年5月、所属するアマチュアオケの演奏会で取り上げることになった。我がオケで取り上げるのは2回目だ。「宗教改革」を2回やることになるアマチュアはそんなに多くないに違いない、えっへん。(ん?)この曲はメンデルスゾーンの交響曲第5番ということになっているが、2番めに書かれている。なんでもいま、番号の見直しをしている最中でもうじき「2番」と呼ばれることになるのだそうだ。ちなみにイタリアは4番のまま。スコットランドが5番になるとのこと。昨日団内指揮者が言っていた。
 以下、練習の復習ということで。
 1楽章 最初のandante,やたらに松葉(クレシェンド、デクレシェンド)が書いてあるが、控えめに。最初は二分音符四分音符四分音符の小節がメロディー。だから、チェロ、2小節目はメロディーだが、あとは後ろにひっこむ。 6小節目からはチェロは関係ないが、クレシェンド、デクレシェンド、のピークは2拍目の頭よりは少し前、だそうだ。2拍目の頭ちょうどにピークを持ってくると、聞くほうは四分音符のビートを感じてしまって、それでは4拍子を強く感じさせてしまう。感じさせないほうが良い、ということだそうだ。
Allegro con foco.(con foco は 英訳すれば with force)の9小節前、4小節前、pp の小節はけっしてクレシェンドしない。ここはお祈りなのだとのこと。つぎのクレシェンドはmfくらいまで。つぎの小節(pp)の前にほんの少しの隙間(無音)を作る。
 Allegro con foco は「決める」感じ。4小節目からのスタカートの長さは1/2より少し長いくらい、少し長さが必要だ。12小節目からの付点のリズム、付点四分音符の長さはさっきのスタカートのついた二分音符と同じ長さで良いんじゃない?とのこと。つまりはねる付点のリズムではない。(この付点が日本的になってしまう悪い例(チャンカチャンカ?)をM先生は実にうまく(おかしく)説明し(あるいは演じ(^^;))てくれているのですが、僕の筆では全然表現できません。)ブフシュターベCの6小節目からのスタカートのついた二分音符はさっきより短く、はっきり。
 ブフシュターベDの6小節前から3小節間同じ四分音符四分音符二分音符のところ。ヴィオラは毎小節ダウンから弾き始めていたけれど、僕は弓順じゃないかと思うんだよなあ。うまく書けないけれど弓順の音楽じゃないかと。フォルテだけれど、ここは3小節間が毎小節「決める」音楽ではなく、音楽は流れ、つぎに続いているし、弓順にしたほうが、2小節目のウラ拍がヴァイオリンと一緒になるし。(その後練習でやってみるとやはりこれは弓順のほうが良いと思う。弾き直すとかえって二分音符が短くなってしまうようだ。)
 2楽章。最初は四分音符で、4小節は八分音符だ、長さが違うことをはっきり意識して。繰り返しの後、9小節目、アクセントのついた二分音符とつぎの4分音符との間は隙間。そのあとのスタカートのついた8分音符のフレーズは小節ごとに、1拍目のウラからフレーズが始まっている。そして、最後は上のfから2小節かけてブフシュターベAへのアウフタクト。Aの4小節後の二分音符は短めにして、つぎの音との間に隙間を作る。


4楽章のはじめ。こういうのはむやみにメトロノームに合わせてもダメだと思う。むしろメトロノームはかけず、できたら大きく足踏みをしながら練習する。大きく、と言うのは、足の親指だけとか、かかとだけでなく、モモを使って足全体をあげる。なかなか難しい。これは又聞きだが、鈴木秀美が勧めていたそうだ。(もちろん全体練習の時はたとえ親指だけでも足踏みをするのは良くない。)もしかしたら、大きな声で1、2と拍を歌うのもいいのかもしれない。ともかく、拍を脳の一部ではっきり意識する必要があるのだ(と思う)。
















メンデルスゾーン、フェリックス Mendelssohn Bartholdy , Jakob Ludwig Felix
交響曲第3番イ短調 作品56「スコットランド」
「スコットランド」は古巣で昔、平成6年にやったことがある。「イタリア」もいいけれど、「スコットランド」もいいなあ、と思ったのはよくおぼえているけれど、こんなに難しかったか?
 今回隣町のオーケストラにたのまれて、楽譜はimslpで落とせるから、年末から少しさらっていたのだけれど、いやー難しい。17年前にやったときはきっとまったく弾けなかったに違いない。少しはさらったのだろうか?2楽章、Fの所、昨日の練習ではただごそごそ言わせただけだった、まいった。
 204小節めからはd線で01202…と206小節目の最初のgまでは親指を使うといいと思うのだけれど、そこだけでも弾きたいなあ。
 ついでに、69小節目のアウフタクトからはfを1で取って3213421、そのつぎはハーモニックスだろうか3から21421…とやるのが良いようだ。


 演奏会本番直前のゲネプロ、スコットランドの3楽章40小節目のアウフタクトで、思わぬことだったが、隣がほんのちょっと、と言うのは32分音符一個ぶん、早く弾いたのだ。「えっ?」と楽譜をあらためて見た。こういうところでこの人が間違えるはずがない。見ると、なんとここだけは16分音符じゃないか、今の今まで気づかなかった。すると隣の名人は、もちろん次の小節を弾く直前だったか、見透かしたようにうなずくのだ。「そう、さっきのはは32分音符じゃありませんよ」と。ゲネプロの最中のことなのだ。いくら名人だって、基本的に楽譜のほうを注視し続けなければ弾けやしない。僕のほうを覗いたふうはない。僕が、ほんの少し楽譜のほうを覗き込むのを、視線の70度か80度右脇で意識したんじゃなかろうか。僕の方だって、え?と思ったけど、今弾いているところを見失わないようにしながら、さっきのが16分音符だと改めて見つめ、そしたら視線の70度か80度左脇で隣がうなずくのが見えたのだ。誰一人気づかなかったに違いない。隣がうなずいたのを僕が意識したかどうかは、隣もわからなかったと思う。休憩時間になったときはもう忘れていたし、改めて言うようなほどのことでもない。本番ではもちろんきちんと弾いた。打ち上げに来てくれれば、もしかしたら、「あそこで、そうそう気づいた?とうなずいたでしょう?」と、こちらが気づいたことを言っていたかもしれないが、残念、本番が終わったらすぐ帰られたようだった。
 うれしい無言のコミュニケーションだった。僕には他に弾けないところがたくさんあった。そういえば後ろが最後まで(本番でも)間違えているらしいところもあって、ぼくはゲネプロで、なんだ自分が悪いんじゃない、惑わされてるだけだと気づいて、本番ではうまくいったところがあった。そこもぼくのこともけっして文句も言わず、自分はきちんと弾くのだ。  打ち上げで少し話をしてみたい人だったなあ。(2011Feb.)

















