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エジプトの雑誌『アル・オスブ』がサダム・フセインとラムズフェルドの会談記録を公表
このページの記事は後ろ3分の2ほどがその会談記録で構成されています。

サダム・フセインはイラク売り渡しを拒否
Saddam Hussein refuses to sell out Iraq

◆サダム・フセインとラムズフェルドの会談記録◆

original: al-Usbu‘
(Egyptian magazine)

http://www.elosboa.com/elosboa/issues/423/0401.asp
アルバスラ・ネット
2005年5月2日
http://www.albasrah.net/maqalat_mukhtara/arabic/0505/sadam_lqa_020505.htm
英訳:ムハンマド・アブ・ナスル
日本語訳: Shiro Yamamoto
Egyptian Magazine publishes transcript of meeting in prison
between Saddam Hussein and Donald Rumsfeld.

エジプトの雑誌がサダム・フセインとラムズフェルドの会談記録を公表
 2005年5月2日付のエジプトの雑誌『アル・オスブ』は、イラク大統領サダム・フセインと米国防長官ドナルド・ラムズフェルドの会談テキストを掲載した。会談はラムズフェルドが前回バグダッドを訪問したときのもので、彼はその期間に拘留中のイラクの指導者を訪ねた。『アル・オスブ』誌は、情報に通じた政治関係筋が会談の詳細を明かしたと報じた。

 『アル・オスブ』誌は、この会談が開かれた理由はアメリカ占領軍と同盟国および手下(訳註:現在のイラク傀儡かいらい政府)に対するイラク・レジスタンスの攻撃がエスカレートしてきたためだと報じた。その情報提供者は、米軍はここ3ヶ月のあいだに死傷者1600人を出し、彼らが公式に認めているのはその一部だけだとほのめかした。

 手元にある情報では、米大統領ジョージ・Wブッシュが側近と会議を開き、そこでイラクにおけるレジスタンスの武装攻撃を停止させる方法について協議されたとされている。イラクに軍隊を派遣している同盟国および他の諸国と米国との関係が劣化し続けるのを止め、米軍兵士の生命を救うためである。アメリカ政府の指導部は、サダム・フセイン大統領がテレビに出演し、イラク・レジスタンスに武装闘争の中止を求め、米占領軍によって設定された政治プロセスに参加するために政党結成を呼びかけるなら、それと引き替えに、彼を釈放してイラク国外のどこでも好きな亡命先に連れて行くことを提案するという決定に行きついた。

 ブッシュは即座にイラクに赴(おもむ)くという任務をラムズフェルドに与えた。それはイラク傀儡政府の編成を急がせ、占領されたイラクで米軍の監視下におこなわれた1月30日の選挙で選ばれたイラク人「指導者」と会談するためである。しかしそれと同時に、ラムズフェルドはバグダッド西郊にあるサダム国際空港そばの米軍捕虜収容所でイラク大統領サダム・フセインと会談することになった。

 サダム・フセインとラムズフェルドの会談は、伝えられるところでは、イラクの米占領軍司令官の立ち会いのもと1時間近くおこなわれた。ラムズフェルドはブッシュ大統領に報告を送って、会談を継続することにした。その報告のなかには、イラク大統領との会談記録も含まれており、イラクの将来に米国がどう対処するかという概要を提案するものだった。ラムズフェルドは、レジスタンス勢力およびサダム・フセイン大統領との政治交渉を続けるために、さまざまな方法を追求する必要性を強調したと言われている。

 ラムズフェルドは報告のなかで、イラク情勢がますます危険な状況になりつつあると強調した、と『アル・オスブ』誌は報じた。ラムズフェルドは次のように述べた−−アラブ人のレジスタンスは発展しつつある組織化された軍隊のようであり、よく訓練され、武器その他の後方物資の面でも重要な支援を受けてきた。ラムズフェルドはまた、イラク国内のレジスタンス戦士の数は今では活動的な戦士が40万人に達しており、その周囲では500万以上の民衆がレジスタンスに支援を送っていると述べた。

