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   イラク・レジスタンス・レポート  Iraqi Resistance Report 
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Iraqi Resistance Report for events of Friday, 18 March 2005
[内容] ハディッサ封鎖/米軍が子どもを盾に/最も大胆なレジスタンスの攻撃
2005年3月18日 金曜日 Friday, 18 March 2005
★アンバル州 Al−Anbar Province

ハディッサ: 全道路が封鎖され外との通話も切られた
All roads were sealed and all telephone communication was cut off

 現地時間18日午後1時、ハディッサ(またはハディーサ)北方のリファイ地区で、イラク・レジスタンスの殉教戦士2人が2台の車に爆発物を積んで、9台の米軍車列に突入、爆破した。車列には兵員輸送車、標準型および装甲付のハンビーが含まれていた。

 米軍が包囲し外部世界と遮断しているハディッサ市内にいるイスラム・メモの通信員は、この自動車爆弾攻撃で3台の兵員輸送車と、2台の標準型ハンビー、1台の装甲付ハンビーを破壊したと伝えてきた。強力な爆発で合計34人の米兵が死亡した。

 目撃者はイスラム・メモに、攻撃に使われた車の1台はオーペルで、もう1台はピックアップ・トラックだったと話した。2台は幹線道路で米軍車列に両方向から攻撃し、同時に爆発した。34人の死者のほかにも、多数の負傷者が出たと目撃者が証言した。

 通信員はその現場から、道路に散らばった死体から流れ出た血は、降りそそぐ雨水と混じって、道路の両側にある下水溝に流れ込んだと伝えた。

 この攻撃のあと、米軍は全面的な外出禁止令を市に課した。市内に通じるすべての道路が封鎖され、インターネットであれ衛星電話であれ全部の通信が遮断された。

 米軍はアル・イラキーヤ衛星テレビでこの殉教攻撃を発表したが、アメリカ兵の死亡数は明らかにされず、「死傷者が出た」とだけ伝えた。

カイム: 米兵はイラクの子どもを誘拐して「人間の盾」に
American troops kidnap Iraqi children to use as human shields

 米軍はシリア国境沿いの街カイムの中心街で、戸外に出ていた子どもたち10人をさらった。さらわれた子どもの両親は、米兵たちが子どもを捕まえ、戦車と装甲車両の上に乗せたうえで、市内への重装備のパトロールを始めたと訴えた−−現地のイスラム・メモ通信員が伝えた。

 18日午後0時50分に届いたレポートでは、そのパトロールがまだおこなわれていると通信員が報じた。子どもたちは明らかに、米軍の装甲車両に対するレジスタンスからの攻撃を防ぐために、人間の盾として使われていた。通信員自身も2台の車両にそれぞれ子どもが乗せられているのを目にした。子どもたちは怯(おび)えて泣いており、その両親が米軍戦車とAPC(装甲兵員輸送車)のあとを追いかけ、侵略者たちに子どもを解き放すよう懇願していた。

 市内のイラク・レジスタンスは、住民たちと特に子どもの親たちに、子どもたちをケガさせないように今日は米軍への攻撃はしないと約束した。米兵はイラクの子どもを盾にして安全だと感じたのか、やりたいように振る舞っていた。

 しかし、レジスタンス側はこのような状況を長続きはさせないだろうと通信員は記した。特に米軍が以前には入ろうとも思わなかった同市内を襲撃したあとはなおさらである。ここはレジスタンスの攻撃が多いことから、米軍が『バーミューダ・トライアングル』とあだ名をつけられるほどの地雷原のようなところなのだ。
・ラマディ: レジスタンスの道路脇爆弾が米兵を襲う
★バグダッド Baghdad

米ラシード基地: 「これまでで最も大胆なレジスタンスの攻撃」
“Boldest Resistance attack ever” hits US ar-Rashid base

 「キリザン」と呼ばれ米軍司令部として使われているラシード基地を、50人ばかりのイラク・レジスタンス遊撃グループが襲撃した−−バグダッド南部のラシード地区にいるイスラム・メモ通信員が伝えた。

 レジスタンス戦士は米軍の警備兵3人を銃剣で殺し、基地をとり囲んでいる有刺鉄線を切って基地内に入った。基地内では、レジスタンス戦士は標準型ハンビー3台と装甲付ハンビー1台を攻撃し、その近くにいた米兵8人を殺した。さらにレジスタンスはハンビー4台を奪って米軍基地から市外に走りさった。車両には武器、技術装置、軍用地図、通信装置が搭載されていた。

 米軍はレジスタンスが基地内に潜入して米兵を殺害し4台の車両を盗みだしたと知るや、ただちに兵士を市内に向かわせ、レジスタンス戦士を徹底的に捜索した。イスラム・メモ通信員が報告した。