モーツァルト Mozart,W.A.
ホルン協奏曲第1番 (をチェロで)
 音楽の先生が、生徒のホルン協奏曲の伴奏をしなければいけないんだけれど、練習する気がしない、練習の相手に笛(リコーダー)でソロを吹いてくれない?と言うのだ。楽譜はIMSLPで手に入った。inDなのだ。音域はすごく狭い、1オクターブしかないのだ。inDなので、すべて全音あげればいいのだから、そんなに難しくないはず。ヴォイスフルートでフレンチGクレフを読むには、フレンチじゃあないト音記号だと思って、全音あげて読む。昔、g菅のアルトを吹いたときは全音下げて吹かされた。
 ところが意外に難しい。 最初から、ラレーファ(シャープ)ミレド(シャープ)レミ、、、という感じだが、、、
 ふと思いついて、そうだ、415のチェロで弾くと、415にとってinDはEs相当だから短3度あげればいいはず。そのままヘ音記号だと思ってフラットを3つ付ければいい。変でしょうけれど、合わせてもらった。音合わせはもちろんas。今度はシ(フラット)ミ(フラット)ーソファミレミファー。
 これは意外にちゃんと合わせられた。先生も充分充分と言ってくれた。すごい。
 チェロが低い音なのでインパクトが足りない、と思ったが、そうか、ホルンはもう1オクターブ上なのだ。その場で1オクターブ上げるのは難しいなあ。また合わせて、と言われているのだが、どうしようか。











モーツァルト 、 ヴォルフガング・アマデウス Mozart,W.A.
ディヴェルティメントKV136
 弦楽のためのディヴェルティメントで低音はやさしく、モーツァルトはいいなあ。
 1楽章、22小節目など、トリルが難しい。図のように次の小節の頭とつなげてしまうとやさしく弾ける。(こういうのが、自分では思いつかないんだよなあ)






モーツァルト 、 ヴォルフガング・アマデウス Mozart,W.A.
アイネ・クライネ・ナハトムジーク(Eine kleine Nachtmusik)ト長調 K.525
 1楽章は何度もやったことがあるけれど、全曲やったのは1回か2回だ。でもホントにホントの名曲で、どの楽章も美しい。
 モーツァルトの同音反復はベートーヴェンじゃない、最初の音だけ弾いたら後は響きだけで良い、弾かないで!と名人が何度も何度も繰り返していた。





モーツァルト 、 ヴォルフガング・アマデウス Mozart,W.A.
後宮からの逃走 序曲
 2014春、所属するオーケストラでの「さわやかコンサート」で。
 ともかく快速なのだ。
 途中のデタッシュで音階。何回か練習しているうちに少しは音が出るようになったのだろう、とたんにうるさいと言われてしまった。そんなにどたどた一生懸命弾かないでください。それは次に向かってのアウフタクトなんだから、軽く。たしかに。
 たしか昔も同じことを言われたはずだ。(
ベト1の時のこと)全然なんにも進歩してないなあ。
 それにしても、モーツァルトはむずかしい。











モーツァルト 、 ヴォルフガング・アマデウス Mozart,W.A.
魔笛序曲  魔笛の序曲は何回やったろうか。2017さわコンでも。うちのオーケストラもチューバまでいる立派な交響楽団になったので、モーツァルトの演奏機会はずいぶん減った。管が無かったりするのだ。

 27小節目の4拍目はfになってるけれど、これはin piano でやり過ぎないこと。
 そんなにスフォルツァンドでやると、子供が泣いちゃうよ、これ(魔笛)は童話みたいなものなんだからと、うちのM先生は子供がびっくりし、団員を爆笑させるように歌ってみせてくれた。

 E 2小節目の2分音符のスタッカートは四分音符のテヌート、とのこと。











モーツァルト 、 ヴォルフガング・アマデウス Mozart,W.A.
交響曲第31番 ニ長調 パリ
 2012年5月、古巣でやった。
 冒頭、もちろんダウンで始まり、2小節目もダウン、その後弓順にして、16分音符は逆弓なのだ。ヴァイオリン、ヴィオラは割と逆弓で弾くようで、チェロはあまりやらないと思うのだが、どうなのだろう。非常に違和感がある。しかも、その後、2分音符、4分音符、4分音符で出て来て、今度は16分音符が順弓なのだ。
 練習しているうちに、これもあるのかな、と思うようになったが。









モーツァルト 、 ヴォルフガング・アマデウス Mozart,W.A.
交響曲第40番 ト短調
 もうずいぶん昔のことになるが、プロのヴァイオリン弾きが「でも、ボウイングって本当にみんないろいろ。モーツァルトの40番の冒頭を逆弓で弾く人たちもいるんですからね。」と言っていたのがとても印象的だった。でも僕はちょっと(あくまでちょっとだが、)そのボウイングは、わかるんだなあ。アウフタクトのつぎはもちろん小節の頭だけれどけっして強く弾いてはならない。  5月の演奏会で弾くことになったが、もちろん普通にアップから始める。
 参考のためと思って聞いたアーノンクールのCDがとても新鮮で美しかった。

  4楽章、229小節め。(Eの8小節後)。  ここは親指を使うものだろうか。その前のgは2で取っているだろうから、その時のd線4(=h)に親指を持って行くようにして取るのかな。肘を向こうの方にやらないと、a線上のgが高くなってしまう。「肘を向こうの方にやる」のは下げることとは違う。(と思うのだが、、、)








ムソルグスキー=ラベル  Mussorgsky=Ravel
展覧会の絵
 2016年の古巣の定期で。
 エキストラの人にビドロの冒頭は弓順なのか、ダウンダウンアップアップじゃないのか、と聞かれた。ふーん。そういう弓もあるのか…。僕の発想にはまったくなかった。なるほどねえ。でもまあ弓順で良いんじゃない?






 左は展覧会の絵の最終ページ。16分音符の連続の2小節目、スラーはスコアも明確に2拍目(3拍目というべきか)の一個すぎたところまでかかっている。あまり拍頭にアクセントが欲しくないのかもしれない。だから1小節目も弓を返すことにしているが、適当にやったほうが良いのかもしれない。


















プロコフィエフ
ピーターと狼
 ピーターと狼は子供向けの音楽だが、少なくとも音楽はとても現代的というか、ジャズの影響だと言うが、とてもテンションの強いコードで、弾きにくくて困る。よく出てくるようなものではないので、いちいち確認しないと何の音だかわからなくて、練習していないのがばれてしまう(^_^;
 途中のハーモニックスは記譜の1オクターブ下、要するに第4ポジションの1のeを軽く押さえれば出るからやさしい。
 「ピーターと狼」というけれど、ソビエトじゃあ「ピュートルと狼」なんじゃないの?と聞いたら、そうらしい。いや「ペーチャ」なのか。聞いた話では内容もソビエト共産党讃歌的なのだそうだ。なるほど。












プロコフィエフ
ロメオとジュリエット組曲からモンタギュー家とキャピュレット家
  たぶんこの曲を初めて聴いたのは、例のソフトバンクのCMだった(無知だなあ)のだが、なんて奇妙なメロディー、音楽なんだろうと思ったことだ。モンタギュー家とキャピュレット家のぎくしゃくした(?)関係を表しているのだろうと思う。
 図のところは、30(というか親指)2のあとは02、次は親指でなく2(a線)、4と続けるのだろう。
 と思っていたら、やはり親指で取って次のaを解放で取るのじゃないかと、トップの教えられた。なるほど、それの方が良いか。音と弓というか弦が逆の動き(低い音の方が高い弦で取る)なので難しい。







