
日本ではちゃんとドラッグをやるには人脈が必要です。そういった人脈を自慢する人は嫌われます。また「ドラッグは悪い物」と考える人が圧倒的多数を占めているので、話の出来る相手は限定されます。しかし、ネパールではとりあえず誰でもやれるので、みんな気軽にドラッグについて語ってます。ネパールのドラッグは愛好家には高く評価されています。ことポカラに関しては、毎年のようにやって来て、ビザの期限ギリギリまで居座る人が後を断たないようです。ガンジャ(はっぱ)、ハシシ、LSD、チャラス(=ハシシです。2005/1/12訂正)なら入手は容易。特にガンジャはかなり質の良いものが安価で手に入り、取り締まりも厳しくありません。日本で数万円するような重箱サイズのガンジャが300ルピー。名物オヤジの話では、ネパールはアムスに次ぐマリファナの穴場なんだそうです(インドは質が悪く、タイは取締りが厳しい。先日もフルムーンパーティで日本人が逮捕された。ジャマイカ近辺は治安が悪い。以上、オヤジ談)。ところで、ネパール人の友達は「最近外国人がキノコを食ってよく死ぬ」と言ってました。やってる人は見なかったけど、どうなんでしょう。
ヒンドゥ教ではガンジャは神聖なものとされていて、サドゥ(ヒンドゥの修行者)は国王の前でガンジャを吸う事が許されています。「サドゥ吸い」という吸い方があって、みんな真似してました。ちなみに麻薬所持で捕まりそうになった知り合いは、「俺はサドゥだ!」と言い張り、サドゥ吸いをしてみせたところ、逃がしてもらえたと話していました。サドゥの所には最高級のハシシが集まってくるそうです。一度友達に分けてもらったのですが、かなり強力です。
さて、上記の名物オヤジですが、やたら自分のドラッグ経験を自慢する割には、人のガンジャを横取りしたり、みんなでキメてる時に焼肉の話を始め私をバッドに陥らせるなど、かなり人騒がせなヤツでした。相性の悪い人と一緒にガンジャをやると大変危険です。危ないと思ったら場所を変えましょう。オヤジ、ビザが切れるとかでいつのまにかいなくなってました。ラッキー。同室の人は割と気が合う人で、部屋でよくトランスをかけてくれました。ガンジャ好きの人の中にはラジカセやウォークマン(パソコンのスピーカーで再生。タイで買って来る人が多いみたい)を持ってきている人もいて、思い思いの音楽を流してました。トランスの他に、レゲエやダブ、サイケデリックロック等、やはりガンジャと相性のいい音楽が人気あるようです。窓の外に広がるヒマラヤ山脈を眺めながら、お気に入りの音楽でガンジャをきめるのは、このうえない贅沢といえましょう。ただし、こういった話は、読んでいてもちっとも面白くないと思いますので、ぜひ自分で行って確かめてみてください。渡航費は決して安くはありませんが、投資をする価値は充分にあります。心をコントロールする難しさを知り、自分自身の中にある未知の世界を発見することは、人生にとってかけがえのない経験になると思います。
ただ、ガンジャは合わない人には本当に合わないみたいで、吐いてしまう人や寝込んでしまう人もいました。お酒と同じで他人に強要するものではありません。また、全てのネパール人がドラッグに好意的なわけではない事を心に留めておくべきです。捕まる時は捕まります。たとえヒンドゥ教徒でも、生まれてこのかたガンジャをやった事のない人は大勢います。
出国にあたって
さて、万が一国外に持っていく場合は、情報収集から始めましょう。hotmailなどを使って、先に出国した人にどのようなチェックが入ったか聞いておくといいです。空港から出国する場合、かなり運に左右されます。私は深夜のフライトだったので口頭質問のみでアッサリ通れてしまいましたが、別の便で帰った友達は、2回もチェックが入った上、リュックの中身を全部出したと言ってました。
個人旅行者はなにかと怪しまれます。ブツは機内に預けてはなりません。犬(警察という意味ではありません)がいます。逆に、刃物やライターは機内に預けてしまいましょう。ハイジャック対策うるさいです。金属探知にひっかかると厳しいチェックが入るので、鳴りそうな物は持ち込まないにこしたことはありません。服装にも注意を払いましょう。レインボーカラー、ラスタカラーは良くありません。破れたジーパンもジャンキーの証とされているので避けた方がいいでしょう。トレッキング風の地味なカッコがベストだと思います。本物のトレッカーとつるむのも良いです。イミグレーションカードの職業欄には、studentと書くのが無難だと思います。決してmusicanと書いてはなりません。以前そう書いた人が、一人だけ別室に連行され、身ぐるみはがされたという話です。あと、機内食を全然食わないと、運び屋とみなされマークされる事があるようです。まずくてもちゃんと食べようね。ちなみにベジも頼むと出てきます。
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