 18日午後0時20分に届いたイスラム・メモによると、『ナイト・リッダー』および米誌『タイム』、さらにアラブと国際的な通信社の特派員が米軍基地内で仕事をしており、イスラム・メモの特派員もそのなかにいた。しかし、イラク・レジスタンスと米軍関係者に取材してこの件を報じたのはイスラム・メモの特派員だけであった。米軍筋はこの話を否定したが、それについていかなる声明を出すことも拒否した。

 一帯の米軍基地は通常以上に緊張していたが、施設内を点検して車両が失われていないか確認した基地もあったようだ。イスラム・メモの通信員は、バグダッド南部の米海兵隊員と米軍兵士はここ6時間ばかり、レジスタンスから基地内に潜入された結果、相互に疑心暗鬼になったり神経質な状態に陥っていると伝えた。

 ラシード地域在住の目撃者は、奪った4台の車両で市から出ていくレジスタンス戦士を見たと述べ、顔を隠した男たちが運転していたと話した。ある目撃証人は、車両はレジスタンス戦士のそばを駆け抜けていったが、彼らの運転は「ちょっと、ひどかった」と語った。

 通信員はこのレジスタンスの作戦を、米国が占領して以降でもっとも大胆な作戦だと表現した。バグダッド南部の一帯は農地をともなって茂みが生い茂っており、スパイ飛行機40機とヘリ30機が奪われたハンビーを探そうと上空を飛びかった。この攻撃の少し前には、米軍の高級司令官を乗せたヘリが同基地に到着していたと考えられている。

ラシード地域: 神経過敏の米兵が味方4人を射殺
“Friendly fire”: nervous US soldiers kill four US Marines in ar-Rashid area

 18日午後4時、バグダッド南部のラシード地域で、4人の米軍兵士がいわゆる「フレンドリー・ファイア」(味方への発砲)で殺害された。

 現地の目撃者は次のように話した。−−ある米軍部隊が脇道から出てきたとき、1台のハンビーが市の西部から中心部へむかって猛スピードで走ってくるのを発見した。その部隊の兵士は、このハンビーこそ同日朝、ラシード基地に潜入したレジスタンスに奪われた車両だと思いこんで、そのハンビーにひじょうに激しい銃撃を浴びせた。猛スピードのハンビーは盗まれた車両のうちの1台で、彼らにむかって自爆攻撃をしようとしていると考えたのだった。そのために彼らは凶暴なまでに銃撃した。

 この事件で米海兵隊4人が死亡し、そのハンビーは破壊された−−目撃者たちが証言した。ハンビーにむかって発砲したあと、銃撃した側のアメリカ兵は別に3台のハンビーがその後ろから姿を見せるのに気がついた。そこでやっと、彼らは米海兵隊のパトロール隊を銃撃したことを悟った。

 イスラム・メモ通信員は傀儡(かいらい)警察からこの事件について確認を得た。その警官は、18日朝にレジスタンスが4台のハンビーを奪ったことで、イラクの米軍全体が混乱状態に陥ったと話した。

 米軍の監督下にあるイラク傀儡軍のメンバーは、イスラム・メモにこう話した−−基地の管理者たちは米兵が基地に入るときにも身分証の点検をするようになり、レジスタンスが爆弾を積んだ「死の任務」で戻ってくるかもしれないと恐れて、全ハンビーを停車させて車内を捜査している。

米国の侵略2周年に、イスラム聖職者委員会が集会
Board of Muslim ‘Ulama’ calls memorial meeting Saturday,
on second anniversary of US aggression

 イスラム聖職者委員会は、アメリカによるイラク侵略から2年に際して、3月19日(土曜日)に拘束された者に連帯し殉教者を顕彰する記念集会に参加するよう、すべてのイラク国民に呼びかけた。

・アブグレイブ街道: 道路脇の爆弾で米兵4人死亡

・ブルガリア軍: イラク撤退へむけ規模縮小
★サラハッディン州 Salah ad-Din Province
    ・サマッラ: レジスタンスの爆弾が米戦闘車両を襲う
    ・キルクーク: レジスタンスの狙撃手が米兵を射殺
    
★ニネベ州 Ninwa Province
    ・モスル: 米軍部隊に自動車爆弾
    
★バビル州 Babil Province
    ・ヒッラ: レジスタンスの爆弾でポーランド兵と通訳が死亡
    
★ディカル州 Dhi Qar Province
    ・ナシリヤ: イタリア軍基地に迫撃砲攻撃
    
★バスラ州 Al-Basrah Province
    ・バスラ: クウェートから入国した米軍車列に爆弾攻撃
    ・ウムカスル: キャンプ・ブッカを2日連続攻撃
       情報漏れを恐れて、米軍は通訳を大量解雇または投獄
       2万5000人の米兵出国と漏らした通訳は1ヶ月前に解雇

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