 ラムズフェルドは次のように述べた−−ファルージャで起こったことは安全面に否定的なインパクトをもたらし、レジスタンスは米国の遂行する「テロとの戦争」の成果をみずからに有利なように利用することに成功した、と。イラクの若者は今では互いに競ってレジスタンスの隊列に加わって戦うことを志願していると彼は指摘した。

 ラムズフェルドはまた次のことを確認した−−あちこちで声明を発表する多くのレジスタンス組織の名前は、イザット・イブラヒム・アッ・ドゥーリ副議長の指導下にあるバース党が組織した戦線にほかならない、と。

 米軍に対する武力攻撃のペースはひじょうに加速されており、今では毎日200件以上の攻撃が発生し、「有志連合軍」と傀儡の「国家警備隊」に何十人もの死傷者を出しているようなので、今後、情勢はさらに困難になるという予測をラムズフェルドは表明した。

 ラムズフェルドは多くのアメリカ人とイラク人の報告書を再検討してみたが、それはイラクにおける安全面の状況悪化を明らかにしており、犠牲者と物的損失の増大ゆえに兵士の士気が低下していることを明らかにしたという。

 米軍の隊列は深刻な物的損失に直面しており、アメリカのパワーを使い果たすかのように、今では毎週平均して少なくとも30台の軍用車両が損害をこうむっている−−ラムズフェルドが述べた。

 ラムズフェルドはさらに、レジスタンスが最近、対空ロケット・ランチャーといったロケット発射装置や大砲を含む部軍の最新兵器の貯蔵庫を捕獲したばかりだと明らかにした。さらに、米軍司令部が、これらの兵器はやがて武力攻撃とレジスタンス作戦の増大となって効果を発揮するのではないか、という懸念を表明したことも明らかにされた。

 『アル・オスブ』誌の記事によると、そうして彼の報告の最後では、双方の提案を議論しやすくするために、一時的な停戦が実現できるようになるまで、ラムズフェルドがサダム・フセインおよびその支持者との対話を継続するように要請したという。

 『アル・オスブ』誌は信頼できるアメリカの情報源からサダム・フセインとラムズフェルドの会談記録を入手した。以下がその会談記録である。

◆ フセイン大統領とラムズフェルド米国防長官との会談記録 ◆

Minutes of the meeting between
President Saddam Hussein and US Secretary of Defense Donald Rumsfeld

 訪問者がラムズフェルドだったことには驚いたであろうが、大統領サダムにはまったく神経質そうなそぶりはなく、ひじょうに穏やかにみえた。ラムズフェルドが口火を切った。

 ラムズフェルド:  イラク情勢について話しあうために会いに来た。われわれはイラクの内外で君の支持者の一部ともコミュニケーションをもったし、彼らもわれわれに君から話を聞くようにアドバイスした。

 サダム・フセイン:  それで君はなにを望んでいるのかね? 君たちの軍隊は誇り高いイラクの地を占領した。君たちはなんの法的根拠ももたない統治機構をでっちあげた。君たちは独立した自由な主権国の国家主権を攻撃した。そして君たちの血にまみれた文明を証言するものとして歴史に残る犯罪をおかした。そのうえに何をご所望なのかな?

 ラムズフェルド:  (怒りを隠そうとつとめながら) 過去のことには用はない。私が来たのは、明快な特別の提案をしたいからで、君から明快な特別の回答を聞きたいのだよ。

 サダム・フセイン:  (さげすんだように) てっきり謝罪に来て、権力をイラク国民に返すのかと思ったよ。

 ラムズフェルド:  私が謝罪すべきことはない。君は隣国に対して脅威だったんだ。大量破壊兵器を製造しようとしていたし、国民に対して独裁をおこなった。だから30年以上もイラク国民が直面してきた危険を取り除くために、われわれが彼らに支援の手をさしのべたのは当然のことだった。