ロドリーゴ・ビドレ 、ホアキン Rodrigo Vidre , Joapin (1901-1999)
アランフェス協奏曲
 2006年6月、知り合いのヴァイオリン教室の発表会で。
 アランフェス協奏曲は、実はオリジナルより、マイルス・デイヴィスとか、ジムホールの方が好きで良く聞いている(た)。なんと言っても美しいメロディーだ。
 オリジナルは独奏ギターと欲求不満オーケストラのために書かれている。ギタリストが「チェロ、つまんなそうですねえ」と気を遣ってくれたけれど、僕は大丈夫。メロディーも出てくるし、音符が白いところ、四分音符のところは、ギターが聞けて楽しい。












ロッシーニ 、 ジョアキーノ Gioachino Antonio Rossini (1792- 1868)
弦楽のためのソナタ集
 弦楽合奏でちょっとやってみたいのは、ロッシーニの弦楽のためのソナタ集だ。
 これはとても美しいロマンチックなメロディで、一般受け(?)も良いと思う。16フィートの響きが気持ちいい。
 IMSLPでパート譜も手に入る。見てみたら、なんと!このソナタ集はヴィオラなしのヴァイオリン×2、チェロ、コントラバスなのだ!。知らなかった、びっくりした。
 世の中にヴィオラの足りない弦楽合奏団はあふれる程あるんじゃないだろうか。(チェロは掃いて捨てるほどいる。)まあこうして無料でパート譜まで手に入るようになったのは最近だ。これからこの曲は多くのアマチュアに演奏されるに違いない。








 

サン=サーンス Saint-saens
白鳥
 言わずとしれた名曲だが、一度も人前で弾いたことはないし、死ぬまで絶対弾かないと誓った。プロのための曲。でもこっそり練習はする。
 最初、431421(同じポジションで指を変える)が良いと思う。4小節目2分音符はダウンで、そのあとは弓の先で逆弓、e-fis-gをアップアップダウン。




サン=サーンス Saint-saens
アレグロアパッショナート
  市民オーケストラの、ちゃんと習ってる初級〜中級が今習ってるんですよォ、と言うのが、この曲。IMSLPで調べたら、ちゃんとあるのだ、ほんとにすごい。ちなみにIMSLPの現在進行中のプロジェクトはオーケストラ曲のパート譜だとさ、まったくなんて言う時代なんだろう。
 さっそく印刷してちょっと弾いてみた。最高音はa線の1オクターブと5度上のeで、まあそれほど難しいパッセージではないので、中級者?には何とか弾けるのかな?僕が初見で遊んで、少なくとも自分では楽しめるのだから、易しいというか、手頃な練習曲なのかも知れない。プロがこぞって録音するほどの曲ではないらしい。でも上のeはも、曲全体としても、初心者にはしんどいものがあるよねえ。
 最初の指定のボウイングがおもしろいなあと思った。作曲家自身の指定かどうかわからないけれど、難しいがなるほどと思わせる。つまり2小節目の二つめのアクセントのついた音を弓の元で弾こうとすると、その前の音を自然に素早くアップで長い距離を動かすことになるので、軽いアクセント気味になる。弓順で2小節目の頭もダウンダウンと弾いても良さそうだが、それでは全体に重く、cisに不要なアクセントがつきやすいのだ。







シューベルト
アルペジョーネソナタ
 最近、ピアノを弾く知り合いに、アルペジョーネソナタ、知ってます?と聞かれた。もちろん知ってるけど、弾けませんよ。
 今はネットで検索すると、楽器としてのアルペジョーネのサイト(日本語)もあるし、画像が見える。「チェロの本」(E.カウリング 三木敬之 訳 シンフォニア)に載っているアルペジョーネの写真は間違って隣のと入れ替わっているようだ。30年以上前だろうか、シューベルトのアルペジョーネソナタが発掘されたのか、はやっていてやたらに耳にした。たいていはチェロでの演奏だったけれど、ヴィオラや、フルートの演奏も聴いたことがある。シュトルクというドイツのチェロ奏者が アルペジョーネで演奏した録音も現れたが、評判が芳しくなかったのをよく憶えている。(アルヒーフ、ネットで検索すると廃盤らしい)そのシュトルクを当時所属していた大学オケで、呼んで、ハイドンのチェロ協奏曲を共演(っていうか、伴奏ね)したのだ。チェロはなかなか良かったのだが、アルペジョーネは当然持ってきてなかった。
 ほとんどすべてのアマチュアチェリストにとって、アルペジョーネソナタ(シューベルト)はレパートリーじゃあないと思う。楽譜はベーレンライターの青い安いのが店に置いてあるので、見たことはあるかもしれないが。楽譜を見ると、いきなり、というか、ずっとト音記号だ。オクターブ下げたって、高すぎるし、やたらに密集したコードを弾くように書いてある。。アルペジョーネは6弦もあって、下からEAdgheとギターと同じ調弦が普通らしい。そうか、ギターと同じように、オクターブ高く記譜してあるのか。どちらにしたって、上にe線があるのだ、かなう(?)はずがない。
 鈴木秀美は5弦のチェロピッコロを使い、下の2本をEAにして(と言うことは上3本はdae)にして、弾いているらしい。AとEは特に3楽章で開放弦が何度も使われていて、効果的なのだと思う。(その後聴いた。3楽章の開放弦は特にCDで、ビンビンミシミシ(?)言っていて、面白かった。それにしても、開放弦の扱い。最初のaからもちろん開放弦なのだが、次の音に行く前に下の弦の共鳴を止める。この、共鳴をとめる動作がしょっちゅう行われるのだ。もうひとつは、弓の扱い。プロにはあたりまえだろうけれど、弾く場所の繊細なコントロール。指板の短い楽器の、広い駒と指板の間を幅広く押したり引いたり、移動している。ほぼ必ずアップボウは弓を向こうに直角に近く角度を変えて、ダウンよりたくさんの毛で弾いている。できない。できないけど、意識して練習しなければ、できるようになるはずがないよなあ。)
 5弦を買うこともないだろうし、やっぱり、僕には無縁、聞くだけの曲だ。





シューベルト、フランツ・ペーター Schubert,Franz Peter (1797-1828)
交響曲第7番 未完成
 未完成は2011年、古巣の「さわやかコンサート」(5月)にやった。その時までほとんどまじめに鑑賞することすらなかったが、たしかに名曲なんだろうなあと思った。特に2楽章はいまだにときどきメロディが頭をよぎる。
 1楽章最初は弓の真ん中くらいから(けっして元から始めない)始めて、弓を寝かせて毛を少なく。

