イラク・レジスタンス・レポート  Iraqi Resistance Report

■Iraqi Resistance Report for events of Monday, 30 October 2006
 
2006年 10月30日 月曜日 Monday, 30 October 2006 
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イラク・レジスタンス・レポート
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イラク戦争の真実



◆ラワ: レジスタンスの爆弾で米海兵隊6人死亡
◆カイム: レジスタンスの車爆弾で米軍に犠牲者
◆ハディッサ: 自動車爆弾が米軍戦車を破壊
◆ファルージャ: 狙撃手を拘束と発表後、米兵が狙撃される
◆ラマディ: 米軍がイラクの民間人5人を殺害
◆イラク人記者が「連邦制」を掲げたイラク分割策を非難
◆イラク分割を狙ってシーア派居住地で不可解な自動車爆弾
◆アミリヤ地区: 爆弾が米軍を襲い銃撃戦に
◆ドルイヤ: 米軍ヘリが一般市民11人を殺害
●アンバル州 Al-Anbar Province

◆ラワ: レジスタンスの爆弾で米海兵隊6人死亡
Resistance bomb leaves six Marines reported dead in Rawah

 30日朝、バグダッドの北西315キロに位置するラワのアル・ハビブ・アル・ムスタファ学校地区区で、米軍の徒歩でのパトロール部隊をイラク・レジスタンスの爆弾が襲った−−イスラム・メモが30日午後1時58分(メッカ時間)の速報で伝えた。

 イスラム・メモ通信員は、この爆発によって米海兵隊の兵士6人が地元住民の見ている前で死亡した、とレポートした。目撃者たちはイスラム・メモの取材に、15人ほどの米兵が歩いてパトロールしているとき、道路のそばに積まれたクズに仕掛けられていた爆弾が爆発した、と話した。目撃者の話では、その爆発で海兵隊6人が死亡し、ほかに3人が負傷したという。

 攻撃のあと、アメリカ軍は20台上の車両で現場に駆けつけ、同日午前8時から10時まで現場を包囲した。その間に彼らは地元住民13人を逮捕した。

◆カイム: レジスタンスの車爆弾で米軍に犠牲者
Resistance car bomb blasts border outpost in al-Qa’im inflicting casualties on US

 イスラム・メモは30日午後1時48分の速報で、先ほど、イラク・レジスタンスの自爆戦士が爆発物を積んだ自動車を運転して、カイムにあるイラクとシリアのあいだにある国境監視所に突入したと報じた。

 イスラム・メモのカイム通信員は、未確認情報によると米兵20人以上がこの爆発で死傷したとレポートした。

◆ハディッサ: 自動車爆弾が米軍戦車を破壊、米兵7人死亡
Car bomber blasts American tank, killing a reported seven US troops

 イスラム・メモは30日午後2時19分の速報で、ハディッサ中心部を通るバリド通りに停車していた米軍戦車に、イラク・レジスタンスの自爆戦士が爆発物を積んだ車で突っこんだと伝えた。

 イスラム・メモ通信員は目撃者の話として、黒い大宇の車両を運転するレジスタンス戦士が猛スピードで米軍戦車に突進し、大音響とともに爆発したとレポートした。この爆発で戦車は完全に破壊され、乗っていた米兵7人が死亡した。1人の目撃者は、自動車爆弾が炸裂した勢いで米兵の遺体の各部が30メートルも吹き飛ばされたと述べた。それは爆発したときに戦車上の銃座にいた兵士の遺体だと思われる。

 通信員のレポートによると、マスクをした男たちが攻撃前に現場に現れ、アメリカ兵に気づかれないように静かに、しかし完全に通りを片付けるよう商店主と歩行者に声を掛けたという。そのため攻撃があったとき、通りは妨害物がないよう片づけられていた。
◇ハディッサ戸外で米軍が未明の大量拘束作戦を遂行

◆ファルージャ: 狙撃手捕縛と発表した翌日、米兵が狙撃される
Resistance sharpshooter kills US soldier in al-Fallujah,
one day after American claims to have captured the “al-Fallujah Sniper”