 サダム・フセイン:  君が歴史を知らないことはよく知ってるし、君のところの大統領が無知そのものだというのも判っている。しかし君はあまりに長いことウソをついてきたので、君はそれを本当だと思いこんでしまったようだ。もし君のいう「隣国」というのがシオニストの政体(訳註:イスラエルのこと。イラクはイスラエルを国として承認してこなかった)を指しているのなら、それはその通りだろう。われわれはイスラエルに圧力をかけ、パレスチナの奪われた土地を解放する準備をしていた。その地はアラブ人のものであり、その住民はアラブ人であり、シオニストはその土地を占領しているだけなのだから、これはイラク人だけでなく、すべてのアラブ人の義務なのだ。彼らは君たちの支援と古い植民地大国の助けを得たおけげで、世界のいたるところからわれわれの土地にやってきたのだ。ところで、君がクウェートのことを言っているのなら、私は君に尋ねてみたいものだ。君たちこそクウェートから撤退したのかね? それともまだかな?

 ラムズフェルド:  それは安全保障上の問題だ。アメリカとクウェートその他の湾岸諸国の間には、安全保障条約がある。われわれは彼らの要請にもとづいて、君の脅威から彼らを守るために来ているのだ。

 サダム・フセイン:  羊の番をオオカミにまかせるのは、おかしくないかな? クウェート国民はアラブ人であり、クウェートはイラクの領土だよ。もっと歴史をよく研究してもらいたいものだ。君には歴史が判らないとは思うがね。

 ラムズフェルド:  この話はもう結構。提案があるのは私なんだ・・・。

 サダム・フセイン:  (相手の話をさえぎって) 君がくだらない提案をする前に私から質問したいのだが、大量破壊兵器とやらは少しでも見つかったかい?

 ラムズフェルド:  (まごついて) 今のところ見つかってないな。しかしわれわれは絶対にいつか見つけるさ。君は核兵器製造の意図を持っていたことを否認するのかね?

 サダム・フセイン:  われわれは1991年以降、いっさい大量破壊兵器を保有してなかった。国際的な査察チームには誠実に報告したし、コフィ・アナン(訳註:国連事務総長)への書簡にも正直にそう述べた。君もその事実を知っているのに、君たちはイラクを占領し合法的な政権を転覆するためにウソの口実を捜していた。

 ラムズフェルド:  イラク国民はわれわれに幸せそうに挨拶し、歓迎している。その理由は、君がイラクを統治していたときに政権がやったことが血まみれだったからさ。

 サダム・フセイン:  ミスター・ラムズフェルドに告げるが・・・ウソをつくのはいいかげんにしたまえ。君こそイラクの地に滝のように血を注いだ片割れじゃないか。君たちは陰謀をたくらみ、イラクの大いなる大地を支配しようと反逆者と一緒にやってきたんだ。

 ラムズフェルド:  君が反逆者と呼ぶ者たちこそ、民主的な手法と公明な選挙でイラク国民から指導者に選ばれたんだが、そのような方法は君が支配していたときにはなかっただろう。

 サダム・フセイン:  君がジャラル・アッ・タリバニを筆頭に(さげすんだ笑い)反逆者の楽隊と一緒にやって来たのは判っている。偉大なイラクがタリバニとジャファリに支配されるとはおかしくないかね? どんな選挙のことを言ってるのやら。君が彼らを招集したことで判るように、国が占領されているもとで自由な選挙が可能だろうか? ラムズフェルド君、占領者は従僕とスパイだけを連れてやって来るものだと私たちは歴史から学んできたよ。それで結局、イラク国民が自由と民主主義を享受していると私に納得させたいのかね? 精神錯乱もいいところだ。

 ラムズフェルド:  (怒りを抑えきれないように) 君は外界から隔絶されて、外の世界で進行していることを知らないんだ。イラク国民は君の圧政から自由になった。もし彼らが君や君の部下を街で見かけたら、君は殺されるぞ!!

 サダム・フセイン:  そうだな、もしイラクでの君の所在を公表することができて、イラク・レジスタンスがその所在を知ったとしたら、きっと君は生きて帰ることはできないだろう。私は君の愚かな大統領に幾つかの伝言を伝えたいのだが、残っている兵士を守るために大統領に伝えなければいけないよ。いたるところで彼らに死が忍びよっており、歴史は彼を許さないだろうとね。

 ラムズフェルド:  私はだね、君の部下が扇動し遂行している「テロ」攻撃について君と交渉しにきたんだ。君の部下は最近アブグレイブ収容所に汚い攻撃を仕掛け、アメリカ兵50人以上が死傷した。さらに彼らはさまざまな理由で拘束していた者たち多数を殺したんだ。君の部下は世界中のテロリストから支援を受け、イラクにおける民主主義の実験を脅かしているんだぞ。

 サダム・フセイン:  いったい何を言いたいのかね?