 2楽章冒頭、オクターブのスラーが難しいが、僕は親指を使うのは苦手だ。音にすき間ができなきゃあいいんだろう、と思うが、まあ、難しい。








シューベルト、フランツ・ペーター Schubert,Franz Peter (1797-1828)
交響曲第8番 「ザ・グレイト」

 グレイトは2007年に古巣でやった。そのときのプログラムの解説は僕が担当した。

 シューベルト(1797〜1828)の交響曲は古くは完成された順に番号が振られていて、今日演奏する「グレイト」は第7番とされていました。[未完成」ははみ出していたのですが、二つの楽章だけでも美しく人気の高い曲だったので、第8番とされていました。その後1951年のドイチュの目録では、ビアノスケッチの形で残された曲を第7番に挿入し、あと作曲年代順に、「未完成]が第8番、「ザ・グレイト」が第9番とされました。さらに国際シューベルト協会が1978年のドイチュ目録改定で見直し、第7番「未完成」、第8番「ザ・グレイト」とし、今ではこう呼ぶことが多いようですので、ここでも第8番としておきます。(因みに、今日われわれが演奏する楽譜にはNr.7 と大きく印刷されていますので、ステージの近くに座っていらっしゃる方には見えるかも知れません。)
 この曲は1825年、旅行先のゲムンデン、ガシュダインで書き始められ、翌26年にかけて作曲されたと考えられる曲で、ずっと失われたと思われ、その後シューマンがシューベルトの遺品の中から発見した「ザ・グレイト」と同一のものであると結論づけられました。シューベルトはこの曲をウィーン楽友協会のために作曲したのですが、長大で難解すぎるという理由で演奏は拒否されてしまいました。代わりに同じハ長調の第6番が協会に渡されたのですが、これもシューベルトの死後にやっと演奏されたのだそうです。
  「ザ・グレイト」はシューベルトの死後、この曲を発見したシューマンに勧められて、メンデルスゾーンが1839年に初演しました。しかしその後もオーケストラ(の楽員)にかなり敬遠されていたようです。長いとか、難しいとか、管楽器にとっては休みが長過ぎるとがいろいろ理由はあるのでしょうが、シューベルトは音楽のことしか考えていなくて、演奏する人たちのことなど考えちゃあいなかったのかも知れません。今でも、シューマンが言った「天国的に長い」という評がよく引用されます。でも、にそれは決して悪い意味ではなく、彼はこの曲を高く評価していたようです。聴く方としては、気持ちよく聴いているうちにふと眠ってしまって、ハッと気づいても「なんだ、まださっきと同じように美しいシューベルトが鳴っている」なんてのも実に幸せなんですが、演奏する方としてはそうもいきません。最後までしっかり緊張感を保てるよう、練習を重ねたつもりです。
 曲の構成は、ごくオーソドックスに第1楽章は(ゆっくりした序奏付きの)ソナタ形式、ゆっくりな第2楽章、第3楽章は速い3拍子のスケルツォ、そして快速の第4楽章です。なお第4楽章の途中にべートーヴェンの「第九」が引用されているところがあります。聴いていて思わず、にやりとしてしまいます。









シューマン、ロベルト・アレクサンダー Schumann ,  Robert Alexander 1810 - 1856
交響曲第3番 「ライン」
 2013年の定期で。
 前にピアノ協奏曲をやった時もヘミオラで苦労したが、ラインも曲の冒頭からしてヘミオラなのだ。そんなにヘミオラが好きか。冒頭からヘミオラなのなら、3/2で書きゃあいいじゃないかと思ってしまうが、それでは面白くないのだろう。大きな3拍子だが、四分音符をきちんと意識しないとリズムがハマらない。むずかしい。





















シューマン、ロベルト・アレクサンダー Schumann ,  Robert Alexander 1810 - 1856
ピアノ協奏曲イ短調
  所属するアマオケでやることになっているのだが、3楽章のヘミオラが難しくて、どうしてもスコアが見たくなって購入。なるほどこうなっているのか、とは理解しても演奏は難しい。ヘミオラの所はは二分音符の三拍子なのだが、三拍目(付点部分)が強い拍として書かれているのかな。(強い拍だが一拍目ではない)おまけに、当然とは言え、四分音符の三拍の部分からの連結部分は四分音符の三拍なのか、ヘミオラなのかよくわからないように書いてある。プロも足を出すらしいが、全然自信がない。何回練習できるのかなあ。





















セブシック Sevcik
School of Bowing Techniqe,Op.2

 セブシックは、前に楽譜屋でのぞいたことがある気がするが、すぐ閉じて棚に戻してしまった。僕には用のない物だ。
 だいたい、チェロの先生についたのもごくわずか、そもそもまじめに練習したことはほとんどない。練習曲みたいなのも全然やらないし、Dotzauerの1冊目はだいたい弾いた(つもり)けれど、オーケストラの曲を必要に迫られてさらうくらいで、まったく不真面目なもんだ。
 セブシックを今見ても、やっぱり全然やる気がしないなあ。役に立つのかもしれないけれど。
 こういうのって、必要に迫られて自分で考える物ではないか、という気はする。曲の難関部分を取り出して練習するとき、左手が難しいように見えて実はボウイングが難しいと言うことがよくある。開放弦で練習し、左手を付ける。余裕のあるときは、逆の弓でやってみるとか、違うアーティキレイションでやってみたりする。やっぱりセブシックはいらないという気がしてならない。
 レッスンについたら、まじめにやらないといけない。きっと、効率的にうまくなるに違いない。不真面目ですみません。






ショスタコーヴィッチ、ドミートリイ・ドミートリエヴィチ Shostakovich,Dmitrii Dmitrievich
交響曲第5番「革命」

 古巣の市民オーケストラの今度の定期のメインは、ショスタコーヴィッチだとさ!(^^;)

 ショスタコーヴィッチはヴィヴァルディと並んで嫌いな作曲家だった。知り合いが、「5番、良いよう」みたいなことを言っていて少しは一生懸命聞いたのだが、なんというか、なんて空虚なというか、軽薄に近い曲なんだろう、と思った。全然繰り返して聞こうという気にならない。
 でも、それこそが作曲家の書きたかったことらしい。つまり、ソビエト時代、「歓喜の終楽章」の装いの下、喜びさえも、喜べと命じられたのだ、と言うことらしい。そうだとしたら、まさにそんな感じで、たしかにこれは天才の作品なのかも知れない。
 でもだからといって、この作品を自分の楽しみのために聞こうという気にはなれないなあ。

 借りてきた楽譜を自分の練習のために一部コピーした。ところどころに不思議な書き込みがある。(練習番号109、ほかにも同じようなのがいくつかある)110のところのは拍を表しているのだが、これはなんだかわからない。他のもわからない。
 大騒ぎして、元譜を確認してみると、なんと!そんな書き込みはどこにも、ない!
 どうやら、消しゴムのカスが元譜にくっついたままコピーしたらしい(^^;)。まいったまいった。










シベリウス 、 ジャン Sibelius , Jean
アンダンテフェスティーボ

 2017春の団内アンサンブル大会、引き続き「さわやかコンサート」のアンコールとして。
 弦楽合奏のためのもの。何度も何度も繰り返すだけでなんの工夫もなく、最初の練習の曲の真ん中まで来たときには、もう飽きていた。でも指揮者は構成を考えた盛り上がりやら、区切りやらいろいろ指示してくれた。でもやっぱり飽きた。