 アメリカ軍が「ファルージャのスナイパー(狙撃手)を捕捉した」と発表した翌日、現地時間で30日朝10時、イラク・レジスタンスの狙撃の名手が米海兵隊員を射殺した。

 イスラム・メモのファルージャ通信員は、米兵の一団がビルの反対側に立っていたところ、その1人が頭部にレジスタンスの狙撃手の放った銃弾を受け、即死したとレポートした。

 その前日の29日には、アメリカ軍は「ファルージャのスナイパー」を捕らえたと自慢する声明を発表したばかりだった。

 地元住民は、アメリカ兵が現場を封鎖し、レポートしている時点でも封鎖されたままだと指摘した。
◇ファルージャ: レジスタンス戦士が国家警護隊司令部を攻撃

◆ラマディ: 米軍がイラクの民間人5人を殺害
US troops kill five Iraqi civilians in ar-Ramadi

 ラマディ市では米軍が5人のイラク人市民を殺した−−アルジャジーラTVが市内でそのように語られているという情報を伝えた。

 情報を提供した医者によると、その他に2人のイラク人がアメリカ兵に攻撃されて負傷したという。

 米軍がラマディ市を外界から封鎖し、膨大なアメリカ兵を投入してから、10月30日で3日目になる。
◇ラマディ: レジスタンスの爆弾が米ブラッドリー戦闘車を破壊
●バグダッド Baghdad

◆イラク人記者が「連邦制」を掲げたイラク分割策を非難
Iraqi writers issue appeal, denouncing plans to split Iraq under “federation” scheme

 数十人のイラク人ジャーナリストおよび文筆家は、『われわれの名前を騙(かた)るな』と題する声明を発表し、国内のあらゆる分野、あらゆる宗教・宗派と民族のイラク人に向けて、祖国イラクを「連邦制」にしようとする試みを阻止するために共闘しようと呼びかけた。

 呼びかけ文のコピーを入手したクドス・プレスは、文筆家とジャーナリストたちは、「提案されている連邦化計画は陰謀以外の何ものでもなく、まさしくイラクが西側植民地主義者の野望と利益(そしてイスラエル建国)を脅かし、大国になりうる潜在的な力を持つがゆえに、そのイラクを反目しあう小国に分割することによって破壊し、その強さを削いで没落させようと、国民の知らないところで編み出されたものである」と宣言した。

  声明はまた、「1つの集約された国を分裂させ連邦制に変えるというのは世界史上かつてなかったことだ」と指摘し、「いかなる形であれイラクで提案されていることは、イラクを小さな国にする分割であり、連邦国家という概念とはなんら関係のない連邦制と呼ばれていることにつながっている」と述べている。

◆イラク分割を狙ってシーア派居住地で不可解な自動車爆弾
Mysterious bombs blast Shi‘i areas of Baghdad Monday as efforts to split Iraq continue

 バグダッドのシーア派居住地であるバイヤ地区では、ジャッバル・アブ・アッ・シャルバツという飲料品店の向かい側の通りで正体不明の自動車爆弾が爆発した−−イスラム・メモが 30日午後2時33分の速報で伝えた。

 イスラム・メモの通信員は目撃者の話として、道路脇に停車していた車に積まれた爆発物が破裂し、最初の情報では30人以上が死傷したということだった。

 その後、同日午後3時8分の速報では、イスラム・メモは爆弾がアルス・マンダリ広場に集まっていた労働者の真ん中で爆発し、80人以上の市民が死傷したとレポートした。30日朝6時30分、バグダッドにあるサドルの街でのことだ。

 その地域にあるサドル病院が発表したレポートによると、同日朝の爆発で住民29人が死亡し、負傷者は少なくとも60人で重傷者もいるという。

 アルジャジーラTVは、サドルの街における爆弾事件で33人が死亡し、59人が負傷したと報道し、建設労働者が狙われた。

 外から隔絶された地域で爆発があったという事実は、そのような状況下でこれほど大規模な爆弾攻撃を遂行できる機会を持っていた人物について、疑問が生じる、と、クドス・プレスがレポートした。