 ラムズフェルド:  一つの提案をしているんだ。つまりは、君は釈放され、どこでも好きな国で自由な亡命生活を送る場所を選ぶことができる。ただし、テレビに出演してテロへの非難声明を発表し、君の部下たちに武力行動を止めるように命令するというのが条件だ。

 サダム・フセイン:  この提案には君の大統領からの承諾を得ているのかね?

 ラムズフェルド:  その通り。この提案は大統領と副大統領、国防長官、諜報機関責任者が出席した会議で承諾されたのだ。そこで君にこの提案を伝える権限を私が与えられた。

 サダム・フセイン:  つまらん提案だ。

 ラムズフェルド:  (ため息をついて) 君の側近たちには政府に参加させる用意もあるぞ。

 サダム・フセイン: それだけかね?

 ラムズフェルド:  君の好きな国で、家族ともども安全を保障し、財政的な支援も与えられるだろう。

 サダム・フセイン:  こちらの条件を聞きたいかね?

 ラムズフェルド:  ぜひ、そう願いたいもんだ。

 サダム・フセイン:  (尊大な優越感をふりまくように) 第1の要求は、イラクから撤退する最終期限を設けること、君たちの政府は世界にその責任を約束すること、そして撤退を即座に開始すること。

 第2。米軍の収容所に捕らえられている全イラク人およびアラブ人をただちに解放することを求めたい。君たちはイラクの誇り高い人々数万人の自由を奪っている。

 第3。1991年の湾岸戦争から今日まで、君たちがイラクに侵略した結果として、イラク国民に与えてきた物的損失に対してじゅうぶんな補償をすると約束してもらいたい。それらの損失の規模を見積もるために、私は国際機関とアラブからの支援を受け入れる。

 第4。君および君の部下がイラクの国庫と石油収入から略奪した金銭を戻すことを求める。特に犯罪的なブレマーと反逆者、背教者たちだ。

 第5。君たちが盗み出して古代工芸品マフィアに渡した文化遺産を返還すること。それは世界のあらゆる貨幣価値を上まわる財宝であり、イラクの歴史と文明を伝えるものであるからだ。君たちがいかなる文明も歴史も持たず、君の国は誕生してからわずか2〜300年しかたっていないというのは真実であるが、そんなことは君たちが盗みを働き、イラクの文明とイラクの富を憎悪する正当な理由にはならない。

 第6。もし発見したのであれば、君たちは大量破壊兵器を返還しなければならず、また君たちが命を奪った全殉教者の命をわれわれに戻し、高潔なイラク女性の汚された名誉を戻すこと。

 ラムズフェルド:  それは冗談だろ?

 サダム・フセイン:  違う! これは苦(にが)い現実だ・・・君も知っているだろう、ラムズフェルド君。君たちは平和なアラブの国に対して歴史上最大の犯罪をおかしたのだ。われわれは1980年代にも会談したが、その時の君の提案を覚えているかね?

 ラムズフェルド:  過去のことはたくさんだ。われわれがとりくんでいるのは、君への対処であり、過去においてわれわれに敵意を抱いたことのある幾つかの国への対処なんだ。われわれは穏健なイスラム主義者とは対話を続けると決定しており、彼らが投票によって権力の座につくことに異論はない。それ以上に大事なことは、われわれがハマスやイスラム聖戦機構、イラン寄りのヒズボラ、その他の世界中の原理主義組織といった「テロ」組織との対話のチャンネルを開くと決めたことなんだ。武器を捨てることと引き替えに政権に参加する可能性を研究するために、アフガニスタンのタリバンとさえ接触する計画を立てている。

 サダム・フセイン:  それで君たちの間違った政策については再考を始めたのかね?