シベリウス 、 ジャン Sibelius , Jean
交響曲第1番 ホ短調 作品39 

 シベリウスは2番が一番アマチュア(に限らず?)取り上げられる。うちのオケでも2番をずいぶん昔に取り上げたが、ちょうど
次女のことでそれどころじゃなくて休団してた。
 2017年さわコンで取り上げることになった。長大なクラリネット(とティンパニ)のソロで始まる。へえ!そりゃあクラリネットとしちゃあやりたいのかもなあ、やらせてやるか、と思って賛成したのだが、なんだよとんでもない曲だ。とてつもなく難しいし、ともかく疲れる。もう、二度とあいつの推薦する曲は賛成しないと誓った。アマチュアは近づくべきではない。

シベリウスでまいったのは、わけのわからない、というか細かすぎるシンコペイションだ。1楽章にも2楽章にも4楽章にもある。4楽章のは4拍子の8分音符だからどうにかなるが、1、2楽章のは難しすぎる。とうとう最後までわからなくて、本番はコンミスとトップに必死であわせようとした。あわせられなかった。
1楽章


  2楽章のもの

  4楽章にも










スメタナ、ベドジフ(またはベドルジハまたはベトルジヒ?ドイツ名フリードリッヒ?)Smetana , Bedrich(rにチェコ語の記号)またはFriedrich(1824-1884)
交響詩「わが祖国」から モルダウ
 2010年古巣の市民オーケストラでやった。
 昔「わが祖国」なんてほとんど価値がない、せいぜいモルダウしか要らない、みたいな評論(だれだったかな、週間FMだったような気がするが)を読んで以来、なんとなく気持ちが入らなくて、ほんとに一生懸命聞いたことがない。モルダウもきれいな曲だとは思うけれど、なんというか、高揚感なんてないなあ。
 チェロは2部に分けて書いてある。全然別の楽譜になっているので、裏表ではなくて、普通は奇数プルトと偶数プルトに分けるのだろうか?でもうちは前のほうと後ろのほうに分けることになった。後ろのほうがコントラバスと同じことをやっているところも多いようで、こちらのほうが良いような気がするが、どうだろうか?
 川の流れを現す最初のあたり、少なくとも弦はそんなにきちんとそろってきちっと弾かなくてもいい、川の流れってそんなそろってないでしょ?と指揮者が言ってくれて、なるほど、良かった良かった、要所要所があっていればいいんだろう。楽譜はimslpでパート譜も手に入る
 http://imslp.org/wiki/Vltava,_JB_1:112/2_%28Smetana,_Bed%C5%99ich%29

 練習記号 I(アイ) 295小節目のところ。214(4は拡張ポジション)31で弾けば、ポジションの移動が不要なのだが、うーん、むずかしいかなあ。eをハーフポジションで2で取る方がいいのかもしれない。
 303小節の所は完全に半音高いだけだから、同じことをすればいい。



 メロディーだけだったら、ピアノとの小品となって
チェロ名曲31選 藤沢俊樹編に収められている。










ヨハン・シュトラウス2世( Johann Strauss II )
喜歌劇「こうもり」序曲
 こうもり序曲はずいぶん何回もやったことがある。最近では2007年、古巣でやった。そのときは僕がプログラムの解説を担当した。

 「ワルツ王」ヨハン・シュ・トラウスⅡ世(1825〜1899)は、父や弟とともに、数多くのワルツやポルカなどを作曲、演奏して大いに名声を博しましたが、晩年には何曲ものオペレッタ(喜歌劇)を手がけ、[オペレッタの王]とも呼ばれているようです それらの作品の中でも最高傑作といわれているのがこの「こうもり」です。
 オペラやオペレッタの序曲は、そのオペラのいい場面がちりばめられ、「これから始まる!」という浮き浮きした気分を盛り上げるような曲が多いのですが、この序曲も本当にそんな感じです。美しい旋律、なんとなく足早で思わず駆け出してしまったようなリズム。今日の演奏が皆様に楽しんでいただけるものにできればうれしいのですが。










チャイコフスキー 、 ピョートル・イリイチ Tchaikovsky, Pyotr (1840 — 1893)
幻想序曲「ロメオとジュリエット」Romeo and Juliet (overture-fantasia)

 2014年に定期で。
 やたらに転調していてまいる。図のところはフラット4つにさらに二つついているので、Es-mollか。さらにナチュラルがついているところはF-mollの旋律的短音階か。


 Kの下、やたらにシャープのついているところはFis-moll(旋律的短音階)。disから134、124、14、、、と取っているのだが,Fisが主音だとするとcisから124,134(あるいは0),,,と取るべきかもしれないなあ。








チャイコフスキー 、 ピョートル・イリイチ Tchaikovsky, Pyotr (1840 — 1893)
バレエ音楽「白鳥の湖」

 2014年5月の「さわやかコンサート」でのメインは白鳥の湖。IMSLPには二つの組曲と、全曲版が登録されている。組曲では物足りない、と言うことで、全曲版から、わがオーケストラ特別抜粋組曲を演奏する。全曲版の楽譜(パート譜)が手書きでとても読みにくくてまいる。
 僕にとっての難所は、1幕の情景の16分音符の連続、ワルツのメロディ、チェロのソロはトップが弾くからいいが、最後のフラット6つのあたり、 最後の最後は音が高くてまいる。ワルツのフィンガリングは、INTERNATIONAL MUSIC COMPANY の ORCHESTRAL EXCERPTS (1巻のP.57)が参考になった。









チャイコフスキー 、 ピョートル・イリイチ Tchaikovsky, Pyotr (1840 — 1893)
バレエ音楽「くるみ割り人形」
 アラビアの踊りは終止伴奏で、疲れる。60回もやるgの連続。あたりまえのようにg線の解放とd線でやっていて、譜ヅラよりずっと難しいと思い続けてきた。オケの若い子が上はハーモニックスでいいんじゃないですかねえと言う。そうか!気づかなかった。いや、実に簡単なのだ。感心してしまった。自分が気づかなかったことにも。練習番号Cから、スタッカートがついているが、最初の音はもう少し長さが欲しいのだそうだ。前のフレーズと中身は同じなのだ。なるほど!こちらも何も考えてなかった。









チャイコフスキー 、 ピョートル・イリイチ Tchaikovsky, Pyotr (1840 — 1893)
ピアノ協奏曲第1番
 チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番(チャイコフスキーに誰も知らないピアノ協奏曲第2番があると言うことは知っていたが、今IMSLPを見たら、第3番まである!)は2013年の定期で。
 フラットばかりでむずかしい。最初からメロディーで「おいしい」が、むずかしい。あとは難所がいくつか。1楽章、アラブラーベのところは音階なのだが、ともかく速いし、臨時記号ばかりだ。中身はそんなに難しくないはずなのだが。2楽章練習記号Tからともかく速いから充分練習しておかないとならない。

 3楽章もフラット5個の音階。そんなに難しくない。練習しよう。222小節目から、むずかしいのは言わずもがなだが、何回かある移弦をともなう所がむずかしい、付点にできない。263小節目はaを2で取って5度下のdは1で取るべきだろう。だから262小節目は2121。263小節目は44で大丈夫。