 アルジャジーラは、カルフにあるサドル事務所のスポークスマンが爆弾事件の犯人は米軍だと非難した、と報道した。

 ハムダッラー・アッ・ルカービ師はアルジャジーラの取材に、サドルの街は平和だったのに、米軍が駐屯するようになったのが悲劇で、アメリカ兵が数日前にこの地域を封鎖して以降では2度目の爆弾事件だと述べた。

 これらの爆弾事件は、シオニストとアメリカの戦略家によって企まれた計画にそってイラク分割を促進するために、イラクで宗派間紛争に火をつけようとする陰謀の一環だと広く考えられている。

 イラク分割のための戦略=アメリカ版は、2003年11月25日付のニューヨーク・タイムズ紙に掲載された、『The Three-State Solution』(3つの国という解決策、米国外交委員会議長レスリー・ゲルブ筆)という記事で姿を現した。同じ構想は過去にも繰り返されていて、2006年5月1日付のニューヨーク・タイムズに掲載されたゲルブと民主党上院議員ジョセフ・バイデンによる『Unity through Autonomy in Iraq』(イラクにおける自治と統一)という記事のなかでは、「超党派の支持」を得た。

 これより前には、イラクのシーア派を他の部分から切り離すという構想はネオコン戦略の要点であり、アメリカ政府内のシオニストの高官であるリチャード・パール、ダグラス・フェイス、デービッド・ウームザー、ポール・ウォルフォビッツによって1996年に書かれイスラエル首相ネタニエフに提出された文書『A Clean Break』に概略が描かれた。その後、2000年には、アメリカの新世紀プロジェクトというネオコンの団体が『Clean Break』の基本にそってアメリカの防衛再建政策を書いた。

 しかし、この時期よりも以前に、「イラクをシーア派国家、スンニ派国家に分割し、クルドを分離する」という構想が、1982年6月2日付のハーレツ紙上で、古参シオニストである軍事問題特派員ジーブ・シフによって提唱されたが、それはシオニストの著述家オベド・イノンが自著『Strategy for Israel in the 1980s』(1080年代イスラエルの戦略、1982年2月発行)のなかで書いた分断・支配戦略の一部でもあった。(これは反シオニストの著述家活動家であるイスラエル・シャハクによって翻訳され、広く手に入れることができる)

◆アミリヤ地区: 爆弾が米軍を襲い銃撃戦に

 イスラム・メモは30日午後1時36分の速報で、西バグダッドのアミリヤ地区において、イラク・レジスタンスと米軍のあいだに戦闘が勃発したと報じた。

 イスラム・メモ通信員はアミリヤ地区から、2発の爆弾が米軍部隊のそばで炸裂し、古い避難シェルター近くのコーヒー店とアスル通り、アマル・アッ・シャビ通りの一帯に集中した銃撃戦が続いている、とレポートした。
●サラハッディン州 Salah ad-Din Province

◆ドルイヤ: 米軍ヘリが一般市民11人を殺害
US helicopter gun ships kill 11 Iraqi civilians in ad-Dulu‘iyah

 29日から30日にかけての夜間、バグダッドのの北97キロに位置するドルイヤでは、米軍の庫劇ヘリがイラク人市民11人を殺し、他にも6人に負傷を負わせた−−イスラム・メモが30日午後2時2分の速報において伝えた。

 イスラム・メモの通信員はイラク傀儡(かいらい)警察関係者の話として、交差点を警備していた市民の一団に、米軍の攻撃ヘリが搭載している機関銃を撃った、とレポートした。若者11人(うち3人は兄弟)が殺され、他に6人が負傷した。

 この情報源は、ここ数日、隣町のバラドでも宗派主義者の戦闘があったことから、犠牲になった若者たちは交差点に集まって立ち、監視していた、と述べた。

 米軍ヘリからの住機関銃による激しい銃撃を浴びたため、犠牲になった若者たちの身体の一部は一帯に飛び散り、あちこちの農地でも見つかる状態だった。
●ディヤラ州 Diyala Province
◇ハリス: 正体不明の爆弾で労働者が死亡
●タミン州 At-Ta’mim Province
◇キルクーク: レジスタンスの攻撃で傀儡警察2人が死亡
●ニネベ州 Ninwa Province
◇モスル: レジスタンスの待伏せで米軍トラック3台破壊

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