針供養は、豆腐やコンニャクの様に柔らかい物に針を刺して供養し、裁縫の上達を祈るものです。
針神社の祭神は金山毘古神。金山毘古命は伊邪那美神が迦具土神を産んだ時に其の嘔吐物より生成した神様です。嘔吐物が溶けた鉱物を連想させる事から鉱山、広く金属の神とされました。
針神社の針供養の主催は「京都本みすや針組合」さんです。京都人にとってはノスタルジックなわらべ唄「♪一条戻り橋、二条生薬屋、三条みすや針…」のみすや針です。
今から遡る事四〇〇年、江戸時代から河原町三條にお店を構えておられます。創業は定かでないそうですが、慶安四年(一六五一)に宮中の御用針司になり、明暦元年(一六五五)に後西院天皇より「みすや」の屋号を賜ったと云います。
これは、御所内で針を作っていた先代が、針の清めと針作成の秘術を漏らさぬように御簾の中で仕事をしていた事が「みすや」の屋号の語源になったと伝えられています。
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