チャイコフスキー 、 ピョートル・イリイチ Tchaikovsky, Pyotr (1840 — 1893)
ヴァイオリン協奏曲
 2016年の古巣の定期で。












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テレマン,ゲオルク・フィリップ Telemann, Georg Philipp(1681-1767)
ファゴットソナタ(リコーダーソナタ) ヘ短調
 リコーダー奏者にとってはとても有名な4つのソナタの3番目 「忠実な音楽の師」にファゴットソナタとして収録されているが、テレマン自身リコーダーでも吹ける、としている。どうも当時あるいはテレマンが、リコーダーとファゴットは同じようなもんだ、と思っていたらしく、この曲以外にも、これも有名なトラベルソ2本、リコーダー、通奏低音の4重奏曲(ターフェルムジーク第2集)のリコーダーもファゴットでもと書いてある。ほかにもあったような気がするが、おぼえてない。
 ファゴットソナタだったら、チェロでも弾けるんじゃないかと思ってリコーダー用の楽譜を見て、弾こうとしたが、ト音記号を2オクターブ下げて弾くの難しい。ヘ音記号だと思って弾くと1オクターブと6度下げることになって、シャープを4つ付けて、と言うことはおお、シャープが全部消えて、イ短調だ。こちらの方が易しい。また音もこちらの方がチェロの響きにあっているんじゃないか。ヘ短調の響きがない?そうねえ、でも弦楽器だから元々それ程、ヘ短調だからと言って、暗い響きでもないし・・・。最高音はh(第一弦の1オクターブ上の更に2度上)になる。一度だけだし、それ程難しくない。むしろ速いパッセージが難しい。通奏低音のほうがそのまま楽譜を見て弾くことはできないね。全体的に難易度4か。2002.7.13







テレマン,ゲオルク・フィリップ Telemann, Georg Philipp(1681-1767)
テレマン チェロソナタニ長調 TWV 41:D6
 テレマンのチェロソナタニ長調は、僕にも楽しめる数少ないオリジナルのチェロソナタだ。忠実な音楽の師に収められているせいだろう、昔から有名のようだ。(僕は何年か前まで知らなかったけれど。)1. Lento 2. Allegro 3. Largo [minore]  4.Allegro の4楽章。易しいと思うけれど、それでも楽しむには練習が必要だ(僕には)。楽譜はIMSLPですべて手に入る。











ヴェルディ
椿姫序曲
 2013年=ヴェルディの生誕200年に所属する市民オケで「さわやかコンサート」で演奏した(アンコールで)。アマチュアプレイヤーとしてはヴェルディは序曲くらいしか演奏する機会はないかな。まあいいか。



















ヴィヴァルディ
チェロソナタ
 ヴィヴァルディのチェロソナタは、アマチュアチェロ奏者にとってとても重要だ。楽譜はSchottからセットででしているED4927を持っているのだが、鈴木秀美のサイトによると、それとは別にもう3曲が筆写譜の形で残されていて フランスの出版社フュゾー(Fuzeau, ウェブサイトは www.fuzeau.com、英語サイトは http://facsimiles.fuzeau.com/v_anglaise/index_gb.htm )から全ての資料のリプリントをセットにしたものが出版されているそうで、 これから購入するならこちらがおすすめだ。6曲セットのソナタは、ヴィヴァルディが亡くなる前年の1740年に出版されたもので、最晩年の作曲であり、生前に出版された最後の作品だそうだ。天才の晩年の作品を「小学生用」と片付けてしまうのはなんとも罪深い話だ、というのだが、どうも僕自身はヴィヴァルディは好きじゃない。

ヴィヴァルディ
チェロソナタ第1番変ロ長調
 Largo Allegro Largo Allegro という定型4楽章。でもラルゴだし、ヴィヴァルディだし、情感も何もない感じ。最初もメロディがすごくヴィヴァルディらしく感じられる。好きな人はこれだけでも良いなあと思うのかな。1,2,3楽章に3連譜が使われていて、3連譜の曲と言う印象を受ける。2楽章難しい。49小節目から下のGは全て開放弦だろう。3楽章付点が跳ねないように。4楽章5小節目、変なボウイングが書いてあるが、弓順の方が良いと思うがどうだろう?



ヴィヴァルディ
チェロソナタ第2番ヘ長調
 ヴィヴァルディもどうせみんな同じじゃないかと思ったが、どうしてどうして面白い。2楽章の冒頭広い跳躍が難しい。こことか、終楽章のドタドタした感じとか、なかなか面白いなあ。



ヴィヴァルディ
チェロソナタ第3番イ短調
 ヴィヴァルディのチェロソナタ第3番を弾いていたら、妻が鼻歌で邪魔をする。何 だコイツ、と思ったが、良く聞いてみると似ているんですね、この曲の2楽章の冒頭 と、ナウシカの回想シーンや、黄金の平原に降り立つ、と言う場面の音楽。ホントに ほんのちょっとだし、ぜんぜん違うよ、と言われてもそうですね、としかいいようが ないのだけれど。なんとなくうれしくなったことでした。



ヴィヴァルディ
チェロソナタ4番
 定型の4楽章。
 あんまり余計なことが書いてなくて良いショット版だけれど、これはいくつか、?。
 2行目、10小節目のトリルは基音から上に一個だけ書いてあるけど、普通に上からのトリルで悪いわけがない。
 16小節目は全てモルデントにしてあるけど、全部トリルの方が良いと思うけどなあ。
 3楽章。これ、1番の2楽章と同じじゃん。このいい加減なところがヴィヴァルディなのか?
 4楽章。3連譜と移弦によるスラー(って言う言い方で良いかな?)、リズムが難しい。もともと「走ってしまう」し、、、
 この曲のせいなのか、僕のコンディション(精神状態?)のせいなのか、この曲にはあまり魅力を感じなかった。



ヴィヴァルディ
チェロソナタ第5番
6曲のチェロソナタの中では比較的易しいと思う。1楽章Largoはとてもロマンチックな旋律で美しい。Allegroなかなかおもしろい、こういう機械的な音形がともすると軽薄になるのが、ヴィヴァルディなのだが、音がチェロだから低くて、軽薄に聞こえないのかもしれない。29小節目pのhからはhを3でとって、以下134、3134。次の小節を2124というフィンガリングのほうが違う弦の違う音色でおもしろいと思うのだが。3楽章。装飾を入れたい。そのまま弾くなら「もう一つの」アーティキレーションにして、ほとんど全部、1小節ごとにダウンアップの繰り返し(2小節のdもダウンアップ)がいいと思う。第4楽章。最後の3小節親指を使わずに、142414、214124のほうがいいと思う。





ヴィヴァルディ
チェロソナタ第6番 変ホ長調
 久しぶりにヴィヴァルディを弾いた。なかなか良いなあ。なんていうか、大人の音楽という感じがするのはヴィヴァルディにしてはすごいと思う。(すみませんアマチュアのたわごとです。)
 鈴木秀美(ガットカフェ)に言わせれば、アマチュアが取り上げる物はバッハの無伴奏かヴィヴァルディと言う感じだし、子供の教材として受け取られているようだけれど、これらは晩年の作でお稽古で取り上げる
ような音楽ではない、とのこと。全くそう感じる。
 Preludio(Largo),Allemanda(Allegro),Largo,Corrente(Allegro)の4楽章。
 ヴィヴァルディはあまり好きじゃないが(しつこい)、1番からもう一度少しまじめに取り組もうか、、、