 ラムズフェルド:  当然のなりゆきだ。われわれはあらゆる国に民主主義を広げるために努力している。

 サダム・フセイン:  君が正直者ならば神のご加護を。といっても、君の本当の狙いは判っている。君が本当に誠実であるなら、君と同盟国はイラクからの撤退を即座に開始するはずだ。そしてイスラエルを支援する姿勢を変えなければならない。しかし君の大統領は頑固で、傲慢で、真実を語ってはいない。

 ラムズフェルド:  彼は君みたいな血まみれの独裁者と違って、民主的に大統領に選ばれたのだ。

 サダム・フセイン:  テロは君たちの専売特許で、ウソをつくのが君の手法だ。

 ラムズフェルド: この提案は君にとってまたとない好機だぞ。君が釈放されるうえに、われわれはイラク統治に関するすべてを君に相談するつもりだ。この提案を拒否すると、チャンスは無に帰すことになる。

 サダム・フセイン:  私はご都合主義ではないんでね。全イラクが君たちから絞首刑にされているのに、自分の首だけを助ける道をさぐることはしない。もしロシアの提案を受け入れていたら、息子と孫は死なずにすんだだろう。私は家族と娘と孫の消息を知らない。ほんとうに自分や家族のことより偉大なイラクの未来とイラク市民のことを気にしている。

 君は以前、部下を通じて、もし大量破壊兵器をシリアに密輸したと宣言したら、その代わりに釈放するつもりだと言ってきた。その時にも提案を拒否したが、今度もまた君の提案を拒否する。

 ラムズフェルド:  拒否してもらいたくないんだが。検討してみてくれないか。われわれは今、対処を再検討しているところだ。お互いの流血を止めたいんだよ。弱者の論理ではないが、強者の論理を超えたところでこの提案をしている。

 われわれの誠意の証(あかし)として、タリバニには君への処刑執行を否定する声明を出すよう頼んでおいた。全体としてイラクの政治配置にかかわるすべての地位を見直す用意があり、君と君の部下の問題も協議する用意はあるのだよ。

 サダム・フセイン:  撤退する準備はできているのかね?

 ラムズフェルド:  配置転換を討議することはおそらく可能だ。わが軍は長期駐留にむけて基地を整備してきた。都市や大通りから姿を消すことはできるが、しばらくは基地にとどまるだろう。

 サダム・フセイン:  その時に(今の)手下の隊列に新しい手下を加えたいというわけか。いいかね、ミスター・ラムズフェルド。君が会談している相手はイラク共和国大統領サダム・フセインだということを忘れないでもらいたいね。

 ラムズフェルド:  しかし君は権力を失ったんだ。

 サダム・フセイン:  私は名誉以外には何も持たないが、名誉は売り買いできなのだよ。

 ラムズフェルド:  しかし人生は貴重なものだ。

 サダム・フセイン:  名誉を失った人生に価値はないさ。君たちがイラクの地にやってきて名誉を奪ったが、われわれはサダム・フセインが生きていようと殉教者になろうと、自分たちの名誉を回復するだろう。

 ラムズフェルド:  われわれが会談した君の支持者は、君がすべての最終意思決定者だと話した。彼らは君の出方に期待しているんじゃないのかね?

 サダム・フセイン:  はっきり言っておこう。彼らはサダム・フセインには祖国と名誉を売り渡して逃げ出すことができないと判っている。

 ラムズフェルド:  イラクで流された血に責任があるのは君だと歴史は書き残すだろう。

 サダム・フセイン:  いや、むしろ歴史は君の犯罪を断罪するだろう。君はバグダッドの城壁で自殺することになると前にも警告したはずだ。どうぞ犠牲を払ってくれ。君に望むことは、ロンドンにいってイギリス外務省の記録を読むことだ。そしてイギリスの友人とやらは同じ過ちを繰り返しで君たちの戦列に加わっているが、彼らに反対して戦ったイラク民衆の闘争について学ぶことだね。レジスタンスは君たちが想像しているよりも手強いぞ。これまでのようにはいかないことを約束しておこう。

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