ヴィヴァルディ
調和の霊感 作品3から3番ト長調
 調和の霊感(調和の幻想)は知り合いのヴァイオリン教室のH先生に誘われてずいぶん経験した。市民オーケストラを活動の中心にしていると、弦楽合奏すらあまり経験しない傾向にあるので、ありがたいことだ。
 3番ト長調は1本のヴァイオリンと弦楽のための協奏曲で、調和の霊感のなかでもまとまった曲という評価があるらしい。
 3楽章が典型的なイタリアのジーグで、チェロも走り回らなければならず、とても大変だ。初めての練習ではボロボロだった。そのせいもあるのだろう、小節ごと、最初の音を強調してくれれば後はどうでもいい、みたいな感じで言われてしまった。ま、確かにそういう面もあるだろう。2回目の練習のときに、名人が参加してくれて、鮮やかに弾いてくれた。小節頭を強調と言われていたし、弓の元のほうで一生懸命弾いていたのだが、名人は弓の先1/3くらいのところを使ってひとつひとつの音をきちんと弾いていた。なるほど。







ヴィヴァルディ
調和の霊感 作品3から5番イ短調
 5番イ短調は二つのヴァイオリンと弦楽のための協奏曲で、ヴァイオリン教室の生徒さんがとても鮮やかに弾いてた。
 1楽章の途中、長い休みがあるのだが、ソロにフェルマータがあって(古典派のカデンツァではないようだ)、その再開が小節の途中、3拍目からなのだ。不勉強で、訳がわからず、休みの数が数えられず入れなかった。10小節の休みの6小節めの途中にフェルマータがあり、再開は3拍目。3,4のあと4小節休みだ。





















ヴィヴァルディ
調和の霊感 作品3から10番
ヴィヴァルディの調和の幻想の10番は、4つのヴァイオリンとチェロのための協奏曲で、知らなかったが、バッハの1065に編曲されたやつらしい。2010年にH先生のところのアンサンブルでやった。ソロも弾いた。
 パート譜までimslpで手に入るので、そこにある(初版1711の?)ファクシミリを印刷して練習していた。当日リコルディ版を渡されて弾いたが、現代譜はやはり見やすい。
 ソロはやはり難しい。特にオクターブの跳躍が1楽章にも3楽章にも出てきて、苦労する。遅いと何度か注意されたが、途中でいやむしろ落ち着いて弾いたほうが合うのだ。どうやら、聴いて合わせようとする意識が、遅れて出てあせる、という悪いパターンにつながっていたらしい。流れを感じて弾き始めてしまわないといけない。途中何度か、自分の音も美しくからんでうれしかった。








ヴィヴァルディ

和声と創意への試み作品8から1番 四季から春
 アンサンブルが難しい。
 1楽章、37小節目からのスラーのフレーズが難しい。もっと練習しなければ。
 44小節目からは雷鳴、独奏ヴァイオリンは稲妻。良く聞かないと合わない。(すみません)
 2楽章は低音はお休み、ってのがうれしい。(^^) ヴィオラのそれは犬が吠えてるんだから、もっと吠えて!
 3楽章、Eulenburg の楽譜は16小節目の3拍目は間違っている。正しくはaisではなくてhとのこと。35小節目、79小節目などは、独奏ヴァイオリンと打ち合わせ。









ヴィヴァルディ
弦楽のための協奏曲 ハ長調 RV114
  2017春に、H先生のVn教室の発表会、弦楽アンサンブルの定期で。付点のAllegro 、全音符が2つしか書いてないAdagio(ブランデンブルク協奏曲3番!)、Ciacconaはチャッコーナだろうなあ、単純!、の3楽章。
 IMSLPには総譜しか載っていない。













ヴィヴァルディ
チェロ協奏曲 イ短調 RV 422
 ヴィヴァルディはチェロ協奏曲を20数曲書いていて、ナクソスからCD4枚だったか出ているはずだ。この曲の楽譜はIMSLPでファクシミリの総譜が見える。リコルディ版が出版されているようだ。
 2012年5月、知り合いのH先生主催のアンサンブルで、アマチュアとは思えない名人チェロで演奏した。もちろん僕はソロでなくて、通奏低音。この曲を生で聞くことはもちろん、演奏するのだって、こんな経験ができるなんて、滅多にないことで、本当にありがたいことだ。
 ソロが低音なので、バランスが難しい。何度も何度も、通奏低音は主張しないでくれ、ソロを越えないでくれ、と暗にうるさいと言われてしまった。すみません。2楽章は通奏低音とソロチェロのデュエットなのだが、今回はチェロとコントラバスのみで、鍵盤楽器が欲しかったなあ。ソロは普通の通奏低音の歯切れを求め、指揮者はイタリアものだからもっと粘って、と相反することを要求されて参った。もちろんもっとうまければそれらしく弾けて、そうすれば、なんであれ、ああ、それで良いですよ、と言われるものなのだが。






ワーグナー、リヒャルト  Wagner

ローエングリン第1幕への前奏曲
 2012年古巣の市民オーケストラで。
仕事やら、風邪引いたりで、本番前にずいぶん休んでしまった。そして、ひさしぶりに行ったら、この曲で、最初が35小節も休みで、うれしかった(^^ゞ。
 本当に涙が出るほど美しい。













ワーグナー、リヒャルト  Wagner

ローエングリン第3幕への前奏曲
 ローエングリンのローエングリン第3幕の前奏曲は、その後に結婚行進曲がつづく(らしい)。
 とてもワーグナーらしく、いかにもそんな感じのとても高揚する曲だが、ワーグナーだ、音楽からほんの少しのうさんくささを感じてしまう。(ぼくだけ?)










ワーグナー、リヒャルト  Wagner

ニュルンベルクのマイスタージンガー前奏曲 
   マイスタージンガーは学生のときにもやった。高揚するし、好きだ。今回たぶん40年近くぶりにやることになる。学生のときよりは他のパートが聴けるようになったかな?  スコアを持ってることに気づきひっぱり出したが、外はやけてるが中のなんときれいなこと!学生のときに買ったのだが、ほとんど開けたことないんじゃないか。400円と書いてある















以下 曲集





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チェロ小品集 一柳信二編

 一頃ずいぶんよく見かけたので、安心していたら、絶版のようだ。音楽之友社から6集まで出ていた。見るからに音域が高くて、難しい曲が多い、と言う印象で、僕は白鳥めあてに3集だけ購入した。難しくてほとんど一曲も弾けない。
 有名なベートーベンのメヌエットがニ長調で、最高弦の開放の6度上のfisから始まるなんて、、、
 そう言うわけで、絶版でもあまり惜しくない。むしろ最近はレイトスターター向けの易しそうな曲集やら、カラオケやらいっぱい出ていて、いい時代だし、チェロは人気の楽器なんだなあ、と思うことしきりである。








2本のチェロのための名曲選〈初級〜中級〉 中島隆久(編)レッスンの友社

 HPを見るとどうやら売り切れで、再販未定らしいが、この曲集はなかなか良い。
 初級〜中級とあるが、上級者向けではないかもしれないが、初級で楽しむには難しすぎるよなあ。解説とワン・ポイント・アドヴァイスがついているのも良い。
 曲は
クンマーの二重奏曲 ハ長調 Op.126-1
キラキラ星の主題による変奏曲 中島隆久
サカサマカノン モーツァルト
モーツァルトの主題による変奏曲 Op.15-1 より Dotzauer
2本のチェロのためのソナタ ト長調 バリエール
アヴェ・マリア バッハ-グノー-クンマー-中島隆久
二重奏曲 ハ長調 Op.2-1 ブレヴァール
ソナタ形式の二重奏曲 ハ長調 Op.8-4 Cirri












チェロ名曲31選 藤沢俊樹編
 チェロの小品集ではこれが最もオーソドックスではないだろうか。簡単なコメント(演奏上の注意)が書いてあるのもよい。
 白鳥 エレジー(マスネ) バッハの(偽作の)メヌエット 
モルダウ グリーンスリーブス わが母の教えたまいし歌 ロンドンデリーの歌 メヌエット ソナチネ(ベートーベン)イエスダデイ サンライズ、サンセット 愛の賛歌 ラルゴ(ヘンデル)ジムノペディ1番 トロイメライ アリオーソ(バッハ) G線上のアリア 感傷的なワルツ 春の歌 エンターテイナー 美しきロスマリン シューベルトのセレナーデ 夢のあとに シチリアーノ エレジー アンダルーサ ギターの調べ ミツバチ コル・ニドライ 
 



大人のスタンダード for Cello 正富 一成 (監修 石黒 豪)

 カラオケCDにメロディーは入ってないので、どこだかわからなくなるともうお手上げだ。フェイクはまあ、そんなにむずかしくない。サックス奏者が書き、チェロ弾きが監修してる。練習のガイドが書いてある。たとえば「夢の後に」はオクターブあげてないし、初心者〜中級向けなのだろう。少しずつ楽しめたらありがたい。
大人のスタンダード 【カラオケCD付】 for Cello フェイクが決まる!解説&ミニ・レッスン付き
この1冊で、カッコよく吹けるようになる!フェイクが決まる!解説&ミニ・レッスン付き
正富 一成 監修 石黒 豪
各曲の解説ページの演奏ポイントやエクササイズでは、あんな風に弾きたかった!という初級者の悩みを解決、カッコよく弾ける秘訣をわかり易くひも解きます。アメリカンポップス、Jポップ、シネマやクラシックなど、カラオケCDと一緒に思う存分弾きまくりましょう!
1 ベンのテーマ Ben 作曲:Don Black/Walter Scharf
2 遥かなる影 (They Long To Be) Close To You 作曲:Burt Bacharach
3 スマイル Smile 作曲:Charles Chaplin
4 この素晴らしき世界 What A Wonderful World 作曲:Robert Thiele/George David Weiss
5 Someone to Watch Over Me 作曲:George Gershwin
6 マイ・ファニー・ヴァレンタイン My Funny Valentine 作曲:Richard Rodgers
7 スターダスト Stardust 作曲:Hoagy Carmichael
8 スカボロー・フェア Scarborough Fair
9 エトピリカ Etupirka 作曲:葉加瀬 太郎
10 Summer 作曲:久石 譲
11 いとしのエリー 作曲:桑田 佳祐
12 スイート・メモリーズ Sweet Memories 作曲:大村 雅朗
13 木星(「惑星」より) Jupiter 作曲:G.T.Holst
14 ムーンライト・セレナーデ Moonlight Serenade 作曲:Glenn Miller
15 G線上のアリア Air on the G-String BWV.1068 作曲:J.S.Bach
16 夢のあとに op.7-1 Apres un reve 作曲:G.Faure
17 クリスマス・ソング The Christmas Song 作曲:Mel Torme/Robert Wells
18 リベルタンゴ Libertango 作曲:Astor Piazzolla
SBNコード 978-4-636-84922-6 C0073






チェロで弾く世界の名曲1 三木敬之編
 この曲集はなんだか難しいのばかりだし、チェロ名曲31選 藤沢俊樹編とダブってるのが多くて買うんじゃなかった。でも最初の白鳥のボウイングは弾いてみてなるほど!と思った。
 白鳥、ホフマンの舟歌 トロイメライ ソルヴェーグの歌 エレジー(マスネ) アヴェ・マリア ユモレスク シューベルトの子守歌 ブラームスの子守歌 夢のあとに エレジー(フォーレ)




スタジオジブリ作品集
 2002、3月初版で出ている。(その後改訂版が出ている2003jul.?)カラオケ版とピアノ伴奏版がある。チェロだけでなくヴァイオリンも(それからフルート版、リコーダー版も?)あり、しかもほぼ全く同じ内容のようだ。実はヴァイオリン用のカラオケ版とチェロ用のピアノ伴奏版を持っている。そして、ヴァイオリン版のカラオケにチェロであわせている。全般的に易しくてよい。でもヴァイオリンとチェロで同じ調性では5度分チェロの方が高いところを弾かなければならない、やっぱりチェロは難しい楽器になってしまうなあ。
 簡単なコメント(演奏上の注意)が書いてあるのもよい。

「風の谷のナウシカ」(オープニング)
風の谷のナウシカ(シンボル・テーマソング)
 あまりおもしろくない
空から降ってきた少女
 メロディーがきれい。リズムはいい加減なほうが良いと思う。
となりのトトロ
 定番。
さんぽ
 初心者にも付点のボーイングの練習に最適。
ねこバス
風のとおり道
風の見える街
旅立ち
仕事はじめ
晴れた日に
おもひでぽろぽろ
 あんまりおもしろくない
愛は花・君はその種子(THE ROSE)
 よくしらない
時には昔の話を
 この曲を楽器でカラオケで弾いてもおもしろくない。
Flying boatomen
いつでも誰かが
たぬきはいま…(エピローグ)
エンゲルス・ツィマー(天使の部屋)
カントリー・ロード(TAKE ME HOME,COUNTRY ROADS)
もののけ姫
アシタカせっ記  このせっ記の「せっ」は、草冠の真ん中がないやつに耳を二つ横に並べた漢字なのだが、この字のせいで大騒ぎしてしまった。
 そもそも読めない。ヴァイオリンカラオケ版はふりがなが振ってある。コンピュータじゃあ出やしないし、漢和辞典にも載ってないぞ。インターネットで調べると「せっ記というのは草に埋もれ、耳から耳へ伝わる話」と言うようなことが書いてある、なるほど。じゃあ、と漢和大辞典(10数巻、全部で1m位の厚さのやつね)で調べたが、それにも載ってないぞ、こんな漢字。嘘字じゃないのか。しょうがないなあ、宮崎駿。
 久石譲のメロディーはきれいだ。
アシタカとサン
ふたたび
あの日の川
いつも何度でも
(2003jul.)








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